10/05/24 01:13:16 fXCA3VlP0
彼らは会社のオフィスがある通りへ着いた。ポーラはかつて自分の生活がどんなものであったかを思い出し、打ち
ひしがれた。きちんとを整え、しゃれたブラウスとジャケットを着て、膝丈くらいのスカートをはき、薄いストッ
キングに包まれた足にぴかぴかの黒い靴を履いて通勤していたころを。あの日々はもう終わったんだ、と全裸の奴隷
は想った。彼女は自分の体を見下ろした。ブラジャーから解放された乳首から均整のとれた胴体を通り、陰毛で覆わ
れた女性器から愛らしく、しかしむき出しの太ももを経て、ずきずきと痛む足(*)へと視線を下ろしていった。
ポーラはかつての知り合いを見つけた。昔は彼と冗談を交し合ったりしたものだった。そのころ、この男が、去って
いく彼女を眺めながらストッキングに包まれた足首に見とれていることに、ポーラは気づいていた。そして今、彼は
彼女の全裸の体に見とれている。
(*)足が痛むのは裸足で歩いているからです