08/03/02 23:32:44
合宿わっふるううううう
>>744 スイーツ注意
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「いいいいいい泉くんっ」
やっと意識が戻ったらしい三橋が勢いよくどもる。
「こ、このことっ、だ、だだだだ」
「誰にも言わねぇよ。言えるわけねーじゃん」
「あ、あ、ご、ごめん、ね…」
「でさ、お前らどこまでヤッテんの？もうとっくに…」
突っ込まれてんの？とはさすがに言えなくて言葉を濁す。
真っ赤だった三橋の顔が、少し白んでほっぺたなんかピンク色になってる。
んで、そんなピンク色になった三橋は、顔を俯かせてポソポソと話し出す。
「…ま、まだ、キ、キス、だけ」
「……へぇ、まだってことは、そのうちヤルんだ」
「ぅえっと、あの、高校、卒業して、結婚したらって阿部君が…」
ぶほ。
今度はオレが飲んでいたフルーツ牛乳を盛大に噴出する。
「なにそれ。結婚？男同士だろお前ら」
ティッシュで机の上を拭く。くそ、油断した。
「あ、ま、まだ、分かんない、ケド。その頃になっても、お互いに気持ちが変わってなかったらって…」
そういって、三橋はさらに顔を赤く染めて、おまけにうひっと笑った。
「オ、オレは変わらない、カラ、いつでもいいなって思ってるんだけど…」
やべぇ、こいつらマジなんだ。
「阿部君、オレの体、大事だからって、もっと、体出来てからのほうがいいんだって…」
頬を赤らめた三橋は嬉しそうに阿部の話をする。
オレは寒気がとまらねえ。
結婚だの、三橋が大事だの、阿部がそれを三橋に言うところを想像すると鳥肌が立つ。
三橋はオレに阿部との関係がバレたからって、安心して阿部の話をするらしい。
男同士の惚気話なんかごめんだが、三橋の話の中に何かヒントはないか探るため、
適当に相槌を打ちながら聞いてやった。