完全拘束・超拘束に萌える 5at FETI
完全拘束・超拘束に萌える 5 - 暇つぶし2ch126:名無しさん@ピンキー
11/01/06 23:51:45 RBouKsLT0
保護区もそうだけど書庫が工事中なのもかなり痛い
書庫のSS保存してなかった俺涙目

スイッチ、また読みたいです…

127:名無しさん@ピンキー
11/01/07 01:03:24 SD9wlXy10
保護区はもう1年近く止まってるな・・・
まさか・・

128:名無しさん@ピンキー
11/01/07 01:13:01 UF2IV0VQ0
>>126
サイト管理する時間が無いっつっても今までずっと放置状態でやってきたのになんだって急に消すのか……

129:名無しさん@ピンキー
11/01/07 01:33:51 YvsItCCq0
>>128
俺もSS保存してなくて涙目なんだけど、更新できないならできないでそのままにしておいて欲しかったよな

130:名無しさん@ピンキー
11/01/07 01:36:47 UF2IV0VQ0
あ、掲示板に鯖代がもったいなくなってきた的なことが書いてあるな
しかしまだその高い鯖に居るっぽい

131:名無しさん@ピンキー
11/01/07 02:16:36 oBGJQ4IbO
付き合いの重要性は分かる
それでも、投稿作品より自作品を優先的に再掲載してもらいたいよ
なんだかんだいって、アイツシリーズあっての書庫だしなぁ

132:名無しさん@ピンキー
11/01/07 04:16:37 vXC/ncYQ0
最低限、更科さんの作品とさいはてさんの作品が復活すれば何とか生きていける。
というか、更科さん。黒妖社さんの方の作品まで下げないで下さいよ(涙)

133:名無しさん@ピンキー
11/01/07 17:50:10 ni2IDQl80
黒妖社の方も消したのか
多忙な身の上で大工事するなら、せめて分かりやすい形で告知してからして欲しかったよな
最低限自分のサイトとブログで大々的なニュースをだしてから、充分な準備期間置いて工事するとか…
もっとも、してたなら気付かなかった俺が悪いんだが

俺の見てきたサイトでも、工事するっていって結局そのまま放置っていう事が多かったら超心配

134:名無しさん@ピンキー
11/01/07 18:44:14 fRTDapmN0
最悪インターネットアーカイブで拾うしかないね
URLリンク(web.archive.org)

135:名無しさん@ピンキー
11/01/07 20:12:02 ol4PJokE0
テキストファイルで良ければ
妖しい書庫(投稿作品含む全作品)+拘束少女保護区(投稿作品含む全作品)
ローカルで保存してあるけど。

136:名無しさん@ピンキー
11/01/07 20:14:24 YvsItCCq0
>>135
図々しいお願いで申し訳ないですが、可能なら頂く事は出来ませんかね?


137:名無しさん@ピンキー
11/01/07 21:09:47 ni2IDQl80
>>135
うpして頂けるのなら是非ともよろしくお願いします!

138:名無しさん@ピンキー
11/01/07 21:34:14 ol4PJokE0
ほいよ。

マクロでの定期自動収集だから「数日アップされました」的なのは回収できてないかも。
あと電子書籍に最適になるように改行と文字スペースが自動コンバートされてる。

拘束少女保護区
妖しい書庫
更科氏と思われる作品群
日常の中の檻+番外編
ギチギチ革拘束+番外編
特殊な衣服で全身拘束スレの全作品の作品別テキスト

URLリンク(ichigo-up.com)



139:名無しさん@ピンキー
11/01/07 21:37:08 ol4PJokE0
あ、一応web小説の補完とはいえ
マナーとしてダウンパス入れといた。「kousoku」

140:名無しさん@ピンキー
11/01/07 21:55:56 ni2IDQl80
>>139
あなたが神か!
書庫と保護区に加えて過去スレや特衣全拘の分もあるとは恐れ入りました
ありがてぇ…ありがてぇ…!

141:名無しさん@ピンキー
11/01/07 22:03:36 YvsItCCq0
>>138
豪華なお年玉をありがとー!

142:名無しさん@ピンキー
11/01/07 22:12:41 +MtVqV4r0
>>138
神様!ありがと~~~

143:名無しさん@ピンキー
11/01/07 23:02:13 f5fmmeIs0
ROM専だったがマジ>>138ありがとう

144:名無しさん@ピンキー
11/01/07 23:15:51 vXC/ncYQ0
>>139
本当に、ありがとうございます!!

145:名無しさん@ピンキー
11/01/07 23:34:39 tXT5t13B0
>>138
あなたが神です
マジ感謝

146:名無しさん@ピンキー
11/01/07 23:46:25 1HuTS6LE0
>>138
頂きました
一生大事にします

147:名無しさん@ピンキー
11/01/07 23:49:22 fRTDapmN0
>>138
神が現れたと聞いて
ここまで充実しているとは

148:名無しさん@ピンキー
11/01/08 00:16:21 cjWuOd5O0
>>138
あなたが神か!
ありがとう

149:名無しさん@ピンキー
11/01/08 01:16:29 3YAqZA9S0
>>138
頂きました。
まさか、この年になってお年玉をもらうとは!!!

150:名無しさん@ピンキー
11/01/08 01:31:20 ZEmYdPd00
>>138
ありがとう
しかし妖しい書庫はインターネットアーカイブじゃ見れないんだな
保護区はほぼ全て保存されてるのに

151:名無しさん@ピンキー
11/01/08 02:19:49 kkqBezoi0
>>138
GJGJ!!
几帳面な人は神

152:名無しさん@ピンキー
11/01/08 03:53:45 ug4/jiyP0
おまいら糞サイトに騒ぎ杉。


153:名無しさん@ピンキー
11/01/08 03:55:16 FNxlHcji0
同じアホなら騒がにゃ損損

154:名無しさん@ピンキー
11/01/08 08:45:40 hoMI8Haq0
うわ・・・気づいたら既に404・・・

155:名無しさん@ピンキー
11/01/08 09:38:54 b/sddmEL0
神よ、もう一度UPを・・・マジでお願いします。

156:名無しさん@ピンキー
11/01/08 10:34:39 uISDElE20
通り過ぎたら諦めよう

157:名無しさん@ピンキー
11/01/08 22:19:29 l9RDsGDk0
遅かった。orz

158:名無しさん@ピンキー
11/01/09 13:29:18 XriuHzX/0
再うpをどうか…

159:名無しさん@ピンキー
11/01/09 19:04:02 up0zaFK30
つ URLリンク(www1.axfc.net)

パスは>>139と同じ

160:名無しさん@ピンキー
11/01/09 19:14:15 8ZSg1x7B0
>>159
あなたが神か・・・マジthx

161:名無しさん@ピンキー
11/01/09 21:29:13 oGxZVmO60
>159
超サンクス。

162: [―{}@{}@{}-] 名無しさん@ピンキー
11/01/09 21:36:55 djSSkldLP
>>159
thx!!
11日に出張から戻ってPC使えるようになるから、それまで残ってたらいいな……

163:157
11/01/09 22:30:17 SNshyvbS0
>159
サンクスです。

164:名無しさん@ピンキー
11/01/09 22:46:07 Adah9ljC0
うむー。やはり「琥珀」はないかぁ。

165:名無しさん@ピンキー
11/01/09 22:46:40 x59H2bS10
完全に消滅したサイトではなく、まだ作者に連絡がつくサイトなのに丸ageして大丈夫か?

そのうち本当に消滅するかもな。

166:名無しさん@ピンキー
11/01/09 23:13:26 GVWYX6JU0
>>164
琥珀は持って無いねえ。探してるんだけど。
マクロ収集の開始がもうちょっと早ければ取れたんだけどね。間に合わなかった。
アーカイブ追尾をしても取れないんだからそっちにもない。どうしようもない。
てか6月ぐらいまでアーカイブでも見れたんだけど削除申請されたっぽい。

167:名無しさん@ピンキー
11/01/09 23:40:09 8ZSg1x7B0
琥珀ってどんな話だったの?

168:名無しさん@ピンキー
11/01/10 00:07:12 +EfNfU650
オウムのピーちゃんを明度に殺された社長が、
女秘書といっしょに明度を水槽に沈めて……鬱、な話。

169:名無しさん@ピンキー
11/01/10 00:11:08 VoDFU7dA0
あれ?妖しい書庫内の玲・士方さんの投稿作品が無い・・・

170:名無しさん@ピンキー
11/01/10 01:30:56 luTVhez70
まさか琥珀の名前が出るとは思いませんでした。
あの話は鬱過ぎるので更科さんにお願いして早期に削除して頂いたものです。
テキストしか無いですが、パスは私の作者名。知っている人だけに。
Sc_192498.txt
私のもう一方の文章も、このままネット上から消え逝くのが良いでしょう。

171:名無しさん@ピンキー
11/01/10 02:01:12 ldqvSZTX0
せっかく読んでみたいのに・・

172:名無しさん@ピンキー
11/01/10 02:45:35 PPOspyPy0
保護区にあった「E-TAC」ってのもないみたいね
あれ好きだったんだがなぁ

173:名無しさん@ピンキー
11/01/10 06:36:20 +EfNfU650
>172
さいはて本家にあるけど?

174:名無しさん@ピンキー
11/01/10 07:26:40 +EfNfU650
すまん……
今、確認したら「準備中」になってた。
これは俺もショックだわ。

175:名無しさん@ピンキー
11/01/10 08:27:30 xqhHDtXs0
ファイルが消されている
神よ、お情けを


176:名無しさん@ピンキー
11/01/10 09:14:45 K4dU6lvT0
消されてるorz
誰か再upお願いします

177:名無しさん@ピンキー
11/01/10 09:51:19 caSxtxtX0
Ne_99308.lzh

パスは一緒

だれか琥珀の作者名教えてプリーズ

178:名無しさん@ピンキー
11/01/10 10:06:56 pKTq39Ap0
消滅したサイトじゃないんだから、そろそろ法的にもヤバくないか?

179:名無しさん@ピンキー
11/01/10 10:22:22 JHihHGM10
これがラストにした方が良さそうだね
仏の顔も三度までとか言うし

180:164
11/01/10 11:07:00 GXoRAPtp0
>>170
リクエストしてみるものですね。ありがとうございました。
キーワードは片仮名で。

181:名無しさん@ピンキー
11/01/10 11:46:33 K4dU6lvT0
どうやって落とすのかわからない
誰か教えて下さい

182:名無しさん@ピンキー
11/01/10 12:20:38 ulBQF17uO
177なら小野
後は知らん

183:名無しさん@ピンキー
11/01/10 12:38:40 K4dU6lvT0
あざっす
できました


184:名無しさん@ピンキー
11/01/10 14:31:56 4Rhorksp0
旧作読み返してみたが、鬱どころか猟奇だったね。

185:名無しさん@ピンキー
11/01/10 14:34:35 VoDFU7dA0
>>旧作読み返してみたが、鬱どころか猟奇だったね。
・・・なら止めとこう。趣味じゃないわ

186:名無しさん@ピンキー
11/01/10 15:44:00 caSxtxtX0
怖いもの見たさで読んでみたい。
何処のスレに書かれてたの?

187:名無しさん@ピンキー
11/01/10 20:46:07 I+1ftnsx0
この人固められたOLとか巫女とか、容赦ない拘束物ばかり書くけど
琥珀はまったく救いが無い。

188:名無しさん@ピンキー
11/01/10 21:55:34 K5cKUAHp0
さいはて本家のE-TACは、「Contributed ―さいはて以前―」にある。
準備中のところじゃない。   


189:名無しさん@ピンキー
11/01/10 23:03:18 PPOspyPy0
行った。見つけた。読んだ。感謝する

190:名無しさん@ピンキー
11/01/10 23:49:42 kqivRi6r0
3回のろまった自分は余程運がないらしい…

191:名無しさん@ピンキー
11/01/11 00:56:30 G8RWtMdB0
>>170さんの旧作読んでみたいけど何所にあるのかわからない。
誰か教えてくれない?

192:名無しさん@ピンキー
11/01/11 01:19:58 R6krQUW10
3回とも半日程度で削除されているから、権利者が削除依頼出しているのは明白。
ていうか過去作品の内容とかからすれば、スレの流れ的に当事者ここ見てるわけだろ。
琥珀の人しかりで。
これで4度目やったら更新とかに影響しそうで怖い。

>190
メル凸でもすれば。

193:名無しさん@ピンキー
11/01/11 08:12:11 cnUf46Rx0
あくまで可能性の問題だけど上げた人が回数制限かけたのかもしれないよ?

作者様に気を使ってっていうか著作的にもアレだし・・・

194:名無しさん@ピンキー
11/01/11 10:14:27 AjajGrd70
Axfc Uploader

195:名無しさん@ピンキー
11/01/11 19:30:11 s0bNtfBA0
書かないでおこうと思ったけど、アソコの作者はどうにもズレてるから書かずにはいられなかった。
ここに書いたのはteacupの掲示板はIP丸見えだから。

> 過去の一時期に想像を超えるアクセス数があったため、帯域オーバーし、現在のサーバーに居ますが、
> 正直言って年間10万円払って維持する内容ではなくなってきています。
年間10万円も払ってたのか、すごすぎる。
と、いうかそんな高いところ初めて知ったよ。

> 携帯対応はあくまでも実験中という話で、出来ればすぐにでもブログに全部移行して本書庫を閉鎖したい
携帯対応って誰のため?
そして、元のサイトを削除しなくてはならない理由ってなに?
出来上がってから変更すればいいのに、意味不明すぎる。

> のですが、そうすると頂き物作品も移さなければなりません。
> しかし、その時間は全くありません。自作品についても一部しか移せません。
> ということで平身低頭お詫びして、まずはお預かり作品の取り下げからお願いしている次第です。
そんなに時間がないなら、テキストファイルにまとめたものをダウンロードさせて欲しかった。

> 詳しい方はどこのサーバーなら安いとかどこなら無料とか御意見あると思いますが、
> 有難くお受けして手続きする時間もありませんし面倒でやる気もありません。
『無料 アダルト可 HP』とかで検索すれば、いくつも出てくると思うが。
検索というものを知らないのだろうか。
そしてそれすらも出来ないほど時間がないとか面倒とかいうなら、携帯対応なんてやるの無理だろう。

> 時間が無いなら、細々とでもブログで作品を更新する方に時間を使うのが良いのかとも思い、
> ブログは続けています。
ブログは醜い。
せめて作品一覧の出来るメニューページだけでも作ってくれないかな。

196:名無しさん@ピンキー
11/01/11 19:46:51 0j90Osun0
>>195
結局他人がどう思おうと本人の自由だからね
極端なこと言うと飽きたからやーめたって言って自分の作品消すのも自由
のんびり待とう

>>170
30分程調べたけど作者名は出てくる気がしない
ヒント駄目ですかね?

