10/06/29 00:10:58
>>103
(微かに眉を顰め)
不器用…ですか。
否定しきれないところが悲しいですね。
ラクス…そのような顔をしないで下さい。
あなたのことを大事に思うからこそ…だからこそ俺は…
いえ、やめましょう。今更こんな話は。
立場は変われど俺があなたを大事に思う気持ちは何も変わりませんよ。
…いつからあいつはそんなにも婚約者キラーになってしまったのか。
ああ、キラとキラーをかけた訳ではありませんよ。念のために。
ご忠告ありがとうございます。あなたも色々とご苦労されるでしょうが
上手く手綱を握ってやってください。これ以上被害者が増えないうちに。
お気遣い有難う御座います。
そうですね…大事な人たちに心配はかけたくないのでお互いに気をつけましょう。
無理をして悲しませるのも怒られるの嫌ですから。
カツラ疑惑の次は天然疑惑ですか…
俺という人間は誤解されてばかりな様な気がしますよ。
(細い指が自分の喉下で遊んでいる感触に微かに身を竦めながら)
それは困りましたね…俺は悪戯するよりは悪戯したい方なんですが。
特に女性にはね。
(ラクスの柔らかな桃色の髪を一房手に取りじっと顔を見つめる)