10/11/24 01:34:04 0mTdWoW6O
香織理さんもの投下したいのですが…この空気で投下してもいいですか?
25:名無しさん@初回限定
10/11/24 01:41:20 4tOLphOl0
>>24
ししがみさんならそのままお帰りください。
違うのであれば>>4-5を確認の上、問題がないと思うのなら歓迎です。
26:名無しさん@初回限定
10/11/24 01:53:42 0mTdWoW6O
ししがみさんって何ですか?
27:名無しさん@初回限定
10/11/24 01:55:28 xgA834/D0
こいつししがみだわ、確信した
消えろ
28:名無しさん@初回限定
10/11/24 02:03:48 LT5pQiUj0
空気読んでおいて>>26の発言はないわ
29:名無しさん@初回限定
10/11/24 02:06:51 0mTdWoW6O
ネットスラングだと思いルールを守ろうと聞いただけなのですが
私の発言が気分を害したのなら謝ります。すみません
初投稿だったのでどういったふうに入ればよくわからなかったもので…本当に申し訳ございません
またほとぼりが冷めたころでお願いします
30:名無しさん@初回限定
10/11/24 02:12:47 xgA834/D0
いや、バレバレでつまんねえから
もうダメぽとか最初に発言してる時点でゴミだろ
携帯(笑)から投稿なんて期待すらできないし
31:名無しさん@初回限定
10/11/24 02:27:14 sxIUbwiZO
>>30
お前携帯で投稿してきた人に失礼だろ
それにししがみだとわかったらスルーしろ
また雰囲気わるくなるだろそれにししがみじゃなかったらどうすんだよ
そんなこともわかんねえのか
32:名無しさん@初回限定
10/11/24 02:42:01 xgA834/D0
携帯のおまえに言われても説得力のかけらもねえ……
ししがみだよ、あいつじゃなきゃ、今頃ふざけたレスしてる
出てこないところを見ると確定
携帯から投稿云々についてはそうだな悪かった
33:名無しさん@初回限定
10/11/24 02:51:15 sxIUbwiZO
>>32
媒体なんて何だっていいだろ
いちいち喧嘩ふっかけるなよ
それに出てこないからって確実な根拠はないだろ
勝手に決めつけるなよ。
普通の人がレスしずらくなるだろ
周りのことも考えろよ
34:名無しさん@初回限定
10/11/24 02:56:44 xgA834/D0
とか言ってる本人が喧嘩口調なのは笑いどころか
>周りの人のことも考えろよ つ鏡
第三者からしたら俺のレスも君のレスも雰囲気悪くしてるだけだから
だから一歩譲って謝ったのに意図を察してください
35:名無しさん@初回限定
10/11/24 03:05:03 4tOLphOl0
>>33
とりあえず前スレにもいたIDで、ししがみに同調した発言をした携帯なのは間違いない
36:名無しさん@初回限定
10/11/24 16:17:24 sD2Fhupc0
なんでみんなししがみを嫌うの
37:名無しさん@初回限定
10/11/24 16:23:01 wjx6YL3G0
ルールを無視するクズだから
38:名無しさん@初回限定
10/11/24 16:33:14 4tOLphOl0
>>36
・話をテキストあたりに最後まで書ききってから一纏めに投下するのではなく、その場で思いついた限りを投下しているような投稿方法。そのため4日経っても終わらない
・オリキャラや鬱展開は投稿所行きなのに投稿所を利用しない。
・その癖投下前に「オリキャラ・鬱展開注意」と警告すらしない。(本来は投稿所行きなので、してあっても叩かれる可能性があるが、しないよりは遥かにマシだった)
・鬱展開にするためだけに原作キャラクターの性格を改悪。
・その他、いくらフィクションだとしても無視できないぐらい無理やりな展開で話が進む。
・常時age
・これらを指摘しても聞き入れるつもりがなく、長い間無視を決め込む。
・無視できなくなったらそのまま荒らしに転身。言動から「最初から悪意を持って鬱展開を投下していた」という所に疑いの余地がなくなる。
・ただし最終的にsageだけは覚えた。
「sageだけは覚えた」以外に褒められる要素がどこにもない。
39:名無しさん@初回限定
10/11/24 16:37:59 sD2Fhupc0
そんなに物語が破綻しているのか
逆に怖いもの見たさで読みたくなってきた
40:名無しさん@初回限定
10/11/24 16:42:10 4tOLphOl0
>>39
まだdat落ちしてないから前スレ行け
41:名無しさん@初回限定
10/11/24 16:43:44 nw3O3bJ80
>>39
URLリンク(mimizun.com)
感想は書かなくていいからな
42:名無しさん@初回限定
10/11/24 16:45:39 csQc+CVW0
ID:sD2Fhupc0
こいつは他人のフリを装ったししがみだろ・・・
43:名無しさん@初回限定
10/11/24 17:10:41 0mTdWoW6O
みんな疑心暗鬼になってるね…
44:名無しさん@初回限定
10/11/24 17:31:47 IuUZdQvT0
前スレ750位から離れておりましたが、イロイロありましたのね。
SS構想中だったのですが、投下は遠慮した方が良さそうな雰囲気になってしまっておりますのね。
まあ、前作に引き続いて殿方が主人公の個人的な補完SSなのですが。
場に不適当な発言などには、お互いの違いを認め合い、慈悲と寛容の精神を持って華麗にスルー! していきたいものです。
此処くらいは淑女(と紳士)の集う社交場であって欲しい所なのですけれも。
…他人とのお付き合いにおいて、その分をわきまえないような不逞の輩には相応の扱いをしなければなりませんが。
45:名無しさん@初回限定
10/11/24 17:49:36 0mTdWoW6O
>>44
はげど
ろくに作品が投下できません
46:名無しさん@初回限定
10/11/24 17:53:37 pWe0hNOP0
言い争いが続くよりは別の作者のSS投下があったほうがスレの流れも良くなるから
別の作者のSS待ってます
47:名無しさん@初回限定
10/11/24 21:25:47 PnzcvXsc0
…いや、正直空気悪すぎて投稿も憚られる…
暫く雲隠れします
48:名無しさん@初回限定
10/11/24 22:42:45 PHM8/ffI0
ちわーっす。ソフトバンクパブリッシングで技術解説書とか書いてるモノですが。自称GA作家様の情報を探りましょうか?ええ、大学時代の友人も社員ですしねw。
49:名無しさん@初回限定
10/11/24 23:04:14 0mTdWoW6O
>>48
巣に帰ってください
これ以上空気悪くしたくないので
50:名無しさん@初回限定
10/11/24 23:14:50 4tOLphOl0
>>48
誰かさんがこれ以上暴れない限りはいらない
51:名無しさん@初回限定
10/11/24 23:24:19 PHM8/ffI0
>>49
巣に帰れったってあーた、わしはココのスレの1から居る新参者だからなー。
52:ホモスレ首相
10/11/24 23:48:23 sD2Fhupc0
ヾ:;:;:;:;:;| /.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ.:;:;:; ソ:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\_〉:;:;:;:;:}/
ヾ:;:;:;:レ′:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:丶ノ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノ/
|´\:;:;:;:;:;:;:,,====、 :;:;:;〉 〈;:;:;: , ====、 :;:l.ヾ,イ 〈 ククク・・・おかしな人がきてますねぇ
|.i:i:i:iヾ:;:; ,〃 .ヾ._ゝ一'、 ,〃 Y:i//iノ`l | 氷河期のSBに就職できたことは誉めてあげましょう
| ヽ:i:i:i:\|i i|/´⌒ヽ. i .i|/イ´:i:i | | しかしどうやって2chから私の情報を探ろうっていうんですかぁ?
.ハ、r′:i:i:i:ヾ. ,イ:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ ,/:..:.| i:i .リ 直ちに超鬼畜ちーちゃん受難SS作成作業に取り掛かりますよぉ
.ハヽ:i:i:i: :i:i:i:ヽ.__,,イ:i:i:i:i| ゙̄Y、:;:;:ヽ.__,, イ:..:..:.| リ /
ヽ.∨|: : :i:i:i:i::..: : :i:i| //.| : : :i:i:i:i:i:i:i:ヽ\:.Y´/
\|: : : : : : :i:i:i:| .| l、: : : : .丶V|ノ
/|: : : :i:i:i:i:i|// .| .〉ヽ,: : 〉`|´\
, /:i:i:i:|: :r─: :.: ::i:i:i:i:i|// .| ノ;/´ .,、/: :.リ:i:i:i:i\
/ .ノ:i:i:i:iハ: :、 r、 : ::i:i:l、_,|i´;/: ,ゝ ' ::ノ:i:i:i:i:i:i \_
,_/ /:i:i:i:i:i:i:iハ: :` ヾ.ーr‐r‐r─┬─r─r-r,/ ./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i \
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ハ: : : ヾ.lー|ー|─‐|─/‐/‐/./ ./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i、 \
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ: : : ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: \
53:名無しさん@初回限定
10/11/25 00:05:30 uhLJYzKj0
>>52
まったく文章が読めない書けない人が小説家を標榜しているわけっですね。
54:名無しさん@初回限定
10/11/25 00:58:58 SPreib1x0
>>48
暴れましたんで、よろしく!
55:ホモスレ首相
10/11/25 02:52:11 bTSB9i+r0
|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
|;:;:_:;:_:;:_:;:_;:;_:;:l:;_;:_:;:_:;:_:;:_;:_;|
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| 三| _ _ |三 !
| 三| 三シ ヾ三 |三 |
| 三′ .._ _,,.. i三 |
ト、ニ| <でiンヽ ;'i"ィでiン |三.|
', iヽ! 、 ‐' / !、 ーシ |シ,イ
i,ヽリ ,' : !. |f ノ
ヾ! i ,、 ,..、ヽ lノ
| _ _ イ l
l ,ィチ‐-‐ヽ i /、
゙i、 ゝ、二フ′ ノ/'"\
| \ ー一 / / _,ン'゙\
,ィ|、 \ /_,、-'" _,.-''´ `丶、__
_, イ | ヽ_ 二=''" _,. -''´ """""´´ ``ー
56:名無しさん@初回限定
10/11/25 02:58:50 sVUXT5imO
>>55
またAAずれてんぞ
57:名無しさん@初回限定
10/11/25 11:41:15 3GQz76NQ0
じゃ、投下来るまで裸でアンソロと4コマ読み漁ってますね
58:名無しさん@初回限定
10/11/25 12:27:14 7D8zeV2U0
小ネタ投下させていただきます。
「はあ……」
「由佳里、何たそがれてるのよ?」
まりやは、元気の無い由佳里を見て、心配で声をかけてみることにした。
「まりやお姉さま……なんか随分奏ちゃんに差つけられちゃったな、と思って」
「具体的にどのあたりが?」
「だって、ただでさえ私ってヒロインの中では人気最下位だし、シナリオとかでも冷遇されてるし、SSでもいじめられること多いし、
2人のエルダーでも奏ちゃんの妹の薫子はメインヒロインなのに、私の妹の初音は攻略対象ですらないし……」
由佳里の悩みを聞いて、まりやはしばらく考える。
「まあでもさ、SSでの扱いは愛されてるからじゃない?」
「……まりやお姉さま、もしかしてバカにしてます?」
「そんなことないって。人気最下位って言っても0票じゃないんでしょ?
