09/06/08 22:18:55 dk55B0ka0
>>394 続き
次に、意識を取り戻したのはベッドの上でした。今までの事は、悪夢だったのか
とも思って手を動かした瞬間鎖が絡むジャラっと言う音に驚いて腕を見ると、
手かせがベットに鎖で繋がれています。足にも足かせがあり、足かせの間は
繋がって居ませんが、ベットにしっかりと固定されています。
ベットの周りにも厳重な鉄格子が有ります。
わたしが目覚めたのに気づいた、白衣の男性(お医者様?)がこちら来て
「気づいた様だな。化膿止めを打っておいたので腫れは、時期に引くだろう。熱も
もう下がった様だな。」
と言います。それだけ、言い終わると机の上の電話に向かって何事か話しを
しています。
しばらくすると、看守さんが入って来ました。鉄格子を開けて、手かせと足かせの
鍵を外します。
「これより、353番を連行する。直ちに、起きて拘束具の申告をせよ。」
わたしは、反射的に飛び起きると
「353番、拘束願います。」
と言います。それを聞くと何時ものように、手錠、足かせ腰の鎖を付けて、それらを
鎖で繋ぎます。