08/08/10 12:56:55 +LpHzntz0
女子刑務所に入っている女の子に萌え♪
逮捕、護送、移送中の女の子の手錠姿、足枷姿に萌える♪
牢屋の中に入っている女囚が好きな人書き込んでくれ。
少女刑務所、女子刑務所で服役する女の子の小説大歓迎♪
小説は脳内妄想でありフィクションです。
SM、拷問フェチではないのでその方は、そちらにどうぞ。
基本的にsage進行で。
注意:誹謗、嵐厳禁。
前スレおよび過去スレ
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作家「午後 ◆mfl6EhR6DM」氏作品書庫
囚人服の女の子に萌えるブログ
URLリンク(syuujinhuku.blog19.fc2.com)
2:名無しさん@ピンキー
08/08/10 16:49:57 Ng7g8PIN0
4
3:名無しさん@ピンキー
08/08/10 18:05:26 XlaXs+o/0
>>1 おつ
4:名無しさん@ピンキー
08/08/10 18:44:08 EWoLNQQ60
乙保守
5:名無しさん@ピンキー
08/08/10 19:45:03 Ox0sa2Fi0
乙保守乙
6:名無しさん@ピンキー
08/08/10 21:54:24 P+8CSiC00
>>1
おつですー
7:大阪
08/08/10 23:08:30 P8rXPfz30
保守
8:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/10 23:19:28 QDNXYHQc0
>>1 乙です~
前スレの誘導に従い、今回からこっちに投稿します。
9:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/10 23:24:28 QDNXYHQc0
36
猛烈な疲労感。
屋外での”運動”をようやく終え、集中懲罰室の仮檻に戻されたわたしは、気を抜くと
意識が曖昧になるほどの目眩に襲われていた。
緊身衣に首手枷、そして乳首への識別票という恥辱的な姿を、多くの囚人達の目に晒され、さらに炎天下の運動場での、延々とした歩行運動の強制。
葛城さんの手によって、責め場所の増やされてしまった管理プラグ。
そして…結局振り下ろされることとなった鞭。
あのとき葛城さんが矢代さんの鞭を止めにかかったのは、
自分こそが4等級囚の担当だ、という意識が働いたから…ということらしい。
10:名無しさん@ピンキー
08/08/10 23:28:56 +LpHzntz0
主賓がキタ━━(゚∀゚)━━!!
支援。
11:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/10 23:31:34 QDNXYHQc0
>>10 スレ立て乙なのです!さっき発見してビックリしました。
結果的に矢代さんの鞭からわたしを救うこととなったので、高いポイントも…
ということも、つかの間の休憩中に教えてくれた。
うーん…。
どうも葛城さんの言うポイントというのがよくわからない。
早瀬さんと争っているそうだけれど。
それはこっちの話と軽くあしらわれて、再び防声具を噛まされ、それ以上は聞けなかった。
とりあえず、あの一件はわたしが多くの囚人の目の前で鞭打たれる姿を見せないように…、
という配慮からではないということがわかった。
そこまで甘くはない、ということ。
葛城さんだからそれも頷ける。
12:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/10 23:35:45 xFqy20GxQ
新スレ移行支援ー
いよいよですな( ̄ー ̄)
私の大好物な予感
13:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/10 23:46:28 QDNXYHQc0
>>12 新スレ移行しましたね~。5は歴代最速で埋まりそうです(;・∀・)
事実、あの後観月さんに匹敵するほどの強烈な鞭を葛城さんから受けることとなった。
あんな反則的な装具の追加されたプラグを装着されてしまっては、
はっきり言ってまともに”運動”になんかならない。
…うぅ、今も結構痛みが残っている。
緊身衣を脱がせてもらった後に、確認してみよう…。
葛城さんは鞭の扱いは矢代さんが…なんてことを呟いていたっけ。
そして緊縛術では、早瀬さんに一歩譲ることを自分で認めている葛城さん。
今日のこの懲罰は緊縛や鞭の腕を磨くための、良い機会だったのかもしれない。
わたしたちは真面目な葛城さんの、良い練習台、ということだったのかな…。
14:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/10 23:49:54 QDNXYHQc0
「お疲れ様。よく頑張りましたね」
葛城さんは先ほどまでの刑務官らしい厳しい口調から、いつもの穏やかな声に戻る。
「久しぶりの外の空気はどうでしたか」
わたしの首手枷を外しながら、葛城さんが問いかけてきた。
…残念ながら、すがすがしく晴れ渡った青い空の元、新鮮な空気を胸一杯に吸い込んで…
なんてことはできませんでしたッ。
こんな不自由な体勢を強いられていたものだから、指先が痺れて肩も痛い。
それに防声具を噛まされていたし、鼻から吸い込む空気は汗や体液をたっぷりと吸い込んで、
緊身衣の革の臭いを混ぜたような、とんでもなく淀んだもの。
15:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/10 23:53:06 QDNXYHQc0
これもわかっていて聞いているのかも。
ちょっと意地悪な質問。
どんどん早瀬さんに似てきたような気もする。
「うー…。うー…」
わたしは少しの抗議の意も込めて、少し低めに声を漏らした。
ようやく外された枷を床に下ろすと、葛城さんは緊身衣に包まれたわたしの身体を
そっとさすりながら続ける。
「鞭は痛かったですか?」
改めて聞くまでもないことのような気がする。
打ち込まれるたびに激しく身体を仰け反らせ、呻き声をあげるわたしたちの姿を
一番間近で見ていたのは葛城さん自身だし…。
16:名無しさん@ピンキー
08/08/10 23:54:11 Ng7g8PIN0
4
17:名無しさん@ピンキー
08/08/10 23:59:04 +LpHzntz0
葛城さん、嫉妬とあせりでいじめっ子モード全開。
ところで、看守が持ってる鞭って、乗馬用の棒みたいなやつじゃなくて、
柄とか使って辱めてるとこを見ると一本鞭みたいなんですけど。
うう、まじ痛そう。
素肌に使用禁止というのもうなずけます。
18:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 00:03:05 QDNXYHQc0
>>16 支援ありがとうございます~
>>17 そうそう、イメージとしては一本鞭ですね。ピシィ!!っと!
おまけに力の加減という意味では、葛城さんにその概念が欠落していたようにも思う。
矢代さんを”容赦ない”とまで言い切った、その根拠を知りたいところだ。
「うーぅ」
とりあえず言葉が出せないのを良いことに、もう少し適当に返事をする。
とにかく早くこの口に入っているものを取ってもらって、
汗でべたべたになった緊身衣を脱がせて欲しい。
…
…
19:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 00:06:14 J0kPcap10
リサはわたしよりも一足早く戻されていた。
隣の檻の中に収容されている。
終了してからの移送は葛城さん一人で行っていたので、リサが連れられて行ってから
結構な時間を外の檻の中で待たされてしまった。
リサは既に戒具やプラグなどを外され、全裸での緊縛を施されている。
わたしと同じように疲労困憊の様子だけれど、一応よい子にして座っているようだ。
防声具は…、やっぱり嵌められたままか。
今日のところはリサと話ができる余裕は無いかもしれない。
20:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 00:07:13 J0kPcap10
…外檻の中での待機というのも、地味にキツかった。
リサの戒具を外し、緊身衣を脱がせ、縄をかけて…という作業もあったから、
正確にはわからないけれど十五分以上はかかったと思う。
葛城さんが言うには待機…だけれど、確実にあれは放置プレイってやつだ。
もちろん、わたしがリサを先に戻すようにお願いしたから文句は言えないけれど…。
続々と3等級囚が棟内に戻される中、ずっと拘束姿のまま檻の中。
おまけに丁寧にも全員が一度わたしの檻の前を通って戻されていくものだから、
見られたい放題だった。まさに見せしめ。
21:名無しさん@ピンキー
08/08/11 00:10:16 Riy0WXTS0
日跨ぎ支援
22:名無しさん@ピンキー
08/08/11 00:10:30 TLUC53cA0
4
まだ読んでないから支援だけ
23:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 00:17:00 J0kPcap10
>>21 日跨ぎ支援感謝~
>>22 支援だけでも感謝~
同じ囚人なのに、哀れみの視線をむけられたり、顔を背けられたり…
もう散々な気分。
矢代さんは面白がって鉄格子越しに、鞭の柄でツンツンしてくるし。
この胸につけられた識別票と、首手枷のおかげで”晒し者気分”を十分に味わうことができた。
…これはやっぱりわたしで良かったのかもしれない。
リサだったら耐えきれるかどうか。
…その小さな胸で。
…いや、それは違うか…。
24:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 00:20:27 J0kPcap10
ともあれ、わたしもようやく戒具が外され、プラグを引き抜かれた。
ぬぷ…。
くちゅ…。
かなり恥ずかしい音とともに、わたしの下腹部はようやく圧迫感から解放される。
管理プラグのバッテリー駆動は侮れない。
なにしろ、今の今までその動きが継続していたから。
考えてみたら、移送されてきたときも、ほとんど挿れられっぱなしで2日間…。
慣れていなかったせいもあるけれど、相当回イかされてしまった。
よっぽど高性能のものが搭載されているのかもしれない。
本当にここの刑務所は、高い技術力をアレなことに注ぎ込んでいる。
25:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 00:24:35 J0kPcap10
「これはなかなか効果的だったみたいですね。観月さんに報告しておきましょう」
葛城さんはついさっきまでわたしの中に入っていた器具を、じっくりと手にとって
眺めていた。
…効果的というのは、あの”ほかの場所”にも刺激が加えられる装具のこと。
タイミングはともかく、もともと装着するつもりだったのだろう。
そしてその結果が、めでたく観月さんに伝えられることとなったようだ。
聞いていない。
というか今知った。
効果的と判断されたのだから、たぶん正式採用決定…でしょうね。
明日からの楽しい管理プラグライフに、新たなお友達が登場…か。
あはは…。
…うぅ、笑えない。
26:大阪
08/08/11 00:27:08 U+QzhD/+0
④です
27:名無しさん@ピンキー
08/08/11 00:29:33 Riy0WXTS0
回転による振動だけなら、結構エネルギー効率がよさそうです。
くねりが入ると、モーターが回転するスピードでやられたら、あの中が
赤剥けになって懲罰どころではなくなるので、どうしても回転数を
落とすために変速ギアが必要になって、かなり効率が落ちそう。
って完全にスレチの話になってしまった。
支援。
28:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/11 00:40:28 b0Sjmt+ZQ
寝落ち予感支援ー
新装備はスポイトみたいな感じでアレを吸い込んで
突起になったのを振動でな感じと予想
ク○○○○プ?
29:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/11 23:01:59 b0Sjmt+ZQ
明日早いので先おっき支援ー(^^;)
30:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 23:10:59 J0kPcap10
>>26 大阪タンありがとう
>>27 そこいら辺のギミックはどうしたら良いでしょうね??
>>28 ○○○○の中がわかりません>< ○が1つ余っちゃうの!!
>>29 明日早いのに支援ありがとうございます~
”実験対象”はわたしだけだったのかな。
あのタイミングで取りつけられたのは偶然だったのかもしれないけれど、
調査のためというのなら、さりげなくリサのプラグにも装着したのかもしれない。
後でリサ本人にも聞いてみたいところだ。
31:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 23:12:28 J0kPcap10
…でもなんといって聞いたらいいのかな。
クリ…。
いやいやいや、それはあまりにも直接的。
だいたいあの子自体アレを知らなかったら自爆だ。
「おねえちゃん、○○○○○って、なぁに??」
なんて真顔で聞き返されたら気まずい。
その可能性は十分に考えられる。
でも回りくどい言い方で、天然なリサに通じるだろうか。
…。
…。
32:名無しさん@ピンキー
08/08/11 23:17:03 thXCo31z0
しえん~~
33:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 23:17:14 J0kPcap10
そんな馬鹿なことを考えている間に、背中の拘束ファスナーが下ろされて、ようやく
上半身を緊身衣から解放してもらうことができた。
「外しますね」
乳首に取りつけられていた装具とともに識別票が外される。
すっかり先端が赤く腫れ上がっている。
こりこり。
こりこり…。
ぁ…!
はぅ…ッ!!
また!!
やっぱり…ッ。
葛城さんは”これ”がどうも最近のお気に入りらしい…。
「うーーーー」
わたしは変な呻き声をあげながら、咄嗟に数歩後ろに下がった。
い、今はこんな状態…。
さすがにちょっと勘弁してほしいです…ッ!!