由佳里に票を入れた人たちは、逆に言えばそんな状況で由佳里の本当のよさをわかってくれてるってことよ。
票数が薄い分確実に愛情は濃い。量より質を誇りなって」
「お姉さま……」
どんと胸を叩いて言うまりやに、由佳里は感動した。
(まあ、同情票とかその他まぎれの可能性もあるけどね。それは言わないでおこう……)
「あと初音ちゃんもこことか同人誌とかでは千早ちゃんとのラブシーン書いたのも出てくるかもしれないし、
由佳里のもう1人の妹は攻略対象でしかもかなりの人気者じゃない!」
「もう1人の妹……って?」
「雅楽乃ちゃん」
「な、なんで御前が? 彼女、寮生じゃないですし、生徒会にも陸上部にも所属してませんよ?」
「だって彼女、由佳里に続いてエロの君2世じゃないの♪」
「……やっぱりバカにしてるんじゃないですかー!!」
由佳里は、泣きながらまりやの前から走り去って行きました。
59:名無しさん@初回限定
10/11/25 12:28:46 7D8zeV2U0
以上です。
この照合は、香織理さんでもいいような気もしますが、どちらがふさわしいでしょうか?
まあ、何はともあれ、お目汚し失礼いたしました。
60:名無しさん@初回限定
10/11/25 12:52:13 ABxobDy3O
GJ
ゆかりんはいい子なんだ…
ただ普通すぎただけなんだ……
61:名無しさん@初回限定
10/11/25 12:54:30 yA4znu720
>>58
乙
まりやの系譜の不遇っぷりは以上
思わずニヤニヤした
62:名無しさん@初回限定
10/11/25 12:56:30 M9iCTjsbO
>>59
こいつししがみだわ
ししがみマジ氏んでください
63:名無しさん@初回限定
10/11/25 13:13:17 s62zM76B0
>>58
乙なのですよー
殺戮としたスレに救いの神が
64:名無しさん@初回限定
10/11/25 16:05:50 3GQz76NQ0
乙
だが、そんな由佳里が良い
65:名無しさん@初回限定
10/11/25 19:38:52 5qgkeopK0
質問ですが、地の文無しの台詞のみのネタでもいいですか?
66:名無しさん@初回限定
10/11/25 19:44:58 2C3asZp60
どうぞ
67:1/2
10/11/25 19:57:56 5qgkeopK0
ではさっそく……
-----------------------------------------------------------
【ある夏の日、ケイリが寮に泊まりに来たのだが……】
ケイリ「手品をします」
薫子「ちょっとケイリ、突然何を言い出すの?」
ケイリ「だから手品ですよ。ちょっとした余興にね。相手役を、そうですね……」
ケイリ「……千早。お願いできますか?」
千早「ええっ? わ、私がですか……?」
ケイリ「そうです。さあ、そこの椅子に座って」
優雨「けいり、なにするの? ねむらせるの?」
ケイリ「ふふっ、少し違いますね。これから手品で千早を操るんですよ」
薫子「あ、操るって……てゆーかやっぱり催眠術か何かなんだ」
ケイリ「さあ、それでは始めましょう。千早、私の指先をじっと見つめて」
千早「え、ええ……(あれ? 拒否権は?)」
ケイリ「千早はだんだん暑くなる、暑くなる……(もちろん無いね)」
千早「………………(ううっ)」
ケイリ「どんどん暑くなる、暑くなる……」
千早「………………」
初音「あ、早くも千早ちゃんのおでこに汗が」
優雨「わたしも、ちょっとあつくなってきたかも」
香織理「……何というか、ケイリなのに普通の日本語なのね」
薫子「あたしもてっきり、もっと謎っぽい呪文とか唱えるのかと……」
ケイリ「激しく暑くなる、暑くなる……。うだるように暑くなる。暑くなる……」
千早「………………」
68:2/2
10/11/25 19:58:48 5qgkeopK0
ケイリ「予想外に暑くなる、暑くなる……。服を脱ぎたいくらい暑くなる。暑くなる……」
薫子「ええーっ!!」
陽向「おおっと!? ……こ、これは何やら期待できそうな予感がっ!?」
薫子「い、いやいや、それはまずいよ! その、いくら……女の子同士……でも、さ」
陽向「だがそれがい…じゃなかった、ちょっとくらい大丈夫ですよ。何しろ昔の偉い人も言ってましたからね。裸だったら何が悪あいたたたたたた!」
香織理「妙なことを言い出すんじゃないのっ」
ケイリ「暑くなる、暑くなる……。暑くなる。暑くなる……」
千早「…………。…………」
ケイリ「服がどうにも邪魔になる、邪魔になる。今すぐ脱ぎたくてたまらなくなる、たまらなくなる……!!」
陽向「じっ、自分を解き放てー!」
香織理「あっ、こらっ!」
千早「…………!? …………!!!(ガタンッ)」
薫子「って、ええっ!?」
香織理「ちょ、ちょっと千早? どこに行くのよ」
千早「…………!! ………………(ドアを開けて走り去る)」
優雨「いっちゃった……」
陽向「……それにしても、なんか本気で暑くないですか?」
初音「そ、そうだよね、だからって服を脱ぐわけにはいきませんけど……」
薫子「てゆーか何これ、ほんとに暑っ! たまんないよ~。風だってこんなにひんやりとして……って、あれ、なんか今涼しかった?」
史「いつの間にか冷房がオフになっておりましたので、暑くなるのは当然かと。只今、風量最大で再稼働致しました」
香織理「……なるほど。やってくれたわね、ケイリ……」
初音「あれ、ケイリちゃんもいませんよ?」
薫子「へっ!?」
千早「う……うーん……頭がくらくらする……私は何を……ここは……?」
ケイリ「ここはお風呂場だよ、千早。服を脱いでも大丈夫な場所」
千早「だい……じょうぶ……?」
ケイリ「そう。今日は随分汗をかいてしまったよね……一緒に入ってさっぱりしようか」
69:名無しさん@初回限定
10/11/25 20:02:01 5qgkeopK0
以上です。
作品スレでよくある喋らせネタのようなものですが、ちょっと長くなりすぎたのでこちらに書かせていただきました。
70:名無しさん@初回限定
10/11/25 20:06:55 dh6hf2KZ0
暖房消さないといけない気がしてきた
71:名無しさん@初回限定
10/11/25 20:34:36 ABxobDy3O
ちーちゃんは にげだした!
しかし まわりこまれてしまった!
72:名無しさん@初回限定
10/11/25 20:48:24 bherb8MP0
けいりのこうげき!
ちはやは たっしてしまった!
73:名無しさん@初回限定
10/11/25 21:39:33 lTU63jsK0
早いね、千早
74:名無しさん@初回限定
10/11/25 21:44:42 Jca1BXGX0
たってしまった
に見えた
まぁどっちでも困らんけど
75:名無しさん@初回限定
10/11/25 22:36:36 glpdy0sq0
>>74
そのレス見るまでそっちだと思ってたw
千早ちゃんの反撃恐ろしそうだな
76:ししがみ
10/11/25 22:46:01 pVI2I7DE0
ヾ:;:;:;:;:;| /.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ.:;:;:; ソ:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\_〉:;:;:;:;:}/
|´\:;:;:;:;:;:;:,,====、 :;:;:;〉 〈;:;:;: , ====、 :;:l.ヾ,イ 〈 おやおや皆さん私がシモネタを言うと総叩きなのに
|.i:i:i:iヾ:;:; ,〃 .ヾ._ゝ一'、 ,〃 Y:i//iノ`l | 他の人と随分態度がちがいますねぇ
| ヽ:i:i:i:\|i i|/´⌒ヽ. i .i|/イ´:i:i | | しかしあのSBの自称社員は一体どこへいったのでしょうかねぇ
.ハ、r′:i:i:i:ヾ. ,イ:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ ,/:..:.| i:i .リ 直ちに超鬼畜ちーちゃん受難SS作成作業に取り掛かりますよぉ
.ハヽ:i:i:i: :i:i:i:ヽ.__,,イ:i:i:i:i| ゙̄Y、:;:;:ヽ.__,, イ:..:..:.| リ /
ヽ.∨|: : :i:i:i:i::..: : :i:i| //.| : : :i:i:i:i:i:i:i:ヽ\:.Y´/
\|: : : : : : :i:i:i:| .| l、: : : : .丶V|ノ
/|: : : :i:i:i:i:i|// .| .〉ヽ,: : 〉`|´\
, /:i:i:i:|: :r─: :.: ::i:i:i:i:i|// .| ノ;/´ .,、/: :.リ:i:i:i:i\
/ .ノ:i:i:i:iハ: :、 r、 : ::i:i:l、_,|i´;/: ,ゝ ' ::ノ:i:i:i:i:i:i \_
,_/ /:i:i:i:i:i:i:iハ: :` ヾ.ーr‐r‐r─┬─r─r-r,/ ./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i \
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ハ: : : ヾ.lー|ー|─‐|─/‐/‐/./ ./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i、 \
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ: : : ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: \
77:名無しさん@初回限定
10/11/26 13:12:31 VxjP0FrJ0
乙です
ケイリは恐ろしい子やで…
78:すって」 俺の顔を見て考えを見透かしたように靜香が答える。
79:名無しさん@初回限定
10/11/29 02:43:32 OaVHNsh40
支援
80:(10/17)
10/11/29 02:56:29 K725l2Jt0
まだ何か引っ掛かるが… ん、「でした」?
「ええ、幸穂様は一月に亡くなりました」
亡くなった……!?
それじゃあ、あの子が見た光と言うのは…?
「そう、あの子にはその人の身体の具合が光の形をとって見えるようなのです。
その手の本によれば身体が病気と闘っているうちはその苦しさを表す暗くて濁った光に、
病気に打ち勝って健康に戻ったり、病気への抵抗が出来なくなったりすると明るく澄んだ光になるそうですわ」
なんだって? 世間話をするような靜香の声が次第に遠ざかっていく…
靜香、そんな訳の分からない話で俺を騙そうったってそうはいかんぞ?