197:名無しさん@ピンキー
11/01/11 22:12:28 o1VSSnxy0
>195
ガキだねぇ。
誰も最初に保存しなかった自分を呪わず、管理者に責任転嫁。

のらりくらり言い訳してるときって、公言出来ない理由がある時だろ。
ちょっとは頭使え。

>196
殺されたオウムはピーちゃん。

198:名無しさん@ピンキー
11/01/11 22:42:45 6Qsl5Y3E0
>>196
ヒントは、いくつも出てるだろ。
>>180 >>184 >>187

199:名無しさん@ピンキー
11/01/11 22:52:01 FSL9lKE80
「絶望的超拘束」と「琥珀」が同じ作者。
このくらいのヒントなら出してもよかろう。

200:名無しさん@ピンキー
11/01/11 23:16:19 0j90Osun0
解けたー
みんなやさしいな、ありがとう

201:名無しさん@ピンキー
11/01/11 23:23:59 va/b9n/H0
これで解けるのか
くそ、頑張って調べるか・・・

202:名無しさん@ピンキー
11/01/12 00:09:47 AIGO9EHF0
なんか糞サイトの話題ばかりだな。
これってジサクジエン?
そうまでして話題になりたいのか。
そんな時間があったらここに何か書けよ。


そろそろ元に戻してくれ。


203:名無しさん@ピンキー
11/01/12 01:04:39 VirF2gYn0
お前が書け。

204:名無しさん@ピンキー
11/01/12 02:53:54 dxSheQXw0
俺は書庫にいた作者の名前総当たりしたらいけたけど

205:名無しさん@ピンキー
11/01/12 18:38:48 hXpjX5Le0
w

206:名無しさん@ピンキー
11/01/12 20:26:42 KpnYdu900
>>202
自作自演とか・・・どこまでわいてるのやら
もしかしてお前って、同時通訳乙とか言ってSS作者を叩くヤツと同一人物か?
お前の要求するレベルのSSは投稿されないから自分で書きな
アイゴーアイゴー言ってないで頑張れよ、期待してる

202は釣りでした?それだったら尚更救いようがない程わいてるな。可哀想に

207:名無しさん@ピンキー
11/01/13 00:13:06 8vqhi1Wg0
けっこうこのスレ古参だと思っていたのに作者名もわからないようじゃまだまだだった
精進しないとね

208:名無しさん@ピンキー
11/01/13 00:19:56 QJHxehQI0
むしろ絶望的超拘束を読んでみたいんだけど

209:名無しさん@ピンキー
11/01/13 04:14:35 AQ/sLALC0
ほれ、
Sc_193666.txt
パスは作者名。
最近の作品は巫女シリーズ、固められたOL、マシュマロ風呂、女装徘徊者の末路など。

210:名無しさん@ピンキー
11/01/13 18:54:19 QJHxehQI0
>>209
おぉ、ありがとうございます
ご飯を食べた後にでも読んでみます

211: [―{}@{}@{}-] 名無しさん@ピンキー
11/01/13 19:59:34 Cls2RIz8P
最近見に来るようになった自分にはさっぱりだ

作品名で検索してもアルファベット1文字(イニシャル?)の作者名しか書いてないし

212:名無しさん@ピンキー
11/01/13 20:39:15 jPnltyNn0
俺も
Qさんじゃないのかな

213:名無しさん@ピンキー
11/01/13 21:05:15 RJt0g2nt0
>180


214:211
11/01/14 10:50:33 NZmFaUeo0
ようやくDLできた
最後の一文字が違ってたらしい
てっきりあっちの字だと思ってた……orz

>>209 >>213
ありがとうごぜぇます m(_ _)m
あとで読んでみます

215:名無しさん@ピンキー
11/01/14 19:07:17 23WsMo0e0
藤林丈司

216:名無しさん@ピンキー
11/01/15 17:41:04 UFksY+x60
これでおかず一年は困らないな
こういうの実写化されないかなー

217:名無しさん@ピンキー
11/01/15 19:49:28 dK+XAMDK0
Qさんの別名義で片仮名までは解っても先が解けない。
作品名でググっても全く出てこないのにどうやって解いてるんだ?w

218:名無しさん@ピンキー
11/01/15 22:01:25 hmq1ZkiK0
Hint:最後の一文字が違ってたらしい

何種類か試してみた?
例えば、Hは「エッチ」「エイチ」とか・・・

219:キュー
11/01/15 23:20:53 E6WFjvno0
もう・・・、勘弁してよ・・・。
そんな大したもんじゃないんだから・・・。

220:名無しさん@ピンキー
11/01/16 00:41:43 LaDrA/IS0
>>217
ググってすらいないよ。
>>170で「私のもう一方の文章も」って書いてあるんだから
少なくとももう1個は投稿してるのは確定なんだから、妖しい書庫のファイル詰め合わせから
投稿作品の名前を片っ端から入れただけで解けた。

221:名無しさん@ピンキー
11/01/16 01:07:15 g5vGzZQ7O
難しく考えすぎて雁字搦めになってる奴がいるな
思考を雁字搦めにするプレイか・・・惹かれるな

222:名無しさん@ピンキー
11/01/16 02:12:15 rUFLNuvAP
思考回路を完全拘束、だと……?
って書くと中二病っぽいねw

223:名無しさん@ピンキー
11/01/16 13:10:04 V9g3d4sZ0
ショート寸前

224:名無しさん@ピンキー
11/01/16 17:10:40 HLXKnSqE0
むしろ思考は出来るけど、体のいう事が利かないお人形さんプレイに惹かれる。

かつてSM板に↓のスレもあったのだが・・・。
【生きた】DOLLで遊びましょう【お人形】
スレリンク(sm板)

225:名無しさん@ピンキー
11/01/19 21:37:14 +8dXt/f50
思考させるってのは案外難しいかもしれない
長時間拘束してるとほとんどが考えるのをやめそうだから、定期的に話しかけると良くね?
例えばあとちょっとで解放してやる、とか1時間経ったらバイブ止めるとか

226:名無しさん@ピンキー
11/01/20 05:15:57 pngYTvYPP
アメコミだが、こういうのってこのスレ的にはどうなんだろう

URLリンク(bbs9.fc2.com)
もがけばもがくほど収縮するラップに包まれたワンダーウーマン

227:トルソー
11/01/21 23:45:16 Uh+4qObb0

 拘堂束子(くどうよりこ)はドアの前に立つと、少しためらってからノブに手をかけた。
 この学園の寄宿舎で同室の立華智逗瑠(たちばなちずる)が先に部屋に戻っていたら、
束子のささやかな楽しみが奪われてしまうからだ。
「ただいま」
 口には出してみたものの、最初からその言葉に返事が来ないことを期待している。
 古い木造の寄宿舎は年月の重みをそこかしこに感じさせてはいたが、元の造りと管理の
良さのせいか、束子がドアを後ろ手に雑に閉めても、まるで新築の高級ホテルのように
厳かに閉じた。
 二人部屋の室内の智逗瑠の椅子もベッドも、朝に部屋を出た時のまま、制作物置き場の
無数の革製品も相変わらずだった。

 束子は着替えるのももどかしく鞄をベッドに投げ出すと、自分のクローゼットから
スーツケースを取り出し、わざと全開にしてドアの前に置いた。
 寄宿舎は学生管理の点から基本的に各個室のドアは施錠しない。
 スーツケースは、同室のちずるが急に帰って来た時にドアが開きにくくなるようにするためだった。

 束子は制服のままパンツを脱いで自分の椅子に腰掛け、つたない手つきで自慰を始めた。
 それは家に縛られ、大した趣味もなく、悶々とここでの生活を過ごす束子が、自分に一番正直に
なれる時間だった。


228:トルソー
11/01/21 23:46:26 Uh+4qObb0

 私立藝華学院は、著名な芸術家の子弟が集まることでその名が知られている。
 絵画、陶芸、彫刻その他のあらゆる分野で、特に外からの弟子による継承をよしとしない作家が、
我が子をここに預け、芸術の基礎と学問を学ばせるのだ。
 また、特異な才能を持ちながらも受験という壁のために、芸術における国立の最高学府に入れずに
泣く人間の多い藝大に対し、ハイレベルな勉強を叩き込むことで、非常に高い合格率を誇っていた。
 一子相伝の技と言えど、学術的裏打ちが求められる昨今、我が子をここに入れる親たちは、
最高学府で他の様々な匠に師事する事により、伝統の技により磨きがかかることを望んでいる。
 またその実績が太いパイプとなり、すでにこの学園在学中にも多くの著名な講師による講義を受け
られるようになっている。

 束子の家は父親が華道の小さな家元、母親は著名なホテルの玄関を一手に引き受けるフラワー
アレンジメントの大家であった。
 束子がこの学院に入ったのも母親の希望によるところが大きい。
 しかしその束子は他の大多数の生徒同様、親の目論見とは遠い所で、家の重圧に四苦八苦していた。

「くうゥン!」
 寄宿舎の二階の、窓から差し込む木漏れ陽を背に浴び、束子は抑えた声で短い絶頂を極め、がっくりと
脱力して荒い息を弾ませた。
 やや置いてから、けだるい身体を椅子から起こして、下着を戻し、スーツケースを片づけた。
 そして学校指定の室内着に着替えると、先程まで淫らな行為に興じた椅子に座り直し、机に向かって
課題に鉛筆を走らせた。


229:トルソー
11/01/21 23:47:49 Uh+4qObb0

「……ただいま……」
 ドアが開き、低く、か細い声がした。
 智逗瑠が部屋に戻って来たのは、もう陽がとっぷりと暮れた頃だった。
「おかえり」
 智逗瑠と同室になって久しい束子は、それ以上声をかけない。
 華奢な体つき、透けるような白い肌、濡れたような光沢の長い黒髪の智逗瑠は、寡黙なまま黒い革の
リュックサックをポンと制作物置き場に投げ込むと、鞄を机に掛けて束子と同じように課題を始めた。

 先に課題を終えた束子は、自分の制作物置き場に置いてある大きな花瓶に生けた花をいじり始めた。
「お父さんの具合どうなの?」
「……」
 智逗瑠は聞こえないのか無視しているのか、しばらく答えない。
 しかし束子はいつものことのように、あまり気にしていない様子だった。
「……悪い……」
 ぼそり、とつぶやくように言った。
 そして自ら付け加えた。
「早くしろ、と言ってくる……」
「大変だね」

 智逗瑠の父は幼いころイタリアで革職人の技を学び、パリで永いこと工房を開いていた。
 その後仕事を後輩に譲って日本に戻り、細々と革工房を営み、馴染みの客だけを相手に商売していたが、
時折、国外からの仕事も舞い込むようだった。


230:名無しさん@ピンキー
11/01/21 23:48:06 6LU2BfIr0


231:トルソー
11/01/21 23:49:35 Uh+4qObb0

「『早くしろ』って、やっぱり外国からの仕事の事?」
「……そう…… ……父には、もう荷が重い……」
「現地にだって優秀な職人さんいっぱい居そうなのにねぇ」
「……ブランドに耐えうる人は……いない…… 束子なら、わかるでしょ……」
「ま、まぁねぇ」
「……現地で手に負えないから……父に仕事が来る…… 外国の富豪は……私たちの想像を超えた
生活を……している人も居る…… そこで働く女性に着ける……装具…… それにブランドのロゴを
求める富豪も……いる……」
「ま、まさか、馬具で有名なH……」
「……そう……」
「革じゃないけど、Lのモノグラム柄なんてのも……?」
「……そう……」
「靴なんてFだったり?」
「……そう…… 素材だけ送られてきて……ブランドが違っても……全部……父の作……」
「うわああ、そんな裏事情があるなんて……」
「……ブランドそれぞれのの癖も……全部作り分けられるのは……父だけ……だから……」
「それを継ぐとなると大変だね。って、それ今日作ってたの?」
「……そう……」
「かわいいリュック! このなめし革の具合……ロゴ無いけど、あのブランドじゃん! いらないの? もらっていい?」
「……うん……」
 束子はアレンジの手を止め、智逗瑠の制作物置き場に先程置かれた小振りのリュックを肩に掛けた。
 部屋の姿見で見て嬉しそうに笑う。
「あたしも頑張らないとダメだなぁ……」
 急に自分の事を思い出し、リュックをベッドに置くとフラワーアレンジの作業に戻った。


232:トルソー
11/01/21 23:57:43 Uh+4qObb0

 束子は智逗瑠と対照的に、どちらかと言えば快活な性格で、髪の毛はショート、それがあまり丁寧な
ブローをしなくても程良いウエーブが掛かっているのが密かな自慢だった。
 勉強好きな方ではないが、広めの額が理知的な印象を与えていて、そこに柔らかく掛かる前髪がその知的イメージを
程良く抑え気味にしていた。
 本人自身が望む通り、運動も勉強も中の上くらいで、クラスでも目立つ部分は全くなく、束子もそれに満足していた。
 しかしそれが裏目となり、自分が継ぐべき工芸の世界ではいつも面白みに欠け、その事が日常の悩みともなっていた。

 大きな悩みは無い。
 だがいつも満たされず、突破口となるべき劇的な出来事も、この寄宿生活の学園では起きようもなかった。
 クラスには当然男子も居て、むしろ比率では男子の方が多い位だが、男子は男子で日常の生活を管理されているので、
恋愛などはそれこそウワサ程度で終わってしまうことが多かった。
 束子にとって、悶々と満たされぬ日々を、隠れて自慰をすることで、一瞬だけ忘れては淡々と暮らす日々が続いていた。

 今日、授業中にぼーっと板書しながら、智逗瑠の姿が目に留まった。
 自分は漫然と悩んでいるが、智逗瑠は具体的な悩みがあって大変だなと思った。
 漠然とした悩みと具体的な重圧ではどちらが苦しいんだろう。

 突然、昨日の智逗瑠の言葉が頭に浮かんで来た。
 花をいじりながら、リュックに気を取られながらの会話だったので、あまり深く意味を考えずに応対していたが、
智逗瑠の悩みは、これから自分が有名ブランドの裏外商の製作に携わる、ということではなかったか。


