09/06/06 11:32:10 Z97AsLKa0
>>368 続き
手錠をはめられ、足枷を付けられる。腰に鎖をまかれて、手錠が腰の鎖に繋がれる。
足枷と手錠も鎖で繋がれる。
「女囚353番、これが以後おまえの名前だ。」
一瞬言葉の意味が解らず「え?」と言う表情で、所長を見つめる佳織に所長はさらに続ける。
「厳重機密国外漏えい犯の杉崎佳織と言う人間は現時点をもって、消滅した以降は、353番として
この刑務所で朽ち果てるのだ。」
屈辱と絶望で押しつぶされて行く佳織、いっそう気でも狂ってくれれば良いと願うが、
その願いは叶わなかった。