34:名無しさん@ピンキー
08/08/11 23:18:05 TLUC53cA0
4
○○クリップかな
周さんが言いたいのは
2話分たまって読んでるから流れわかんないけど
35:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/11 23:19:35 b0Sjmt+ZQ
午後さん○のなかは(リキャッ)です( ̄ー ̄)
旅行先でもネタ構想しておきます
36:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 23:29:17 J0kPcap10
>>34 わたしはポンプか何かかな?と思っていました(;・∀・)
>>35 それだと○の数が合いますねorz
狭い檻の中。
すぐにわたしは鉄格子によってそれ以上の後退を止められる。
というか、また思いっきり頭を打ち付けてしまった。
まだ脱がされていない安定の悪いブーツのせいで、余計に足下がよろける。
そのままわたしは床にへたり込んでしまった。
「ああ、大丈夫ですか?」
葛城さんがものすごい恰好になってしまったわたしの腕を引っ張る。
「腫れていたもので…」
そういうところを刺激するのは、逆効果だと思います…。
葛城さんは、真顔で凄いことを口走った。
今日の葛城さんの暴走レベルは昨日の早瀬さんと良い勝負のような気がしてくる。
そんなところまで張り合わないでもいいのに…。
37:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 23:33:01 J0kPcap10
「葛城、今大きな音がしたけれど何かありましたか?」
しかも最悪のタイミングで矢代さんの登場…。
すでにもう鞭に手をかけている。
「いえ…。もう解決しました」
葛城さんは敬礼をしながら、しれっと言った。
あぅ…。
解決とか、まるでわたしが問題を起こしたような言い回しをしないでください…。
わたしはリサ並みの涙目で、葛城さんに訴える。
何を勘違いしたのか、葛城さんは軽く微笑んで手を振ってくれた。
全然通じてない…。
勘の鋭さはやっぱり早瀬さんに一歩譲るのかな…。
38:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 23:33:56 J0kPcap10
>>32 あぁぁぁぁ、支援もらっていたのに気づきませんでしたorz
「…まあ良いでしょう。あなたの担当囚ですからね」
矢代さんは怪訝な視線を檻の中のわたしに向けつつ、葛城さんの肩に手を乗せた。
「それでは、先ほどの件を。こちらは準備完了です」
「わかりました。A01の処置の終了までお待ちください」
葛城さんがピシッと敬礼をする。
矢代さんはわたしを一瞥したあと、思い出したかのように葛城さんに話しかけた。
「…それと、今の状態でコリコリ弄るのはさすがに可哀想です。ほどほどに」
39:名無しさん@ピンキー
08/08/11 23:35:16 TLUC53cA0
4
まちがったクリキャップだった
吸い出すらしいよ
40:大阪
08/08/11 23:37:35 U+QzhD/+0
④です
41:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/11 23:49:05 b0Sjmt+ZQ
ブログ記事削除更新支援ー
アレなキャップを乳首に使えば三点責めに( ̄ー ̄)
これなら葛城さんにこりこりされな・・
・・・・どっちみちされちゃいますな(^^;)
42:名無しさん@ピンキー
08/08/11 23:50:12 PI2jZkRt0
支援で~す。
43:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/11 23:53:44 J0kPcap10
>>39 吸い出す!!(;´Д`)ハァハァ クリップだと、クリクリップ…なんだか可愛いです(*ノωノ)
>>40 今日もありがとうございます~
>>41 3点責め… (;´Д`)ハァハァ
>>42 どうもありがとうございます~
…なんだ…。
やっぱりしっかりと見られていたのか…。
矢代さんはそう告げると踵を返し、再び集中懲罰室の外に出て行った。
残された葛城さんと再び目が合う。
あ…。ちょっと頬が赤くなっているかも。
「な、何を見ているんですかッ。A01!」
はぅ!
そして葛城さんまで番号呼称ですかッ…。
…
…
44:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/12 00:01:32 J0kPcap10
その後わたしは更衣所に連れられて行き、ようやく緊身衣と保護ブーツを脱ぐことが
許された。大量にかいた汗や革の臭いがどうにも気持ち悪かったけれど、軽くシャワーで
洗い流してもらう。
全身の火照りが落ち着いたところで、縄をかけられた。
時間的には、それぞれの独房に戻される頃だ。
これから仮檻の中にいるリサと繋がれて、また12階へ…となるのだろう。
今日は結局一度も話すことができなかった。
…。
45:大阪
08/08/12 00:02:14 WNADmXMw0
④です
46:名無しさん@ピンキー
08/08/12 00:02:33 Z2OzDVl90
4
マシントラブルが起こって大変なことになって
囚人を物としか扱わない、女医さんからドクハラ受けて
4等級の日々を、思い出して悶悶とする
妄想終わり
47:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/12 00:11:37 kyicDMg90
>>45 ありがとうございます~
>>46 専属の女医!これまた新たな妄想の種に(;´Д`)ハァハァ
ええと、二次ですがイメージに近いものがあったので転載します。
これに緊身衣を着せたらほぼビンゴ。これはこれで良いとも思いますが…
いつまで残るかはわかりませんのでお早めに~
URLリンク(image.i-bbs.sijex.net)
独房に戻されたら、消灯時刻までは”反省時間”とされる。
ほぼ30分おきにある巡回。同時に戒具のチェックも行われる。
もちろん、その時には正しい第1姿勢をとらなければ規律違反。
食事や排泄の時間もあるけれど、基本的には「座る」「立つ」以外の行動が全て禁止。
懲罰ではないにせよ、何もしない、何もしてはいけない状態を強制されるのも辛い。
48:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/12 00:12:37 +fzcB8xvQ
>>46
だれがなにをどうなって悶々なのか整理したら
わかりやすいかもですよ(^^;)
>>44
いよいよ大好物(・∀・)キター?
49:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/12 00:15:53 kyicDMg90
わたしと同じ年頃の子たちは、きっと放課後の開放感に浸っている時間だ。
部活に汗を流したり、友達と遊んだり…。
思い思いに自由な時間を楽しんでいることだろう。
でもわたしは冷たい壁に囲まれた監房の中に一人。
戒具で自由を奪われた姿のまま、何をすることも許されない。
激しい孤独感と切なさに押しつぶされるような気持ちになる時間だ。
懲罰による肉体への責め苦の後に待つ、精神的な責め苦。
実はこれもなかなかキツい。
50:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/12 00:17:33 kyicDMg90
>>48 そういえば、ドコモ規制が解除になったって噂を耳にしました。
今は末尾がQだから別ルートかな??
「リサさん、出ますよ」
葛城さんがよい子にして座っていたリサを檻から出した。
リサの後ろ手から伸びる縄がわたしの腰に巻かれ、移送準備完了。
また夜までの長い孤独な時間が始まる…のか…。
はぁ…。
口が塞がれているので溜息が出ない。…不便だなぁ。
「今日は監房に戻る前に、別の場所に行きます」
え?
珍しい。こんなことなんて今までなかった。
この状態で告げられたと言うことは、リサも一緒なのかな。
リサも驚いたのか、わたしの方を振り向いて首を傾げた。
51:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/12 00:27:21 +fzcB8xvO
>>50
Σ( ̄□ ̄)!テストしてみます
普通に書き込み支援ー
52:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/12 00:29:03 +fzcB8xvO
ドコモ規制解除(・∀・)キター!!!!
53:大阪
08/08/12 00:40:13 WNADmXMw0
④です
54:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/12 17:59:56 +fzcB8xvO
網走到着先支援ー
妄想ネタ養ってきます( ̄ー ̄)
55:名無しさん@ピンキー
08/08/12 21:52:39 FVvsejDW0
4
56:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/12 23:35:04 kyicDMg90
>>51-52 ドコモ解除みたいですねw
>>53 大阪タンありがとうございます~
>>54 網走!!? ついに収監ですか!!
>>55 ありがとうございます~
そう言えばさっき、矢代さんと葛城さんが何か話していたっけ。
先ほどの件がどうとか…。
別の場所…。それがどこなのかはわからない。
「ついてきなさい」
葛城さんが縄を引いた。
ぺた…。ぺた…。と回廊を進むわたしたち。
いつもはここで上層階へのエレベーターに乗ることになるのだけれど、そこを通り過ぎる。
そのまま、下の階へ向かう階段ホールにわたしたちは連れられていった。
57:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/12 23:40:02 kyicDMg90
1階に下り、見慣れない場所に通される。
ここは初めて来る場所…かな。
とても殺風景な、待合所のような場所だった。
やはりというか、囚人用の檻がきちんと用意されているのが悲しい。
檻は1つだけだったので、またわたしとリサは一緒に入れられるようだ。
ずっと無言だった葛城さんが、わたしたちをベンチに座らせると同時に口を開いた。
「ここで受刑生活を送る囚人の取材ということで、収容されている囚人に直接話を
聞きたいというレポーターがいるのです」
58:名無しさん@ピンキー
08/08/12 23:42:34 Wr47KdFrO
支援
59:名無しさん@ピンキー
08/08/12 23:42:57 FVvsejDW0
4
60:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/12 23:46:51 kyicDMg90
>>58-59 支援ありがとうございます~
…え…。
それってこの前聞いた…、あのレポーターのこと…??
「今回は、あなた達にその役を引き受けてもらうことにしました。勝手に決めてしまい
ごめんなさいね。」
葛城さんはわたしたちの防声具を外してくれた。
今回はかなりの長時間だったので、たまっていた涎がたっぷり零れてしまう。
「発声許可。ただし、レポーターの質問にだけ答えること。自分から話してはいけません」
葛城さんは他にも、自分と矢代さんがこの取材に立ち会うこと、
撮影もされるが、放送時には音声と画像に加工が施されることなどを教えてくれた。
61:大阪
08/08/12 23:49:45 WNADmXMw0
④です
62:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/12 23:53:23 kyicDMg90
>>61 大阪タンありがとうなのです
「はい…。わかりました…」
とりあえずそう答えるけれど、どうしよう。
自分の姿が、声が…。
もちろんわからないように加工がされるといっても…。
「はぅ…、お姉ちゃん…。どうしよう…。はずかしいよぉ…」
リサも同じ気持ちか…。そうだろうな。
とりあえず、聞かれたことに答えるだけならなんとかなるかもしれない。
これも自分の罪に向き合う、一つの試練…かな。
こういうのはきっとリサは苦手だと思う。
安心させてあげなくちゃ。
「リサ、大丈夫。困ったら全部わたしが答えるから」
リサはぶんぶんと頭を縦に振った。
「ぐす…。でもあたしも…ちょっと…がんばってみる…」
変に頑張りすぎてトンデモないことを口走ったりしないのかが心配。
でも、少し気持ちが和らいだみたい。
63:名無しさん@ピンキー
08/08/12 23:58:16 3+kUE6xh0
変態アナウンサーwktk
64:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/12 23:58:43 +fzcB8xvQ
大好物(・∀・)支援
>>56
しかしべっかんこが重いのでQのほうで(^^;)
65:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 00:00:15 kyicDMg90
>>63 (;´Д`)ハァハァ
>>64 べっかんこ???
そうだ、もう一つ聞いておきたいことがある…。
「…葛城さん、わたしたちはこのままの姿で取材を受けるのですか…?」
以前の移送時には、一般人の目に触れそうなときに特殊な衣服で覆ってもらった。
もちろんその姿も異様ではあったけれど、戒具をつけられた姿は目に触れないような
配慮をされていたように思う。
今回も相手は一般人だ。
今の姿…。つまり全裸で緊縛姿。
このまま引き合わされるのかどうかが気にかかる。
66:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/13 00:01:03 +fzcB8xvQ
>>63
そんなアスミさんが好き( ̄ー ̄)
67:大阪
08/08/13 00:02:52 WNADmXMw0
④です
68:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 00:04:28 kyicDMg90
>>66 (;´Д`)ハァハァ
>>67 ありがとうございます~
葛城さんは軽く咳払いをして答えた。
「そのままです」
…。そうですか。
撮影もされるっていってたっけ…。
刑務所内だけでなく、全国的に晒し者決定なのですね…。
あぅ…。
「ですが、レポーターの藤村さんは、ご自分もここで囚人としての生活を送っていました。
あなた達のそういう姿は、見慣れておられると思うので…恥ずかしがらなくても良いです」
そう、たしかそのように聞いていた。
進んでここでの懲罰を体験しているって。
どんだけ変態なのか知らないけれど…
その藤村さんが見慣れているとか、そういう問題でもないような気がする。
69:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/13 00:05:29 Kg3WUrLWQ
>>65
携帯用の専用ブラウザだと思って使ってます。
Qが付くのは携帯用の専用フルブラウザです。
まあ私もよくわからないで使ってますが○| ̄|_
70:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 00:11:06 kRlpVYdu0
>>69 なるほどー。
全国のお茶の間に全裸緊縛少女囚の姿…。
前代未聞の大反響を引き起こしちゃいますッ!!
あぅあぅ…。
リサの方を見るといつにも増して涙目だ。
「お姉ちゃん…うぅ、やっぱりこわいよう…」
突然降ってわいたようなイレギュラーなイベント…。
リサが混乱するのも無理はないと思う。
わたしだって…。
…
…
「葛城、連れてきなさい」
そしてついに、奥から矢代さんと思わしき声。
「行きますよ。頑張ってくださいね」
わたしたちは、パッと明かりの点された奥のスペースへと引き立てられていった。
71:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/13 00:13:01 Kg3WUrLWQ
ワクワク((o(^-^)o))支援
72:大阪
08/08/13 00:14:37 h4ohFARh0
④です
明日は実家に帰るので
支援できないので今日は多めに…
73:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 00:16:22 kRlpVYdu0
>>71 支援ありがとうございます~
>>72 帰省ですか、お気をつけて!
37
”最後の仕事”のために与えられたのは、アスミも初めて足を踏み入れる場所だった。
さほど広くない空間。
中央は巨大な鉄格子で仕切られていた。
面会所…らしき構造ではある。
ただし、アスミのいるのは檻の外。
つまり管理区域外であった。
アスミは部屋の隅で、返却された私服に袖を通す。
先ほどまで身に着けていた緊身衣とはまるで違う着心地。
肌触りも滑らかで、いたって清潔。
拘束感も、まして変な臭いも一切ない。
けれど、身体に馴染みきった囚人服を手放すのはアスミにとって胸苦しいことだった。
アスミは大きな溜息をついた。
74:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 00:17:39 kRlpVYdu0
あの囚人としての日常はもう終わり…。
苦痛に喘ぐ少女囚とともに受けた懲罰。
厳しく自由を奪う戒具、全裸での緊縛。
管理プラグに犯され、鞭の恐怖に怯える毎日…。
最高の被虐感。
今までの快感が鮮明に蘇る。
本物の囚人である彼女たちには申し訳ないとは思うけれど…。
そう、自分の秘めたる望みが、確かにここで叶えられた。
75:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/13 00:20:44 Kg3WUrLWQ
はうあΣ( ̄□ ̄)!