お前は元気になって退院して俺と薫子と一緒にずっと暮らすんだ。
あんな子供の言うことを真に受けちゃあいかん。
81:(11/17)
10/11/29 02:58:39 K725l2Jt0
「あなた、あの子を、紫苑ちゃんを怨んではいけませんよ。
あの子は単に見えているだけなのですから。
でも、あの力は紫苑ちゃんをきっと傷つけることになるでしょう。
傷ついた想い出と共にあの子は力を使わなくなる…
それでも、人が見せたくない所や隠し事、様々な事を感じ取る力は残る。
その力があの子を幸せに導いてくれれば良い…そう思います。
私は、あの子のおかげで時間切れになる前に準備が出来ましたもの。
紫苑ちゃんがいなければ、私はあなたに何も託せないまま逝ってしまう所でしたから」
「………」
「あなた、薫子をお願いします。あの子は見た目こそ私に似ていますが、心はあなたと同じ。
まっすぐで強い…でも強さは脆さと紙一重。そんなあの子を優しく包んで導いていける、
しなやかで、少し意地悪なようで、一途な…そのような殿方と巡り逢ってほしい。
私はあなたと巡り合うことができました…この病院で。それは運命だったのかもしれません。
お義父様がご病気でなければ、あなたのような方が病院においでになったりしませんもの」
「…靜香…」
82:(12/17)
10/11/29 03:00:47 K725l2Jt0
「最後に一つだけ我儘を言います…薫子を『聖應女学院』に入れていただけますか?
あの方…『宮小路幸穂』様の母校なのですって。あの方は本当に素敵な方でしたから。
私はこの身体のせいで学校に通うことはほとんど出来ませんでした。
そんな私でも、級友の皆さんと学校生活を楽しんでみたかったのです」
「…聖應、だな?」
「ええ」
ニッコリと笑った靜香は静かに目を閉じた。
「疲れました…少し眠ります。…まだ死んだりはしませんから」
「ああ」
悪戯っぽく笑った靜香はすぐに寝息をたてはじめた。
俺は泣き顔を洗面所で洗ってから一度家に帰ることにした。
仕事を考えるといつまでも病院にいる訳にはいかなかった。
二日後、容体が急変したとの病院からの連絡で駆けつけた俺の前で靜香は死んだ。
…俺は泣かなかった。
靜香との別れの挨拶はとうに済ませていたから。
83:(13/17)
10/11/29 03:11:46 K725l2Jt0
~2006年3月某日~
「順一!」
「親爺? 何かあったんですかい? そんなに慌てて」
「来たぞ! ついに来た!」
「何がです? わあっ! 止めてくださいよ」
状況が掴めていない順一を乱暴に揺さぶる。
「これだっ! これだよ!」
俺は握りしめていた封筒を順一に見せる。
「『入学案内…聖應女学院高等部』?…親爺!」
「やっと転入許可が出やがった」
「…長かったですねぇ…」
84:(14/17)
10/11/29 03:14:07 K725l2Jt0
靜香が死んだ後、薫子を聖應女学院に入れるために入校申請用の書類を取り寄せてみた俺は頭を抱えた。
最初は幼等部からと思っていたが、入学には厳しい条件が付いていた。
私立だから学費が高いのは当然だが、改築だなんだとほぼ毎年に近い寄付金が求められる。
ちなみに成績優秀な生徒なら学費・寄付他全額免除の奨学金制度があるが、制度の適用は高等部からだ。
保護者には学費を払うための裏付けとして、過去五年間の所得の申告が義務付けられている。
靜香との約束を果たすために、組を解散して会社組織にはしていたが少し期間が不足していた。
初等部からは転入と言うことになるが、ここで立ちふさがったのが『保護者会』と言うやつだ。
転入生が学園にふさわしい人間かどうか、保護者込みで審査される。
『保護者会』の理事には俺の名前とかつての仕事を知っている人間がいるらしく、
初等部・中等部では転入申請は受理されなかった。
打つ手が無くなった俺だが、そんなことで靜香との約束を破る訳にはいかない。
金融業に対しての法律による締め付けが厳しくなってきたことをきっかけにして、銀行との資本提携に踏み切った。
その銀行の幹部に『保護者会』の理事がいることはとうに調査済みだ。
平身低頭、理事会を動かしてもらう。
85:(15/17)
10/11/29 03:15:50 K725l2Jt0
その結果が今日届いた封筒だった。
高等部までエスカレーター式の学校であった事が幸いして無試験で編入できるのはありがたい。
順一の報告によれば薫子の成績は体育以外あまり芳しくないようだ。
その癖、落第はしないんだから始末が悪いったら仕方がない。
「心はあなたと同じ…」
靜香の台詞が思い出される。
「でもなあ…勉強嫌いな所まで似なくたって」
苦笑しながら次の計画を練る。
薫子は俺似だからな、単純に押し付けるだけだと反発するだろうし…
ここは靜香に手伝ってもらおうか。
「順一、薫子を呼んでくれ」
「はい、分かりました」
86:名無しさん@初回限定
10/11/29 03:24:02 LPL5PyIDO
紫苑さま
87:(16/17)
10/11/29 03:29:02 K725l2Jt0
親爺、いきなり何なのさ」
「ああ、来たか。その封筒を開けてみろ」
「『聖應女学院』?ってこれ…」
「薫子、四月から聖應に行け。分かったな」
「何だよ、あたしに相談も無しに。そんなの嫌だ、行かないからね。
大体、『聖應』って言えばバリバリのお嬢様学校じゃない。あたしの柄じゃないもん」
「フッ」
「な、何さ、鼻で笑ったりして」
「まあ、そうだろうな。だがな、これは靜香の、お前の母さんの頼みだからな。
おまえは母さんの頼みが聞けねえってのかい?」
「母さんの?」
「それとも男手で育ったお前じゃ無理か? それなら仕方がねえなあ。この話は無かった事にしてやろう」
「待ってよ、誰も行かないなんて言ってないじゃない」
「良い学校だそうだがな。別に無理はしなくていいんだぜ」
「行くわよ! あたしにかかればお嬢様学校の一つや二つ軽いもんよ」
「…そうか、じゃあ決まりだ。もう手続きは全部終わってるからな。
寮生活だから順一がついて行く訳にはいかんが定期的に連絡しろ」
「…えっ!?」
状況が掴めず、目を丸くしたままの薫子を部屋に残して俺は外に出た。
春霞がたなびく中、ゆっくりと登る月を眺めて俺はほくそ笑んだ。
88:(17/17)
10/11/29 03:38:43 K725l2Jt0
ブルブルッ
寒さで体が震えた所で玄蔵の意識は過去を巡ることを止め、現在に戻ってきた。
「こんな処にいつまでも立ってちゃ、風邪ひいちまうぜ」
部屋へと戻りながら薫子と並んで帰って行った男の顔を思い浮かべる。
「御門千早…か。順一の話じゃ女にしか見えない優男だって言うからハンデを付けたが、
もうちょっと厳しくても良かったもしれん。若い連中もチト鍛え直さなきゃな」
「…靜香、これで良いか?」
玄蔵の背後には冬の透明な空気の中、月が美しく輝いていた。
~終わり~
一応、紫苑様エンドからのつながりになっています(並行世界ですね)
某出演者「私、死を告げる天使の役割でしたのね。こんな役をいただけるなんて…嬉しいですわ」
って、眼がちっとも笑って無いんですが…orz
89:名無しさん@初回限定
10/11/29 03:41:11 K725l2Jt0
>84,88,92,99
こんな時間に支援していただいた淑女&紳士の皆様、ありがとうございました。
90:名無しさん@初回限定
10/11/29 03:43:24 LPL5PyIDO
>>102
乙、面白かったです
だからこの黒い糸は俺が引き受けるから早く逃げ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
91:名無しさん@初回限定
10/11/29 06:46:02 sFQG/ShuO
オリキャラ出すなよ
世界観くずれるだろうが
そういう意味ではお前はししがみと同等、それ以下だ
92:名無しさん@初回限定
10/11/29 12:21:47 0r9XdZnu0
投下乙
良かったよー
93:名無しさん@初回限定
10/11/29 16:10:51 qeFpIqC+0
>>101
乙
存在が語られただけで登場してない人を登場させるってのはオリキャラ要素に近いから一言あると良かったかもしれない
けど丁寧に纏められてたから俺は気にならなかったし面白かった
94:名無しさん@初回限定
10/11/29 21:45:04 dtgz1FGA0
ちょいと確認。
otbk1で体育祭イベントってあったっけ?
otbk2内で瑞穗ちゃんが半周どうのこうのって伝説語られてたけど。
95:名無しさん@初回限定
10/11/29 21:51:15 qeFpIqC+0
>>107
PCゲーム版を元にしたドラマCDネタ
大して強くない部とは言え、陸上部がトラック半周~3/4周広げていた差を瑞穂ちゃん一人で詰めた
96:名無しさん@初回限定
10/11/29 23:13:58 0Ftvkqco0
>>102
もっと明るい話にしてよ
寒いんだから
97:名無しさん@初回限定
10/11/29 23:21:22 76ZYcrLa0
>>109
千早「どうだ、あかるくなつたろう」
98:名無しさん@初回限定
10/11/30 01:41:54 J2wZZMIZ0
>>110
陽向「あぁぁ・・・せっかく書き溜めた千早お姉さま同人原稿がぁ……」
99:名無しさん@初回限定
10/11/30 03:05:16 TDodcFCI0
完全にオリキャラとは言えないし、別に暗くもないと思う。
>>102
お疲れさまでした。良作だと思います。
100:102
10/11/30 08:45:11 kUTIG39C0
>>103
スマン…こんな俺のために。
拙い文章だが、読んでいただいた皆さん、ありがとう。
感想は様々だろうけど、気分を害した人には申し訳ない。
こんなのしか書けないんだ。
それじゃあROMる方に戻るわ。
101:名無しさん@初回限定
10/11/30 22:22:29 mteQqs/70
>>108 さんくす。
ドラマCDかー。
内容知らないってことは設定矛盾とかあると悔しいしなぁ。
なかなか悩ましいでごわす。
102:名無しさん@初回限定
10/11/30 22:26:59 RcuCkSF20
チャイナドレス姿で走ってふとももチラリチラリさせて下級生を悩殺しながら走ってたよね確か
103:名無しさん@初回限定
10/11/30 22:29:03 fZfJuMa+0
>>114
ドラマCDを忘れて体育祭SSを書いてしまったのかな
始めに注意を書けばいいんじゃない
読みたいです
104:名無しさん@初回限定
10/12/04 21:52:08 rpXwQu4v0
規制解除やった~!
と思ったけど、このスレ全然盛り上がってないな
もう需要は無くなったんだろうか?
105:名無しさん@初回限定
10/12/04 21:56:14 jgDf9E7A0
ROMってますよ
106:名無しさん@初回限定
10/12/04 22:03:55 rpXwQu4v0
安心した
107:名無しさん@初回限定
10/12/04 22:10:15 Zn7m+DCr0
ROMってますよ~
まあ確かに発売日付近から大分投稿は減ったけどw
108:名無しさん@初回限定
10/12/04 22:12:43 Hol9Jf620
ROMってますよその3
109:名無しさん@初回限定
10/12/04 22:35:24 nTF6mFaw0
作品スレも勢い落ちてるしなぁ
70くらいしかないんだぜ…
・・・しか?