233:トルソー
11/01/22 00:25:05 5m67yb5J0

 あれだけの品質の革製品をすでに作れるまでに、幼いころから父親の手ほどきを受け、ここで研鑽している智逗瑠に、
これ以上一体何を求めているのだろう。
 昨日のリュックだって、そのままブランドのバッグとして高額で販売できるほどの仕上がりで、既に商品としての
レベルに達している。
 その品質で、富豪の奴隷の女性の装具を作る。
 束子には至極簡単なことのように思えた。
 だが当の束子も、他分野の子が絶賛してくれる自分の作品、先生に頼まれて廊下の端の花台にまで置かせてもらえ
ている自分の作品に、母親がダメ出しをしつづけている理由がわからないでいた。
 きっとそこに共通の悩みがあるのかも、と漠然と考えていた。

 智逗瑠がコツコツと革を縫い合わせる姿を想像し、その手の中にあるものが、人を犬や馬の如く扱うための拘束具
であると想像した瞬間、急に束子の胸中に不思議な感情が沸き起こった。

 それはどこか遠い懐かしさを伴った、不思議な感覚だった。
 自分が手足を畳み、胎児に戻って、羊水の中に浮いているような感覚。
 それは現実の悩みからの逃避を意味していたのかもしれない。
 しかしそれほどの後ろめたさや嫌悪感はなかった。
 そして遠い異国で閉鎖された空間で暮らす人の身に纏う物が、委託とはいえ、この先自分の身近な子の手で創り出
されることに不思議な興奮を覚えた。


234:トルソー
11/01/22 00:26:24 5m67yb5J0

 今日も束子は自慰をした。
 しかし、今日の自慰は違っていた。
 拘束具など、具体的に細かい部品を想像することなどはもちろん出来なかったが、智逗瑠の華奢な指が、一針一針
黒い革を縫い合わせて行く様子を想像しただけで、束子のそこは激しく蜜を吐いた。
 膣口、尿道口、クリトリスの三点を同時に押さえる中指の腹が、濃厚な蜜に浮いて恐ろしく滑る。
 スーツケースなど置いていない部屋の入り口に向かって股を広げ、万一の時には言い訳の全く出来ない姿のまま、
なぜか絶対扉は開かないと信じて激しいオナニーを続けた。
 やがて、かつてないほど激しく昇りつめ、食い縛っても口から漏れる声に恥入りながらぐったりと身体を傾けた。

 いつものようにまた課題に向かっていると、いつにも増してやつれた智逗瑠が部屋に戻って来た。
「……」
 束子は声すら掛けられなかった。
 智逗瑠は手にした小さなものを制作物置き場にポンと放ると、そのままベッドに突っ伏した。
 束子はその制作物を見てギョッとした。

 それは黒革の首輪だった。

 胸が理由もなくキュゥゥと締めつけられ、満足したはずの股間に再び蜜が溢れた。


235:名無しさん@ピンキー
11/01/22 02:12:16 ZW8h3TBC0
なんかキター

236:トルソー
11/01/22 23:05:15 5m67yb5J0

「大丈夫……?」

「……」

 智逗瑠はベッドに突っ伏したままモソモソと喋りはじめた。
「……もう……具体的に……作らないと……いけないのに…… これじゃ……誰が作っても…… 同じ……」
「これって……首輪? 良く出来てると思うけどなぁ」
「……自分でも……わかる…… ……これでは……ブランドの名は……付けられない……」
「何が違うんだろうね」
「……技術は…… ……もう限界……」
「そうだろうね。これ、このままでも買う人いるよ、きっと」
「……」
 智逗瑠はベッドから起き上がり、室内着に着替えると、拳でぐいっと涙を拭い、机で課題を始めた。

 夕食になるまでのしばらくの間、二人は黙々と学科の課題を解いていた。
 しばらくすると、天井のスピーカーから夕食の合図のチャイムが流れた。
 二人ともちょうど解き終わったので、机を片づけた。

「悶々としてても始まらないよ。行こ?」
「……」
 智逗瑠は束子に従って部屋を出た。


237:トルソー
11/01/22 23:06:10 5m67yb5J0

「でもすごいね。あんなもの作るんだ」
「……あれはまだ…… 本当に作るものの……一部にも……なっていない……」
 食事をしながら束子は智逗瑠に聞いて驚いた。
 首輪ですら日常あり得ない物なのに、それが一部にすらならないその本体とはどんなものなのか、想像もつかなかった。
「どこがダメなの?」
「……首に巻けば……すぐわかる…… 余所余所しい……ただの……革ベルト……。 顧客は……そんなもの……
求めて……いない……」

 首に巻く、と聞いて、また束子は心臓を掴まれたような気分になった。
(そうか……やっぱり自分で試すんだ……)
(こんな真っ白な首に、黒いベルトを巻きつけて……)

 向かい合った智逗瑠の首をじっと見つめると、その視線に気付いたのか、智逗瑠は赤くなって俯(うつむ)いた。

 食事を終えて部屋に戻ると、束子はその黒革の首輪をじっと見つめた。
 首輪を手に取って、もっと良く見てみたかった。
 しかし積極的に手に取ると、自分のわけのわからない心の興奮に気付かれてしまいそうで怖かった。

「……お願いが……あるんだけど……」

「え?」

 首輪を見つめている時に智逗瑠から発せられた言葉に、束子は本当に心を読まれた気がしてギクリとした。


238:トルソー
11/01/22 23:06:46 5m67yb5J0

「お願いって?」
「……それ……着けてみて……ほしい……」
 自分の心そのままの智逗瑠の要求に、底知れぬ恐怖を感じながらも、束子は顔だけ取り繕ってニッコリ笑った。
「そ、そうだよね、い、いろいろな人の、意見って、大事だよね」
 束子は笑いながらジットリ汗の浮いた手でその首輪を掴んだ。
 それはまさに首輪の形をしているというだけで、あの有名女優の名を冠したバッグを生みだしたブランドの革製品
そのものだった。
 どうやって部品の供給を受けているのか、留め金に至るまで見たことのある形で、この道具の機能を無視すれば
本当に銀座のショーウインドーにそのまま並んでいてもおかしくなかった。

 束子は恐る恐る留め金を外し、自分の首に当てた。
 うなじから前に回し、金具にベルトを通し、留め金を留めた。
「……もう1コマ……締めて…… ……でないと……わからないはず……」
「あ、うん……」
 束子は素直にもう一コマ締め込んだ。
 最初は首輪というイメージに身構えた束子だったが、いざ見に着けてみると感覚として幅広で分厚いチョーカーだった。
「別に、苦しくも痛くもない、かな? どうしてこれがダメなのかわからない」
「……ありがとう…… ……少し……触らせて……」
「いいよ」
 智逗瑠は束子の首に巻かれたベルトを、左右に揺すったり、ベルトの下に指を突っ込んだりしばらく調べてから、
留め金を外して束子の首から取り去った。


239:名無しさん@ピンキー
11/01/22 23:07:15 Gs4rzqUT0


240:トルソー
11/01/23 13:08:47 VdCmK6an0

 翌日、同じように一日が始まり、夕方束子は部屋に戻って来た。
 束子も自分のことで多少は悩んでいたので、今日はあまり自慰する気にもならず、普通に課題を終わらせ、
美術雑誌を読み漁っていた。

 そこへ智逗瑠が戻って来た。
 今日は大きめの塊を抱えて来て、ドサリと制作物置き場に置いた。
 それを見て束子はまたギョッとした。

 それは人間の頭全体をすっぽりと覆うようなマスクだった。

 しかも、柔らかいクタッとした革ではなく、硬めの革を成型し縫製して作った硬そうな物だった。
 バッグや財布、手帳カバーなどが雑然と置かれた智逗瑠の制作物置き場に、昨日の首輪といっしょに置かれた、この
あからさまに非日常的な革製品から束子は目が離せなかった。

 それは良く見ると頭の後ろ半分を覆うパーツに前半分をお面のように被せて、左右何か所もあるベルトで調整しながら
締め込むようになっているようだった。
 前を覆うパーツにはちゃんと目と鼻と口の穴が明いていたが、その周囲もなんだかゴテゴテしていた。

 智逗瑠は相変わらず寡黙なまま、悶々とした表情で課題を始め、その黒いマスクのことについては何も話さなかった。


241:トルソー
11/01/23 13:09:36 VdCmK6an0

 その夜、束子は眠れなかった。
 手が股間に伸びて、クチュクチュとそこを弄っていた。
 首輪のことや黒革のマスクのことが頭に渦巻いて、興奮が止まらなかった。
 奴隷やSMといった、今まで絵空事やネットの中の世界だと思っていた事が、具体的なイメージを全く伴わないまま、
すぐ身近に来てしまった。
 そして何故その事に興奮するのか分からないまま、次第に自分がそこに嵌まって行くような気がした。

 淫らな水音が、低く微かに室内に響く。

 自分の身体の一部であるにもかかわらず、つい先日まではどこを効果的に刺激すれば良いかわからず、つたない指遣い
だった自慰が、この数日で急速にコツを極めてしまった。
 最初に指で遠巻きに刺激したあとで、むっくり勃起した陰核に濃厚な蜜を絡ませて軽く速く擦ると、飛翔するような
快感が連続して走る。
 そして浮き上がりそうになる身体を、イメージとしての黒革に、覆うように抑え込まれる妄想に浸る。

 とたん、何も考えられなくなるほどの興奮に腰が跳ね、腹奥も、頭も、肩も、指も、つま先まで、均等に高熱に火照る。
 溶けそうな淫部を、指の限界まで激しく擦る。
 やがて、頭まで掛け布団の中に埋めた身体を、くねるように引き攣らせ、束子は激しく果てて、そのまま眠り込んだ。

 智逗瑠は隣のベッドで束子に背を向け、暗闇で眼を見開いたまま、その束子の気配を感じていた。


242:トルソー
11/01/23 13:10:30 VdCmK6an0

 翌日、智逗瑠はその全頭マスクを持って出て行き、いつも通り放課後になると工房に詰めてそのオプションを作っていた。

 放課後、束子はいつも通り智逗瑠より先に部屋に戻ったが、今日は自分の人生が大きく変わるような胸騒ぎを覚えていて
落ち着かなかった。
 しばらくすると智逗瑠がいつもよりかなり早めに戻ってきた。
 手にはあの全頭マスクが握られていたが、そのマスクの穴はオプション品で全て塞がれていた。
 鼻の穴までもチューブのようなものが差し込まれる構造になっていた。

 智逗瑠はそれを握りしめたまま、束子のそばに来て、思い詰めたような表情で口を開いた。
「……束子……お願いが……ある……」
「え、何?」
「……首輪……して……」
 束子は全身の血が沸騰するのを覚えた。
「え! ああ、ああ、ま、また、試着ね?」
「……そう……。……だけど……今度は……ずっと……」
 一瞬うまく切り返したつもりだったが、すぐに予想外の反撃を食らって束子はうろたえた。
 手にはビッシリと冷たい汗が浮いていた。
「ずっと……って、そんな……」
「……学園長にも……許可……もらった……」
「へ?」
「……知ってる…… …………わ、…… ……私の革に……感じて……くれたこと……」
「え?」
「……夕方、部屋に籠る……えっちな……匂いも……、 ……夜の……蠢きも……、 ……同室の……人間に……
……わからないわけ……ない……」
 恥ずかしさと罪悪感と、そして半ば脅迫されているような恐怖に、束子の耳はカアッと熱くなった。


243:名無しさん@ピンキー
11/01/23 20:22:00 O70ZVbrN0
つ④

244:(:.;゚;∀;゚;.:)
11/01/23 20:38:39 edga81PU0
(:.;゚;∀;゚;.:)ハァハァ つ④

245:名無しさん@ピンキー
11/01/23 21:50:38 n0Nlx7PR0

これは大作の予感!!

246:トルソー
11/01/23 22:36:36 VdCmK6an0

「……ずっと……父に……言われていた……『革に感じろ』と……でも……意味が……わからなかった……」
 言いながら智逗瑠は全頭マスクを制作物置き場に置き、代わりに黒革の首輪を手に取った。
「……それが……束子なら……わかる……かも……」

 形はほぼ大型犬用のそれとそっくりな首輪、縫製や仕上がりはまんまブランド品、その留め金を革の穴から抜き、
開いて束子に近づく智逗瑠。
 犬用と違うのは、留め金の脇にもう一つU字の金具が突き出ていて、そこに留め金から余った穴を重ね、南京錠で
施錠できるようになっている点だ。
 金具はすべて金メッキされていて、金具のデザインも同社のそれとそっくり、また南京錠も同社の鞄用のものだった。

 束子は椅子に座って鉛筆を握ったまま、やや首を捻って 智逗瑠の方を向き、耳を真っ赤にして身動きできなくなっていた。
 智逗瑠は束子の歪んで震える瞳を無視するように、束子の首に首輪を巻き付け、向きを調整して締め込み、南京錠で施錠した。

 ―カチリ―

 施錠の音が響くと、智逗瑠を見つめている束子の目に、うっすらと涙が滲んだ。

「こ、これを嵌めて、暮らすの?」
「……そう……」
「わ、わかった。 と、とりあえず、そ、そう、い、今は、宿題、よね」

 ギギギという音が聞こえてきそうなぎこちない動作で机に向き直り、今すぐにでも股間をいじり倒したい興奮を抑えて、
束子は鉛筆を走らせ始めた。
 しかし、問題のうわべだけが目に入るが、ちっとも思考して解くことはできなかった。


247:トルソー
11/01/23 22:37:06 VdCmK6an0

「えっと……さ、これ」
 首を捻って智逗瑠を振り返った時、南京錠が揺れてカチカチと軽い音を立てた。
 とたん、束子は今のパニックじみた緊張の中から、自分の首をぐるりと圧迫するテンションの正体を実感した。

「う……」
 発するつもりだった言葉を呑み込む。

 しかしここで押し黙っては、緊張に負けそうだった。
「こ、これ、さ、お風呂とか、どうするの?」
「……そのまま……入れる……加工済みの……革……」
「し、絞まって死んだりしない?」
「……大丈夫……。……金具……メッキの下は……真鍮……。……錆も出ない……」
「あ、そ、そう」
 またギギギと首を戻して、もう正解も何も考えずただ空欄を埋めて課題帳を閉じた。

 夕飯のチャイムが流れた。
 束子は早速晒し物になる覚悟を決めて、智逗瑠と共に部屋を出た。


248:トルソー
11/01/23 22:38:04 VdCmK6an0

 この学園の寄宿舎では室内着は指定されている。
 ほぼ体操着と同じ素材や形のそれは、Tシャツ、短パン、ジャージの上下で、組み合わせ方は各人の自由だ。
 Tシャツの束子の首は当然剥き出しで、束子のショートヘアと相まって、そこに食い込む黒い首輪を
はっきりと人目に晒している。

 驚きの目、奇異の目、嘲笑の目、無関心、皆それぞれの反応だが、敢えて直接口に出す者はいない。
 なぜなら、こういったことはこの学園ではさほど珍しいことでもなかったからだ。

 ヘアデザイナーを目指す子が、同室の子や親友に頼んでカットさせてもらう。
 メイクアップアーティストを目指す子が、同様に友人に頼んでメイクする。
 和装などもそうだ。
 先生ももちろん理解しているので、申告さえしてあれば、被験者は何日か普段を逸脱した格好でも許される。
 束子自身も自分の作品を教室や廊下に飾らせてもらっているので、もちろん彼女の覚悟はそれを差し引いた上でのものだ。

 智逗瑠の頼みでやっているのだから、別に恥ずかしくない。

 だがそれは奇しくも自分の性癖を体現している。

 その『性癖を晒す』、という部分が束子の覚悟なのだった。


249:名無しさん@ピンキー
11/01/23 22:59:03 n0Nlx7PR0
④です

250:名無しさん@ピンキー
11/01/24 01:12:02 m92CHr4u0
完結祈願④

251:名無しさん@ピンキー
11/01/24 01:54:47 pmv0j9rt0
つ④

252:名無しさん@ピンキー
11/01/24 06:34:49 maIWfnPaO
トルソーってイタリー語のマネキンだっけ?

