09/06/07 07:42:55 K/b9N6A40
>>384 続き
食事が終ると、監房のある場所に戻ります。
ここでも、最初に排泄が出来るのは一般囚の人です。
排泄が終わると、わたしたちの監房の上にある懲罰房に入ります。丁度、わたしたちが
入れられる監房の上に有るんですが、こっちは、三倍位の広さが有り、天井も立って入れる位
有ります。扉も鉄格子が無くプライバシーもある程度確保されていて羨ましいです。
一般囚の人が独房に入れられるた後、ようやくわたしたちの排泄です。
排泄のやりかたは、先刻、一人でやったのと同じです。大勢でやると、少しは屈辱感が
小さくなりますが、やはり、丸出しの状態でするのは抵抗があります。その内、何も
感じ無く成るんでしょうか?
それが、終わると再び整列させられて、拘束具の再チェックが行われます。ここでも、隣の
人の様子を見よう見まねで、自分の番が来たら、看守さんに手錠を出来る限り見えやすい
様に差し出して
「353番、拘束具のチェック願います。」
と大声でいいます。看守さんは手際よく、手錠、腰の鎖、足かせ、それらをつなぐ
鎖をチェックして「よし。」と言います。
これが終わると、ようやく牢へ入れます。膝ま付きながら中に入り、毛布にくるまり、
壁に寄り掛かって、寝ます。体を伸ばす事も横に成って寝る事も出来ない位に
狭いです。ただ、今日一日の疲れから、直ぐに眠りに付けたのが唯一の
救いでした。