110:名無しさん@初回限定
10/12/04 23:41:35 rpXwQu4v0
ビジュアルファンブックも発売されて素材も増えたことだし
ちょっと頑張ってみようかな
111:名無しさん@初回限定
10/12/05 11:41:45 BtHD0lj80
>>116
たかが数行だけど、直すのもあれだったので嘘設定のままいっちゃいます。
ここに投稿するのもアレなので、pixivに載せてみました。
URLリンク(www.pixiv.net)
(規制きにせず貼れるのは楽だけど、行間広くて読みにくい)
まりやと陽向の相性よさそうだなーと思って書き始めたけど、
関係ないところで盛り上がる不思議。
112:名無しさん@初回限定
10/12/05 17:14:20 wrb+1A140
オレも週末はROMってる
113:名無しさん@初回限定
10/12/06 01:17:57 0LaNyMtn0
俺はいつでもお前達を見守っているぞ
114:名無しさん@初回限定
10/12/06 01:33:58 jp+Cy+y40
俺はいつでもちーちゃんを見守っている
115:名無しさん@初回限定
10/12/07 00:01:44 ew8Vny3b0
明るい話を所望されている人が多いみたいだから、若干コメディ路線で頑張ろうと思ってたんだが
ダメだった・・・
自分の笑いセンスの無さに絶望した
116:名無しさん@初回限定
10/12/07 21:19:47 wLT896cv0
ちょっとこのスレの淑女&紳士たちに意見を訊きたいんだが、
まりやが千早を呼ぶ時はどう呼ぶと思う?
公的な場ではおそらく「千早君」なんだろうが、普段はどうだろう?
元々は双子だから「ちーくん」(「ちーちゃん」は千歳用)とか、
あるいは呼び捨てで「ちはやー」とか、いくつか考えたんだが。
ネタを考えている時にふと思いついたので是非、皆の意見を訊いてみたい
117:名無しさん@初回限定
10/12/07 21:20:38 VKuCQZaa0
千早ちゃん
118:名無しさん@初回限定
10/12/07 21:24:58 Hg4H0QrJ0
年下だし、呼び捨てで「千早」じゃないかなーと個人的には想定してる
119:名無しさん@初回限定
10/12/07 21:29:31 KH/Fs/YvO
年下だから呼び捨てか、からかう為にちゃん付けのどちらかな気が
120:名無しさん@初回限定
10/12/07 22:30:23 ew8Vny3b0
まりや→千早 「千早」「ちーちゃん(ユカリンみたいにからかう感じ)」「あの子」
千早→まりや 「まりや従姉(ねえ)さん」「まりやさん」「あの人」
って感じがする
121:名無しさん@初回限定
10/12/08 00:34:28 MjFxZ6oS0
基本は千早、からかい出すと千早ちゃんorちーちゃん、他の人との会話で話題に出すときは千早orあの子だと思う
122:名無しさん@初回限定
10/12/08 00:45:54 xb/KFyy70
楽しみに待ってます
頑張ってください
123:名無しさん@初回限定
10/12/08 12:21:00 X8++0Lxq0
俺も呼び捨てって感じがするな
124:名無しさん@初回限定
10/12/08 18:13:53 EjWRjy/j0
川崎市議の自民党の鏑木さん、政務調査費で2年間でコンサートに87回
125:129
10/12/09 05:45:58 06PYiBYi0
皆様ご意見ありがとう。
やっぱり呼び捨てが多いですね。
ありがたく参考にさせていただきます。
…「ちーちゃん」は本編の初プールの所で「僕をそう呼んだのはただ一人」
みたいな話があるので使い難いかなと思ってる。
一回ふざけて呼んでみたまりやが千早の涙目に後悔するってのもネタとしては良いけど。
126:名無しさん@初回限定
10/12/09 22:14:56 r7TJrMBO0
最近、どうにも
ネタ思い浮かぶ
→脳内で一通り仕上げる
→ネタ帳に忘れないように箇条書きでメモる
→(最初に戻る)
で、ネタ帳だけ育ってて、ちっとも仕上がらん!
127:名無しさん@初回限定
10/12/09 23:31:20 WBnbd/yF0
わかるわぁ~
締めが思い浮かばなくて、そのままポシャる
128:名無しさん@初回限定
10/12/09 23:43:07 dgNBK+Sk0
俺の場合、エロ書くのめんどくさくて大体捨てるわ
129:名無しさん@初回限定
10/12/10 00:25:36 oWbVAyt/O
PCの方規制されてるし折角だからコンテストに、と思って初めて書いてみようとしたけど思った以上に難しいな
特に地の文なんて、あまりの文章力の無さに泣きたくなったわw
ここで書いてる人とか改めて凄いわと思ったよ
130:名無しさん@初回限定
10/12/10 10:27:16 rsl9GaVH0
>>133
名前を呼んではいけないあの人 を想像したw
131:名無しさん@初回限定
10/12/12 01:19:46 BkQAvHdq0
ネタとストーリーはある程度まとまったんだけど
文章を書く作業が全然進まねぇ……
オラに元気を分けてくれ orz
あ、それと雪ちゃん誕生日おめでとう
132:名無しさん@初回限定
10/12/12 01:29:01 KkFgz8eH0
おい早く書けよゴラァ
133:名無しさん@初回限定
10/12/18 21:10:24 i0gkgTd20
母さんの唄
134:名無しさん@初回限定
10/12/19 16:08:58 kv5R+hvK0
薫子もののちょい鬱もの書きたいのですかいいですか
135:名無しさん@初回限定
10/12/19 16:11:01 mjAZRxI80
このスレ終わコンだし好きにすればいいよ
136:名無しさん@初回限定
10/12/19 16:13:45 aDYEQw+s0
>>147
スレ違いです
137:名無しさん@初回限定
10/12/19 16:16:06 xmmA2P3WO
>>147
内容(原因)次第だと思うが、気になりゃ投稿所にした方が良いんじゃ?
138:名無しさん@初回限定
10/12/19 16:16:12 1++RxucKO
スカトロ 凌辱 何でもアリだ
好きにしろ
どうせ誰も見ないがな
139:名無しさん@初回限定
10/12/19 16:18:02 VTxOHv5HP
>>148,151
荒らしは消えろ
140:名無しさん@初回限定
10/12/19 16:46:33 pwq6dg4g0
>>147
投稿所でどうぞ
141:名無しさん@初回限定
10/12/19 17:09:26 XKlwpMEW0
もう俺のアナルをむしゃぶるちはやでいいよ
142:名無しさん@初回限定
10/12/19 17:17:22 mjAZRxI80
俺「ほら、千早、俺のチンポおいしいでしょ?」
千早「最高……です。カチカチおちんぽをしゃぶしゃぶするの大好きです」
俺「じゃあだすよ」
千早「あはっ、精液! 精液美味しいです、もっと、もっと僕に、精液!」
こんな感じでもういいだろ
143:名無しさん@初回限定
10/12/19 17:18:54 JzrYTE8Y0
>>155
荒らしは死ね
144:名無しさん@初回限定
10/12/19 18:11:38 1++RxucKO
俺「千早、いれるよ」
千早「いやめろおぉ!」
ずぶぶぶぶ
千早の穴が無理矢理広がっていった
千早「も、もうやめ…」
俺「だ、だすよ!千早!」
どぴゅううう!
千早「あ…かは…」
こんなのを期待する
145:名無しさん@初回限定
10/12/19 18:55:22 fnDL0gdG0
おい早く続き書けよゴラァ
146:名無しさん@初回限定
10/12/19 20:33:35 y4njsOboO
投稿所で続きを待つ
147:名無しさん@初回限定
10/12/19 22:32:19 8oI0gyLX0
今、思いつきネタを書いてるんだが質問がある。
薫子って由佳里のこと何て呼んでたんだろうか?
1年の頃は「由佳里さん」だけど、2年になるとちゃんと「由佳里お姉さま」って呼んでたんだろうか?
148:名無しさん@初回限定
10/12/19 22:41:17 xmmA2P3WO
>>160
エルダー選の時点じゃちゃんとお姉さまって呼んでた気が
寮内だとどうかわからんが
149:名無しさん@初回限定
10/12/19 22:46:28 RQH93id20
>>160
確認出来た範囲ではクリスマスに呼び方が変わっていないようだし、寮内では「由佳里さん」、学内では「由佳里お姉さま」で通していたんじゃないかな?
本編内で薫子さんが回想してたりしたっけか・・・
150:名無しさん@初回限定
10/12/20 11:02:50 QMt/scW3O
>>162
「前の会長」とか「初音のお姉様」とか、肩書きというか立ち位置を口にしただけで名前を出してなくて、
さん付けかお姉様付けか使い分けるかの特定は出来なかったはず
151:名無しさん@初回限定
10/12/21 21:21:28 bXkl7JVJ0
使い分けは処女のたしなみですわ
152:名無しさん@初回限定
10/12/21 23:08:46 MgqhYskk0
つまり深く考えずに適当にすればイイってことですね。
OK理解しました
153:名無しさん@初回限定
10/12/21 23:12:42 veX6jglr0
ちーちゃんアマゾンで2位でしたね。1位があれだったことを考えると堂々たる2位だ
154:名無しさん@初回限定
10/12/23 00:25:13 /2iXG2kD0
このスレは終わコンと聞いたので、ちょい鬱系を投下させていただきます
注意してね
瓶詰め千早
高校を卒業して間もない頃
僕はこの日、薫子さんの面々とプールへ遊びに行った。その帰りだった。
僕はドラマ「獣医ドリトル」を見ようと帰りを急いでいた。そして体はまだ女のままだった。
「いそがないと獣医ドリトルが見れないよ!!早く帰らないと」
ドン!!
「おい、気をつけろ」
千早「あ、すいません!!急いでたもんで」
「おう、どうした兄弟?」
「何かあったのか。」
背後からぞろぞろと男が出てきてあっというまに僕は囲まれてしまった
「うわ~こりゃ折れてるよ。このツケどうすんだよ?」
「そ、そんなこといわれても」
「ああん?なんだと!?」
男がいきなり殴ってきた。女の体の僕は避けきれず、そのまま殴られ地面に叩きつけられた
「おい、このアマ俺んちにつれてくぞ。たっぷり礼をしてやろう」
僕は三人の男に連れてかれた。
155:名無しさん@初回限定
10/12/23 00:29:36 /2iXG2kD0
「ひょおうう!この女、結構ナイスバディしてやがんぜ」
千早「やめろ!!離せ!!触るな!!」
「うるせんだよ、このくそ」
男のパンチが鳩尾にきまった。僕は嗚咽した
千早「ううう・・ぐうう」
「いいか?じっとしてろよ」
ビリビリとぼくの服をはいでいった
「ひょう!!いい胸してんな」
男がぼくの胸にむしゃぶりついた。気持ち悪い
千早「うううう・・・やめ・・・」
「そろそろだな・・・」
男はパンツから赤黒く反りたったペニスを取り出した。先端からは汁があふれている
亀頭がぼくの膣にふれた。そして有無をいわさずそのペニスが僕を貫いた
千早「ぎゃあああああああ!!!!」
ナイフで刺されたかのような痛みが襲った。血がだくだくと出た。
156:名無しさん@初回限定
10/12/23 00:34:55 3XdWDSa1O
よし もっとやれ
157:名無しさん@初回限定
10/12/23 00:38:10 ijsJcBr4O
>>167
テンプレ読め
158:名無しさん@初回限定
10/12/23 00:44:15 3XdWDSa1O
>>167
もっとやれ
俺が許可する
159:名無しさん@初回限定
10/12/23 00:52:15 fTH4PRzJO
自演乙
160:名無しさん@初回限定
10/12/23 00:59:59 GTvxuzSU0
ししがみ?
