09/06/11 18:31:34 ktJGA5T00
>>411 続き
わたし達の世話は、一般囚の人達の仕事見たいです。
夕食はその人達が運んで来ました。
食事は和食で野菜を多く使ったヘルシー系です。何れにしろ、何日ぶりかの
普通の食事です。それは、嬉しいのですが食事を運んできてくれた人の
目が気になります。わたしをまるで汚いものでも見るように見ています。
わたしのやってる事を考えれば当然ですよね。でも、その視線で見られる事がこんなに
悲しくて辛いなんて思ってもみませんでした。でも、わたしは、同じ事を隣の人にしてしまったんです
正に天に唾をするとはこの事です。それを考えると、余計に悲しくて食事の味も解らなくなりました。
「あ、あ、もう一寸食いたいな。楽しみは、これだけなんだから」
「今週の体重測定で減ってるのを願うんだね。」
そう、わたし達の体は徹底的に管理されていて、週に一度身長、体重、スリーサイズをキッチリと
測られて、それを元に食事の量を加減されます。正に、看守さん達を喜ばす為に全てを管理された
ロボットです。とっても、悲しいけどそれが今のわたしです。