09/06/06 16:43:56 Z97AsLKa0
>>372 続き
「よし、監房への移送の準備をしろ」
所長さんの命令を聞いた看守さん達が他の人達を一列に整列させます。
わたしと違い、手錠しかされていませし、靴も履いています。彼女達に腰縄を付けて手錠と結び
さらに、前後の人と数珠つなぎにします。
これは、女性の看守さんが行っていますが、そのあいだわたしの後ろには
男性の看守さんがライフルをわたしに付きつけて、います。
女性の看守さんに引き連れられて、他の人たちが部屋を出て行ったあと、
わたしの移送の番が来ます。
「歩け!」とわたしの後ろの看守さんが命令します
わたしは足かせと素足のせいで歩きにくいのでのろのろとしか進めませんが
看守さんがすかさず
「もたもた、するな。」
と言って、銃で背中を小突きます。言われた通り、少しでも早く歩くようにしますが
転びそうでとても怖いです。
しばらく歩くと、「こっちだ」と後ろから右肩を小突いてきます。言われた通りに
右に回り壁の前で止まります。