161:名無しさん@初回限定
10/12/23 11:13:54 2nJ4CXq40
>>167-169,171
荒らしは消えろ
162:名無しさん@初回限定
10/12/23 11:23:12 OrS3JODo0
ただ消えろじゃ、もう十分分かりきってることを繰り返してるだけだから無意味、
あるいは荒らしを喜ばせて逆効果
スルーするか、別の話題を振るのが良い
163:名無しさん@初回限定
10/12/23 12:50:42 Cxb3qX6k0
なんか1本書き上がった!ざくざく支援してくれる人募集中。
華道部ENDを目指してみました(嘘)。15本くらい?
-----------------------------------------------------------------------
『宣戦布告』
雅楽乃とのダンスを終え。
周囲からの賛美に包まれながら淡雪の元へと戻る千早に。
「お疲れ様です。しっかし、やはりというか、なんというか、本当にすごい人気ですね‥(汗)」
「ふふっ。さすがは御前、といったところね」
「いえいえ。私なんかよりお姉さまのほうを皆様はご覧になっていたかと。」
「二人とも、もう少し周囲からどう見られているかを理解してもいいと思うんですけどね‥」
淡雪が呆れたように呟く。
「でも。お姉さまと踊ることができて、本当に夢のような時間でした。」
「ふふっ。うたちゃん、よかったわね」
「えぇ! 本当にすばらしい夜になりました。
では、お姉さま。次は雪ちゃんと踊ってあげてもらえませんか?」
「えぇっ! い、いや。私は見に来ただけだから‥」
「せっかく参加したのですから、ね?」
そういいつつ、目配せしてくる雅楽乃。
「そうね。 雪ちゃん。よければ私と1曲踊ってもらえませんこと?」
手をさしのべる千早に。
「うー。お姉さまに誘われたら、断ることなんてできるわけないじゃないですか‥。
では‥私でよろしければ。 あ、あと、失敗したらごめんなさい。。」
おずおずと手を取る淡雪。
雅楽乃は二人の姿を嬉しそうに見つめていた。
164:名無しさん@初回限定
10/12/23 12:51:21 Cxb3qX6k0
***
「では、いきましょうか」
「はい」
『名残惜しいですが、この曲で今年のラストダンスになります。
どうぞ、みなさん、最後までお楽しみくださいね』
緊張しているのか堅い動きの淡雪をリードするように、
千早がホール中央へとゆっくり歩き出したとき。
初音のアナウンスがホールに響き渡った。
「えっ?」
硬直する淡雪。
「あら。雪ちゃんどうしたの?」
「‥ラスト、ダンス?」
「そのようね。ぎりぎり雅楽乃や雪ちゃんと踊れてよかったわ」
「あ‥、その‥、だ、ダメです!」
そう小さく呟き、千早の手をふりほどこうとする。
「え? 雪ちゃん、どうしたの?」
「ら、ラストダンスは‥好きな人と踊らないといけないんです!
千早お姉さまは‥、私なんかと踊ってちゃダメなんです!」
うつむき首を振りながら逃げだそうとする、淡雪の細い手首をつかみ。
165:名無しさん@初回限定
10/12/23 12:53:17 zY1OiSMj0
支援支援
166:名無しさん@初回限定
10/12/23 12:59:00 3XdWDSa1O
もうその手の話は飽きたわ
読むの面倒だからやめて
167:名無しさん@初回限定
10/12/23 13:02:00 t7QK+yKH0
支援
168:名無しさん@初回限定
10/12/23 13:12:34 Cxb3qX6k0
「雪ちゃん。 雪ちゃんが、ほかの好きな人と踊りたいから、
または私のことが嫌いだから私とは踊れないということであれば、それは全然かまいません。
でも。あなたが私の相手にふさわしくないから、なんて巫山戯た理由で
この場を逃げだそうとするなら、そんなことは許しませんから」
「え?」
千早の強い意志を込めた言葉に、淡雪は驚いたように顔を上げる。
「たしかにジンクスというもの、それ自体は私も否定しません。
でも、私はあと3ヶ月もすればこの学院を卒業してしまいます。
雪ちゃん。私があなたと踊るチャンスは今晩、このときしかないのですよ?
それを、そんなちっぽけなジンクスで邪魔されるわけにはいきませんから。」
そういって。
やわからに微笑みながらも千早は淡雪に決断を促す。
「‥‥。」
「雪ちゃん‥?」
「‥えぇと。 ほ、本当に私なんかでよろしいんですか‥?」
「えぇ。雪ちゃんがどう思っているかはわかりませんけど。
私は雪ちゃんのことが好きですから。」
千早の言葉に真っ赤になりながらも。
「そ、そんな‥。じゃあ‥ よ、よろしくお願いします。」
淡雪はそっと手を伸ばした。
***
169:名無しさん@初回限定
10/12/23 13:13:11 Cxb3qX6k0
そしてしばしの時が流れ。
にこやかに学院生を送り出す2人のエルダーに見送られながら。
さざめく学院生とともに、雅楽乃と淡雪は家路につく。
「ふふっ。雪ちゃん。ダンスパーティーはお気に召しましたか?」
「うぐっ。」
千早とのダンスからずっと頬を染めている淡雪に、
雅楽乃は楽しそうに声をかける。
「そ、そうね‥。思ったよりも楽しかったと思う」
「それはよかったです。
まぁ、ラストダンスを千早お姉さまと踊ったにもかかわらず
楽しめなかったなんてことを言い出したら、私は怒りますけどね。(にっこり)」
「えぇ!? そ、それは、もちろん。楽しんだに決まってるじゃない(あせあせ)」
「えぇ。雪ちゃん、本当に楽しそうに踊ってましたから‥。」
「あぅ‥ ///」
からかう雅楽乃の言葉に。
冬風の冷たさに負けぬほど頬を熱くする淡雪であった。
***
170:名無しさん@初回限定
10/12/23 13:21:46 OVS+G4F30
anal fist fuck mada-?? <tintin>
171:名無しさん@初回限定
10/12/23 13:34:09 Cxb3qX6k0
門を出て。
駅までの道を二人は歩く。
「ねぇ。うたちゃん、ちょっと聞いてもいいかな?」
「えぇ。なんでしょうか?」
「う、うたちゃんはさ‥。えーと‥、千早お姉さまのどこが好きなの‥?」
「え? そうですねぇ。」
突然の質問に一瞬驚きながらも、なにかを納得したのか微かな笑みを浮かべ。
雅楽乃は静かに話し始める。
最初は共感であった。
自分と同じように「やらされている」という話を聞いて。
そして、少し傲慢に聞こえるかもしれないけれども、
その周囲からの期待にきちんと応えていけるような、
自分と肩を並べ、一緒に歩むことのできそうな、そんな同世代の人に初めて出会えた。
次に感謝であった。
雅楽乃の本質を色眼鏡なしに理解し、そしてそれを伝えてくれた人。
家庭でも、学院でも。型枠でしか見てもらえず。
幼い頃から世界はそういうものと考えていた。そうとしか考えられなかった。
なのにたった一人。等身大の自分を見つめ、理解してもらえた。
正直、恋愛感情というものはよくわからない。言葉では知っているけれども、
今の千早への思慕が、世間一般でいうところのそれなのかはわからない。
ただ、確信しているのは。雅楽乃にとっての千早はかけがえのない人である、ということ。
これは胸を張っていえる。
172:名無しさん@初回限定
10/12/23 13:36:22 Cxb3qX6k0
「といった感じです。
雪ちゃんの聞きたかったことへの答えになっているでしょうか?」
「うん‥。十分だと思う。うたちゃん、ありがと。」
「いえ。」
しばしの沈黙が過ぎ。
駅までの道程の半ばに差し掛かったとき。
淡雪は足を止め、覚悟を決めたように雅楽乃に話しかける。
「えぇとね、うたちゃん。。」
「はい。なんでしょうか。」
「えーと。その‥‥。なんというか‥。」
呼び止めたわりには、なんとも歯切れが悪い。
そんな淡雪の様子を楽しそうに見つめていた雅楽乃であった。
が。しばらくその状態が続くとなると、
寒風の中、待っているのも正直ちょっとつらい。
「雪ちゃん。」
「あ、ご、ごめん! その‥、えぇとね!」
「いえ、いいんです。 雪ちゃんのいいたいことはなんとなくわかってはいます。
でも。雪ちゃんはきっと、自分の口から言いたいんですよね?」
173:名無しさん@初回限定
10/12/23 13:50:29 Cxb3qX6k0
「あ‥‥。そうか。そうよね‥。
ふぅ。そりゃー、うたちゃんにはわかっちゃうよね‥。
うん。待たせちゃってごめん。」
「いえいえ。」
「えとね。 私も千早お姉さまが好き‥だと思う。///」
「はい。(にっこり)」
よくできました、といわんばかりに。
雅楽乃はにこやかに微笑んでいた。
***
「最初はね。からかわれてちょっと反感を覚えてたくらいなんだけど‥。
お華で、お姉さまの実力がうたちゃんに認められているのをみて。
うん。嫉妬なのかな‥。ちょっと違うかもしれないけど。」
歩きながら、とつとつと語る淡雪を見守る雅楽乃。
「私としてはうたちゃんに追いつきたい、認められたいってのが最初にあって。
でも、うたちゃんはマイペースでなんか捉え所がないがなかったのもあって。
その点、お姉さまはいい目標というか、ちゃんと相手をしてくれたというか。」
「で、お姉さまにずっと相手をしてもらっていて。
まぁ正直なところ、そこはかとなく味わうお姉さまの意地の悪さには
マイナスな感情もふつふつと湧いてきたりもちょくちょくあったりしたんだけど」
「で、他人に対して献身的過ぎるお姉さまの行動に疑問を持ったりとか、
盗難事件とか体育祭とか生徒総会とかで、いろいろ自分なりに考える機会を持ったりとか。
なんというか器の大きさに凹んだりもしたけども、そんなこんなの結果、
うたちゃんとの比較というよりも、お姉さま自身にいつのまにか目が向いていたというか‥」
174:名無しさん@初回限定
10/12/23 13:55:16 fTH4PRzJO
支援
175:名無しさん@初回限定
10/12/23 13:57:09 Cxb3qX6k0
「学院祭でね。お姉さまに言われたの。いつまでうたちゃんを追い続けるのか。
卒業までにお姉さまとの勝負の答えを教えてもらえるのかって。
