09/06/08 20:50:58 dk55B0ka0
>>391 続き
「一般囚用の鞭は、終身刑の連中の作業時に使っている鞭なので、終身刑の
おまえには、懲罰にならん。そこで、鉄線の入った鞭を使う。」
酷い、そんなのもう武器だよ。しかもわたしは倍打たれるんだよ。
所長が舞台の横に立つと、鞭打ちが始まります。
「では、始める。1発目。」
と言うが刹那、鞭がわたしの体に巻き付き激痛がわたしを襲います。
「きやぁーーー。」
と悲鳴を上げながら、信じられないに体が、のけぞります。一息つくか、付かないかの内に
次の激痛がきます。
「ぎゃやーーー。」
もう声にも成ってないです。目や鼻から水が流れます。
「二発め。」
他の人は、一息位付けるんでしょうが、わたしは息つく間もなく鞭を打たれます。そして次の
鞭が来ます。あと何発有るの?こんな簡単な引き算が出来ないよ。
三発目には声も出なくなりました。
十発打たれて、ようやく半分、え?まだ半分もあるの?
「十発め。」
と言う声が聞こえます。後、二発も打たれるんだ。もう勘弁してよ。
鞭打ちが終わった後は、全身にミミズ腫れで、顔は汗と涙と鼻水でグチャグチャです。
感覚も何処が痛いのか解らない位に、全身が痛みます。あまりの痛みに息も出来ない
位です。
鞭打ちが終わっても、わたしは吊られたままです。全員が懲罰室から出され、一般囚の
人が降ろされるまでそのままです。ようやく、降ろされた時には、立つ事も出来ずに床に
倒れこみます。