253:名無しさん@ピンキー
11/01/24 06:50:38 JfjDONn20
イタリア語で「茎」
胸像みたいな奴

254:名無しさん@ピンキー
11/01/24 11:04:34 UrYJ20AN0
革人形になるかなぁ?
全身レザースーツを一度着たら背中から縫い合わせてしまうような感じ。
もちろん全頭マスク、手袋もブーツも一体化。
楽しみにしています。

255:名無しさん@ピンキー
11/01/24 16:05:53 aqpNOBwa0
今度の作品は革オンリーかな?
できればラバースーツや貞操帯とかも出て来て欲しいが・・・

256:(:.;゚;∀;゚;.:)
11/01/24 20:38:27 PndNLaQa0
(:.;゚;∀;゚;.:)つ④④④ハァハァ

257:名無しさん@ピンキー
11/01/24 20:41:29 rd6H4Oi/0
④(´Д` )革最高

258:トルソー
11/01/24 23:01:34 Av+NCgQ20

「……どう……?」
 部屋に戻った智逗瑠が神妙な面持ちで尋ねた。
 この時には束子は既に随分と落ち着いていた。
「そうねぇ。まだぜんぜんわからないけど、智逗瑠の言ってた『余所余所しい』っていうのが少しわかったかな。
なんかこう、当たりが硬いというか…… いや、でも、本来そういった道具なんだろうけどね」
「……なるほど……」
 智逗瑠はまた首輪の下に指を突っ込んでまさぐり、鎖を繋げるべきD字金具を掴んで左右に揺すった。
「……じゃ……、……しばらく……お願い……」
「うん、わかった。あーでも今日はお風呂もシャワーもやめとくかな」
 裸に首輪だけ嵌めた自分の姿を想像して、それを人目に晒されたら、そのままパンと全身破裂してしまいそうに思えた。

「寝るのも最初は慣れないかもだから、もう寝るね」
 夕食が終わったばかりだというのに、束子はさっさと歯磨きをしてベッドに入った。

 首の向きによって、南京錠が、コトリ、コトリと位置を変える。
 革だから切れば切れるのだろうけど、やはりこの南京錠の存在が自分の自由がほんの一部でも奪われていることを
意識させる。

 股間に手が伸びる。
 智逗瑠は部屋の灯りを落とし、机のスタンドだけで課題をやっているようだ。


259:トルソー
11/01/24 23:02:10 Av+NCgQ20

 これでオナニーしたら、また智逗瑠にバレる。
 いやもうバレてるのだから、今更……。
 束子は逡巡した。

 結局、束子は背後に勉強する智逗瑠の気配を感じながら、股間をいじりはじめた。
 ありえない経験をたった今している自分に感じてしまい、大した刺激をしなくてもどんどん昇り詰める。
 首周りのテンションがその加速剤だ。

 しかし、どんどん昇っていって、ふとある所で止まってしまった。

 どうにも首周りが苦しい。
 それは多分これを装着させられる人なら我慢すべき不快感なはず。
 それを甘んじて受け入れられないのは自分がまだまだ慣れが足りないからだと束子は思った。

 しかしどうしてもその息苦しさが気になって、想い半ばに股間から指を抜いた。
 その後はすぐに寝入ってしまった。


260:トルソー
11/01/24 23:03:35 Av+NCgQ20

 翌朝、起きて真っ先に首輪を意識した。
 指で南京錠に触れると、それは厳然とそこにあった。
 昨晩イケなかったのに、やはりこの状況にはドキドキしてしまう。
 強引に平静を装い、制服に着替えた。

 制服に着替えてみると、リボンタイは無理だった。
 開いた襟の正面から覗く金の南京錠とD字金具が、やや華美な装飾品に見えてしまうだけで、首輪本体は
その厚みさえ気にしなければ、異様に目立つというほどではなかった。

「おはよー。おーそれかぁ、ウワサの首輪!」
 束子の首輪に気付いた、華道の大きな家元の子、見根岸 肇女(みねぎし はじめ)が声を掛けて来た。
 分野が近いせいか、彼女とは仲がいい。
「エヘヘ、智逗瑠が煮詰まってて、それでね。」
「ふーん、彼女も大変なんだぁ。でもすごいなぁ、そんなの作れて。アタシもがんばろっと」
「あたしもだよー。人のモデルになってる場合じゃないって感じ」
「宿題やったぁ? ちょっと難しいのあったよね。見せて?」
「あー、うー、あー、きっと間違ってるからダメ」
「けちい」
 他愛ない会話をしている時は、首輪は完全に意識から外れていた。


261:名無しさん@ピンキー
11/01/24 23:08:10 CMCKEckU0
超④

262:トルソー
11/01/24 23:09:47 Av+NCgQ20

 授業中に智逗瑠の方を見る。
 外見通りに至極真面目な智逗瑠は、黙々と板書をしながら真剣な表情で授業を聞いている。

 束子は智逗瑠の真っ黒な髪に、自分の首に巻かれた首輪のイメージを重ねた。
 その上に、智逗瑠の華奢な指が生み出す黒い芸術品が、人間を犬や馬として扱う製品だというイメージを、
そしてまた自慰のベッドで感じた包まれるイメージを重なると、再びキュゥゥと心臓が締め付けられた。

 どこか遠くの国の、想像もできない、奴隷という立場の人が嵌められるべき首輪を、今自分が嵌めている。

 数日前に、単なる想像だったことが、たった今、現実になっている。

 その事実にトリハダが立つのと同時に、束子は智逗瑠に対して友達以上の不思議な感情を抱いていることに気付いた。

 好き…… とは少し違う。

 自分が、智逗瑠に自由自在に取り扱われたい、と思ったのだ。


―――
(明日)

263:名無しさん@ピンキー
11/01/24 23:37:31 rd6H4Oi/0
44444OOOOO

264:名無しさん@ピンキー
11/01/25 00:03:00 ztZqiz8Y0
支援です。

265:トルソー
11/01/25 22:38:30 a5PHiw3K0

 その日の夕方、智逗瑠宛てに大きな荷物が送られてきた。
 智逗瑠は学園の受付でそれを受け取ると、台車を借りて工房に運び込んだ。
 梱包を解くと、中からはおびただしい量の革素材と金具が出て来た。
 いずれも色は黒だが、それぞれどこかで見たような表面加工、光沢、質感を持っていた。

「おかえりー。なんかすごい荷物だったね」
 束子は戻った智逗瑠に声を掛けた。
「……束子…… ……また……お願いが……ある……」
 智逗瑠は思い詰めたような表情で口を開いた。
「あ、改まって何?」
「……脱いで……」
「ひ!」
 裸になることとその先に待ち構えることが束子の頭ではすぐに結び付かなかったが、自分の状況がまた一歩、暗闇へ
進んでしまうような気がして悲鳴を上げた。

「……サイズを……測るの…… ……脱いで……」
「な、なあんだ! あはは、そんだけかぁ!」
 明るく言って、気分を軽くしてはみたが、いざ脱ぐとなると本当に恥ずかしかった。


266:トルソー
11/01/25 22:39:06 a5PHiw3K0

 椅子から立って、その場でジャージの下とTシャツを脱ぐ。
 標準よりやや大きめの束子の形の良いバストを包む、素っ気ない白いブラと、白い下着が現れた。
「下着……も?」
「……そう……」
 こんなとき智逗瑠の無表情は怖い。
 束子は覚悟を決めてブラを取り、目を瞑って弾みをつけて、パンツを脱いだ。

「あ!」

 ネットリした股間から、間を置いて布の剥がれる違和感に目を開けると、膝まで下したパンツの股布まで
銀色の糸が垂れていた。
「あ、や、嫌あぁ! 見ないで……」
 急いでパンツを戻そうとした腕を、智逗瑠がガシッと掴んだ。
「ひっ! は、離して!」
 華奢な智逗瑠からは想像できないほど強い力だった。
「……脱いで……」
 有無を言わさぬ表情で同じ単語を繰り返す智逗瑠に、束子は涙を浮かべてパンツを脱ぎ去った。

 智逗瑠は束子を真っ直ぐ立たせると、涙をポロポロこぼす束子を無視するように、頭、首、肩、胸、腰、腕、足と、
あらゆる部分のサイズを計測し、用意した紙に書き込んで行った。


267:トルソー
11/01/25 22:39:46 a5PHiw3K0

 最初は布製の巻尺の冷たさにまだ怯えていた束子も、やがて涙も止まり、計測が進むに従って次第にドキドキしてきた。
 裸に首輪だけ嵌められた自分が、智逗瑠のいいなりに扱われているのが、とてつもなく気持ち良かった。

 最後に股を開かされ、既に恥ずかしい程濡れているソコにメジャーを当てられた時、ゴボリと音のしそうなほど蜜が溢れた。

「ひっ! いやぁ!」
 叫んだのは怖かったからではなく、当てられたメジャーが擦れて淫らな声を上げそうになったからだ。

 束子の愛液で滑る指でペンを握り、最後の数値を書き込み終えた智逗瑠は、その指を目の前の束子のソコに押し付けた。

「……嬉しい……」
「ひ!?」
 智逗瑠が微笑みながら発した意外な言葉に、束子は一瞬恐怖を忘れて戸惑いを覚えた。

「……やっぱり……私ので……感じて……くれたんだ……」
「え?」
「……決めた……絶対……束子を……私の……トルソーに……する……!」
「ンーっ!……?」

 智逗瑠の言葉の意味も理解できないまま、なぞるように動かされる指の刺激に、束子は身体を激しくのけ反らせた。


268:名無しさん@ピンキー
11/01/25 23:04:11 2ZK32Ywh0
44444444oooooo!!!

269:名無しさん@ピンキー
11/01/25 23:21:09 hhLsgeE40
GJすぎる

270:名無しさん@ピンキー
11/01/26 00:46:34 7/wSnxo/O
ちょっとトルソー買ってくる

271:名無しさん@ピンキー
11/01/26 04:54:04 5/8bSPRyP
トルソーってことは腕とか下半身の拘束はしないってことなのかな?

272:(:.;゚;∀;゚;.:)
11/01/26 06:56:05 jN0Z1xgb0
(:.;゚;∀;゚;.:)つ④ハァハァ

273:名無しさん@ピンキー
11/01/27 01:55:34 cHYv8Dlf0
つ④

274:名無しさん@ピンキー
11/01/28 16:22:31 y/73p8mn0
一鬼のこ の動画見ていると、俺も大衆の目前で縛られたくなってきた

275:名無しさん@ピンキー
11/01/29 19:38:27 ANJXYuG50
test


276:トルソー
11/01/29 19:46:08 ANJXYuG50

 智逗瑠は立ち上がると束子の唇に自分の唇を押しあてた。
 束子の視界の中、白い背景に真っ赤なつぼみが残像のように尾を曳き、そのつぼみが自分の口元に熱く当たった。
 それが智逗瑠の唇だと認識する間もなく、ドロ熱い塊が唇の間から侵入してきた。
 瞬間拒み、そして諦め、脱力すると、その熱い塊は遠慮なく分け入り、上下左右の内側を蹂躙した。
 そしてゴボリと更に熱いモノが流れ込んできた。
 いやおうなく智逗瑠の唾液をゴクリと呑み込まされると、完全に『犯された』という気分になった。
 もう一度口内をたっぷりと舐めまわされ、口が離れていった。
 束子の瞳は完全に濁り、智逗瑠のなすがままだった。

 智逗瑠は束子の肩を抱えるようにしてベッドに連れて行き、押し倒すように寝かせた。
 ポーッとしたまま頤(おとがい)を突き上げるようにしている束子の、首筋に巻かれた黒い首輪を指でなぞり、
その指をつっと胸に移し、つつましい乳輪を持つピンクの乳首を、指先でそっと持ち上げた。
「はうっ!」
 微かな指の動きにも反応して、束子が身体を震わせる。
 その動きを確かめるように、愛おしそうに乳首を弄り続けた。
 そして、へそをなぞり、蜜の溢れる股間へと指を沈め、あろうことか、その奥にある穴にまで指先を這わせた。
「や! 嫌あああ!」
 急に状況を把握して、束子が跳ね起きようとした。


277:トルソー
11/01/29 19:46:43 ANJXYuG50

 智逗瑠はまたすごい力で束子を抑えつけ、ソコにそっと指を入れた。
「ひいい!」
「……大丈夫……だから…… ……まだ……経験……無い……のね……? ……傷はつけないから……安心……して……」
 智逗瑠の華奢な指が幸いしたのか、束子の処女膜が少なめなのか、指は簡単に奥まで滑り込み、智逗瑠が先を曲げて手前に
引くと少しざらつく天井の膨らみに触れた。
 その位置を確かめるように智逗瑠が何度か指を前後させると、束子は目をカッと見開いて猛烈に仰け反った。
 束子の耳は付け根まで真っ赤になっていて、頭の中も思考が弱くなるほど赤熱していた。
 智逗瑠は突っ込んだ中指の動きをそのままに、余った親指を繊細に動かして束子の淫らな赤芽を押し上げた。
「ふわッ!!」
 それまでのドロドロした赤熱感に、新たに爽快な飛翔感を加えられ、束子はもうわけがわからなくなっていた。
 口も、胸も、性器も、もう自分のものでなくなってしまったように感じた。

