08/01/28 22:27:17
○月△日
今日オレは、阿部君に好きだって言った。
彼女いるの知ってたし、ふられるのわかってたけど、
どうしても気持ちを伝えたかったから。
***
「はぁ? お前それマジで言ってんの?」
「う、うん…」
「好きってなんだよ、お前オレのことそーゆう目で見てたわけ?」
「…そ、それは その」
「勘弁してくれよ、オレ男同士でそんな気ないし。…っていうか彼女いるし」
「そっ それは知って る…から、迷惑かける気とか は、なくて」
「十分迷惑だっつーの!!」
「…ん、ごめ…ひっく、わかって ひっく…から」
「ああうぜぇ、泣くなって! お前はどうして欲しいの? 言っとくけど付き合えないよ、オレ彼女いるし」
「う、うん…オレ、ただ 好きな だけ…ひっく から」
「ったく、しょーがねぇな。…セフレくらいにならしてやるよ」
「セ…セフ レ?」
***
そしたら、阿部君はセフレにしてくれるって。
セフレって何だろう?よくわからないけど、なんかうれしかった。
ちょっとだけ阿部君に近づけたような気がした。