08/02/23 04:14:24
>>100
ありがてぇありがてぇ!
おやすみのじかんだね。
おっさんがごほんをよんであげるよ。
ある日、貧しい男は、一匹の間抜けそうなたぬきが罠にはまっているのを見つけました。
夕飯ゲットだぜ!と、ポケモンボールの代わりに綱を取り出していると、たぬきがびいびい泣き始めました。
あまりにも身も蓋もない泣きように、うっとうしくなった男は、たぬきを逃がしてやりました。
その日の夜、男の家の入り口が、とんとんと叩かれました。
何かと思って開けてみると、そこにいたのは、昼間のたぬきでした。
たぬきは大きなしっぽをかかえながら、おどおどと言いました。
『た、助けてくれた、お、お礼にっ、オレ、ちゃがまに、なり、ますっ!』
そして自分を売って、お金に換えてくれ、ということなのです。
なんということでしょう。なんという、恩の深い畜生でしょう。
男は驚きました。
そして、キレました。
『てめえ、アホか!茶釜ごときで、どのくらいの金が手にはいると、思ってんだ!』
いきなりの豹変ぶりに、怯えるたぬきにむかって、男は言いました。
『お前、茶釜に化けれるなら、人間にも化けれるよな?さっさと人間になれよ!』
『は、ハイッ!』
どろんという音がするや、たぬきのいた場所には、ひとりの少年がおりました。
まぬけなたぬき顔をしていますが、ほっそりとした白い身体と、むっちりした尻が、なかなかに欲情をそそります。