(ちずる、智逗瑠、智逗瑠に任せてしまう、智逗瑠、智逗瑠、ちずる……)

 そう頭の中で唱えた時、一生のうちで初めての、意識喪失を伴う制御不能の快感に襲われた。
「出ちゃ……ぅ……」
 かぼそく呟いたあと、広大な穴に落ちながら、その上空へ跳ばされるような、名状し難い快感の波に襲われた。
 智逗瑠はわかっていたのか、空いた左手で束子の顔に枕をボフッと被せて軽く押さえた。
「イ!! ク!!」
 予測していた智逗瑠ですら驚くほど大きな声で短い絶叫を喉から絞り出し、束子は滅茶苦茶に身体を跳ねさせて、
股間からピュピュっと無色透明な液を吹いた。
「アァ…」
 ピクピクと間歇的な痙攣を繰り返しながら、激しい高みから降りてくる束子を見ながら、智逗瑠はゆっくりと指を抜いた。


278:トルソー
11/01/29 19:48:45 ANJXYuG50

しばらくして気付いた束子はグスグスと泣いていた。
「おしっこ漏れた……」
「……それ……おしっこと……違う…… ……もう……乾いた……」
「ほんとだ」
 智逗瑠の示す所を触って納得した束子だったが、その手前の愛液の大きな染みを見て真っ赤になった。
 けだるい身体を起こし、裸に首輪のまま、シーツを交換する。
「ああ、全身ぐっちゃぐちゃ。 もう……服着てもいい?」
「……いい……」

 今日はすでにほぼ全員に首輪のことが知れているので、束子は全裸に首輪でも風呂場でなんとかなりそうな気がして、
夕食のあと、一応説明係として智逗瑠を付き添わせて風呂に向かった。

 湯船の裸身にやはり黒革の首輪が映える。
「すっごーい! 拘堂さんて、立華さんの奴隷? ねぇ、奴隷?」
「ちがうわよ。そーなったら面白いかもだけど、アハハハ。 あ、尾是原さんも着けてみる?」
「あたし遠慮するー。ていうかぁ、これ、まんまHブランドだよね? この鍵はロゴ入ってるじゃん」
 尾是原が遠慮なく束子の首輪の南京錠を引っ張る。
「ねぇねぇ、立華さぁん、なんかお財布とかバッグとか、いらないの無いの?」
「……場所……邪魔だから……ちょうど……よかった…… 失敗作で……良ければ……」
 それを聞いた風呂場中の女子が全員色めき立った。
「あたしも!」
「あたしポーチ!」
「あたしなんでもいい!」
 束子は首輪から話題が逸れて心底ホッとした。
 風呂上がりにそこにいた女子が全員ついてきて、あれだけゴチャゴチャしていた智逗瑠の制作物置き場が一瞬でカラになった。
 智逗瑠はどこからか全頭マスクを持って来て、改めて制作物置き場に戻した。
 その黒い塊に、束子はまた新たな不安と恐怖を感じるのだった。


279:名無しさん@ピンキー
11/01/29 19:50:29 l6otAAtY0
444000!!!!!!

280:名無しさん@ピンキー
11/01/29 20:49:16 vjI2btLp0
支援です。

281:名無しさん@ピンキー
11/01/30 17:52:46 vJIBwfdU0
四円

282:名無しさん@ピンキー
11/01/30 19:29:19 oBE3CnBJ0



283:(:.;゚;∀;゚;.:)
11/01/30 19:39:04 NiKoFHYn0
(:.;゚;∀;゚;.:)つ④ハァハァ

284:トルソー
11/01/30 21:34:40 JW7VNg0n0

 それから一週間ほどは何も変化が無かった。

 智逗瑠は相変わらず遅くまで工房に詰めていたが、ずっと完成しないのか、部屋の制作物置き場には黒い全頭マスク以外
の物は増えなかった。

 束子は束子で、首輪にも慣れ、友達も全くそのことには触れなくなった。

 しかし束子は最初に感じた首輪の不快感をまだ感じていた。

 夕方。
「おかえりー。今日も遅かったね」
「……ただいま……」
「あのさ、この首輪して随分経つけど、この違和感ていつか慣れるものなの?」
 とたんに智逗瑠の表情が強張った。
「……見せて……!」
 智逗瑠は机から小さな鍵を出すと、束子の首輪の鍵を解錠し、久しぶりに首輪を外した。
「ハアー! すっきりしたー! ……あれ? ここ、ちくっとする」
 智逗瑠は束子の首と首輪を代わる代わる食い入るように見つめていた。
「アハハ、ちゃんと首輪の下も洗ってるんだけど、けっこう垢が溜まるね。 あ、……いててて」
 束子は首をさすりながら、首輪の痕の赤くなっている部分に触れて痛がった。
「……今日は……首輪……なし……」
「え? いいけど……」
 智逗瑠は束子の首に薬を塗ると、首輪を布で拭き上げて引き出しに仕舞った。


285:トルソー
11/01/30 21:36:54 JW7VNg0n0

 翌日の夕方、智逗瑠の手にはまたあの首輪が握られていた。
「……束子……ありがとう……」
「へ? 何が?」
「……もう……傷は……平気……?」
「ああ、薬塗ってもらったら一日で、ほら」
 うっすらと首輪の痕はあるものの、赤い傷はすっかり消えていた。
「……してみて……」
 智逗瑠は首輪をずいっと差し出す。
「あ、うん……」
 束子は首輪を手に取ると、少し驚いた顔をした。
「これ…… 同じ首輪?」
「……すこし……改良した……」
「なんていうか、同じ硬さのはずなのに、手にしっくりするね。それと、どこにもザラつきが無い。あと、穴にガタが無い感じ?」
「……すごい……束子……ちゃんと……わかるの……」
「あ! 曲げた時、内側に細かいシワができない! これ、革が変わってるよね?」
「……仕上げを……変えた……」
 ドキドキしながら束子は首輪をうなじに回し、自ら首に巻き付けた。
「ふあっ!」
 思わず声が出た。
 最初に感じた違和感が全く無く、それどころか、まるで生きた猫の柔らかい毛皮にそっと触れているような、いつまでも触感を
楽しみたいような感覚に囚われたのだ。
 恐る恐るぐるりと一周巻き付け、前で金具に通して締め込むと、ねっとりと柔らかく首を包み、そのテンションはまるで首筋を
愛撫されているようだった。
(これを…… このまま…… 施錠…… される……?)
 束子は最初とは全く別の意味で、首輪を外す自由を奪われることに恐怖した。


286:トルソー
11/01/30 21:37:36 JW7VNg0n0

「……どう……?」
「い、いいんじゃない? 最初と、全然違う、……よ……」
 事務的に返事をしたはずの束子は、声が震え、目が潤んでいた。

「……鍵……かけてみて……」
「へ?」
「……はい……これ……」
 智逗瑠に南京錠を手渡された。

「い、……いや……!」
 束子は思わず拒否した。

 それを聞いて智逗瑠はこの学園に来て初めてパアッと明るい表情を見せた。
「……あ……あ…… ……嬉しい…… ……やっと……掴めた……!」
 智逗瑠は涙を浮かべていた。
「……ありがとう……束子……一生……私の……トルソーに……なって……」
「ちょ、何それ」
「……鍵……かけて……。 ……どのみち……束子は……逃げられ……ない……。……潮まで……吹いた……」
「え……?」
 束子は智逗瑠の少し脅迫じみた言い方に戸惑いながらも、昨晩のことを持ち出され、カアッと真っ赤になった。

 この首を優しく愛撫するようなテンション、軽い呼吸制限、そして誰かの所有物であることを常に思い知らせる存在感が
性刺激に直結していることが怖かった。
 このまま施錠されてしまうと、ずっと性的に興奮したままになりそうで。


287:名無しさん@ピンキー
11/01/30 21:42:04 73enlzNU0
支援

288:トルソー
11/01/30 21:52:21 JW7VNg0n0

 拒もうと思えば、この場で暴れ、智逗瑠の想いを滅茶苦茶に壊して拒めないこともない。
 しかし、もう拒めない。
 本当に妄想通りに智逗瑠の手に墜ちたのだと悟った。

 ゾクゾクする快感に全身の産毛を総毛立たせながら、束子は少し目を伏せ、そして決意した。
「もう、なんだかわからないけど、智逗瑠のモノでいい。あたし」

 束子は渡された南京錠を自ら留め金に通し、カチリと施錠した。
 その股間は、室内着に暗いシミを作るほどに濡れていた。

「ぐすっ……智逗瑠ゥ……! あたし……もうオカシクなりそう……」
「……ありがとう……」
 智逗瑠はまた礼を言うと束子にキスをしてベッドに押し倒した。

 智逗瑠は、指を差し込んだら溶かされそうなほど熱くなったそこを探り、再び位置を確かめるように奥へと中指を沈めた。
 これも一種の計測行為であるとは知らない束子は、智逗瑠の指に身を任せ、自在に操られ、跳ねさせられるままに次第に
昇りつめてゆく。
 今度は意識ある中で絶頂に近づいたので、束子は自ら口を押さえた。
 内部から外に向かって蜜を掻きだされるたび、尿道の裏が外向きに熱くなる。
 天井のコブを撫でられると、ガクンと快感が加速する。
 ついに目玉が反転するほどの絶頂を極めさせられ、必死で口を押さえてイッた。

 果てたあとも火照りが残り、束子はもうこの首輪から、智逗瑠の革から、一生逃れられないと思った。



(続)

289:名無しさん@ピンキー
11/01/30 23:14:33 41z8e28Z0
444444000000!!!!!!

290:名無しさん@ピンキー
11/01/31 00:19:19 Zsr3Dvf/0
支援です。
あと、俺にもトルソーください。

291:名無しさん@ピンキー
11/01/31 01:50:04 5g0l+dJF0
つ④

292:(:.;゚;∀;゚;.:)
11/01/31 07:28:58 d33NYnLK0
(:.;゚;∀;゚;.:)つ④④④ハァハァ

293:名無しさん@ピンキー
11/01/31 23:23:12 d59bNj420
ずっとマスクを置いてるのは自分で被った現場を押さえて
「そんなに被りたいのなら・・・」みたいな展開?

294:トルソー
11/01/31 23:37:08 M22c2tFk0

 束子の生活は完全に智逗瑠に支配されてしまった。

 二人は努めて表面上は今まで通りを装っていたが、束子は一日中軽い発情状態になっていて、夜に必ず智逗瑠に慰めて
もらわないとおかしくなりそうだった。

 今の束子には智逗瑠なしの生活は考えられなかった。
 これが、この完成された革首輪の威力なのだとはっきりわかった。

 何かを掴んだらしい智逗瑠は、毎日嬉々として工房での作業に打ち込んでいた。
 いつのまにか制作物置き場にあった全頭マスクは姿を消し、そこはフェルトの床材そのままのガランとした空間になっていた。


 束子が智逗瑠のトルソーとやらに堕ちてから、二週間程が経ったある日、束子が図書館に寄ってから部屋に戻ると、
既に智逗瑠がベッドに突っ伏して寝ていたのでギョッとした。

 しかし何より驚いたのは、制作物置き場に置いてある黒い塊だった。
 それは、バイクに乗る人が着るような革ツナギで、ブーツや手袋まで一緒になっていた。
 しかもあの全頭マスクまでが一体となっていた。

 束子は首輪の出来に悩んでいた頃の、智逗瑠が言った言葉を思い出した。

『……あれはまだ…… 本当に作るものの……一部にも……なっていない……』

 「本当に作るもの」が何だったのか、今、束子にもはっきりと分かった。


295:トルソー
11/01/31 23:38:18 M22c2tFk0

 ベッドで寝息を立てている智逗瑠の傍に立ち、束子はその黒い革の塊を見ながらガクガクと震えていた。
 そして智逗瑠の言った、『トルソー』の意味を今はっきりと理解した。
 智逗瑠はあえて全身モデルを現す『マネキン』より、更に道具としての意味合いが強い『トルソー』という
言葉を使ったのだ。
 全身のサイズを計測され、目の前にソレがあるということは、当然、あの人型の暗闇に入るのは、自分……

 首周りだけを拘束された今の状態でも、ここまで発情させられてしまう魔の匠の技を、既に何週間も思い知ら
されているのに、その技で全身をギチギチに締め上げられたら、一体どんなことになってしまうのか。
 そして毎晩与えられるご褒美も、執拗に深さを確認しながら、何かを確かめるような指遣いで行われている。
 智逗瑠がただ束子を鎮めるためだけに、毎晩ご褒美をくれているとは思えなかった。

 もし、予想通りにあの中に一生閉じ込められてしまったら、自分は家のことなど一体どうすればいいのだろう。

 周期的に解放されるのだろうか。

 それともその海外の富豪の奴隷のように、それをシミュレートする意味で、全く同じに扱われてしまうのか。

 底知れぬ恐怖に手が小刻みに震え、掌にはまたジットリと汗が浮いた。

 しかし、ともすれば、あの中に身を投じて、家のことなど全て捨てしまうことの方が、何倍もすばらしいことのように
思えて怖かった。



(続)


296:名無しさん@ピンキー
11/01/31 23:39:45 jjMcVdOl0
44444400000000!!!!!

297:(:.;゚;∀;゚;.:)
11/01/31 23:42:55 d33NYnLK0
(:.;゚;∀;゚;.:)つ④④④④ハァハァハァハァ

298:名無しさん@ピンキー
11/01/31 23:43:04 anDXnLgV0
つ④④④

トルソーっていうからダ○マ展開なのかと思ったけど
そうじゃないみたいで良かった・・

299:名無しさん@ピンキー
11/01/31 23:47:09 daI3xBGD0
早くいれてくれ・・・!!

300:名無しさん@ピンキー
11/02/01 00:24:46 OP/IsuJn0
ほいさ!ぬぷり!

