09/06/21 01:51:40 /7xcT9Jv0
小学生の時だけど、５年になるまでマラソン大会はずっと１位をキープしてた子がいた。
最後もだれもが１位とるって思っていたと思う。それで迎えた最後の６年の年だったんだ
けどその年から４年から６年生までは合同で競うことになった。
そんで大会の練習日当日男子はそそくさ走り終わってグランドのゴール地点で女子の終わり
を待っていたら一番最初にゲートに入ってきたのは小柄な４年生の子だった。しかもぶっちぎりで
後ろの走者はみえないくらい差がついててみんなびっくりしてたんだけどその２分後くらいに彼女が
入ってきた。こんなはずではないという焦りと年下の子に負けた悔しさからだろうか、ゴールして２番
の順位札を受け取ったとたんその場にひざまずいて顔真っ赤にして泣いてた。
一番をとってはしゃいでる４年生の子のすぐ近くで呼吸を乱しながらうずくまってケツを突き上げて泣
いてる彼女はなんとなく絵になってて小学生ながら興奮してその日に抜いた。
その後の何回かの予行練習も本番も結果は同じですべて惨敗だった。
その４年生の子は大会当日１位をとったあと｢６年生のくせにお姉ちゃん達とろすぎるからあんまり１位
とってもうれしくないよ。｣って友達たちとバカにしてた。ぜひその言葉を彼女の前で言ってくれないだ
ろうかと妄想しつつその日も抜いた。