午後さんじらしちゃいやん○| ̄|_
アスミさんーー本能のおもむくままにー(^^;)
76:大阪
08/08/13 00:26:47 h4ohFARh0
④です
帰省みたいなものです…
が、最近会社辞めたので
それの報告とかいろりろです
懲罰会議みたいな感じ
77:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 00:29:21 kRlpVYdu0
>>75 しかも連投規制かかっていました(;・∀・) サルじゃないけど
>>76 懲罰会議…(;´Д`)ハァハァ って、スミマセン…頑張ってください~
許されることなら、いっそこのまま本当の囚人として…
「あぁ、だめだめ…」
アスミは、用意されていた椅子に座り込むと大きく頭を振った。
そしてハッと息をのむ。
規律違反…。
その言葉が頭をよぎる。
…。
…。
…。
「何も…おこらないんだ」
身体拘束もなく、監視をする刑務官もいない。
どのような行動を取ろうとも、叱責されることもない。
もちろん鞭打ちも。
今の自分の立場は、一般人そのものだ。
「うん…。もう終わりなんだから…」
そう呟きながらも、熱く疼き続ける股間の火照りをアスミは感じていた。
78:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 00:32:08 kRlpVYdu0
「藤村さん。着替えは終わりましたか?」
つい先ほどまで、緊身衣姿のアスミに鞭を打ち込んでいた矢代刑務官が現れる。
アスミは咄嗟に顔を伏せた。
さすがに恥ずかしさがこみ上げる。
「お、終わりました。」
わざとらしく靴の爪先をトントンと床に打ち付けながら答えるアスミ。
矢代は俯くアスミに近づき、肩にそっと手をかけた。
「潜入取材とはいえ、本当に騙されてしまいましたね」
溜息混じりに矢代は呟く。
「は…はい…。一部の刑務官以外には正体を明かさないということにしてもらいました」
アスミはまだ目を合わせずに、小声で答える。
矢代もその一人。
つい先ほどまでは、まさに囚人と刑務官という関係。
多少の気まずさを感じる。。
79:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 00:33:53 kRlpVYdu0
「…それにしてもこれだけの長期間、ここでの囚人生活に耐えるとは大したものです」
手にした鞭を空打ちする矢代。
「私の鞭は如何でしたか」
部屋の隅にある椅子に腰掛け、矢代はグイッと制帽を深く被りなおした。
「は、はい、…気持ちよ…じゃない…ッ、かなり…き、厳しかったですッ!」
「え?」
矢代の眼鏡が光る。
アスミは慌てて言葉を続けた。
「あの、こ、ここでの囚人の処遇をリアルに体験できて、それで、その、レポートにも
深みが増すというか、その…」
「まぁそうでしょうね。今の今まで、私も本気でしたから」
矢代は緩めた鞭をピシッと両手で引っ張り、乾いた音を室内に響かせた。
80:名無しさん@ピンキー
08/08/13 00:34:20 sC2p2g1T0
4
81:名無しさん@ピンキー
08/08/13 00:34:52 tN4SwcOk0
4
昨日の医者の妄想、医者なら男でもいいって思った
82:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 00:42:16 kRlpVYdu0
>>80 支援ありがとうございます~
>>81 (;´Д`)ハァハァ 少女囚の身体を丹念に調べ上げ…そして…
「ですが…。藤村さん」
立ち上がった矢代が壁のスイッチを押す。
鉄格子の向こうに広がる殺風景な空間が照明に照らし出された。
「これからここに連れてくる4等級囚の二人。彼女たちは、これからも厳しい罰を
与えられ続ける”本当の囚人”ですよ」
アスミは息をのんだ。
そうだ…。
自分はあくまで仮の存在。
でも、これから向き合う少女囚は…。
「葛城、連れてきなさい」
矢代が鉄格子の奥に向かって呼びかける。
それと同時に、葛城に引き立てられてきた二人の少女囚がその姿を見せた。
83:大阪
08/08/13 00:44:13 h4ohFARh0
④です
84:名無しさん@ピンキー
08/08/13 00:50:23 Kg3WUrLWO
じらされ支援ー(^^;)
85:♀Y ◆whip0736.M
08/08/13 01:28:19 LKnVe3lx0
支援~
そして、暫くお別れです
明日、懲役120時間に収監されます
たぶん、PC禁止ってか
暗房の重屏禁に付加刑が付くと思われなので……
生きて還れるかどうかw
無事還れることを祈ってくれたら嬉しいです
今日の尻尾は鞭いっぱいw
86:名無しさん@ピンキー
08/08/13 01:36:59 tN4SwcOk0
>>85
あう、長期懲役ですか
あちら側にいかれるのですね
生還お祈りしてます、あと脳内看守さまにもよろしくいっててください
87:名無しさん@ピンキー
08/08/13 18:57:51 t9Xt+cIC0
久々先行支援~。
88:名無しさん@ピンキー
08/08/13 19:18:13 UHbfsdT10
>>68
「ですが、レポーターの藤村さんは、ご自分もここで囚人としての生活を送っていました。
あなた達と同じ姿でインタビューするので…恥ずかしがらなくても良いです」
妄想先行支援
89:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/13 20:02:18 Kg3WUrLWQ
早めに支援ー
>>68
?
90:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/13 20:03:46 Kg3WUrLWQ
間違えた>>88でした
91:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 23:24:37 kRlpVYdu0
>>83 大阪タンは今日は帰省ですね
>>84 寝落ちでしたw
>>85 120時間の重屏禁!!行ってらっしゃいませッ!!はぅ!
>>87 先行支援ありがとうございます~
>>88 そういうシチュエーションもアリですよね。ちょっと迷いました(;´Д`)
>>89 早め支援ありがとうございます~
アスミが目にしたのは、先ほどまで運動場の檻の中で責め苦を受けていた少女囚たち。
今は緊身衣ではなく、白い素肌にキッチリと縄をかけられている。
彼女らのその姿に、アスミは再び息を飲んだ。
自分が縛られる時はもちろんだけれども…。
他人の緊縛姿、それも可愛らしい…と言えるほどの少女たちの、そのような姿を見るのも
十分に感じてしまう。
92:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 23:27:37 kRlpVYdu0
アスミが初めて刑務所のレポートを行ったときには、ここまでの厳しい拘束をされたまま
取材に応じた囚人はいなかった。
それだけに、この厳重拘禁棟の厳しさというものが伺い知れる。
まして彼女たちは4等級囚。
最も過酷な処遇だ。
まだ席に着くことを許されず、立ったままの少女たちをアスミは無言で見つめた。
「彼女たちが4等級囚です。左がA01。右がA02」
矢代が簡単に説明を行い、セットされた撮影機材をチェックした。
「この場所なら良いでしょう。カメラはここから動かさないでください」
93:名無しさん@ピンキー
08/08/13 23:27:55 tN4SwcOk0
4
94:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 23:32:44 kRlpVYdu0
>>93 ありがとうございます~
保安上の理由だろうか。
それでも比較的囚人に近い場所への設置ができた。
音声が拾いきれるかやや不安だが、却って潜入取材のリアリティが出せるかもしれない。
アスミは矢代に軽く礼をすると、再び番号で紹介された二人に向き合う。
以前も何度かこの少女囚たちとのニアミスはあった。
今日の”運動”でもその姿を確認できたが、こうして間近でじっくりと見るのは初めて。
どういう意味で矢代が「興味深い」としたのかはわからないが…。
95:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 23:39:24 kRlpVYdu0
A01とA02。それぞれの番号で呼ばれた少女囚たち。
まだ座ることを許されず、厳重に縄で縛められた哀れな姿で、健気に正面を向いて立っている。
胸をギュッと強調するように絞り出され、腕を後ろに回された上半身。
その先端はツンと上を向き、微かに震えているのが確認できる。
あそこは金属の器具が填め込まれ、識別票が取りつけられていたはず。
…。
アスミは、あの識別票の装着は経験したことがなかった。
彼女たちはどれだけの屈辱と、どれだけの苦痛を味わったのだろう。
赤く腫れ、プクリと勃ったままの乳首。
彼女たちのそれは、恥辱にまみれたその瞬間を静かに物語っているようでもある。
アスミは、妙に呼吸が苦しくなるのを押さえ、自分の胸に両手をそっと当てた。
96:名無しさん@ピンキー
08/08/13 23:40:12 tN4SwcOk0
4
97:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 23:47:48 kRlpVYdu0
>>96 ありがとうございます~
運動場へと引き立てられる彼女たちの姿が、鮮明に思い起こされる。
悲しく喘ぐ、塞がれた口元。
完全に自由を奪う首手枷…。
そして、乳首に取りつけられたまま、揺さぶられる鎖。
…。
…。
今は一時的に一般人の姿となっているアスミ。
もちろんこの薄いブラウスの下には、しっかりと胸を保持する下着を着けている。
けれど、自分の先端までもがジンと熱く疼く感覚だけはわかる。
あれをつけられたまま…。
多くの人の目に晒されて…。
アスミは、自分のその哀れな姿を想像してしまった。
目の前の少女たちは、そのあまりも恥辱的な仕打ちにさらされた直後。
一旦収まりかけていた股間の疼きまでもが、再び…。
98:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 23:51:44 kRlpVYdu0
「(……。今は駄目、早く取材を…)」
アスミは両手で髪を掻き上げ、鉄格子の向こう側にいる葛城に声をかけた。
「は、始めても、よろしいでしょうか…?」
葛城はゆっくりと頷いた。
続けて少女囚たちに命令を出す。
「座りなさい」
二人は用意されていた小さい特殊な椅子に腰を下ろした。
背もたれのない丸椅子。座面は磨き上げられたように冷たく光るステンレスだ。
実に囚人用の椅子らしいとアスミは感心する。
ここの設備は、常に囚人に対して一切の快適性を排除する徹底ぶり。
アスミもそれを身をもって体験している。
最高レベルのセキュリティ環境の中で味わう、最低の屈辱。
あらゆる場面で味わうこととなった被虐感が思い出される。
99:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/13 23:57:09 kRlpVYdu0
葛城は縄のかかり具合を改め、縄尻を天井から吊り下げられている鎖に繋ぎ留めた。
アスミの視線は、自然に彼女らの太腿の付け根に移る。
綺麗に剃り上げられた割れ目に沿って、吸い込まれるように這わされた黒縄。
その場所は、今まさに”責め”られて続けている状態。
腰を捩らせ、辛そうに顔をしかめる二人の少女は、一体何を感じているのだろうか…。
「少々お待ちください、いま脚を拘束します」
葛城が二人の足首に枷を嵌めた。
これも保安上の理由…なんだろう。
少女らしい、華奢で綺麗な脚に取りつけられる、冷たい金属の環。
あまりにも無慈悲なアクセサリーだ。
作業を終えた葛城が部屋の奥に下がり、簡易的なデスクの前にゆっくりと腰掛けた。
目線で合図が送られる。
いよいよ開始だ。
100:名無しさん@ピンキー
08/08/14 00:02:07 5DwtmocG0
4
101:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 00:17:52 uXu2xg/80
>>100 ついに100!3桁突入です。いつも支援ありがとうございます~
「え…と、はじめまして。私はここに収容されている方々を取材中の、藤村といいます」
アスミは努めて平静を装い、鉄格子を隔てて座る少女囚たちに声をかける。
「A01です」
「…はう、A02…です」
思いのほかはっきりとした声での返事。
音声録音にも支障はなさそうだ。
アスミは続ける。
「もしよろしければ、お名前を聞いても良いですか?放送はしませんので」
これは前回も行った手だて。
やはり直接話をする場合には、名前を聞いていた方がやりやすい。
102:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 00:20:47 uXu2xg/80
「鮎川壬姫、といいます」
「巽リサ…です、はぅ…」
ミキとリサ。
覚えやすい名前だ。アスミは自分の名字だけしか明かしていなかったことを思い出し、
慌ててフルネームを名乗った。
「では最初にお聞きしますが……」
アスミの取材は順調に進んだ。
彼女らの生い立ち、罪名や残りの刑期などが、二人の口からぽつりぽつりと語られる。
その途中でお互いに驚いた顔で見つめ合う場面も見られた。
今まで自分の罪名や犯した事件について、語り合うことを禁じられていたという。
103:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 00:21:35 uXu2xg/80
リサは泣いていた。
恥ずかしくてお姉ちゃんに顔を合わせられないという。
「お姉ちゃん…ですか?」
「いえ…わたしがリサからそう呼ばれているんです。ここでは、4等級囚はわたしたち
だけなので…。リサ…。泣かないで。大丈夫だよ」
リサは目にいっぱいの涙を溜めていた。
それをなだめ慰めるミキ。
本当の姉妹のようでもある。
もちろん後ろ手に縛られている二人は、涙を拭うことも拭ってやることもできない。
その様子を見て、アスミは咄嗟に自分のジャケットに手を入れる。
「ゴメンなさい…。辛かったですよね。はい…これで…」
アスミは鉄格子の隙間から折りたたんだハンカチを差し入れた。
「はぅ…」
なんとかリサの顔に届く距離。
アスミは葛城や矢代の様子を窺ったが、これに関してはOKのようだ。
104:名無しさん@ピンキー
08/08/14 00:23:04 5DwtmocG0
4
今日は静かだな
帰るところがある人はいいね
105:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 00:35:51 uXu2xg/80