301:名無しさん@ピンキー
11/02/01 01:07:31 UjhBIpMA0
つ④

302:名無しさん@ピンキー
11/02/01 01:19:53 q1ykzaVfP
トルソーなのに全身ってのが違和感あるな……話自体はすごい良いんだけども

303:名無しさん@ピンキー
11/02/01 14:16:04 xfrNbtDl0
しえんしてみる

304:名無しさん@ピンキー
11/02/01 14:17:47 C41Juxbz0
親が手掛ける予定だった仕事が
たまたま全身だったってだけじゃない?
あえてトルソーって使っているみたいだし

305:トルソー
11/02/01 19:33:49 WNmqO2P10

「……ううん……」
 束子の気配を感じたのか、智逗瑠が目を覚ました。
「ひ!」
 すぐにでもあの中に閉じ込められるのかと思って束子は短い悲鳴を上げた。

「……おかえり……」
 ベッドに起き上がった智逗瑠は、目をこすりながら束子に笑った。
「あっ、た、ただいま……」
「……できた……」
「そ、そうみたいだね。すごいね……」

 黒い塊を良く見ると、首輪のブランドとはまた違ったデザインと縫製になっていた。
「これは、ど、どこの、ブランド?」
「……オリジナル……。 ……逆に、どこにでも……変えられる……」
 首輪によって得た技を、まずは自分の作りたいように作ったということだろう。
「あ、あの……」
 束子はもう不安に我慢ができなくなって、いったいいつ着せられるのか尋ねようと思った。
「……はい、これ……」

 言葉を遮るようにして智逗瑠に手渡されたのは、箱に入った電気ヒゲソリのようなものだった。
 しかし肌に当てる部分は刃ではなく、四角いストロボのようなものになっていた。
 箱とヒゲソリは電線で繋がっていて、箱の内側にはコントロールつまみや鏡がついていた。
「なにこれ?」
「……脱毛……」
「ひ!」


306:トルソー
11/02/01 19:34:49 WNmqO2P10

「……脱いで……」
「ひいっ! わ……わかった……」
 逆らっても仕方ないので素直にジャージの下を脱ぎ、パンツを脱いだ。
 手で抜いても処理出来そうなほどしか生えていない部分が露わになった。

 束子は有無を言わさずベッドに寝かされ、お尻の下にタオルを敷かれた。
「……まずは……かみそり……」
「ひい!」
 T字のシェーバーで智逗瑠はわざと少し毛先を残したまま剃った。
「これじゃチクチクだよう」
 そこに脱毛器を当てられ、ピカピカと位置を変えながら何度も照射された。

「あ! ひ! う! い、痛くないけど…… 軽く……熱い……? あ、ちょっとチクっと」
 束子がぶつぶつ騒いでいるうちに照射が終わった。
 濡れたタオルで拭うと、短くなった毛が、面白いようにスルリと毛根から抜けた。

「わ。ツルッツル! でもなにこれ、恥ずかし過ぎるよー、赤ちゃんだよこれじゃ」
「……何回か……照射……すると思う……」
「わかった」
 束子はだんだんお風呂場で言い訳できない身体になっていく気がしたが、もうあまり恐怖を感じなかった。
 いつからアレを着せられるのかは、ついに聞けなかった。




(続)

307:名無しさん@ピンキー
11/02/01 19:49:56 bRJbYOhb0


308:名無しさん@ピンキー
11/02/01 20:06:15 tfrtfNYu0
4444444400000000!!!!

309:名無しさん@ピンキー
11/02/01 20:22:53 kqX4oLGpO
智逗瑠のしゃべり方が綾波レイみたいでむちゃ萌え


310:名無しさん@ピンキー
11/02/02 01:07:26 7W1ezQZz0
つ④

311:(:.;゚;∀;゚;.:)
11/02/02 02:42:49 QWW0ay0l0
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つ④

312:トルソー
11/02/02 18:10:51 qqSnhbQP0

 翌日。
 特に普段と変わりなかったが、今度は寄宿舎の方の受付に智逗瑠あての宅配便が届いた。
 荷物を受け取った時から、智逗瑠の表情が硬くなった。

 束子はずっと不安を覚えながらも、悶々としていても仕方ないので、自分の家業のことをしていた。
 花瓶を何口か揃え、片っぱしから生けては携帯で写真に撮り、それを母親に送った。
 生活面では普通に親として心配してくれる母親も、作品のことでは滅茶苦茶に厳しく、形ばかりで心が無いと叩いた。
 その『心』のことについて質問しても、自分で考えるように言うだけで、全くヒントすらくれなかった。
 束子は着々と自身の家業の事を進めてゆく智逗瑠が羨ましくなった。

 そこへ包みを抱えた智逗瑠が戻って来た。
「……束子……これ……」
 包みとは別に智逗瑠は手に持っていた物を束子に渡した。
 それは透明な卵型をした液体入りのパックだった。
「なにこれ?」
「……浣腸……」
「ぎひいいっ!」
「……注入して……うんち出して……」
「ちょ、む、無理っ!」
「……やって……」
「うう……」
「……じゃ、いい……」
「え?」
 どういう気まぐれか、浣腸は免除されたようだった。


313:トルソー
11/02/02 18:11:20 qqSnhbQP0

 その夜。
「えっと…… あの…… 今日はしないの?」
「……しない……」
「え?」
 首輪の代償として毎晩してもらっている手淫行為が、今日はキャンセルされた。
「あ、あ、そう…… じ、じゃっ、お、おやすみ……」
 束子は自分のベッドに戻り、掛け布団を被った。

「……」

 しばらくモゾモゾしていたが、首輪のことばかりが気になって益々悶々とするばかりだ。

 自分でクチュクチュといじってみたが、中までは恐ろしくて指が入れられない。

 どうしても智逗瑠にして欲しい。

「あのさ…… ひょっとして、お浣腸のこと……怒ってるの?」
「……うん……」
 直撃の返事に束子は真っ青になった。
「あ! ご!ごめん! やっぱ、そうなんだ…… ちゃんと……言うこと聞くよ……」
「……じゃ……浣腸して……」
「ぐっ! ……うん……」

 束子は、人に服従するとはどういうことなのか身に染みて実感しながら、ベッドから起きて智逗瑠からパックを受け取った。


314:トルソー
11/02/02 18:11:51 qqSnhbQP0

 生理用品を入れている巾着にパックを突っ込み、消灯時間を過ぎた廊下をトイレに向かう。
 途中にある鏡に自分の姿が映った。
 そこに映ったのは、青白い、ちょっと困った顔をした奴隷の姿。
 気丈に日常を暮らしていても、誰かに所有され、なだめすかされたり、脅されたりしながら、言うこと聞か
される存在になった人間の姿。
 本物の奴隷の人も、きっとこんな表情しているのだろうと束子は思った。
 仮に身の上に納得して奴隷になっていても、仮にご主人様に愛されていても、奴隷は奴隷、恥辱も拘束も不快にも、
「はい」の返事しか用意されてはいないのだ。
 その時の気分の表情が、まさにこの顔なのだ。
 なんとなく口元は緩んでいるのに、目は恐怖に引き攣っている顔。
 でも、こんな気分の、たった今ですら、首に巻かれた首輪に、性的興奮を煽られている。
 その興奮にやがて全身包まれてしまう、その準備のために、こうして今、ここに居る。

 個室に入り浣腸を当てると、そのパックは先端に何かが塗ってあったのか、ヌルリと簡単にお尻に入り、5分
くらい座っていると我慢できなくなってきた。
 そのまま全部出した。
 きっとこの後でお尻を見られるのだと思い、お尻洗浄ノズルを何度も操作して、きれいに洗った。
 パックはそのまま巾着に戻して持ち帰った。

「……お尻……出して……」
 覚悟していたとは言え、いま排泄したばかりのそこを直視されるのは恥ずかしい。
 しかしまた智逗瑠の機嫌を損ねるのは、感情的な意味からも肉体的な意味からも怖かったので、束子は素直に従い、
下を全部脱いでベッドにうつ伏せになった。


315:名無しさん@ピンキー
11/02/02 18:26:00 kpyFkg5r0
44444444444444444

316:トルソー
11/02/02 18:32:55 qqSnhbQP0

 うつ伏せの束子を見下ろしながら、智逗瑠は手に外科用のゴム手袋をはめた。
 消灯時間後の暗い部屋で、スタンドの灯りが間接照明のように仄かに照らす様子は、まるでマッドサイエンティストの
実験室のようだった。
 智逗瑠は束子の身体の下にタオルを敷くと、指に薬剤のクリームを取り、束子のアヌスに塗り込んだ。
「あうっ!」
 浣腸で少し解れていたとは言え、いきなり指を入れられた苦痛に束子は悲鳴を上げた。

 智逗瑠は指を容赦なく回転させ、アヌス内面にまんべんなく薬を塗り込むと、一度指を抜き、再びたっぷりと薬剤
クリームを指に取り、今度はもっと奥まで塗り込んだ。
「あひぃ! 智逗瑠ちゃん許して!」
 束子は懇願したが智逗瑠は手を休めるどころか、何度も何度もクリームを追加した。
 二度目、三度目とクリームが塗り込められるたびに、次第に肛門は楽にはなってゆく。

「あうう…… ひ?!」
 束子は呻きながら肛門の異常に気付いた。
 次第に痺れて感覚が無くなった肛門に、全然力が入らないのだ。

 束子のアヌスは、智逗瑠の指の動きに従い、固い蕾からだんだんとだらしなく開いた真っ赤な穴に変わってきた。
 智逗瑠はそこに人差し指と中指を同時に差し込み、くぱっと3cm程も開くのを確認すると、包みを開き、中から
乳白色の砲弾型をした物が入った滅菌パッケージを取り出し、バリッと開封した。
 それは巨大なアヌス栓だった。


317:トルソー
11/02/02 18:33:21 qqSnhbQP0

 フッ素樹脂で出来たそのアヌス栓は、傘と基底部が大きく張り出し、途中のくびれは深かった。
 傘の返しは酷く急になっていて、一度差し込むと、抜き出すのは不可能に思えた。
 中心は太いパイプになっていて、基底部は鍵付きのネジ式キャップに覆われ、その脇に小さな注入口が開いていた。
 注入口の先は傘の先端近くに開口していて、途中に弁が付いていた。

 智逗瑠はそのアヌス栓にも何かを塗りこむと、バラ色に開いた束子の尻穴に差し込み、強引に押し込んだ。
「ぐあっ!」
 しばらく無感覚の不快感と痺れだけだったところに、いきなり激痛が走り、束子は悲鳴を上げた。

 しかし痛みは一瞬で過ぎ、後には肛門が重いような違和感が残った。

「何したのっ?」

 束子は何をされたのか薄々分かっていたが、自分で触れて確かめるのは恐かった。

「……栓をした……。 ……排泄はできる……安心して……」
「う…… うん、わかった……」

 束子は普通に返事をしてみたものの、なにか恐ろしい肉体改造をされてしまったと直感した。
 が、仮にそうだとしても、もう後戻りできないと感じた。


(続)

318:名無しさん@ピンキー
11/02/02 18:34:44 lJ6Ubpb10
支援支援

319:名無しさん@ピンキー
11/02/02 19:27:53 USYDQSFH0
4444444440000000!!!!!!!!

320:名無しさん@ピンキー
11/02/03 00:57:12 xe7UdkCg0
つ④

321:名無しさん@ピンキー
11/02/03 16:47:59 OK0VU68d0
薄暗い部屋の中で女が拘束されている。

胸元、股間、両手首、両肘、両膝、両足首を鎖で縛られていた。
他にはパンティを履いているだけで、彼女の身体を覆う物はない。
足首が部屋の隅の金具に固定されており、部屋から出る事も許されない。
彼女に許されるのは、暗い部屋で芋虫のようにくねる事だけである。
両手首は股間を通る鎖に固定されていた。

「ムネを寄せて無理やり谷間を作る、って意味もあるんだけどね。」

男が女へ卑猥な言葉を投げかけるが、反論する事は出来ない。

「んー!」

言葉は出ない。野球ボールぐらいはありそうな大きさのゴム製のギャグで口が塞がれているからである。
その上から全頭マスクでしっかりと包まれ、顔の輪郭だけが浮き出て、まとめられた髪が後頭部からポニーテールのように伸びている。
彼女の抵抗の意思と言えば、呻き声と、小さな鼻の呼吸穴から荒々しく息が出入りするだけ。
目も塞がれ、次に何をされるのかわからない緊張感が彼女を付きまとう。

322:名無しさん@ピンキー
11/02/03 16:48:40 OK0VU68d0


「んっ!?」
もがいていた女の身体がごろりと仰向けに転がされ、ずしりと重みが圧し掛かった。

「さて、一発抜いてもらおうかな。」

跨った男はズボンを脱ぎ、寄せた谷間に陰茎を差し込む。所謂パイズリという奴だ。
女が呻くが、拘束された上に、大の男の体重に乗られては抵抗出来ない。
元々豊かな乳房だったが、手でさらに寄せ上げられていて、より強く男の陰茎を絞め付ける。

「んっ!んっ!んんっ!」

男の前後運動に合わせて、女の乳房は揺れ、全身の鎖が彼女の身体を締め上げた。


323:名無しさん@ピンキー
11/02/03 16:52:16 OK0VU68d0

しばらく擦った後、男は果てた。
生温かい感触が彼女の顔面に飛び、吐き気のしそうな精液の臭いが彼女の鼻孔へ襲い掛かる。
呼吸穴は鼻だけだから、臭いを嗅がざるを得ない。

「あ、ごめんごめん。」

男は笑いながら言う。謝ってこそいるが故意に違いなかった。
向きを変えた男は、素股の要領で女のパンティで陰茎を拭きとる。
不潔な感触が彼女の全身を走った。
男がふと何かに気づく。

「あ、濡れてるの?感じちゃった?」

彼女のパンティに浮かんだわずかな染み。

鎖の封印は実に巧妙だった。
手を動かすと、引っ張られた鎖がラバー越しに彼女の陰部を擦るようになっている。


324:名無しさん@ピンキー
11/02/03 16:55:46 Mrk5FhDaO


325:名無しさん@ピンキー
11/02/03 16:58:25 Mrk5FhDaO
しえ

326:名無しさん@ピンキー
11/02/03 16:58:43 OK0VU68d0
男が手の鎖を引っ張った。冷たい鎖が、尻の割れ目へと食い入る。
緩ませた隙間へ、何か丸い物が滑り込み陰唇に食いつく。

「んんんっ!?」
本来受け入れる物ではない、固い異物が入り込む感触に、女は身悶える。

「これはね、リモコン式なんだ。」
男の手元でカチリと鳴り、異物が振動を始めた。

「んっ!!」
びくんっ、と女の身体が弓のように張る。

「インランな君だから物足りないといけないよね。」
男の手元のカチカチ音に合わせて、異物の振動が強くなる。
女の呼吸が荒くなり、じたばたともがき始めるが、それが尚更股間の鎖を刺激し、彼女を絶頂へ押し上げてゆく。


「んんんぅ───!!!」


厳重な拘束のせいで、彼女の悲鳴は誰にも聞こえない。
しかし、彼女の絶頂の声も聞かれないのは幸いだったのかもしれなかった。


続かない

327:名無しさん@ピンキー
11/02/03 16:59:48 OK0VU68d0
男の口調がいつも気持ち悪くなってしまうのはどうにかならないものか

328:名無しさん@ピンキー
11/02/03 18:32:45 xJHrYUdZ0
GJ!
>男の口調
ですます調だからじゃない?

