09/06/07 11:30:50 K/b9N6A40
>>385 続き
朝、大音量のサイレンで起こされます。独房の外に出て朝の点呼代りの
拘束具のチェックです。
「353番、拘束具チェック願います。」
一般囚の人が排泄が終わるのを待って、自分達の排泄の番が来ます
所定の場所にしゃがんで、
「353番、排泄願います。」
排泄をしながら、プラグを洗い、終わったら余った水で陰部を洗います。
隣の部屋での食事は昨日と同じで、残飯をえさ箱の中に顔を突っ込んで、食べます。
とてつもなく、まずい食事を屈辱的な恰好で食べるのは、とても悔しくて悲しいですが、
食べないと体がもちません。
食事が終われば、脱衣スペースに整列して、作業の準備です。
「353番、手錠の解錠願います。」
わたしの前に来た看守さんに、手錠を差し出しながら、言います。手錠を外されたら、
腰の鎖と共に所定の場所に置き、すぐに囚人服を脱ぎこれも所定の場所に置きます。
そのままの姿で、作業上に連れて行かれそこで整列します。
「353番、錘の装着ねがいます。」
別に、付けてほしくないんですが言わないと酷い目に合されるんでしょうね。その後は、
首輪と手錠で輪を回す棒に固定されます。それが、終わると、一般囚の人が入ってきます。
裸で別の扉に入ったのですが、服を着ているのは着替えスペースが有るんですね。
普通に見れば、粗末な服ですが着られて居るだけでも羨ましいですね。
一般囚の人が手錠で棒に拘束されると、作業開始のホイッスルが鳴ります。
わたしは、周りの人に遅れないように必死に棒を押して、輪を回します。
回し出して直ぐに、息が上がり汗が噴き出します。それでも力を抜けば、電気ショック
が来るので一瞬の油断も出来ません。時々、看守さんがホースを使って頭から水を
かけます。屈辱的ですが、有りがたいのは確かです。