>>104 。・゚・(ノД`)・゚・。
「では、話題を変えますね…。答えたくなければ、無理をなさらずに、ね」
「はい」
「はぅ…」
ミキは”お姉ちゃん”と言われるだけのことはあり、受け答えがかなりしっかりしていた。
一方リサの方は、ちょっと頼りない感じ…か。
アスミは、ミキからリサにという流れを作っていた。
困ったリサをすかさずフォローするミキ。
その姿を微笑ましく思うアスミ。
取材はさらに続いた。
これから聞くのは、いよいよここの処遇についてだ。
106:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 00:36:45 uXu2xg/80
「ここでの生活は、とても辛いとは思いますが…」
最初にミキを見つめ、問いかける。
ミキは、最初は言い淀んだものの、淡々と答えてくれた。
管理プラグの屈辱。
一切の自由が許されない戒具。
懲罰衣と緊身衣に身を包まれる、苦しさと恥ずかしさ。
繰り返される毎日の懲罰。
そして今まさに自分の施されている緊縛について。
「…でも、どれもこれも、わたしは受け入れなければならないと思っています。
ここでの辛く苦しく恥ずかしい日々が、わたしのできる償いです…ので…」
ミキは、最後に視線を落として呟くように声を絞り出した。
歯を食いしばり、後ろ手に縛られた腕を振るわせ、戒められた両脚が細かく震えている。
白い太腿に、彼女の涙が次々にこぼれ落ちた。
107:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 00:38:41 uXu2xg/80
これがまさにアスミの望んでいた画像。
本物の囚人にしか見られない悲壮感だ。
まずい。
アスミは再び心臓の高鳴りを覚えた。
ミキに対しては本当に不謹慎で申し訳ないけれど…。
その姿、その声。
萌えてしまう。
どうしよう。
「お…お姉ちゃん…」
今まで静かに目を閉じてミキの話を聞いていたリサが、耐えかねてついに口を開いた。
「はぅ…藤村さん…、ゴメンなさい、もう…もういいですよね…!!?」
108:名無しさん@ピンキー
08/08/14 00:39:13 5DwtmocG0
4
109:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/14 01:43:38 T0cgy9nlO
私が寝落ち○| ̄|_
さすがに力尽きてた(^^;)無念です
110:名無しさん@ピンキー
08/08/14 03:50:49 WWHs4GfyO
これまで半強制で淫らになる姿を見てたのに、ここ一番でリサが言葉でまともに庇ったから、感情的な意味でどくんとして、涙が出た件について。(そして罪悪感を覚えた
111:名無しさん@ピンキー
08/08/14 10:30:02 FXgcLR1V0
>>109
土曜日から援軍が送れそうです。
それまで戦線をキープして下さい。
ドンドコドンドコ(^○^)//Ω\\(^○^)ドンドコドンドコ
ガンバレ~
112:大阪
08/08/14 18:45:19 XYB3VTnq0
帰ってきました
113:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 23:18:07 uXu2xg/80
>>108 支援ありがとうございます~
>>109 寝落ちでしたか(;・∀・)疲れていたのかな
>>110 リサは健気でかぁいいですよね。気に入っています。
>>111 ドンドコ支援感謝
>>112 お帰りなさいませ~
今まではぅはぅを繰り返すだけだったリサ。
けれど今のその表情は真剣。
血の繋がりのない”姉”のことを本気で心配している顔だ。
…まずい。
さらにアスミの鼓動がその速度を増す。
緊縛姿の美しき少女囚たち。
そこに垣間見える儚げな”姉妹”愛…。
これまでとは違うタイプの、最強レベルに近い萌えシチュエーションだ。
114:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 23:21:51 uXu2xg/80
「お姉ちゃん…」
リサはスッと立ち上がり、1mほど離れて座るミキのもとに歩み寄った。
両足首に嵌められた鉄枷。それを繋ぐ短い鎖がジャラリと音を立てる。
「あ…ッ、リサさん、駄目ッ…!」
アスミは思わず叫ぶ。
自らの囚人生活経験から、咄嗟に出た警告だった。
このような勝手な行動は許されることではない。
規律違反とされ、追加懲罰の対象となる。
後ろで控えていた葛城が、ガタンと椅子を突き飛ばすようにして立ち、二人のもとへ
駆け寄った。
115:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 23:22:57 uXu2xg/80
葛城がピーッ!と笛を長く鳴らし、リサの身体を後ろから羽交い締めにする。
「勝手な行動を取ることは許可していません!座りなさい!」
リサに葛城の厳しい叱責が浴びせられる。
「はぅ…、は、離してッ!お姉ちゃんが、だってお姉ちゃんが…泣いてるもん!!」
リサは激しく身体を捩らせて抵抗した。
全身に這わされた縄が、ギシギシと軋みながらリサの身体を締め上げる。
それにもかかわらず、ミキの近くへと行こうとするリサ。
そしてそれをグイッと押さえる刑務官、葛城。
116:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/14 23:30:54 T0cgy9nlO
ホテルから支援ー
萌えますな( ̄ー ̄)
117:名無しさん@ピンキー
08/08/14 23:34:20 D90Nc1CA0
4
118:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 23:37:35 uXu2xg/80
>>116 ホテル支援感謝です
>>117 通常支援感謝です
やはり、リサと葛城との体格差は明らかだった。
抵抗を続けていたリサだったが、次第に力を失うかのように大人しくなり、そして椅子に戻された。
ぜぃぜぃと肩で息をし、その目には一杯の涙を湛えている。
「リサ…、ごめん。今のはわたしが情けなかったのがいけないよね…」
ミキがポツリと言った。
「はぅ…、お姉ちゃんの、ばかぁ…。あたしだって、お姉ちゃんみたいにお話できるもん。
お姉ちゃんが答えるのに辛くなったら、かわってあげようって思ったのに…」
縛られた後ろ手をしっかりと葛城に握られたまま、リサは俯きながら呟く。
119:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 23:39:55 uXu2xg/80
その興奮を収めようと、反対側の手で葛城はリサの頭をそっと撫でていた。
「リサさん…。あなたの気持ちもわかります。…だけど規律違反はいけませんよ。
明日の追加懲罰を命じます」
「はぅ…」
すっかり気落ちしたのか、リサはがっくりと項垂れた。
「待ってください、今のはわたしが…。だからリサではなく、追加懲罰はわたしに…ッ」
必死にリサを庇うミキ。
しかし葛城は無言で軽く頭を横に振った。
「それは無理。違反したのはこの子です。規則は規則…。諦めてください」
溜息混じりに葛城はミキを制する。
ミキは悔しそうな表情を隠すように再び俯いた。
その姿を見たリサが、喉を詰まらせながら言う。
「うん…。お姉ちゃん、葛城さんの言うとおりだよ…。ありがと…、ごめんね。
やっぱりあたしバカだから、バカなことやっちゃったみたい…はぅ…」
120:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 23:41:34 uXu2xg/80
きゅん。
アスミの感情が、また大きく揺さぶられた。
思いがけないハプニングだった。
感情を抑えきれずに、規律違反を犯してまで姉を庇う妹。
厳しく制しながらも、その後は暴れた少女囚をたしなめる刑務官。
しかし非情にも規則として言い渡される処分。
すすり泣き。
乱れる息。
軋む縄に、擦れる鎖。
これも最高の映像だ。
演出では得ることのできない、息を飲む萌え展開。
二人の少女囚は、その縄に戒められた身体で、何を感じているのだろう。
121:名無しさん@ピンキー
08/08/14 23:47:13 D90Nc1CA0
4
122:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/14 23:52:09 T0cgy9nlO
酔っぱらい支援(^^;)
萌え死ぬΣ( ̄□ ̄)!
123:名無しさん@ピンキー
08/08/14 23:54:37 5DwtmocG0
4
面会は許されてるの?
リサは妹さんがいるから
拘束された姿で面会って妄想
被害者に会わせるもいいね
124:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 23:58:10 uXu2xg/80
>>121 更なる支援ありがとうございます~
>>122 ヨッパライ支援感謝
>>123 実はそれ、チョット考えていました。面会イベントどこかで発動させたいです。
アスミはしばらくの間、彼女らの様子をじっと見守っていた。
「…すみません、ちょっと意地悪な質問でしたね…。」
しばらくの間をおいて、アスミは二人に向かって言った。
取材の過程とはいえ、とんでもない事態を引き起こしてしまい、罪悪感に苛まれる。
「…。いいえ、わたしの心の弱さが原因ですから…」
スッと顔を上げたミキが答えた。
「はぅ…。あたしも…。藤村さん、ごめんなさい。大切な取材なのに…」
リサもそれに呼応するかのように、アスミに謝罪した。
原因を作ったのは自分。
けれど、二人はこうして頭を下げている。
囚人としての立ち振る舞いを、日頃から叩き込まれているせいなのかもしれない。
125:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/14 23:59:32 uXu2xg/80
きゅん。きゅん。
どうしてこうもこの二人は続けざまに萌え攻撃を仕掛けてくるのか。
拘束されたまま、しかも股縄を這わされた姿だというのに、あまりにも健気な二人の少女囚。
アスミは次第に自分の心を奪われていくような錯覚に陥る。
矢代の言っていた”興味深い”というのはこういうことなのか。
確かに…、ミキとリサ。
この二人には、囚人としてだけではない、何か特別な魅力を感じてしまう。
ドキュメントには最適の素材だ。
…この二人の行く末を。
戒めや鎖から解き放たれるまでを、追い続けるというのも悪くない。
アスミは、戻ったら織部に相談を持ちかけようと心に決める。
そう。
もしかすると、再びここで取材を続けることができるかもしれない。
126:大阪
08/08/15 00:00:08 XYB3VTnq0
④です
127:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 00:03:40 uXu2xg/80
>>126 大阪タンキタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
…
…
残された時間は少ないようだ。
席に戻った葛城が、アスミへ自分の腕時計を数回指さして合図を送ってきた。
アスミは了解の意を込めて頷き、二人に向き合った。
大きく息を吸う。
「では最後の質問…。ここの刑務官の方たちについてお聞きしたいのですが…」
ミキは俯いていた顔を反射的に起こした。
あれ…?
アスミは一瞬この部屋の空気がふと変化したのを察した。
一身に視線が集まるような感覚。
矢代と葛城が同時にわざとらしい咳払いをする。
128:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 00:07:11 bSYZ0Lnz0
「あ…あなた達4等級囚さんは、二人の担当刑務官のお世話になっているそうですね」
「は、はい…」
「はぅ」
アスミは続けた。
ミキの顔が少し強張っているような気もするが、時間がないので続ける。
新人刑務官の仕事ぶりについても、取材をしなければならない。
「あなた達が今縛られている縄、それは向こうの刑務官の方に施されたのですか?」
「はい…そうですけれど…。葛城さんです。」
軽く鼻をすすりながらミキが答える。
「葛城刑務官は新人の方ということで、縛られ心地…とでもいうのでしょうか、
その縄の感触は、どのようにお感じなのですか?」
「えッ…」
129:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/15 00:08:01 v/fZCJgLO
ニヤニヤ(・∀・)支援
130:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 00:09:35 bSYZ0Lnz0
>>129 ニヤニヤ支援感謝
何かまずい質問でもしたのだろうか。
アスミはミキの予想以上の動揺ぶりに少し戸惑った。
確かに担当看守立ち会いのもとなので、多少は気まずいかもしれないけれど…。
こういう率直な”生の声”というのも是非聞いておきたいポイントだ。
後ろで座っている葛城刑務官は、心なしかソワソワしているようにも見える。
もちろんいつもの”保安上の理由”もあるのだろうけれど、
明らかにさっきよりも、こちら側に目を向ける回数が多い。
自分の評価は、やはり気になるところなのだろう。
もちろん今までのやりとりの中で、ある程度の予想はつく。
きっとミキは、無難にコメントをまとめてくれるに違いない。
131:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 00:11:23 bSYZ0Lnz0
そういう確信もアスミにはあった。
「き…、緊張感…というか…その…。痛くて苦しいけれども、優しさを感じるというか…」
斜め下に視線を反らし、ミキはゆっくりと言葉を選びながら答えているようだ。
うん、理想的な優等生の答え。
厳しさに隠れた優しさあり…、か。
これも良い。まだ非情に徹することが苦手な新人刑務官らしいエピソード。
アスミはうんうんと頷きながらミキの話に耳を傾けていた。
「でも、あたしは早瀬さんに縛られた方が好き。うまいもん」
時間が止った。
132:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/15 00:16:13 v/fZCJgLO
ミキさーんΣ( ̄□ ̄)!うしろうしろ!!!
133:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 00:20:07 bSYZ0Lnz0
あたし何か変なこと言った?