生徒に調教される教師モノとすればこの口調で怒勃起。
夜の体育用具倉庫 …ハァハァ

329:名無しさん@ピンキー
11/02/03 18:41:06 qVFIAuxT0
口枷してると言葉出せずに単調になるから他で頑張らないといけんのよね・・・

330:トルソー
11/02/03 23:58:14 /PcNf0vE0

 その夜、束子は眠れなかった。
 筋弛緩薬の切れた束子の肛門は、元に戻ろうと悲鳴を上げていた。
 しかし、肛虐に慣れた人間ですら排泄不能な程のきつい返しの傘を、全く不馴れな束子が排泄出来るわけはなかった。
 くびれた部分に、しっかりと収まってしまった肛門括約筋は、どんどん平常に戻ろうと収縮してゆく。
 くびれとはいっても、その太さは、排泄に苦痛を伴う極太便秘便程の直径があった。

 束子は肛門に太い筒を咥えさせられたまま、無限とも思える焦燥の中で、夜明けを迎えた。

「……おはよう……眠れた……?」
「ううん……」
「……ごめん……」
「いいよ…… あたし、智逗瑠のトルソー?だもんね。 まだよくわかんないけど、全力で言うこと聞くよ…… 
あ、でも、おトイレの仕方だけ教えて」
「……説明書……」
「あ、そんなのあるんだ」
『TFC03型永久肛門弁取扱説明書
 排泄の仕方:
  初めに、蓋の脇にある注入口から浣腸液を注入します。
  腹圧が高まったら、附属の管キー(筒状の鍵)を差し込み、外蓋を外すと排泄出来ます。
  この時、使い捨ての内蓋が飛びます。
  専用チューブの付いたペットボトルに水を入れ、注入口から水を流して内部から数回洗浄してください。
  洗浄後、新しい内蓋を押し込んでから外蓋を閉めて下さい。
  この内蓋により常に外蓋とネジ周りは清潔に保たれています。
  内蓋は再生紙でできており、環境に優しい仕様です。内蓋は100個単位で別売しています。』
「なによこれ!」
 束子は叫んだ。


331:トルソー
11/02/03 23:58:40 /PcNf0vE0

「……はい……浣腸……と、……洗浄器と……鍵と……内蓋……」
 昨夜と同じパックと、ペットボトルにチューブ状キャップのついたもの、よくエレベーターの操作盤蓋などで
見かけるような管状の鍵と、紙で出来た短いコルク栓のようなものを渡された。
 束子はガニ股になりながら起き上がり、制服に着替えると、食堂に向かった。

 お尻の辛さが気になって、殆ど何も食べられなかった。

 束子が食堂を出て鞄を取りに部屋に戻ると、ちょうど智逗瑠が部屋を出ようとするところだった。

「智逗瑠、あのさ、これ、ちょっとだけ外してくれない? もう少し細いので慣れてからっていうのダメ?」
「……ダメ…… ……そんな時間……ない……」
「ごめん、そこをなんとか。かなり辛いのよぉ……思考力奪われそう……」
「……それでいい……。 ……それに……もう……外れない……」
 束子は心のどこかに押し込めた嫌な予感にヒットして、真っ青になった。

「外れないって……?!」
「……アナル訓練……してる……時間……なかった…… ……弛緩薬で……緩めて……嵌めた……
……外すには……また……内面に……塗る必要……ある…… ……もう……内面……栓に覆われて……塗れない……」

「い! いやああああ!!!」

 早朝の寄宿舎に束子の絶叫が響き渡った。


332:トルソー
11/02/03 23:59:02 /PcNf0vE0

「い、一生外せないの!?」
「……手術すれば……取れる……」
「あ…… あ…… あ……」
 確かにそれはそうだが、それは単に絶望を肯定する回答に過ぎなかった。

「……ごめん……束子……それが……『トルソー』。 ……奴隷用製品の……芯に……なり続ける……存在……。
……過酷な……立場の……奴隷に……全く気付かれずに……快適と……快楽を……与える……製品……
……その……実験台……。 ……奴隷より……過酷……かも……」
「ひどい! そんな! いやよ!」
「……でも……きもちいい……」
「あ…… あ…… あ……」

 束子の頭の中はぐちゃぐちゃになった。
 自分の立場が信じられなかった。

(いつのまに私、奴隷って人よりもすごいことになっちゃったの……?)

 良く考えると、面と向かって『そうなるぞ』と宣言されただけで、その内容はこの先に待ち構えているのだった。
 これから自分に課せられるだろう、奴隷より過酷な仕打ちを考え、その場にうずくまった。
 股間がグチョグチョに濡れていた。
 部屋を出る智逗瑠を涙目で見送ったあと、クローゼットから下着を出して穿き替えた。


(続)

333:名無しさん@ピンキー
11/02/04 00:05:45 9OWtagMN0
44444444000000!!!!!!!

334:名無しさん@ピンキー
11/02/04 02:42:09 dCNYYy9/0
つ④

335:名無しさん@ピンキー
11/02/04 21:55:01 HZrED8wO0
週末の連投に期待wktk

336:名無しさん@ピンキー
11/02/04 22:30:57 E1pLCaGX0
束子には注射の弛緩剤は内緒なんだな

337:トルソー
11/02/04 23:55:59 nGyS93EL0

 学校で束子は、お尻の筋肉のきつさと、智逗瑠に言われたことのショックで、一日中ボーッとしていた。
 授業中に智逗瑠を斜め後ろから睨んでみたが、もともとのキャラも手伝って、智逗瑠は普段と全く変わらないように見えた。

 昼食は全く食べなかった。

 結局トイレには行かず、寄宿舎に戻るまで智逗瑠に渡された排泄セットのお世話になることは無かった。

 夕方、束子はお尻の辛さに集中力を削がれながら、淡々と課題を解いていた。
 そこへ智逗瑠が戻って来た。
「……ただいま……」
 束子は課題以外のことに神経を遣うのが恐ろしく億劫で、返事を返すのも面倒だった。
「……準備……出来た…… ……学園の……設備も……」
 束子は課題帳を見つめたままクワッと目を剥き、鉛筆を固く握り締めた。
「あ、そ、そうなんだ。 ……よ、よかったね……」
 束子は顔を動かさずに、努めて明るい声で返事をした。

「……あとは……束子の……準備……」

 ―ボキリ―

 静かな部屋に鉛筆の芯が折れる音が響き、遠くの壁にパチリとそれが跳ねる音がした。


338:トルソー
11/02/04 23:57:12 nGyS93EL0

「……束子……」
「ひっ!!」
 顔を上げて智逗瑠の方を向いた束子の表情は、無理に笑おうとして引き攣っていた。
「ね…… ねぇ…… ねえっ! ねえねえねえっ!! も、もう、ちちち智逗瑠の『トルソー』でいいけどさ! 
最後に教えて!! あたし、もう、自分の家のこと、あきらめなきゃ、ダメなのっ!?」
「……そんなこと……ない…… ……束子は……束子のまま……変わらない……。 ……自分のこと……すればいい……」
「へ?」
「……私のこと……手伝って……生活が……少し変わる……だけ……」
「だ、だって!! 奴隷より過酷って!!」
「……立場上……私が……主人……。 ……その主人の……つまり……私の……望みは……束子が……束子のまま……」
「て言うと…… 例えば、その外国とやらの大富豪が奴隷を囲って、名目上大富豪がその子の所有者だけど、その子は
無理な奉仕も拘束もされず、外面上はまったく普通の子と変わらない生活してる、っていうような状態?」
「……そう……」
「なあんだ! じゃちょっと智逗瑠の作るもの着てみればいいだけなのね? 心配してソンしたぁ!」
「……でも……、……少し……違う……」
「え?」
「……『無理な奉仕』は……ない……。 ……でも……『拘束』は……一生……」
「ひ!」
「……『ちょっと着てみればいい』……ちがう……『一生』……着る……」
「い! いやああああ!!!」



339:トルソー
11/02/04 23:59:09 nGyS93EL0

「……準備……始める…」
 いくら今まで次第に慣らされても、いくら覚悟を決めていても、いざその瞬間になると逃げ出したくなる。
 束子は自分が本当に死刑台の前に立っている気分だった。

「……まず……お風呂……」
「いやぁ……」
 智逗瑠は表情を変えず、束子の首輪に革のリードを付けた。
「ねえ!ねえっ! こんなのひどいよ、智逗瑠!」
「……ごめん……束子……。 ……馴れ合うと……正確な……データ……取れない……」
「ど、奴隷を演じろってこと?!」
「……演技でも……本気でも……いい……」
 その時、今まで見せた事もない智逗瑠の表情を見て、束子はハッとした。
 その表情や言葉遣いに、とてつもない愛情を感じた。
 束子は、急にそれまでの暗澹とした気持ちが抜け、自分の人生がここで終わってしまうような予感を圧し殺し、
激しく濡れた。

 リードを引かれて浴場に向かう。
 既に通知が行き届いているのか、廊下で会う生徒たちは一瞥をくれただけで通り過ぎてゆく。
 風呂場の脱衣場で脱いで、初めて声をかけられた。
「すごい、あのお知らせは本当だったのね」
 脱衣場で叫んだのは上級生だった。
「友達のために肉体改造までされたのね?」
「ち! ちがいます、そんな……」
「……はい……引き受けて……くれました……」
「ちょ、智逗瑠!」


340:名無しさん@ピンキー
11/02/05 00:00:00 zs7G0sRE0
支援です

341:トルソー
11/02/05 00:00:59 Jtz44fbx0

 無毛の恥部を手で隠し、束子は浴室に入った。
 首輪はもう有名だったが、リードまで付けられているのは初めてだったので、いままで冷やかしていた友人や先輩も
さすがに生唾を呑んだ。

「……座って……」
「じ、自分で洗えるよぅ」
「……今日からは……ダメ……」
「あうー。 はい……」
 シャワー台の椅子に腰かけると、束子は両手を後ろ手にされ、タオルで拘束された。
「いや……」
 友達や先輩後輩の見守る中で、タオルとはいえ手の自由を奪われるのは、それまでSMや拘束に全く興味も慣れも無
かった束子にとっては、すでに最高の羞恥だった。
 智逗瑠は束子の手を拘束すると首輪をリードごと外した。
 智逗瑠がごく普通に束子を洗い始めたのを見て、周囲の人間は再び自分がしていた事に戻った。

「いやぁ…… くすぐったいよぅ……」
 束子は羞恥に真っ赤になりながら智逗瑠に髪の毛から胸から脇から隅々まで洗われた。

 立たされて股間を念入りに洗われるのが、無毛の割れ目と尻の異物を人目に晒して、真剣に恥ずかしかった。


342:トルソー
11/02/05 00:01:49 Jtz44fbx0

 智逗瑠は先日届いた荷物の中から、豪華なケースを1つ風呂場に持ち込んでいた。
 それを開けると中に直径2mm程、長さ5cm程の金色のパイプが入っていた。
 片側はやや広めな円盤になっていて、中央に蓋がついていた。
 もう片方は矢じりのように尖った傘を持ち、傘の返しは角度は急だった。

「……少し……痛いと……思う……我慢……して……」
「え?」
 衆人環視の中、束子が身構えるよりも早く、智逗瑠はそのパイプを束子の尿道に通した。
「痛ッ!!」
 束子が身を硬くしたが、痛みは一瞬で終わった。

「何したの? ま……まさか……」
 自分の目では見えないものの、尿道の痛みで束子には薄々想像がついた。
「……尿道に……栓……必要……」
「い! いやあぁぁ!!」
「どうしたの?」
 さすがに見かねた友達が声をかけた。
「ぐすっ……なんでもない、大丈夫……」
 束子は今さら抗っても仕方ないと思った。


343:トルソー
11/02/05 00:04:41 Jtz44fbx0

 髪の毛が拭き上げられると首輪が戻された。
 改めて手首も丁寧に洗われ、束子は智逗瑠に全身を拭われた。

 脱衣所の鏡の前でドライヤーを当てられる。
 下着姿やTシャツでドライヤーを使う子の間で、全裸に首輪のまま籐椅子に腰かけて、虚ろな目のまま束子は髪の毛を
乾かされていた。
 完全に乾くと、束子は全裸にバスローブを着せられ、使い捨てスリッパを履いて風呂場を出た。
 部屋まで行く間、異様な姿にやはり注目された。

 羞恥に気を失いそうになりながら、束子は風呂場での仕打ちを思い出し、もう自分の裸に自分の手で触れることも
きっと無くなったのだろうと予感していた。

 ただ部屋に戻るだけの行為が、どうしてこんなに怖いのか。
 束子は一歩一歩、暗黒の入口へ確実に近付いていると感じていた。

 ついに部屋に戻った。
「……やっと……目的地……」
「うん……」
 束子は虚ろな返事を返すのが精いっぱいだった。


(続)


344:名無しさん@ピンキー
11/02/05 00:13:41 I9NTg7UM0
wktkが止まらん!
つ④

345:名無しさん@ピンキー
11/02/05 00:16:00 E/KsLqMl0
4444444440000000000!!!!!