うん。これについてはまだ自分でもどうすればいいのかはわからないままなんだけど。」
「でね。そのときは答えを出さなきゃってことしか考えてなかったんだけど。
さっきのラストダンスの際に、お姉さまに言われたの。もうすぐ卒業するって。
そこで初めて気づいたの。春から続いてきた日常がもうすぐ終わってしまう。
お姉さまがもう少ししたら目の前からいなくなってしまう。
もう会えなくなってしまうって‥。」
「そうですね‥」
雅楽乃は自分の思いも込めて、そう相づちをうつ。
「さっき。お姉さまに『好き』といわれて。
いや、うん。そういう意味じゃないのはわかってる。
でも、そう言われて、気づいたんだ。
お姉さまと離れたくない。もっと一緒に居たい。同じ時間を過ごしたいって。
もっとからかわれたい。もっと刃向かいたい。今までのように。」
そう語る淡雪の視線は、相変わらずどこまでもまっすぐで。
雅楽乃はそれを眩しく、うらやましく思いながら、
同じようなことを呟いていた千早の言葉を思い出す。
(雪ちゃんがこんなに眩しいなんて。ほんと、私とお姉さまはよく似てますわね‥)
「さっき、うたちゃんがいっていたように。
これが恋愛感情なのかどうかは、うん、正直自信はないけど。
でも。私の中では『好き』といってもいいと思ってる。
うん。それは間違いない。」
そう宣言する淡雪の姿は自信に満ちあふれていた。
176:名無しさん@初回限定
10/12/23 14:02:57 QyLVqHyK0
それからどしたの
177:名無しさん@初回限定
10/12/23 14:17:41 Cxb3qX6k0
***
駅まではもう少し。
透き通る夜空の下で、会話はまだ続く。
「雪ちゃんの想いはわかりました。」
「うん‥‥。ほんとに、ごめんなさい。」
「あら? なんで雪ちゃんが私に謝るのでしょうか?」
「えっとね。なんかいまさらというか。
いままであれだけお姉さまと仲が悪かったのに、今頃に参戦するとかになると、
昔から想い続けてきたうたちゃんに悪いというか、なんというか‥‥」
言い訳すら、どこまでもまっすぐで。
それを聞く雅楽乃はどうしても微笑ましく思えてしまう。
「ふふっ」
「うぐっ。笑われてしまった‥。それはあれですか。余裕の笑みってやつですか‥」
「いえいえ。雪ちゃんはどこまでも可愛らしいですねぇ、と。」
「なっ!」
「なるほど。お姉さまが雪ちゃんを苛める気持ち、ちょっとわかってしまいました。」
くすくすと笑う雅楽乃の姿に。
淡雪は憮然とした表情を見せるしか術はなかった。
178:名無しさん@初回限定
10/12/23 14:18:06 Cxb3qX6k0
***
「で。雪ちゃんは今後どうするんです?」
「へ?」
「少なくとも、お姉さまには雪ちゃんの気持ちをお伝えしないと。」
「えぇーーー!!
いや、ちょっと待って。無理無理。それは無理。
あれだけ反抗してきた私が急に変なこと言い出したって、
お姉さまだって面食らうだけだろうし。」
慌てる淡雪に。
「うーん。では。さきほどの宣戦布告はどういう意図でしょうか?
私に言われても、どうすることもできないのですけれども。」
「うっ。い、いやっ。なんというか、その。
うたちゃんには本当のところを伝えておきたかったというか。
それだけ。ほんとにそれだけだったの‥」
「でも。このままだと3月にお別れになってしまいますけど。
雪ちゃん。あなたはそれでいいんですか?」
「えっ。 えーと。 うん。それはイヤ。
それはイヤなんだけど‥。いや、でも‥」
真っ赤になりごにょごにょと口ごもる淡雪を見て。
しょうがないですねぇ‥と小さくため息をつきながら。
雅楽乃は鞄から携帯を取り出し。
179:名無しさん@初回限定
10/12/23 14:27:09 Cxb3qX6k0
ぴぽぱ。とぅるるるる‥。
『もしもし。史さんでしょうか。雅楽乃です。このような時間に申し訳ありません。
このようなことをお願いして誠に申し訳ありませんが、
千早お姉さまにお取り次ぎを願いたいのですが。
えぇ。番号を伺っていませんので。はい。お手数をおかけします。』
「う、うたちゃん?」
急な振る舞いに驚く淡雪を尻目に、雅楽乃は会話を続ける。
『あ。千早お姉さまですか? えぇ。雅楽乃です。
今晩は本当に素敵な夜を過ごさせていただきました。
いえ。まだ雪ちゃんと駅に向かっている途中です。』
『お疲れのところ申し訳ないのですが、お姉さまにご相談したいことがありまして。
いえ、そういうわけでもないのですが。いえ、ほんとうに。
お姉さまがお帰りになるまで、お待ちしていればよかったのですが‥』
『それでですね。急なお願いで申し訳ないのですが、
もしお姉さまのご都合がよろしければ、元日、初詣にご一緒願えないかと。
えぇ。私と雪ちゃんです。 本当ですか!? はい。ありがとうございます!
はい。詳細はまた後日ご連絡いたしますので。あ、はい。この番号でかまいません。
いえいえ。お姉さまもゆっくりお休みなさってください。
えぇ。それではまた。失礼いたします。』
と。電話を切って
「というわけです。
雪ちゃんも元旦は予定をあけておいてくださいね?」
にっこり微笑む雅楽乃であった。
180:名無しさん@初回限定
10/12/23 14:38:36 Cxb3qX6k0
「なんというか‥。お姉さま絡みになると、本当に性格変わるのね‥。」
「くすくす。だって本当に手に入れたいのですから。
行動せずに手から取りこぼしてしまっては、後悔極まりないでしょうし。」
迷いのない雅楽乃の発言に。
はぁ‥と小さくため息をつきつつ。
「そうね。うん。
どこまで素直になれるかは自信ないけど。
うたちゃんには負けないように、私も頑張るから!」
吹っ切れたように笑う淡雪。
***
とまぁ、そんなこんなで。
ようやく駅の近くまで辿り着いた頃。
そもそもの質問を淡雪はようやく思い出した。
「で。あの。うたちゃん。
私がお姉さまを好きなのは、うたちゃん的にはどうなの‥?」
「はい?」
「いや。なんというか、そこできょとんとされても困るというか‥」
「といわれましても‥。」
相変わらずのマイペースさに頭を抱えつつも。
これだけは確認せにゃなるまい、と言葉を継ぐ。
181:名無しさん@初回限定
10/12/23 14:49:49 Cxb3qX6k0
「いや、ほらだって。
うたちゃんはお姉さまが好きなわけだし。
そこに私みたいなのが参入したらお邪魔というか、なんというか‥ねぇ?」
「あぁ‥‥」
ようやく納得がいった、という表情で。
「といわれましても。雪ちゃんがお姉さまのことを好きなのなんて、
ずいぶん前からわかってましたし‥。(にっこり)」
「へ?」
「秋くらいから、帰り道とかお姉さまのことばかり話していたじゃないですか。」
「えぇー!? い、いや。そ、そんなことはないって!」
「私のいないときのお姉さまとの出来事とか、嬉しそうに教えてくれましたし」
「えっ。いや。それは‥きっと、そう! 雅楽乃を喜ばせるためにしょうがなく!」
「口ではいろいろ文句をいってましたが、目は嬉しそうに輝いてましたし」
「ほ、ほらっ! 私って性格悪いから、人の悪口いうの大好きなのよ!」
「お姉さまの前にでると素直じゃないのに、
お姉さまの後ろ姿を目で追いかけていたり、
お姉さまがこちらに気づくまでは嬉しそうだったり。」
「う、うそ‥。orz」
「まぁ、なんとなく雪ちゃんが気づいていなさそうな気はしていたので。
ようやく‥というのが正直なところなのですが。 あら?雪ちゃんどうしました?」
「い、いえ。なんでもないです‥。」
「というわけで。雪ちゃんが素直な自分の気持ちに気づいた、ということは
素敵なことだと思います。これで回答になってますか?」
「はぁ‥。あ、ありがと。」
***
182:名無しさん@初回限定
10/12/23 14:54:09 zY1OiSMj0
しえーん
183:名無しさん@初回限定
10/12/23 15:08:38 Cxb3qX6k0
駅で雅楽乃と別れてから。
淡雪は別れ際の会話を思い出す。
『最終的にどのような形になるかは私にもわかりません。
でも、自分の気持ちに素直になって。
残された短い時間の中で、精一杯交友を深めることができるのなら。
結果は自然についてくるのではないでしょうか。』
そういってにっこりと笑う雅楽乃の顔を思い出して。
小さな溜息をひとつ。
「はぁ‥。やっぱりうたちゃんには敵わないなぁ‥」
だがしかし。お華の実力では敵わなくても。
せっかく気づいたこの気持ち。負けるわけにはいかない!
あぁ、でも‥。
可愛さでいったら、うたちゃんはお人形さんのように綺麗だし、
みんなからの慕われっぷりとか、そもそもお姉様へのアピールとか、
どうやっても敵わないような‥。
いやいや。
私だってお人形さんのように可愛いって昔いわれたことあるし!
明日からはもっと素直に!可愛く! お姉様へまっすぐな気持ちを!
って、どうやっても無理でしょー!!
でも、お姉様も好きっていってくれたし。
いやあれはきっと言葉の綾ってやつ。
でも、もしかしたら‥///
などと呟きながら、挙動不審な人影は聖夜の雑踏にゆっくりと消えていった。
-----------------------------------------------------------------------
これでも削ったんだが、やっぱり長かった‥。
184:名無しさん@初回限定
10/12/23 15:54:24 fTH4PRzJO
乙です
この後雪ちゃんがお姉様のパッドを外してしまうと思うと胸が熱くなるな
185:名無しさん@初回限定
10/12/23 15:57:51 OVS+G4F30
あなlふckまだ??
186:名無しさん@初回限定
10/12/23 18:40:55 +DI3Xrym0
乙
流石御前だ、雪ちゃんフラグがビンビンでもまだお姉さまが射程圏内だ…
187:名無しさん@初回限定
10/12/23 21:53:56 FwIX1dHf0
良作乙です。
モブキャラ使いの自分としてはこういうのが書ける人が羨ましいですorz
188:名無しさん@初回限定
10/12/23 22:23:38 ijsJcBr4O
乙~
しかし良い所で…
初詣編に続くんだよな?
