09/06/06 17:48:44 Z97AsLKa0
>>374 続き
エレベータが地下に付くと、待ちかまえた看守さんが鉄格子のカギを開け
扉を開きます。
「出ろ。」
と言う言葉に催促されて、一歩外に出ます。
「名前と罪状を申告せよ。」
「はい、353番、厳重機密国外漏えい罪。」
「報告書に有る通り、間違いなし。」
今度は、殴られずに済みました。
周りを見回すと、看守さん用の詰め所を中心に扇上に独房が30程並んで居ます。
入口は全て鉄格子で全ての行動は、看守さんから丸見えです。しかも各部屋の間は
1mは有ろうかと言う厚い壁で仕切られて、隣同士で話をする事は不可能です。
しかも、天井は1m位しか無くて幾ら、背の低いわたしでもしゃがんで入らないと駄目です。
部屋の広さは、畳一枚分も無いと思えます。入口の鉄格子以外は全て、むき出しの
コンクリートです。こんな所で、残りの人生を生きないと生けないなんて惨すぎます。