というキョトン顔をしたリサが、辺りを見回してパチパチとまばたきをしている。
「あわわわッ!バカリサ!ちょっとまって!あぅ、あぅ…今の無しです、無し!!」
優等生だったはずのミキが、リサのトンデモ発言にスッと顔色を変えて取り乱す。
「(…空気読んでよッ!この状況で…だいたいあなたは聞かれてないでしょう!)」
「(はぅ~…だってほんとなんだもん…。それにやっぱりあたしもしゃべりたいし…)」
先ほど見せてくれた姉妹愛って…。
後ろに控えていた葛城の目が光ったような気がした。
背後では矢代の吹き出す声も聞こえる。
134:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 00:27:09 bSYZ0Lnz0
>>132 後ろ後ろ支援感謝~
「あ、あの…。それはどういうこと…ですか?」
アスミは取り込み中の二人に割りこんで質問を重ねる。
「い、いえ…あのその、早瀬さんのが気持ちいいとか、あわわわ、そうじゃなくて、
その…葛城さんのが痛いとか、上手くないとか、そういうことで、じゃなくて、あぅ…」
すっかりミキは大変な状態。
完全に混乱している上に問題発言連発だ。
「あぁそうだった、お姉ちゃんもそう思っているんだもんね」
そしてリサの火に油を注ぐ発言。
「いや、それはッ!ちがいます、そんなことは…!」
ぶんぶんぶんと音がしそうなほどの勢いで首を横に振るミキ。
135:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 00:28:03 bSYZ0Lnz0
アスミは一度軽く咳払いをして、再び口を開いた。
このままでは、彼女らの身の安全に重大な支障を及ぼすことになりかねない。
話題を変えなくては。
「あ、あの、それでは別の…」
「はい、そこまで。時間です」
アスミの言葉が遮られた。淡泊な口調で、葛城が終了を告げる。
「あわわわわわ…」
小刻みに震え、ゆっくりと後ろを振り返るミキ。
そこには爽やかな笑みを浮かべた葛城が立っていた。
「さぁ、A01さんもA02さんも…、自分の”お部屋”にもどりましょう…ね?」
「は、はぅ~」
ようやく事の重大さに気づいたリサは、再び涙目になってミキの顔を覗き込んだ。
ミキはがっくりとうなだれる。
アスミには、それが何かの覚悟を決めた表情にも見えた。
「確か先ほど、私にも追加懲罰を…ということを言ってましたね…。A01さん?」
ミキは力無く微笑みながら、一度だけ頷いた。
136:大阪
08/08/15 00:33:06 DnrdvhLP0
④です
137:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 00:34:35 bSYZ0Lnz0
>>136 大阪タンありがとう
…
…
「はぅ~…」
リサの小さな叫び声とともに、二人の4等級囚は葛城に連れられて再び反対側の扉から
その姿を消した。
このあとの彼女らの処遇についてが気になる。
アスミはゴメンと、誰もいなくなった空間に軽く手を合わせた。
「やはりプロですね。素晴らしい」
様子を黙って見ていた矢代が、短い拍手をしながら近づいてきた。
「あ、ありがとうございます。ただ、あの二人には悪いことをしちゃった気が…」
これは真面目に本心から。
アスミはフゥと溜息をついた。
きっとあの後には、素敵なお仕置きが待っているに違いない。
138:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 00:38:29 bSYZ0Lnz0
「葛城は気にしていますからね。…まぁ、最後のドタバタを除けば、的確に囚人たちの
心情をふまえた良いインタビューだったと思いますよ」
矢代は設置された機材を片づけ始める。
「あ、大丈夫です。これは私の仕事ですから…」
アスミは立ち上がろうとしたところ、矢代がそれを制した。
「忘れていませんか?私は最後まであなたを”本当の囚人として扱う”と言いましたが」
ドクン。
え…?
139:大阪
08/08/15 00:44:25 DnrdvhLP0
④です
140:名無しさん@ピンキー
08/08/15 00:53:06 udyMI4un0
( ゚∀゚)o彡°あすみん!あすみん!
141:名無しさん@ピンキー
08/08/15 12:24:21 1PpsOdn90
あいやぁ~。リサ、やってくれます。
早瀬さん、鼻高々。葛城さんの心中や如何に
矢代さん→アスミの非常に徹した扱いにも興味津々。
どきどき支援。
142:まぁ社長 ◆zXs6RxXELw
08/08/15 12:37:40 h7HeoGaP0
刑務所とは違うのだけど、戸塚ヨットスクールみたいに私設の教育施設で
人格矯正する話はOkですか?
両親を突然無くして、手のつけようがない不良少女として書類審査されて入学する
読書好きの赤面症の女の子が人格を完全に無視して矯正するとか
スレ的OKなんでしょうか?
私は午後サンみたいに刑務管と囚人との間に信頼関係が出るような話よりも
一方的に義務と責任感で無慈悲に懲罰を与える刑務管の方が好きだったり
もっと苦役みたいな懲罰のほうが好きです。
私はあと、厳重拘束も好きなんですが移動間は自分の意思で歩かせるような
屈辱的な方法の方が好きだったりと午後サンと明らかにベクトルが違います。
そんな私はココに投稿して大丈夫でしょうか?
143:まぁ社長 ◆zXs6RxXELw
08/08/15 12:58:42 h7HeoGaP0
こういう話。アイディアメモみたいで申し訳ないのですが
服装は素肌に水色のワンピースと首輪。首輪にはシリアルナンバー。
フリーサイズのワンピースは木綿の厚手の生地でゴワゴワして痛い。
下着の支給は無いが、支給されている手ぬぐいやタオルで性器を隠すのは関与しない。
新入りはかっても解からず乳首を磨れて赤く腫れている。
休み時間、刑務管と呼ばれる先生とすれ違うときは、ワンピース、ココでは巻頭衣。
巻頭衣(単純に体を隠して頭を出すだけの安っぽい服だから)
巻頭衣を胸下までまくって尻を丸出しにして、胸を廊下の床に直接押し付ける。
後ろから見られれば、大事な場所が丸見えになるから、廊下の壁に向けてお尻を突き上げる。
視線は刑務間を直視し、服従と敬意を向けた視線を向ける。校則でわざわざ書いてある。
刑務管は生徒に一瞥もしない。
できて当然の事に評価などしなし、遅れるものが居ても無視する。
ここでは優秀な人間などいない。下等な人間だからココで教育されている。
能力が劣っているという理由で罰を受けることもないが、優秀だからといってほめる事は無い。
徹底的な服従と従順を求め矯正する。
たかが、地面に胸をつけて尻を上げるだけ、何も難しいことはない。
刑務管は休み時間毎に廊下を巡回する。生徒はなるたけ壁際によって服従のポーズをする。
100人近い少女達がお尻を丸出しにして、見上げる光景は圧巻だった。
午後サンと完全にノリは違います。
144:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/08/15 14:58:35 bSYZ0Lnz0
昨日はサルになってしまい、あの続きが投下できませんでしたorz
>>139-141 支援ありがとうございます~。
>>142-143
そうですよね、別の作品が読みたいと思っている人もたくさんいると思うので…
正直なところ、5スレ目はほとんど自分で消費してしまい申し訳なく思っていました。
これをきっかけに、しばらく充電。「まぁ社長」さんにバトンタッチします。
それではまたいつの日か~。
145:大阪
08/08/15 19:40:07 DnrdvhLP0
午後さんしばらく養生してください
読ませてもらってるだけで申し訳ないですが
まぁ社長さん期待してます
146:周 ◆84pVTCj5bA
08/08/15 23:00:50 v/fZCJgLO
午後さんお疲れさまです
さて、私も役目を休止しますので名無しに戻りますー
( ̄ー ̄)ノシ
147:名無しさん@ピンキー
08/08/16 00:56:34 BR1RKYyxO
まあ社長さん
スレタイ通りな萌え読み物期待してますよー
148:名無しさん@ピンキー
08/08/16 21:36:49 BR1RKYyxQ
先支援しときます。
まぁ社長氏は午後さんと同じ深夜投稿なのかな?
スレ閲覧者が萌えられるかは
まぁ社長氏次第ですので頑張ってくださいな。
149:名無しさん@ピンキー
08/08/17 00:13:23 1scJgOLb0
急に静かになったですね・・・・さびしい
新作はこないのかな
150:名無しさん@ピンキー
08/08/17 00:19:07 VnBWTCPqO
>>149
過疎化してますねえ
午後さんの新作はここでは当分(次スレまでは)ないですし。
151:名無しさん@ピンキー
08/08/17 00:24:30 1scJgOLb0
>>150
ここではないところで読めますか?>新作・・・・
次スレまでないのって本当?;;
152:名無しさん@ピンキー
08/08/17 01:18:08 VnBWTCPqO
>>151
ブログをたまに覗いてみるといいかも
153:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:11:35 1scJgOLb0
>>143
まぁ社長さん「魔法先生ネギま!エロパロスレ29」でSS投下しているのを見つけました。
もとのアニメは知らないのでよくわからないのですが、勢いのある文章でスレの人たちもGJしていましたね。
午後氏去った後のこの過疎っぷりを解消してください!!><
あと質問ですが他にも似たようなSS読めるところありますか?
154:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:13:07 1scJgOLb0
自分が見つけたのはここです。この作者さんの文はとてもいいと思います
完全拘束・超拘束に萌える
スレリンク(feti板)
155:名無しさん@ピンキー
08/08/17 23:21:13 VnBWTCPqO
dat落ちになりそうですな(^^;)
まぁ投稿する人居ないからしかたがないね( ̄ー ̄)
156:名無しさん@ピンキー
08/08/17 23:54:35 w18Ue1Ou0
>>155
ななしに戻るなら、その顔文字もやめた方がいいですよw
157:名無しさん@ピンキー
08/08/18 00:36:26 /T0oQZBA0
>>156
同意です。自分もそうおもう。あまり煽ると雰囲気悪くなるからやめて欲しい。
午後さんもまぁ社長さんも書きにくくなる。ここは荒れないから好きだったのに。
名無しでも顔文字や口調ですぐにわかります。
158:名無しさん@ピンキー
08/08/18 01:38:17 qJXWR5eQO
>>155>>156
了解しました。
ブログの管理に専念することにします。
159:名無しさん@ピンキー
08/08/18 01:40:32 qJXWR5eQO
訂正
>>156>>157宛てでした。
160:名無しさん@ピンキー
08/08/19 07:33:36 e+dhm5Q10
sage
161:名無しさん@ピンキー
08/08/19 07:33:47 e+dhm5Q10
sage
162:名無しさん@ピンキー
08/08/19 20:29:21 yGk0iM1o0
新作が読みたいです。。。。
職人さん(屮゚∀゚)屮 カモーン
163:名無しさん@ピンキー
08/08/20 01:01:04 agkdJm0u0
過疎化・・・なぜ?
164:名無しさん@ピンキー
08/08/20 15:05:00 i88pt+oS0
支援
165:名無しさん@ピンキー
08/08/20 23:31:32 vhH9iNT20
>>143はどうなってるん?午後氏は?
支援したいけれど作品の投稿が………
166:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:20:05 kbA+Eydq0
中世にタイムスリップしてしまった少女たちが
魔女狩りに囚われ、鎖に繋がれてさまざまな責め苦を受けるSS
スレリンク(sm板)
167:名無しさん@ピンキー
08/08/21 22:04:42 Ju4t7Eh70
>>166
宣伝乙
読んだけど・・・・作者が・・・・・なんかイヤ・・・・・
168:名無しさん@ピンキー
08/08/21 22:16:38 Ju4t7Eh70
>>154のはこっちの住人の趣向にまだ近いか
だけどなかなか進まない・・・・・
他のこの手のSSの情報キボン。ネタ飢え中。
169:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:32:30 LPGM+gfo0
支援
>>168
どうすればいいんだ・・・
170:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:50:28 leB7vfmoO
支援
171:名無しさん@ピンキー
08/08/23 18:49:37 4ipb7URI0
あげ
172:名無しさん@ピンキー
08/08/23 23:38:23 LtqlelUM0
かなり下がってたね。今回はあげGJでござりまする!
刑務所ものというか、こういうガチガチ拘束系は他に知らないですなぁ。
すぐにヤラレタり、殺されたりするのは多く見るが。
あとは逮捕体験談をつづったブログなんかがあって、結構萌えた記憶がある。
>>154の小説読んだ。まだ、始まったばかりで何とも言えないが、期待はできそうですな。
文体が午後氏と似ている気がするが同一人物か?作者コメントを見る限りは別人だが。
長くなったが支援。
173:名無しさん@ピンキー
08/08/24 00:05:00 pqPAI9dB0
④
174:名無しさん@ピンキー
08/08/24 15:06:34 kh1rr/AS0
下げ支援
こんなのもあるしな。
URLリンク(www.hemper.com)
175:名無しさん@ピンキー
08/08/24 22:18:24 nLgoD3tw0
>>174
逮捕体験談ですねー。女性のだともっと良いのですが。
176:名無しさん@ピンキー
08/08/25 12:09:23 RyrdIUK4O
>>165
午後氏の新作はブログで更新してますよ。
177:名無しさん@ピンキー
08/08/25 20:12:11 29vH6Sg30
>>176ブログ管理人乙。報告無くてもスレ住人は知ってるかとw
本当はここに投稿があったときのリアルタイムな感じが良かった。
mixi見られないし。新作予告した人は書き逃げっぽいし。。。
178:名無しさん@ピンキー
08/08/25 20:36:35 RyrdIUK4O
>>177
バレバレですか○| ̄|_
179:名無しさん@ピンキー
08/08/25 20:53:14 29vH6Sg30
>>178バレバレだし午後氏も他の投稿者も書きにくくしたのはあなたでしょうに
とりあえず新章アップしておいてくれれば許す
180:名無しさん@ピンキー
08/08/25 21:59:12 RyrdIUK4O
>>179
少なくとも午後氏が書きにくくしたのは
私のせいではないですよ
私のせいならそもそも新作をブログに掲載することを
承諾させてもらえませんからね
181:名無しさん@ピンキー
08/08/25 22:04:55 RyrdIUK4O
まあ更新報告なくてもいいみたいなので
午後氏復帰するまで消えておきます。
182:名無しさん@ピンキー
08/08/25 22:20:56 29vH6Sg30
>>181俺のカキコで気分を害したのならスマンかった。だけど一連の挑発的なカキコや今の捨て台詞とか
荒れる原因になるからやめてくれ。ここの住人はスレが荒れることじゃなくSSが投稿されることを望んでいるはずだろ?
