08/08/18 01:27:54 udl9T2U6O
「巨人フェンシング・ソロ」
高層ビルの整然と並んだ窓一ツ一ツにそれぞれ大の字に両手両足を開いた人間（主に死刑囚、足りなければ順次重刑者、さらに足りなければ開催国国民から無作為に選出）を一人ずつ配置
170メートルに巨大化した選手がビルの前に構え、開始の合図とともに鋭い剣先を窓に張り付いた人間目掛けて突き出す
45秒間でより多くの人間を串刺しに出来るかを競う。
メダル獲得ラインはおよそ120人。素早い剣先さばきと正確に胴体を貫くコントロールが要求される
高層ビルのある繁華街で行われる為、踏み込みの地響きで周囲のビルが倒壊したり選手入場の際に誤って市民が踏み潰される事故が絶えない
また不振が続いた時などに苛立った選手が街頭に集まった応援客へ八つ当たりするケースが増えている
今大会でもミスが目立った日本の太田雄貴選手が予選一回戦の試技後に控え場所である天安門広場に戻る際
誤って応援に集まっていた市民らの上を歩いてしまいおよそ２５００人が罪の無い命を失った。中には太田の先輩も含まれていた
太田は「ミスが続き集中力が欠けていた。巨人になっているとつい小さい命が粗末に思えてしまう。犠牲になられた方には申し訳無い事をしたが、明日の本選は気持ちを切り替えて行きたい」と話した
五輪委員会は今後の再発のないよう選手団に注意を呼び掛けている