346:名無しさん@ピンキー
11/02/05 01:27:07 pAbaZhWO0
排泄器官の拘束完了で次は口腔の拘束かな・・
ハードな奴きぼんぬ

347:名無しさん@ピンキー
11/02/05 02:13:00 qnHaJRLE0
つ④

348:名無しさん@ピンキー
11/02/05 15:37:14 APhQwgyY0
支援です。

349:トルソー
11/02/05 22:11:07 R+unQ5i/0

 智逗瑠はずっと制作物置き場に置いてあった革の全身スーツを持ってきた。
「……たいしたこと……ない……ただ……着るだけ……」
「うん……」

 そんなことはわかり切ったことだった。
 奴隷の衣装。
 それを、着るだけ。

 智逗瑠は部屋の床に新しいシーツを一枚敷くと、その上にその革製の全身スーツを寝かせた。
 それは素人が見てもわかるほど、ネットなどでよく見かける全身スーツとは異なっていた。

 まず、革の厚み。
 首輪でのノウハウが生かされた、恐ろしく厚いのに、恐ろしくしなやかな革。
 高級な革手袋のような滑らかさと追従性を持ちながら、普通の人が暮らす世界から、自分が完全に隔離されて
いることを思い知らせる程の厚みがある。
 それは指先といえど容赦なく、しかしエンピツが持てるほどの繊細さを持っていた。

 そして奴隷にはもったいない程の丁寧な縫製の仕上げ。
 糸にかかるテンションまでもが計算され尽くした絶妙なかがり加減。
 そしてその縫製糸だけを切断しても、決して脱ぐことが出来ない構造。

 ファスナーは特殊な耐圧ファスナーで、エレメントは金メッキされた耐圧合金製、テープ材は布でなくケブラー繊維、
革との接合は3重縫製の上にニカワと特殊接着剤で固めるという念の入れようだ。
 そしてファスナーのスライダーは当然の如く施錠できる仕様となっていた。


350:トルソー
11/02/05 22:11:38 R+unQ5i/0

 ブーツ部を履くための側面開口部と、袖口の手の甲側のファスナーは、擦れを考慮して鍵のみでスライドさせる
タブの無い構造、背中と首の接合部分には見せしめのためか無骨なほど大きな南京錠で、今回は無地の南京錠だが、
いずれ誇らしげにブランド名が彫り込まれると思われる。

 全頭マスクのオプション類にも小型だが無骨なタイプの南京錠が用意されていた。

 智逗瑠が取り出した鍵束には、鍵が6つ付いていた。
 1つは肛門の蓋の管キー、そして手錠の鍵のような細くて単純な鍵に大きめのタブが付いたもの、そしてありふれた
南京錠のキーが大1つ、中1つ、小2つの4種類。
 管キーは排便のため、別なスペアが束子にも渡される予定だ。

 智逗瑠はまずタブのついたキーを選び、袖を閉じてあるファスナーのスライダー部に差し込み、半回転させて解錠して
からそのタブごとスライダーを動かしてファスナーを開いた。
 同様に、反対の袖とブーツ部側面の左右を開いた。


351:トルソー
11/02/05 22:12:10 R+unQ5i/0

 全身を閉じ込めるメインファスナーの構成は、全頭マスクの頭頂、尻の上、首の左右からちょうど十文字に集まり、
うなじの一点で4つ全てが重なり、それを貫くピンを南京錠で施錠する構造になっていた。
 今は南京錠は施錠されていなかったので、スライダーを固定している留め金からただ抜き取り、そのまま普通に
スライダーを左右に四半周させて首周りを解放し、それから全頭マスクの後頭部を縦に走るファスナーを開き、
最後に背中を縦に走るファスナーを尻のすぐ上まで下ろした。

 そのスーツの股間は、袖やマスク部の緻密な構造とは逆に、パックリと大きくただ開口しているだけだった。
 ただし、開口部周囲には何らかのパーツを精密に装着するための金具が並んでいた。

「……脱いで……そして……着て……」
「うん……」
「……『はい』で……お願い……」
「はい……」
 首輪がリードごと外され、束子は、ほんの一瞬だけ、全裸の、完全に自由の身になった。

(続)


352:名無しさん@ピンキー
11/02/05 22:13:46 qvep/Ksn0


353:名無しさん@ピンキー
11/02/05 23:11:37 APhQwgyY0
支援です。


354:名無しさん@ピンキー
11/02/05 23:15:07 E/KsLqMl0
44444444444444000000000000!!!!

355:トルソー
11/02/06 12:21:06 vRvBv72R0

「えっと、ブーツから、だよね?」
「……そう……」

 背中がバックリと大きく開いた全身スーツは、上半身部の革を無視すればブーツが一体となった革ズボンだ。
 束子はそっと左足から差し込んで見た。

 通常SMに用いられる革製品は相当特殊か高級なものでないかぎり、裏打ちされているものは無い。
 しかし智逗瑠の作った物は、あの首輪が示す通り、皺の出ない特殊な裏打ち加工がされていた。
 愛撫されるように感じたあの首輪の感覚に、これから全身を覆われると思うと束子は全身の産毛が立った。

 素肌に革製品を着れば、当然不要なべたつきや引っ攣れが起こるのに、緊張の汗でやや湿っているはずの束子の
素足がウソのように裾を通り抜け、サイドのファスナー窓から一瞬顔を覗かせてブーツ部へと吸い込まれていった。
「はうっ!」
 束子は、つま先からふくらはぎまで電気が走ったように感じ、思わず声を上げた。
 踵までしっかりブーツに入れ、体重をその左足に移す。
 ヒールは10cm以上あるが、不自然な傾斜ではなく、あまりヒールの高い靴に慣れていない束子でも不安定ながら
なんとか慣れることの出来そうな角度だった。
 ヒール本体も、革巻きの華麗さと鉄芯の強度を併せ持つ極細のタイプで、視覚的な不安定さが凄まじい。
 甲の角度はちょうど女性がイク時に突っ張る角度を模したようで、束子はただ立つだけで、まるでイッて背伸び
しているような姿勢のまま展示される如く、艶めかしくも危うげなヒールに載せられることになってしまった。
 これも実用的に動ける安定さと、視覚上、また拘束的意味からの不安定さを絶妙なバランスで実現した智逗瑠の技だった。


356:トルソー
11/02/06 12:22:01 vRvBv72R0

 ともすれば上半身の革の重みにバランスを崩しそうになるのを必死で堪え、左足の針のようなヒールに完全に
体重を移してから、束子は右足をズボンに差し入れた。
 体重を支える左足のブーツのつま先が、慣れない束子の足の揺れに合わせて、微妙に膨らみを変える。

 左を履いた時と同じように、素肌を全方位からゾゾゾと愛撫するような感覚に撫で上げられながら、足を奥へと進めた。
 右足もファスナーの窓を通過し、奥のブーツ部に完全に呑み込まれた。
「えっと……」
 完全にブーツを左右履いて立った束子が、次にどうしていいかわからず戸惑っていると、その足元に智逗瑠が屈み、
先ほどのファスナーのタブキーを差し込んで、土踏まずのすぐ脇にあったスライダーをふくらはぎの高さまで完全に閉鎖した。
 タブキーを抜かれると、ファスナーのスライダーは施錠された上に掴む場所も無くなってしまうため、もう束子は
自分の意思ではこのファスナーを下ろす事ができなくなった。
 智逗瑠は左右とも確実にファスナーが閉まっているかを再度確認した。

「あ…… あ…… いやぁぁぁ……」
 束子が情けない声を出したのは、股間から淫汁がドロリと垂れたからだ。
 智逗瑠が無言でそれを拭い、革ズボンを腰の途中まで引き上げた。
「あうっ!」
 急に手伝われたのと、股間に何か異物が当たりそうに思えたので束子が驚いて声を出したが、この革スーツの股間部は
見たまま舟形の開口部となっており、お尻の栓も、尿道の栓も、クリトリスやその手前の割れ目の形すらそのまま
開口部から丸見えとなった。。
「ちょ、これ、恥ずかしいよ……」
 局部が全部そのまま搾り出される光景は、なまじ周囲が分厚く堅牢な革で覆われているだけに、本当に羞恥を誘う。

「……あとで……カバー……付けるから……」
 束子は少し安心したが、そのカバーもタダでは済まないのだろうと予感した。


357:トルソー
11/02/06 12:22:31 vRvBv72R0

 この時点では、まだ太ももや尻は完全に密着しておらず、腰の位置も合っていなかった。
 智逗瑠は屈んだまま、束子のふくらはぎから太ももまでの革を、両手で腿を丸く掴むようにしてたくし上げた。
「うッ……」
 ブーツ部に限っては、実用優先のためか足を窮屈に拘束することはなかったが、腿に革を精密に合わせられるに従い、
束子はこの革スーツが微妙に小さく作られていることに気付いた。
 そのテンションはあくまで絶妙で、着たばかりでの整合もさることながら本当にこの中で暮らすようになった先、
体形がスーツに馴染んだ後でもそのテンションが継続するように設定されているようだった。
「ちょ、きついよぉ……」
「……慣れる……」
「あうー」
 口では冗談めかして言った束子だが、そのきつさが続くことに暗い闇に向かうような不安を覚えていた。

「……束子のお尻……きれい…… ……お別れ……」
「ちょ、やめてよ、『お別れ』なんて」
 太ももまでギチギチに革で包まれるとついにお尻が完全に隠れ、同時に股間の肉は絞り出されて強調されてしまった。
 束子の股間は、それまで我慢していた想いを押し出すように、ごぼりと蜜を吐いた。
「ご、ごめん」
 拭いたくても自分で拭えない束子の淫蜜は、ミチミチに張りつめた太ももの真新しい革を汚しながらブーツまで垂れた。
 どうせまた汚すと思っているのか、智逗瑠はそれを拭いもせず、束子のお尻周りの革を引っ張りながらファスナーの
合わせを確認している。


(続)


358:名無しさん@ピンキー
11/02/06 12:36:12 AvIbJC880
描写がエロすぎてすばらしい
超④


359:名無しさん@ピンキー
11/02/06 15:36:47 jkAARnQU0
支援です。

360:名無しさん@ピンキー
11/02/06 22:17:51 86tAluggO
つ④

361:(:.;゚;∀;゚;.:)
11/02/06 22:48:22 F83vWDWc0
ハァハァ(:.;゚;∀;゚;.:)つ④

362:名無しさん@ピンキー
11/02/07 00:03:23 jkWxsyUU0
いよいよ始まりましたか、人間革人形化!
革スーツに包まれた方は本当に幸せでしょうね。
続きが楽しみ。

363:名無しさん@ピンキー
11/02/07 02:40:11 KoEqiuOI0
つ④④④④④

364:名無しさん@ピンキー
11/02/07 17:20:21 KrxBeGv/0
何気に全身レザーは初めてじゃないか?全身ラバーは今までいくつかあったが。

365:トルソー
11/02/07 22:30:28 0WpuBNOP0

「……手……」
 智逗瑠が袖の部分を持ち、上半身の革を持ち上げる。
「あ、うん…… じゃなかった、はい……」

 背中にファスナーがあるタイプなので、袖を通すと結局腹や胸を覆う革も合わせていかなければならなくなる。
 束子は智逗瑠に指示されるままに両袖を通し、袖をたくして手を左右ともグローブ部に入れた。
 わきわきと手を開いたり閉じたりしてみると、精密に計測されたそれは、僅かの余りも詰まりもなくピッタリだった。
 手での作業を邪魔しない配慮なのか、手首の開口部は手の甲側にあった。
「……手首……」
「はい……」
 束子がおずおずと差し出した手首を掴み、智逗瑠は手の甲側の半ばから袖の途中まであるファスナーをタブキーで閉じた。
 智逗瑠は反対側のファスナーも閉じると、束子の背中へ回った。

「……ブラ……合わせて……」
「へ? あ、はい……」
 束子が既にグローブに包まれた手で、自分の胸を掴むと、ゾゾゾゾと快感の戦慄が背中を走った。
 他人に乳房を掴まれたように感じたからだ。
 分厚い手袋で掴むというより、手にセンサーを付けたマニピュレーターで掴んだとでも言った方がいい程の触感の遮断
を感じ、束子は胸と手、二人分の感覚を同時に別々に感じていた。

 いざ掴むと不自由なほどの感覚の相違は無いのだが、指の動かし難さも手伝って、指先までギチギチに拘束されたと
いうことを束子はひしひしと感じてしまった。


366:トルソー
11/02/07 22:30:52 0WpuBNOP0

 ぎこちない指遣いで、自らのおっぱいを左右のカップに分けて入れる。
 手の温もりがまだ伝わらない革表面が、乳房に触れると冷たい。
 普通のブラと違い、カップ周り全体に圧がかかるので、適当に押し込むと縁の肉を挟まれて痛そうだ。

「あ!」
 束子はカップ部にも黒いファスナーが取り付けられているのに気付いた。
 どうやらカップも左右別々に交換できるようだった。

 カップ自体は美しいドーム型で、奇抜な尖りもなく、乳首の定位置のようなものも無い。
 それでもなんとか乳首をカップの中心に合わせ、他人に着せられているように感じながら合わせた。
 それを見て智逗瑠が左右の袖を背中側へ引き、肩を合わせるように束子に着せた。

 足の時と同じく、左右の腕全体が小さめの革に圧迫されギチギチと拘束されてゆく。
 おっぱいを自分の手で抱えていた束子は、二の腕がきつくなり胸のパーツが安定したところで手を離し、
腕の圧力を均一にするために手を前に突き出したり曲げたりした。

 その動作に合わせ、智逗瑠が背中のファスナーをぐいぐいと引き合わせる。
「はううぅ~~」
 胸板が圧迫され、肺の空気が押し出される。

 自分の身体がコンパクトなサイズに押し込められるに従い、拘束感に感じて、束子は搾り出された股間から
次々と蜜を溢れさせた。
 足と、腕と、お尻の圧迫感から、これで背中のファスナーを閉じられてしまったら、自分はどうなってしまうのか。

 周到に準備された人型の拘束空間に、友達の手で完全に閉じ込められてしまう自分が、惨めで、気持ちよくて、
本当に頭が変になってしまいそうだった。


367:名無しさん@ピンキー
11/02/07 22:31:32 jrNvmt370
つ④

368:トルソー
11/02/07 22:33:01 0WpuBNOP0

 緩く開いた背中の開放感が、まだ閉じ込められるまで余裕があることを示していた。
 しかしそれは死刑執行ボタンの電気接点のミクロ的開閉差の如く、ただ行為直前というだけで、ほとんどその瞬間上に
居るのも同然だった。

 下半身は股間が搾り出されている感じがなんとも落ち着かないが、既に尻の上まで密着させられた、この悪魔的快感を
発生させる革の芸術品の心地良さが、束子を炙り続けていた。

 智逗瑠の指が尻の上のファスナーのタブにかかり、ギチギチと周囲の革を軋ませながらエレメントが噛み合わさって
ファスナーが閉じられて行く。

 誇らしげに金メッキされた特殊鋼のエレメントは、束子の柔肌を内包しながら背中に細長い金の帯を作って行く。

「は…… はぅあぁ…… ふうぅぅぅ……」

 目を細めながら自分の身体がこの世から隔絶されて行く瞬間を噛み締める束子。

 成り行きでこんなことになって、この先どうなるのかわからない。

 『……でも……きもちいい……』

 智逗瑠の言葉が思い出された。

 それだけが束子に残された最後の拠り所なのだった。


(続)

369:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:32:14 AoegxOwm0
いよいよ全頭マスク装着かあ
wktk④


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