管理人氏の気持ちもわかるが投稿が止まったのは残念だけど事実だ。穏やかに待とうや。
183:名無しさん@ピンキー
08/08/25 22:49:51 RyrdIUK4O
>>182
了解しました。こちらも大人気なかったです。
184:名無しさん@ピンキー
08/08/25 22:57:27 29vH6Sg30
>>183了解thx。とりあえずブログ更新を待ってる。こっちも大人げなかった。
スマン。これ以上は荒らしになるのでスルーしてくれ。
185:名無しさん@ピンキー
08/08/26 01:13:53 vkI9ss2CO
午後氏の小説はとても好きでふ^^
186:名無しさん@ピンキー
08/08/26 01:14:56 hWhItW140
まったり気長に行きましょう!
187:名無しさん@ピンキー
08/08/26 01:46:00 nYv4n0at0
管理人は、独点していると誤解を与えているのではないだろうか?
188:名無しさん@ピンキー
08/08/26 20:21:37 34SdxZka0
>>185
おお!!完全拘束スレの作者氏ではないですか。あちらも期待しております。
189:名無しさん@ピンキー
08/08/26 23:04:38 MElOhpPG0
下げ支援
190:名無しさん@ピンキー
08/08/28 01:35:28 0ZCUgky10
保守
191:名無しさん@ピンキー
08/08/28 23:15:54 4m8MvWBY0
保守
192:名無しさん@ピンキー
08/08/29 22:08:57 5S79l/+M0
④
193:名無しさん@ピンキー
08/08/29 23:16:14 u2cWHmtP0
保守
194:名無しさん@ピンキー
08/08/30 23:37:14 mruinTAW0
下げ支援
195:名無しさん@ピンキー
08/08/30 23:57:04 Ar6bdrZi0
④
196:名無しさん@ピンキー
08/09/01 00:05:59 D+5OKv1N0
保守
197:名無しさん@ピンキー
08/09/01 04:20:56 MNulEiQU0
スレリンク(feti板)
198:名無しさん@ピンキー
08/09/02 11:51:25 R/SXdRlL0
↑
なんなんだこれ?
199:名無しさん@ピンキー
08/09/03 00:25:53 3EoPjAvH0
保守
200:名無しさん@ピンキー
08/09/03 23:52:19 Q5XIKXqc0
下げ支援
201:名無しさん@ピンキー
08/09/05 00:14:58 Mj5zJKNN0
過疎化している。
202:名無しさん@ピンキー
08/09/05 00:49:01 EYmD6ipp0
④です
203:名無しさん@ピンキー
08/09/06 09:06:59 ss3WFy4o0
保守
204:名無しさん@ピンキー
08/09/09 22:30:42 zi6kbkUa0
保守
205:名無しさん@ピンキー
08/09/10 12:44:39 xSA5rpbi0
フリースクールの虐待が問題になってるが
午後さんの書く監守の方かずっと愛があるね
206:名無しさん@ピンキー
08/09/10 21:47:21 pq3B+Pln0
うんそう思う。ちなみに「看守」ね。フリースクールの事件は萌えそうで萌えない。。。
早く続きが読みたい。バトンタッチされたはずの人は完全に書き逃げだなぁ。。。ここを見て何を思っているんだろ
あれさえなければもう少しここで続けてくれたのかもと思えてくる。
207:名無しさん@ピンキー
08/09/11 23:16:39 TU1o/dHh0
いやぁあれがなくても、午後さんは隠れてたと思うよ
208:名無しさん@ピンキー
08/09/12 21:55:28 iq9kWybU0
いまだにまぁ社長を待っている人いる?あそこまで原案書いているんだからそろそろ投稿あってもいいのに。
午後氏以外の作者ってそんなにいないものなのか、全然出てこない。誰でもいいから書いて。
209:名無しさん@ピンキー
08/09/13 00:25:08 lORZUQ/w0
>>208
はい、社長様を待っています。
210:名無しさん@ピンキー
08/09/15 01:54:14 vq9lmyc20
保守
211:名無しさん@ピンキー
08/09/16 03:13:56 B/H5yoWM0
>>208
他のスレでどんな大作書いてるか知らないけど
遠回しに他の作者批判しに来ただけの人じゃない?
書き方も横柄な感じだったし、迷惑な人にしか見えなかったけどなぁ
212:名無しさん@ピンキー
08/09/16 18:54:04 gqPvXnvw0
同意 普通に「午後さん」と書けばいいところを「午後サン」と書いてたりして
ちょっと何だかなぁという印象だ
それでも投稿があればまだいいけれどあの後一切何も無しだし
213:名無しさん@ピンキー
08/09/18 22:46:04 nKdjugD00
保守
214:名無しさん@ピンキー
08/09/19 23:02:42 4LEjRbJb0
確かに書き手側に居る人なら現実に連載してる人の文章を引き合いに出して
「~よりも・・・好きです」を繰り返したり
「ベクトルが違う」とか
他の書き手を尊重するって思いやりがかけてるように見えるよな
保守
215:午後 ◆mfl6EhR6DM
08/09/19 23:33:58 aEcNUrch0
コッソリ覗きに来ました。ちょっと荒れ気味なのが気になってしまって…。
今月中旬からかなり忙しくなって、なかなか新作や続編の妄想までに至りません(;・∀・)
それでもスローペースで続けていますので、どこかで確認してください~。
別の人の投稿を邪魔していたかなぁと思って、バトンタッチしたのですけれどね。
う~ん、やっぱり過疎化するのは寂しいです。
画像などの小ネタとか、小妄想とか、そういう類の投稿でもあればもっとスレが
盛り上がりながら進むと思うのですけれど…。
マッタリ楽しくいきませんか???
216:名無しさん@ピンキー
08/09/21 20:28:53 QzM0UbU/0
保守
217:名無しさん@ピンキー
08/09/24 01:03:56 4CzsKekK0
保守
218:名無しさん@ピンキー
08/09/26 06:52:33 wRTOjBWZ0
保守
219:名無しさん@ピンキー
08/09/29 21:34:59 TdcsXC2c0
保守
220:名無しさん@ピンキー
08/10/01 01:20:28 hkW9r9XR0
保守
221:たらりん
08/10/01 22:58:13 JIul0J9b0
以前少しだけ小説投稿した者ですが、なんだか
あれてますねえ。
囚人といっても午後氏さんのような少女囚も
あれば自分の書いてた熟女囚やいろんなアイデア
あると思うんで、皆でリレーみたいなことして
行けばどうでしょうか?
222:名無しさん@ピンキー
08/10/02 19:14:47 sQrlFSTr0
スレリンク(feti板)
223:名無しさん@ピンキー
08/10/04 01:21:52 KME/h2Vs0
保守
224:名無しさん@ピンキー
08/10/05 02:45:40 iW25ZR260
手錠で護送中のシーンがあるよ。
エスカレーション(堀の中の少女達)
芹沢由紀子
講談社 KC Dessest
225:名無しさん@ピンキー
08/10/05 02:55:27 RCsR2ZEZ0
URLリンク(shop.kodansha.jp)
226:名無しさん@ピンキー
08/10/05 23:48:32 FuFw9sNc0
保守
227:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:26:52 7eWooMzh0
保守
228:名無しさん@ピンキー
08/10/08 21:57:33 1LfdHK1Z0
保守
229:名無しさん@ピンキー
08/10/10 21:36:52 tgxGT/sJ0
保守
230:名無しさん@ピンキー
08/10/11 01:07:14 maKxNZNh0
④です
231:名無しさん@ピンキー
08/10/11 23:01:43 EAA4j8370
あげ
232:名無しさん@ピンキー
08/10/13 10:16:51 OypjKsMd0
④です
233:名無しさん@ピンキー
08/10/16 07:37:18 VqyuGgzb0
保守
234:名無しさん@ピンキー
08/10/19 01:31:32 3rP8nFC20
まだなんですか?
235:囚人惑星 ◆zXs6RxXELw
08/10/19 14:06:09 bvYKQ47B0
私達はこれからどうなるのだろう?
訓練艦『リトルアイランド』惑星間移動が当たり前になった時代。さまざまな恒星間国家が乱立
する群雄割拠の時代の終わり、戦争と独立の時代は終わり今は緊張感のある共存の時代に
なっていた。宇宙のどこかで戦争をやっているが私は戦争を知らない。
時代は恒星間を行き来する船で働くのが一般的だ。
大きな企業はみんな星間を行き来する船に本拠を移して大地は農業か工業のプラント惑星で人類
の歴史は星の上ではなく船の中で動いていた。
私が生まれた星は、ほとんどが農地に改良されたプラント惑星で歴史も文化も無い。
人口4000万人のうち98%は農業従事者で、残りは行政官と宙港管理者だ。
だから、自分達が所属している恒星間国家の歴史もあまりよく知らなかった。もちろん学校も
あるし毎日が平和で充実といえば充実していた。
14歳のある日、進路希望調査があった。クラスの半分ぐらいの人は故郷を捨てる。この星は故郷と
呼ぶには何の愛着もないのだろう。残って残りの人生を土をいじって戯れるのも悪い人生ではないと思っていた。
現に私の祖父母もその前の先代もずっとこの星で農業をしていた。
農業といっても山ぐらい大きいプランター(でかい土壌改良工作機)で広大な土地を耕すだけ
退屈で刺激の無い毎日が待っていた。
そんな時、友達に誘われたのだ。
『大型スペースシップ客室乗務員下等免許』
宇宙船に乗ってお弁当を売ったり掃除したりする免許で満12歳から取れる公式免許だ。
昔、星間戦争が当たり前だった時代、孤児が大量に増えたこと。次に惑星上に住む人間は
敵の良い的だった。多くの人類は移動する船に生活の場所を移した。
もう12歳は面倒見切れないので、基本的な宇宙での生存のすべを教えると、孤児達は自分の
力で船を渡り歩いて大人になっていた名残だそうだ。
236:囚人惑星 ◆zXs6RxXELw
08/10/19 14:26:57 bvYKQ47B0
来年、高等部にあがる私でも取れる資格で確かにまとまったお金があれば服とか買える。
大人になって農業だけで食べていこうにも何かと入り用になったとき不便だ。
うちは祖父母どころか曾じいちゃんも健在で働き手は十分、食うには困らないが年頃の女の子としては
手持ちがさびしいし、将来的には私が上にあがって出稼ぎしてココに帰ってくるのも悪くない気がした。
この星でお金を稼ごうにも働く場所なんか無い。
だからみんな宇宙で働ける資格を取る。今は半分くらいだけど、大学まで進めばほとんど同級生は
宇宙で就職してしまうだろう。
なら、早い方がいい。
私はサインして同級生の何人かと一ヵ月後には訓練艦『リトルアイランド』で、講義を受けていた。
この辺の宙域から宇宙で働く免許を勉強しに子供達が集められ、ほとんど子供で運行している
船だ。
最初の講義で自己紹介の途中だった。
艦内に大きな警報音。私はびっくりして飛び出した。ドラマでやっていたのだ。
危険度AAA船圧壊の危険、至急最寄の救難艇に行きなさい。
すれ違う学生はのんびりしていた。「どうせまた訓練だ」
そんな声を聞いた。
私が救命艇に飛び乗って、5分くらいで20人くらい女の子がチラホラと乗って、シークエンスどおり
減圧が行われ救命艇は訓練艦『リトルアイランド』から離れた。
それから数分もしないで訓練艦はゆっくりねじれるように圧壊した。
私があの船に乗っていたのは1時間もみたない。
自分の星から農作物をこの船に荷おろしする船に便乗して、そのまま手続きして、それから
ちょうど授業中だったクラスでクラスメイトと自己紹介してる最中だった。
237:囚人惑星 ◆zXs6RxXELw
08/10/19 14:40:50 bvYKQ47B0
漂流生活は以外と快適だった。
もともと、300人は収容できる救命艇に20人しか乗っていない。
だまっていれば遅くても1週間で救命信号をキャッチした通りがかりの船が拾ってくれるはずだった。
船の行き来は私の故郷の星とは比べ物にならないくらい頻繁な航路だ。
すぐ助けが来る…。
私達はこれからどうなるのだろう?
