09/06/06 07:19:10 Z97AsLKa0
>>364 続き
護送車は、最後の街を抜け、山道へと入って行く。更に走ると、舗装をして居ない道を
更に一時間以上走る。鉄の椅子に座らされている佳織の苦痛は更に増していく。
刑務所の門をくぐり、駐車場に付くと、一般囚を降ろした後に、佳織の番に成る。
体が痺れて動けないのをこずかれながらヨロヨロと歩いて行く。
刑務所の受け入れ施設で、看守に引き渡された女囚は横一列に並ばされる。
ヘビー級の女子プロレスラーの様な体格の女が
「私が、ここの所長だ。ここに送られてくるような奴はもはや、一般の人間とは
扱われない。看守の命令には絶対に服従して逆らうな。それがもっとも、マシな
選択だ。」
と声をかける。「まずは、名前と罪状、刑期を申告せよ。」
端から順に女囚達が言われた事様に申告を行い、佳織の番が来た
「杉崎佳織、厳重機密国外漏えい罪、終身刑。」
その瞬間、別の女囚の視線が佳織に集中する。