09/06/14 22:09:35 Yw4UpKut0
>>434 続き
「え?そ、そのぅ...き、嫌いじゃ有りません。一応、たしなむ程度には飲めると...。」
行き成りの予想外の質問に驚きながら、答えました。
「そうか、酒は飲めるのか。そうすると、逮捕されてからまったく飲んで無いのは辛かろう。」
「いえ、でも頂けるなら...、嬉しいです。」
そう、たしかにわたしは、逮捕されてからココに送られてくるまで、お酒は一滴も飲んで居ません、
もとも、一人で飲むのは好きじゃないので、普段は飲まないので辛いと言う事は有りませんが、
たしかに、お酒を飲んで憂さを晴らすのも良いかな?って思える環境です。もっとも、わたし達は
徹底的なカロリーコントロールをされているので、タバコは良いですがお酒は貰えません。
「そうか、ではこれをおまえにやろう。」
そう言うと、大ビンのテキーラが5本わたしの前に置かれました。え?こんなに、飲んだら死んじゃうよ。
わたしが、混乱していると一本目の栓を開けて
「そーれ、楽しみな。」
と言って頭の上からテキーラを注ぎます。
「嫌ッ!」
と思わず声を上げると、
「遠慮するな。楽しめよ。」
周りの看守さん達が一斉に笑い出します。わたしは、屈辱感で居たたまれなく
なります。もう十分に泣いた目ら、涙が出て来ます。