助けは一月過ぎても来なかった。
難度も自答しても答えなんか出ないがんばりようが無い。ただ待つだけ。
幸い水も食料も酸素も後1年は持つ。
死んだみんなには悪かったけど、もう、子供のころからずっと一緒にいて家族同然のクラスメート
と死別したのに全然悲しくなかった。
ちょっと現実感がなかったし、私が結構あっさり助かったのでみんなもあっさり助かってるような
気がした。でも、漂流生活が長いのかだんだん不安の方がました。
私は背も小さかったし、知り合いもいないし、何より田舎のプラント惑星出身だと話すのが気恥ずかしくて
誰とも話さないで救命艇の自分に割り振られた部屋で引きこもっていた。
たまに怖そうなおねぇさんがやってきて勝手にしゃべって何処かにいく。
なんでも、このタイプの救命艇はその場からほとんど動かないで救命信号を出し続ける。機能に
何処にも異常が無いから安心しろ。大きな事故で安全度の高い救命艇は後回しになっているだけだ。
そうやって励ましてくれたのだけど、漂流時間が長くなるにつれて怖そうなお姉さんの声はだんだん
弱弱しくなっていった。
238:囚人惑星 ◆zXs6RxXELw
08/10/19 14:58:41 bvYKQ47B0
漂流35日目。ウエストが流石に気になる。
夜眠ろうと毛布に包まろうとしたときだ。電子ロックを無理やりこじ開けて何物かが進入してきた。
大型の黒い球状は、機械人形の一種だと思ったが私の故郷で見る農業用とは形状がまったく違った。
抵抗するまもなく、あっという間に吐き出されたケーブルにぐるぐる巻きにされて抱えられた。
あっちこっちで悲鳴があがっている。
私だけじゃなくて他の娘も同じような目にあっているらしい。
第01話 『私達はこれからどうなるのだろう?』 終了
まぁ社長です。囚人服全然出てきませんねw
囚人服マニアのみなさんなら、捕まって護送すまでも萌えられるはず。
だって俺がそうだんもん。
やはり囚人モノはつかまったとことかもやって欲しいですよ!
239:名無しさん@ピンキー
08/10/19 19:41:08 HdmItFG80
まぁ社長さんお帰りなさい
240:名無しさん@ピンキー
08/10/20 00:41:23 Vuutz2Yp0
社長さんお帰りなさい!!
楽しみにしております。
241:囚人惑星 ◆zXs6RxXELw
08/10/20 02:42:58 Ggwb07jO0
状況がまるで飲み込めない。
機械人形は軽々と私を持ち上げてゆっくりと動き出した。行きがけの駄賃なのか、異変を感じ取って
物陰に隠れようとした他の娘も軽々ケーブルに絡みとって持ち上げてしまう。
わめき散らす娘も恐ろしくて声も出ない娘もいる。
こんな時、酷く冷静になってしまう。
私はこの時、この機械人形の駆動音の異様な静かさに驚いていた。
わずかに自由になっている機体に触っても振動音ひとつしない。私の星の農業用機械人形は
どんな新型でも会話が出来ないくらいやかましいモノなのに、こんな大型で小型モジュール並みの
清音性能がある機械人形に私は少しだけ興味を持っていた。
機械人形はセンサーで人間を捜し当てるのだろう。奇襲じみた最初の邂逅であっというまに全員
捕まってしまった。
機械人形は10体あって、ひとつに二人か三人を抱えて動き出した。
これだけ大きな機体が向かう先は、カーゴハッチで機械人形はまっすぐ静かに向かった。
この救命艇で一番広いカーゴスペースにつくと、まず熱気がすごかった、艦内は空調システムが
働いて快適なはずなのに熱気が覆う。
カーゴハッチを強力な熱量で無理やり溶かしてこの侵入者達は入ってきたようだ。
どうみても完全武装の兵隊が5.6人銃口を構え、有無言わさず此方に向けている。
救助にきたという感じではない。
「あれで全員か?」
「はい。船の運行システムでは20人とありますから全員で間違いありません」
銃口を向けた兵隊の後ろでリーダー格の人間が何か書類を見ながら報告を受けていた。
何故、私達に銃口を向けるのか? だれも武器なんか船に持ち込んでいない。
ひ弱な女性ばかり20人、船の運行システムを確認すればすぐわかることだ。
この兵隊達の目的はいったいなんだろう?
242:囚人惑星 ◆zXs6RxXELw
08/10/21 02:31:28 0qgXwMRS0
「よし、全員壁に手をつけ、足は肩幅に開け」
銃口を突きつけられてるので私は大人しく従う。みんなも同じように壁に手をつける。
子供だから気が緩むような雰囲気ではない。
距離と間隔を取って油断無く包囲している。こっちは丸腰の学生なのに随分な警戒だ。
「君達の事情は大よそわかるつもりだ」
兵隊の話をまとめるとこうだ。
1.私達が所属していた自由交易同盟は解散して、私達の船を管理していた星間学生支援機構も
当然無くこの船は法的にも誰のものでもない。つまり海賊船や非正規の不法船である。
2.自由交易同盟内は同盟同士で内乱がはじまり、これを乗じて兵隊さんが所属する帝国がここらへんの
航路及び惑星を占拠し、ここは既に帝国領内である。
3.兵隊さんの権限では私達を解放することができない。むしろ海賊や工作員の疑いがあるので帝国の憲兵に引き渡すこと。
どれひとつとっても碌でもない話だった。
私達のリーダーというか、自然とそうなっていたこわそうなおねぇさんが兵隊に食って掛かったが、
兵隊さん達もどうにも出来ないらしい。
抵抗してくれれば、楽に殺せるので手続きの上では楽だが子供を殺す気は無いので辞めて欲しい。
そう提案してくると誰もが大人しくならざるえなかった。
兵隊側も私達は完全なイレギュラーだったのだ。
帝国にも法律があって、自国内で正式な旅券もしくは交易船免許がない場合。その船の乗組員は
海賊か敵国の工作員とみなす。もちろん私達はただの難破船の避難民だが、その判断ができる
法務官が兵隊の中にいなかった。
「さて? 君達は海賊ということでいいかな?」
「だから何ども言ってるでしょ、私達はただの学生で船の事故で漂流していた避難民だって」
「説明している。帝国の法律に許可無く宇宙に居る者は海賊か工作員だ。認めなければ
不心得者として帝国軍はそくざに壊滅せねばならない」
243:囚人惑星 ◆zXs6RxXELw
08/10/21 02:59:38 0qgXwMRS0
「ちょっと、殺すってことなの? 国際問題になるわよ!」
「私達は君たちの事を上に報告していない。まぁ上に報告すれば人質だ。祖国に不利益になるのではないかね?」
「ちょっと、どうゆう…」
「例えば、手続き上、君達が海賊ならば人質として利用されることはない。事情を説明すれば戦争被害者として
難民として収容されるが民間人だ。悪いようにはされまい」
「いやですからね、頭の固い連中に工作員だって引き渡したら同盟の捕虜だって利用される
ただの被災者として戦争終るまで待てばいい。元々国交が無いわけではない。
戦争が終ってから名乗り出ればすんなり帰れるさ」
悪い話じゃない。
どの道、ココはもう外国で私達が被災者であることには変わりがない。
ここで開放されても帰る手段が無いし、外国で頼る相手もいない。同盟市民として帝国に行くよりも
被災者として行ったほうが戦争が終るまで待つとしたら都合が良いように思えた。
問題はなぜ、兵隊がこんな事を言うのかだ…。
「君達に同情しているのと、はっきり言うと手続きが面倒なんだ。工作員として引き渡せば延々と
状況説明やらいろいろある。ようは俺達が工作員に抱え込まれていないかとか痛くもない懐を徹底的に
洗われる。君達を殺したとしても、工作員の可能性や偽装工作の可能性を疑われる。だってそうだろ
開戦直後に所属不明の船を拿捕したら不幸な民間人が乗っていた…。疑うなというのが無理だ」
「ろくな取調べもしなかったのは当人が海賊だと認めたので後方に送りました。後よろしく」
「きみ達は、向こうの大人に実は漂流していた学生だって言えばいい。ただの戦争難民なら
難民キャンプで戦争が終るまで長くても半年ほどまってれば終るさ」
「わが帝国はどさくさに領地を掠め取りにきただけだもの、同盟全土を実行支配する力はない。
十分な戦果を得れば停戦に応じてあっさり終る」
兵隊さんは親身に私達に同情しているようだった。
話しているうちに銃口は下ろされ、私達も誰とも無く振り向いて兵隊さんの話を聞いていた。
244:囚人惑星 ◆zXs6RxXELw
08/10/21 03:16:45 0qgXwMRS0
「どうすればいい?」
こわいおねぇさんが兵隊さんの提案に乗るようだ。
「ココにサインしてくれればいいよ。後は救難艇を引くから、その後は本体の輸送船で後方に送られる。
後は事情を説明して難民キャンプで戦争が終るまでまってな」
「おい、机と椅子、それに書くもの持って来い」
どやどやと机と椅子が用意された。兵隊さんはもう誰も武器を持っていなかった。
さっそく何人かがサインしている。
書面には自分が海賊であることや、略奪行為をしていたことが書いてあった。
略奪行為の所は書かなくても良いじゃないかと思ったが、他の人も文句を言っている。
「いや、こういうのは形式でねこんな書類しかないんだよ」
仕方なく渋々とサインした。
便宜を図ってくれている兵隊さんに迷惑をかけたら悪いと思ったからだ。
20枚分の署名入り用紙を纏めると兵隊さん達は救命艇を後にした。
「隊長よろしいのですか?」
「よろしいも何もしょうがないだろ、工作員なんかで後送したら薬で頭トロトロにされちまうよ」
「しかし海賊ってのも大差ないじゃありませんか」
「他に方法がない。運が悪すぎた。刑期が終わるころには戦争も終ってる」
「そりゃ、海賊行為なんか軽くても10年ですよ。戦争は確かに終ってるでしょうけど」
「どちらにせよ同盟は命数がつきた、帝国の叛徒に組み込まれれば、彼女達は2等国民だ。
辛い日々が待っている。これは戦争なんだ」
「救難信号に引かれて来れば、罠でもなんでもなく運の悪い避難民か…」
「もう忘れろ。一番長生きできる方法なんだ」
「一番長く苦しむ方法でもありますよ」
245:囚人惑星 ◆zXs6RxXELw
08/10/21 03:41:22 0qgXwMRS0
そんな会話があったのは私達にわかるはずも無く、一応の安堵でみな浮かれていた。
中々、救助来ない理由も解かった。下手をすればいきなり撃沈もありえたわけだから私達は運が良かった。
この先は難民生活だし、戦争だっていつまで続くかも解からない。
未来は明るいわけではないが死なないですんでることをとりあえず感謝した。
翌日。
後方にある本隊に合流した。
スクリーンには初めて見る大型の宇宙戦艦が整然と整列していた。私達の祖国はとんでもないない
とこと戦争しているなと肝を冷やした。
曳航されている救難艇はゆっくりと整列している船のさらに後方にある輸送船に引き渡された。
そのまま1時間ぐらい待っている内に曳航していた偵察艦は飛び立ってしまった。あの兵隊さんは
挨拶もしないで飛び去ってしまった。
この時に嫌な予感がしていたのだ。
これは私の囚人生活の初日みたいなもんだった。
狭い艦内からやっと出れると思ってカーゴに20人全員がそろっていた。
すでに船内の制御システムは外部に取られていてカーゴの外に出るには遅かった。
ゆっくりとカーゴが開くとドカドカと銃を持った女性ばかりの兵隊がこっちに銃口を向けていた。
「よーし海賊ども大人しくしろ! 子供だからといって我が帝国の法が緩くなると思うなよ!」
「ちょっと私達は…」
言う終る前に暴動鎮圧用の高圧放水が前方から放水される。
あっという間に壁際まで20人纏めて追いやられた。
「ごちゃちゃ騒ぐな海賊不是が! 撃ち殺すぞ」
女の兵隊さんはヒステリックに叫んだ。
「よーし手を上げろ。動くなしゃべるな。呼吸と心臓以外は許可無くやるな。命令には絶対服従だ」
246:囚人惑星 ◆zXs6RxXELw
08/10/21 04:07:25 0qgXwMRS0
「一人ずつ武装解除確認して護送する。たっぷりと教育してやるから覚悟しておけ!」
前の方にいた娘が恐ろしいのだろうガクガクと震えている。
「まずお前からだ手を上げたままゆっくり前に来い。他のものは手を上げたまま待ってろ」
鋭くヒステリックな声で一番前にいた娘を促す。
腰が引けてビクビクと命乞いをするような感じでゆっくり前に出ると左右からナイフを持った兵隊と
首輪を持った兵隊がやってくる。
衣服を切る専門のナイフなんだろう。クビからへそにかけて、後も同じように切り裂いて、
手を上に伸ばしたまま上衣を剥ぎ取ると、あっという間にベルトごと下衣も切って下着だけにしてしまう。
靴と靴下も脱ぐように言われて慌てて取ると下着だけになると背中を押される。
次の首輪を持った兵隊が人間の首にペットのように首輪を装着する。そしてさっきと同じように背中を押す。
そして、細いロープを首輪の前に通すと股間を通して首輪の後ろにある輪に通す。
同じように首輪と下着だけになった次の娘にも前にロープを通して股間を区切らせて後ろの輪に通す。
これでは誰かが座ったり列を乱せば全員に股間にロープが食い込む。
構造上、閉めるのは簡単だけど緩めるのは簡単ではない。囚人を護送するにはうってつけの方法だろう。
終わり!
やっと囚人らしくなってきました。前フリ長すぎ。
明日は更新不可能なので感想とか下さい。
明後日も難しいので木曜日にはなんとか続き書きたいです。
247:名無しさん@ピンキー
08/10/22 01:43:51 aYh0J9TB0
SFものですか
では囚人を戒める道具も機械的に無慈悲なもの希望しますね
248:名無しさん@ピンキー
08/10/22 05:39:57 zxcPNpbH0
というか、SFなら何でも有りじゃね?
機械もそうだけど、未知の生物を寄生させられて、行動とか感覚を操作されたりとか。
249:まぁ社長 ◆zXs6RxXELw
08/10/22 13:16:06 QvcwZqqc0
>>247
アイデアキボンヌ
>>248
寄生ネタはあったんですよ。
別に宇宙人が人型じゃなきゃダメという事はなっかたので、昆虫型異星人に捕まって寄生とか
あったのですが、そうすると囚人物より、飼育とか蓄化というジャンルになりそうだったので
ボツになりました。
超高性能なマインドコントロールできる機械なんてものが存在すると刑務所の存在意義って
無いですよね。
ラジコン見たいに電極さして他人のいのままに動かされるとか、そういう手っ取り早い手段で
他者の行動を動かせるのがアリな世界なら、別に犯罪者意外に行使しちゃえば、犯罪者そのもの
をなくすことが出来る世界になるでしょうから、刑務所の存在意義がないですね。
技術的可能でも倫理的理由でやらないという話は現代でもあります。
人間の完全複製とか倫理的な禁忌というのはどんな時代でも存在しております。
昔の日本だって人が空飛ぶ乗り物をつくったりするのは禁忌だったわけです。
刑務所の存在意義というのは生命と人格の尊重なわけで
人命を尊重するべきだが、社会秩序の方が重いので、反省を促そうといのが存在意義なわけです。
機械的な手段で結果的に人格を歪めるのは人格権の侵害なわけで
国家が人格権を尊重しないことを明文化することは人類が何万年続こうがありえないと思うのです。
(非合法でやるよな国は現在でもあるわけですから否定しないけど)
(刑務所という法の上で成り立つような場所で機械的に人格を調律するようなことはしないのです)
(エロくならないでしょ!)
250:名無しさん@ピンキー
08/10/25 03:36:25 fmsPtw2P0
保守
251:名無しさん@ピンキー
08/10/26 00:40:05 crCBKa7l0
なんか星間流刑みたいな気もする。
252:名無しさん@ピンキー
08/10/28 02:28:24 e1x+Oxvm0
保守
253:名無しさん@ピンキー
08/10/29 00:30:19 fCpXaPh+0
保守
254:名無しさん@ピンキー
08/11/01 08:01:42 /s3ZZyOM0
保守
255:名無しさん@ピンキー
08/11/04 07:06:08 8n0xUSE80
保守
256:名無しさん@ピンキー
08/11/06 01:04:50 8u34eHVl0
まだ?
257:名無しさん@ピンキー
08/11/07 22:56:23 SyTfRpJI0
④です。
258:名無しさん@ピンキー
08/11/08 02:39:21 KRM0Zsec0
アイデア出ないので作者のモチベが上がらないようなのでネタ投下
首、上腕、手首、腰、腿、足首に拘束用の枷が装着される
看守のリモコン操作によって自由自在に互いを接続することができる
(「未来少年コナン」にてコナンとラナが装着されてたアレです)
あとオプションで股に嵌める貞操帯状(当然前後の穴は封入済み)の
モノと口を塞ぐマスク状のモノもある
素行が悪い囚人は全て嵌められ数日間禁固刑を食らうとかそんなの
259:名無しさん@ピンキー
08/11/09 14:00:33 s6hiAk/c0
あ氏の作品も復活希望です。
260:名無しさん@ピンキー
08/11/11 23:11:19 +WlkSVNU0
保守
261:名無しさん@ピンキー
08/11/13 01:17:06 cFSxpInn0
保守
262:名無しさん@ピンキー
08/11/15 01:35:05 +70voV5l0
保守
263:名無しさん@ピンキー
08/11/16 01:30:16 c2jccKv00
午後さん、帰ってきて!!
264:名無しさん@ピンキー
08/11/18 23:59:09 9ovaCbzG0
保守
265:名無しさん@ピンキー
08/11/19 13:21:26 x6J0xH4R0
♪ ∧_∧
( ´∀` )))
(( ( つ ヽ、 ♪ ほすほす♪
〉 と/ ))) ほすほす♪
(__/^(_)
266:名無しさん@ピンキー
08/11/22 08:14:33 wYHm8rS50
保守
267:ぽん
08/11/22 23:16:59 RqfEBZuZ0
んじゃいきなり小説
その日・・・住之江刑務所の地下の一室で私の最後の懲罰会議が開かれました。
真夏の7月暑い午後、私は女性刑務官に腰縄に前手錠を受け、私の面前を囲む看守たちの前
に据えられたパイプ椅子の前に立つように命じられました。
「囚人番号203号、長嶺良子・・・座りなさい」
私は刑務官の先生たちの冷たい視線を一身に浴びながら、黙して椅子に腰掛けました。
「長峰さん、今回あなたをこの様な懲罰会議に掛けなければならないのが本当に残念でなりません…」
筆頭看守の石神刑務官は厳しい両眼で甲高い一声を上げました。
「15年と言う長い刑期を終え、漸く仮釈放の許可まで下りながら、同囚の者にあのような怪我を負わすような不肖な行為を
行うとは…。あなたは自分が何をしたか本当に認識しているのですか?」
「はい…承知しています」
私はそうとしか言えませんでした。なぜなら自分がしたことは、
自分が一番よく分かっている…。それだけでしたから―。
「そうですか・・・では覚悟はできているんですね?」
鬼教官と呼ばれた石神先生の鉄のような声が真っ直ぐに私の胸を射抜きます…。(気が向いたら続く)
268:名無しさん@ピンキー
08/11/23 09:48:57 uEVBUTGb0
期待
269:ぽん
08/11/23 22:32:46 FZR9a5mE0
じゃ続き
「では、長嶺さん。刑務所懲罰会議の決定により、あなたの刑者級第1級
と仮釈放の許可を白紙撤回し、第5等受刑者番号203号に下げ戻しの上、
懲罰房への移監を命じます」
よろしいですね?と言われた先生の最後の言葉が私の耳には蚊の鳴くよう
な囁きにしか聞こえませんでした。
「あなたの今後の処罰は、刑務上層部の判断によることになるので承知し
て置くように。おそらくは…極刑に近いものだと思います。なお移送は速
やかに行います。直ちに203号の身柄を連行するように」
「立ちなさい!」
私は後ろから来た女性警吏の言葉を背中に受け、縄付きの重たい腰
を上げました。
「長峰さん…いいえまた、最下級の203号という囚人番号で呼ばれ
なければならない自分を反省して、残りの刑期を務めてください」
「はい・・・失礼いたします」
私は居並ぶ刑務官の先生たちの前で、それだけ言葉を搾り出し一礼しました。
「行け…!」
縄尻を引かれ会議室の部屋から引き出された私は、これから地獄の果てまで
堕ち行く己が身上をこれほど恨めしいと感じたことはございませんでした…
(続く…かもしれん)
270:名無しさん@ピンキー
08/11/24 03:06:25 QxwL3iAf0
んじゃ続きをお願いするですよ
271:名無しさん@ピンキー
08/11/24 18:19:17 GdiZTXrf0
続きを希望しよう
272:ぽん
08/11/24 20:52:27 igu9R0Rl0
はい。では。
住之江刑務所―。そこは民間刑務所制度が施行されて以来数多く建設された
刑務施設の中で、一番苛酷な女子刑務所と当時の罪科を犯した者から恐れられていました。
その刑務所は広大な敷地内に大小の監房棟が立ち並び、各々が高く厚いコン
クリート壁に遮断されたその建物を見れば、泣く子も黙る裏絶景とまで言われる場所だったのでございます。
刑務官に縄尻を取られ、それまで見慣れた1級者用の監房棟を横目に私は刑
務所内を連行されていきました。幸い囚人たちは刑務作業中で工場内にい
たので、連行中は誰にもあいませんでしたが、3年の間住んだこの住之江の
獄中でも一番快適とされる1級房にもう居られなくなることは辛い思いが
いたしました…。
(気が向いたら続く)
273:名無しさん@ピンキー
08/11/25 11:27:58 8LUMgnqv0
URLリンク(ameblo.jp)
274:ぽん
08/11/26 21:49:16 3xEetBJf0
「長嶺・・・ほんとうにあんた馬鹿なことをしたよ」
私の後ろからついてくる男性のような碇型の肩を持つ三島先生が背後から
小声で話しました。
「なんで苦しい思いをして漸く1級になって、あと10日で晴れて娑婆に出
られるというところまで来てあんなことをしでかしたの?これであんたの残
り半生は間違いなくこの刑務所・・・しかも地獄の5級房になることは間違
いないよ」
「分かっています。そうなることを承知でやったんですから・・・」
私は後ろを振り向かず、前を向いたまま重たい足を引き出しながら、長い
床を歩き言いました。
「もう、いいんです・・・」
そうかいと年増の先生は静かに溜息をつきました。
「全てを観念しているというわけか。だったら腹を括って今後の苦役に励む
しかないけどね。でもあんたはこれで、あたしたち職員全てを敵に回しちま
うんだから、よくよく覚悟するんだよ」
三島教官の言葉は私の胸の奥に深く落ち込みました。
刑務所内全てを敵に回す―。
それが何を意味するのかまだ私には分かりません。
でも、私はしてしまった…するしかなかった…。
そう思わなければこれからの地獄のような監獄生活におそらく耐えられな
い―。
賽は投げられてしまったのだと覚悟を決めるしか仕方がないのでした…。
275:ぽん
08/11/27 21:54:17 lFzF3IUs0
その場所は監房棟から外れ閑散とした雑木林に遮断された人目に
触れない場所にありました。
囲まれた木々の一角に打ちっぱなしの分厚いコンクリ壁が見えてきました。
中央には大人が腰を屈み入れるほどのいかにも重たげな鉄扉が一つあり
ます。
扉の前に来た私の前で、三島先生はぶら下げた鍵束の中から1つを取りだし
鍵穴に差し込みました。私たちの目指す場所は、ぎしぎしっと錆付いた金属
音を咆哮しながら厚さ7寸はあるその重たい鉄扉の中に存在しました。
私は忘れられたかの如く佇むその建物のあまりのみすぼらしさに思わず目を疑いました。
そこには兎小屋と見間違えるほどのコンクリートで塗り固められた長方形の平屋があり、正面玄関
にはこれも赤錆びた鉄格子の扉が2重に嵌められていました。
「さあ、入りなさい」
先生がその二つの扉を明け私を中に促します。数歩行くとさらに壁に打ち込
まれた鋼鉄の扉で行き止まりとなりました。先生は別の鍵を差込み手前に
引き力をこめました。
外の世界と完全隔絶されている空間へ誘う扉が悲鳴を上げ、重鈍な響きを耳
にしながら私の目前で開きました…。
276:名無しさん@ピンキー
08/11/28 08:52:32 9PPqRJy20
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
277:ぽん
08/11/30 23:21:26 yf/uFM1u0
中は暗く電気一つございません。夏用の薄い囚人服を通して身体を刺すよ
うな中の冷気に、どんよりした重たい空気が淀んでおります。そこに混合し
た何の匂いか判別できないほどの強烈な異臭が私の鼻を突きあげました。
「いつ来てもここはほんとに嫌な場所だ・・・。さあ、早く行くよ」
無骨な女刑務官は平然として、私を連行しながら狭い土間廊下を歩いて行き
ます。暗闇に目が慣れてくるとその土間を挟んで両側はコンクリ壁で塗り固
められ、私の膝丈までしかない小さな鉄扉が片壁3枚の計6つ、4m程の
感覚で並んでいるのが分かりました。
ここが泣く子も黙る地獄の懲罰房―。
その冷徹で小さな獄扉を見たとき、さすがの私も背筋がスウッと寒くなる思
いがしました。
この刑務所で規律違反を犯した者を処罰する特別な監房です。今まで私は話
しに聞いただけの未知の場所が今眼の前にあることに身震いがしました。
三島先生は私を一番奥の暗い扉の前まで引き連れ、手錠と腰縄を外し自分の
腕時計を確認しながら言いました。
「さあ203号、服を脱ぎな!」
それは先程まで温和な雰囲気を漂わせていた先生の言葉とは完全に違いま
した。この懲罰房棟に入った瞬間から、私はそれまでも模範囚としての優
位な1級受刑者から、最下級の5等囚、しかも懲罰刑囚として扱われること
を意味していました…。
278:ぽん
08/12/02 20:12:33 pwsvMcIN0
「同じことを何度も言わせるな。服を脱ぎなさい!」
少し躊躇していた私を威圧する先生の言葉で、私は着ていた1級者用の
真新しい受刑服のボタンを外しました。
「何をしているの、ズボンも下着も全部脱ぐんだ。お前は懲罰囚なんだから当
たり前だろう?」
もはや先程までのあんたではなくお前呼ばわりされる始末です。私は遂に観
念しました。
―もう全てが終わったのだ・・・。
これからは堕ちるところまで堕ちていくのだ。ですからまさにこの懲罰房は
私にとって最初の試練なのです。
私は上着のみならずズボンも、肌着として戴いていたシュミーズからパン
ツ、靴にいたるまで1級囚として最高待遇を受けていた新品の着衣をその場
で全て脱ぎ、生まれたままの丸裸になりました。
これが懲罰を受ける囚人…私は暗い獄房の土間で乳房や尻を晒し、全裸に
されたことで改めて羞恥心が仄かに湧き上がる思いがいたします。そんな
私の心を打ち砕くような先生の一言が私の裸の背に浴びせられました。
「ふん、熟れ乳の男が見たら涎を垂らすような身体だ。腰の括れや尻肉の
張り具合も36歳とは思えないよ…。あら、そんなに恥ずかしがることはな
いだろう?」
三島先生は素っ裸の私に髪の毛を縛るゴムも取るように命じました。
「5等級の囚人は残ばら髪と決められているからね。鬱陶しいならバリカン
で丸坊主にしてやるがどうする?」
などと恐ろしい言葉を投げました…。