189:名無しさん@初回限定
10/12/24 11:40:52 QSlC+AX10
おちゆ
190:名無しさん@初回限定
10/12/25 00:29:45 rIccmbsy0
乙
しかし、こんな良作を出されると投稿いにくい…
191:名無しさん@初回限定
10/12/25 01:27:38 jqXO3ojy0
支援し損ねましたわー
乙ですわー
192:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:39:15 rIccmbsy0
なんか一本できた……
ただ、途中からモチベーション下がって見直しとか何もしてないから
展開が急だとか、文章が変なところもあるかもしれないけど、許してくれ
193:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:40:55 kY8DAS1i0
ksk
194:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:44:11 rIccmbsy0
タイトル「意外と狭い?」
~~~~~ 寮のリビングでの会話 ~~~~~~
陽向「へぇ~、この人が薫子お姉さまのお姉さまですか?」
夕食を終えた後、寮はある話題で賑わっていた。
優雨が初音の部屋で見つけたアルバムが発端で、陽向が是非見たいということで、寮生全員がリビングに集まっていた。
初音「ええ、わたし達の1つ上で、前年度のエルダーシスター『周防院 奏』様ですよ」
陽向「話には聞いてましたけど、ホント、薫子お姉さまのお姉さまには見えませんね」
史「学院では『逆転姉妹』として有名でした」
アルバムを食い入るように見ている陽向に対して、史は冷静にコメントをしながら、お茶の準備をしている。
薫子「あははは、まぁね…でも、あたしにとっては色々と教えてくれた、大切なお姉さまなんだ」
千早「私も以前に一度お会いしましたが、何と言いますか…一見幼い様に見えますが、落ち着いた大人の雰囲気を持った、不思議な人でした」
初音「奏お姉さまは聖應が誇る『演劇部のカリスマ』でしたから…実際、私もお姉さまの舞台を拝見した時には自分の目を疑いました」
香緒理「まぁ、確かにこの小さい身体でスゴイ演技をなさってたものね…薫子なんて毎回ボロ泣きしてたのよ?」
薫子「なっ、ちょ…香緒理さん、それ言うの禁止」
千早「ふふふ、そうなのですか?薫子さん」
薫子「ハイ・・・恥ずかしながら」
195:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:45:53 PC5uZOBKO
支援
196:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:47:29 rIccmbsy0
優雨「おねえさま……この人は…?」
陽向の横で、少し控えめに見ていた優雨が、初音の隣でウィンクをしている女性を指さしながら尋ねた。
初音「この人はね、『上岡 由佳里』様……私のお姉さまだった人です」
優雨「この人が…おねえさまのおねえさま……」
千早「こちらはこちらで、正反対な姉妹のような気が致しますが……」
可愛らしい、いかにも”お嬢様”といった感じの初音に対して、元気ハツラツでどこか悪戯っ子のような由佳里……
そういった性格面の違いが一目でわかる姉妹を見て、千早は素直な感想を口にした。
初音「ふふ、そうですね。由佳里お姉さまはどちらかと言いますと、薫子ちゃんに近いかもしれませんね」
薫子「初めの頃は、よく由佳里さんの後ろに隠れてたよね?初音」
初音「か、薫子ちゃん…そ、そういうのは言っちゃダメすよぉ~(少し照れる)」
千早「ですが、どうしてこのような『姉妹』になったのですか?」
薫子「う~ん、何て言うか…入寮式で妹を決める時にさ、奏お姉さまがアタシを妹にする…って指定したんだよね」
千早「奏さんが…ですか?」
千早は目を丸くした。
写真を見る限りでも、どちらかというと由佳里の方が活発的で、奏はどちらかというと引っ込み思案な方に見えた。
そんな奏が進んで薫子を「妹」に指名したのが意外だった…。
薫子「うん、理由はイマイチ分からないんだけどね」
197:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:48:54 rIccmbsy0
千早「それで、初音さんが由佳里さんの妹になったというわけですか…」
初音「はい。私自身も由佳里お姉さまに憧れていましたから。2人ともそれで納得したんです」
陽向「初音お姉さまって、この……由佳里さんに憧れてたんですか?」
初音「ええ」
初音「私もこの頃は体が弱くって…それで、由佳里お姉さまの様な元気で皆に頼りにされている人って憧れだったんです」
優雨「おねえさまも…からだが弱かったの…?」
初音「う、う~ん…私は単純に部屋に籠りがちで運動不足だったから……優雨ちゃんが思っているような“弱い”とはちょっと違うかも……」
薫子「で、それを克服するためにも由佳里お姉さまの所属する陸上部に入ったんだよね」
千早「それは、また……随分と思い切りましたね」
初音「ええ、何せ中等部の頃は運動なんて全くと言っていい程、していなかったものですから、初めの頃は随分と陸上部のお姉さま方に迷惑をかけました……」
薫子「筋肉痛で“あ、足が痛いです~”って泣いてたもんね」
初音「あぁっ!薫子ちゃん。だからそういう事、言っちゃだめぇ~(><)」
陽向「はぁ~、今の姿からは、想像できません」
千早「何事も、努力をすれば変えていける…ということですね」
優雨「どりょく……私も、努力すれば変われるのかな……」
初音「それは勿論。私がいい証明ですから。……だから優雨ちゃんも、きっと変われます」
優雨「うん」
陽向「それで、この由佳里さんが前年度の生徒会長……なんですよね?何だか、“生徒会長”ってイメージが湧かないんですけど……」
ペラペラ(アルバムを何枚かめくる陽向)
写真に写っている由佳里は、そのほとんどが初音に対して悪戯をしていたり、明るく笑っている。
198:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:49:18 FBbYH4XX0
死ねん
199:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:49:44 FBbYH4XX0
何というタイプミス
200:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:50:07 PC5uZOBKO
wktk
201:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:52:02 rIccmbsy0
薫子「まぁ、確かに生徒会長ってイメージの人じゃなかったんだけどね。
でも、一時の間陸上部内の2年生と3年生の間で揉め事があった時に、それをいつの間にか解決させちゃったんだよね、由佳里さん」
史「『陸上部事変』として語り継がれております。」
話のところどころで史が補助をいれくれている。
香緒理「学院でも一部の間では有名な話よね。
それで同じ寮生だった奏お姉さまと対比させる形で「琥珀の君」って呼ばれるようになったわけ」
薫子「それで、由佳里お姉さまは2年の頃から陸上部の部長を務めて、その功績が生徒会長に繋がって…初音に受け継がれた…って流れなんだ」
史「行動力がかなり高い人でしたから、会長職でのリーダーシップは目を見張るものでした」
陽向「へぇ~」
普段、滅多に他人を褒めることのない史が言うのだから、間違いないのだろう。
千早(人は見た目だけで判断しちゃいけないな…)
それから何枚かアルバムをめくり、ある写真を見て陽向は大きな声を上げた。
陽向「わっ!この人、スゴイ美人」
初音「あぁ、その人が由佳里お姉さまの前の代…前々年度の生徒会長…エルダー菅原君枝お姉さまです」
千早「エルダーと生徒会長を兼任なさってたんですか?」
エルダーという事だけで気苦労が絶えないのに、その上生徒会長まで務めていたのだから、よほど優秀な人だったんじゃないだろうか……千早はそう思った。
香緒理「まぁ、千早は知らなくても当然なのだけれど、生徒会長がエルダーを兼任した人って結構いるらしいのよ」
202:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:53:42 PC5uZOBKO
>>212
読むまで"死ねん"って事かと思ったw
203:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:54:07 Br8AlnWh0
支援
204:名無しさん@初回限定
10/12/25 23:55:01 FBbYH4XX0
>>215
あーそれでも良いな
じゃあそう言うことにしといてくれ
205:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:07:01 PmCP38kp0
初音「エルダーは純粋に生徒の得票結果で決まりますから、めぼしい人がいなかった場合は生徒会長が選ばれるのが慣例なそうです。
と言っても私も初等部の頃に聞いただけで、実際のところ本当かどうかはわかりません。
ただ、資料を見る限りでは歴代エルダーは生徒会長というのは珍しくないというのも事実です。」
薫子「本来エルダーってのは象徴なだけで、特に忙しいはずはないんだけどね…」
千早「今年はエルダーが2人ですから特別…と云うわけですね」
陽向「でも、ホント美人ですよね。……いかにもお淑やかな大和撫子って感じで」
初音「そうですね。でもね、陽向ちゃん?上には上がいるんですよ?」
陽向「へ?そりゃ、薫子お姉さまや千早お姉さまも随分と美人ですけど、この人も負けず劣らずの美人ですよ??」
初音「まぁまぁ、もう少ししたら分かりますから」
陽向「??」
初音「あ、このページですね」
陽向「このページって……うっっわっ!何この人?!スッゴイ美人!それにカッコイイ!!!」
優雨「すごい……きれい…」
初音が指摘したページの、ある1枚の写真を見て、陽向と優雨は興奮気味で声を出した。
千早も少し遅れて、問題の写真を眺めた……
それは寮の玄関で撮られた写真で、薫子に抱き着いている奏と、照れていかにも慌てている薫子
それを横で見ながら笑っている初音と由佳里………そして、やや後ろから優しく微笑んでいる3人の姿が写っていた……。
千早「ブハッ(飲みかけの紅茶にむせる)」
薫子「どうしたの千早?……大丈夫??」
千早「コホッコホッ…え、ええ、申し訳ありませんコホッ…少しむせてしまいました……」
陽向「この人って誰ですか!?」
初音「ふふ…その人はですね。奏お姉さまのお姉さまで、3代前のエルダーシスター…“宮小路 瑞穂”様です」
206:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:09:40 PmCP38kp0
陽向「この人が、あの伝説の……」
千早(何やってんだよ、瑞穂さん………)
写真に写っている瑞穂からは、女装を恥ずかしがっているとか、そういった雰囲気が全く感じられなかった。
千早(…………………………………でも、確かに美人だ……
って、僕も何てこと思ってるんだよ!瑞穂さんは”男”なんだから!!
あぁ、でも…僕もみんなからはこんな風に思われてるんだろうか…(泣))
香緒理「どうかしたの千早?さっきから変な顔してるわよ?」
千早「い、いえ…何でもありません。噂では聞いていましたけれども、いざ拝見するとスゴイ美人な方だったものですから
…少し驚いてしまって……」
薫子「何でもできる千早も大概にスゴイけど、この人もそれに輪をかけてスゴイ人なんだよね~」
史「転入されて僅か1ヶ月でエルダー選過去最高の得票率を得た人……聖應の十月革命……幻の最速記録保持者……
聖應三大美人……チョコレートタワー……終わらないラストダンス……数々の伝説が今でも伝えられております。」
千早(僕の頭の中では、いつもオドオドしてて、気弱そうな姿しか思いつかないんですけど…)
陽向「あ、何個か聞いた事があります。」
初音「それに、薫子ちゃんにフェンシングを教えたのも瑞穂様なんですよ?」
千早「薫子さんは…瑞穂さんに会ったことがあるんですか??」
薫子「うん……奏お姉さまと一緒に何回か……ね。
まぁ、見た目通りの優しい人なんだけど、真剣になると人が変わるというか、絶対に怒らせたくない人というか……」
初音「薫子ちゃん、ビジバシ鍛えられてましたものね?」
薫子「…あれはスパルタだった…………」
陽向「香緒理お姉さまは、お会いした事ないんですか?」
香緒理「有るわよ。一度だけね」
千早「有るんですか!?」
207:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:12:11 mw9RoApm0
なんという挙動不審 nyny
支援
208:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:17:10 xURLm10x0
アナル拷問ファックまだ?
209:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:17:38 PmCP38kp0
香緒理「ええ、今年の年初めにね…。薫子ったら振袖を着せられてたのよ?それも無理矢理に…ほら、この写真よ」
優雨「かおるこ…かわいい」
千早「そうですね、とても似合っています」
薫子「……何か、千早に言われると、そこはかとなくバカにされているような気がする」
千早「そんな事を言われましても……それにしても珍しいですね。薫子さんがこのような着物を着るなんて」
薫子「どうせ馬子にも衣装…とか言いたいんでしょ」
千早「そんなことはありません。似合っていると言ったのは本心です。……ただ、少し意外だったものですから……」
薫子「まぁ…ねぇ。これだって、奏お姉さまが頼んでくるから……仕方なく……ゴニョゴニョ」
初音「薫子ちゃんは、奏お姉さまの言う事だけは素直に聞いてましたもんね。」
薫子「”だけ”ってヒドイ!」
香緒理「でも、当たらずとも遠からず……でしょ?」
薫子「…………………はい。」
史「ですが、千早様の言われる通り、薫子さまは背が高くて起伏も少ないので、振り袖姿がとても栄えてらっしゃいます」
薫子「はぐっ………ふ、史ちゃん。そういうことは思ってても言わないように……」
史「?史は、何かおかしなことでも言ったのでしょうか??」
香緒理「そうよ~、薫子。史ちゃんは薫子が綺麗…って褒めてるんじゃない」
薫子「ぶーー、もういいです(泣き顔)」
優雨「ぅー……」
千早「どうしたの?優雨」
優雨「お姉さまの…お姉さまは?……いないの?」
初音「優雨ちゃん…ええ、もちろん、いてますよ。………ちょっと待ってて下さいね」
薫子の姉の姉の話ばかりなので、少し嫉妬したんだろうか?それとも初音に関わる話題が少なくて寂しいとでも感じたんだろうか……
そんな優雨の姿を見て、千早は少し安心した。
210:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:21:18 PmCP38kp0
千早(優雨も少し成長したのかもしれませんね)
瑞穂の話題も少し落ち着いたことだし、千早はどこか胸を撫で下ろす感覚を覚えて、一息つこうと紅茶に手を伸ばした。
初音「あ、あったあった。ホラ、この人です。」
優雨「どれぇ?」
初音「ホラ、私の横でスカートを捲られているのが由佳里お姉さま。
……で、捲っている人が由佳里お姉さまのお姉さま……"御門まりや"様です」
千早「ぶっ(飲みかけの紅茶にむせる)」
薫子「どうしたの?千早」
千早「ケホッコホッ、い、いえ…また、むせてしまったものですから………」
千早(あの人はぁ……(怒))
折角落ち着いて紅茶を飲もうとしていた所を邪魔されて、なぜか千早はこの場に居もしない従妹に対して怒りを覚えた…。
千早(ここ最近は瑞穂さんの事ばかり話題に上がっていたものだから、すっかり忘れていたけど……。
まりや従妹さんもココの生徒だったんだっけ)
瑞穂が寮に入ったのならば、当然まりやも寮住まいであることも簡単に推測できるのだが、
あまりにも瑞穂の印象(自分と同じ境遇だったから)が強すぎて、まりやの存在をほとんど忘れていた千早であった。
初音「”コスモスの君”って呼ばれていたそうで、公式の上では陸上部最速記録保持者なんですよ?」
千早(まぁ、たしかに、あの人……足は速かったもんなぁ………)
小さい頃、よく瑞穂や千早に悪戯をしては逃げ出していた従妹の姿が脳裏に浮かんだ。
211:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:39:07 IWCEb9Sm0
しぇん
212:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:43:50 PmCP38kp0
陽向「公式の上では??」
初音「ええ、記録として残っている中では、御門まりや様が出したタイムが最も速いんですが…、
先程のエルダー瑞穂様が、体育祭のリレーで走った記録の方が速い……というのが陸上部員全員の意見でして……」
千早「なるほど、体育祭では記録なんて残しませんものね」
初音「そうなんです。ですから、瑞穂様の記録は”幻の記録”…と云われているんです」
薫子「この まりやさんも、写真からは全然イメージつかないけど、結構オシャレで、こぅ何て言うかな…“女の子”っていう人なんだよね」
陽向「え、そうなんですか?」
初音「実は私が持っている服の中に、何点かまりや様から頂いた物もあるんです」
薫子『アタシも何点か持ってるよ…』
陽向『あぁ…二人とも……ずるいです』
香緒理『あら、陽向は姉である……』
陽向『わわっ、………………そんな事ないですよ……』
・
・
・
それにしても、瑞穂が薫子の姉の姉である事はプールの時で知っていたけど、まさか初音の姉の姉がまりやであろうとは……
よくよく考えれば、男がエルダーに選ばれるよりも現実的で可能性が高いのだが、自分の知らないところで繋がりがあると思うと、千早は不思議な気持ちになった。
そんなことを、ぼんやりと考えていると、ふと薫子との初めての出会いを思い出した。
千早(ああ、そういえば……薫子さんと初めて会った時も、似たような感じだったかな)
そう思うと千早は薫子の顔を見て、思わず微笑んでしまっていた……。
薫子「ん?どうかしたの、千早?アタシの顔なんか見て」
千早「クスッ……いえ、世の中って案外狭いんだなぁと思ったものですから」
薫子「?? 変な千早」
~Fin~
213:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:44:26 r0pEgmZU0
もつ~
214:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:46:06 TYDUM7W60
乙!
215:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:50:02 PmCP38kp0
前回暗い話だったので明るい話に挑戦してみた
挑戦した結果がこれだよ…orz
216:名無しさん@初回限定
10/12/26 00:56:22 IWCEb9Sm0
いやいや、ほのぼのとして良かったと思いますよ。楽しませて頂きました
217:名無しさん@初回限定
10/12/26 01:08:34 EekDxkzx0
まりやは茉莉花の君で秋桜の君はドラマCDの桜井夏央な
218:名無しさん@初回限定
10/12/26 01:10:59 PmCP38kp0
>>230
ごもっともデス。
コメディ要素を取り入れるのに「まりや登場させたら明るくなるんじゃね?」
と安易に考えて、登場させました……。
ごめんね、まりや
219:名無しさん@初回限定
10/12/26 01:58:56 ufiwskf10
この後薫子ルート、香織里ルート、(PSP版で追加されるなら)初音ルートに行ったあと、
親類ということで瑞穂ちゃんの正体を聞かされるそれぞれの反応を想像すると胸が熱くなる
優雨ちゃん?優雨ちゃんはちーちゃんの正体を初めて知ったときはわからんが、
先にちーちゃんを認識した後瑞穂ちゃん認識しても「そうなんだ」で終わる気がする
そして「ちはやのしんせきの男の人はみんな女の人みたいなの?」と質問してちーちゃんを凹ませる
220:名無しさん@初回限定
10/12/26 02:01:20 HmUnYOMH0
>>232
その中で瑞穂お姉様と認識があるのって薫子と初音だけでは?
221:名無しさん@初回限定
10/12/26 02:27:10 ufiwskf10
>>233
>>219から>>222にまたがる当たりで「一度だけ会ったことがある」って書いてあるぞ
あくまでID:PmCP38kp0が投下してくれたSSを経過した前提の話だ
222:名無しさん@初回限定
10/12/26 02:29:49 ufiwskf10
ごめん言葉が足りてなかった
「香織理さんは(このSSでは)会ったことがあると書いてある」
そして優雨ちゃんは直に合ってなくてもこのSSで写真を見てる
その上で瑞穂ちゃんの正体を知ったときの反応に興味があるってことだ
223:名無しさん@初回限定
10/12/26 07:39:33 bewVTqVoO
乙~
面白かったです
ただ名前間違われてる香織理とまりやが年下になってるのが
224:名無しさん@初回限定
10/12/26 12:44:33 KfwR0xEd0
ずっと規制されっぱなし。
投稿不能、orz DSのAPしか使えないよT-T
225:名無しさん@初回限定
10/12/26 17:30:22 t3a4onGe0
>>228
落ち込むことなんかないよ。
いいから、早く正月向けのSSに取りかかりなさい。
226:名無しさん@初回限定
10/12/26 19:35:54 PmCP38kp0
>>236
漢字変換ミスだったな・・・それと、優雨のセリフで一部おかしいのもあった
>>238
サンクス 支援ありがとう
またモチベーションが上がったら次のも書いてみる
227:名無しさん@初回限定
10/12/27 20:53:35 BdnqiBUC0
1本書いたんだけど、むっちゃ長い。25本くらい。どうしよう。
これ、どのくらい支援もらえれば貼れるんだろか。
いまいち連投規制わからんのよね。
スレ諦めて、別んとこに貼るかなぁ‥。
228:名無しさん@初回限定
10/12/27 21:10:46 +zlaov8yO
投下するなら支援するけど…規制条件よくわからね
229:名無しさん@初回限定
10/12/27 21:49:29 BdnqiBUC0
なんか眠くなってきたので、区切りのいいとこまで投げて続きはまた今度にするです。
ボタンを1つ掛け違うだけで、なんかひどいことになってしまったお話です。
-----------------------------------------------------------------------
『エルダー選挙』
「私、皆瀬初音は、敬愛する七々原薫子さんに‥私の得たすべての票を譲渡させていただきます」
きゃー。
あがる歓声とともに、初音の得票が薫子に委譲され。
「私、真行寺茉清は、私の持つすべての票を‥妃宮千早、あなたに委ねます」
きゃー。
茉清支持者の悲痛な叫び声も混ざりつつ。
茉清の得票が千早に譲渡された。
「薫子さん‥」
「千早‥」
交わす視線は互いに困惑の度を深め。
身動きもとれず、壇上で立ち尽くす二人の姿。
どれほどの時間が、無言のまま流れ過ぎたのか。
***
230:名無しさん@初回限定
10/12/27 21:50:54 BdnqiBUC0
だがしかし。
どんな事情であろうとも♂である自分がエルダーになる訳にはいかない、と。
千早は発言すべく、口を開い‥
「私、七々原薫子は‥」
「ちょっ! 薫子さん!」
千早の気配を読んだのか、そうはさせじと薫子が一歩前に進み。
壇上から学院生一同を見渡し、高らかに発言する。
「親愛なる友人 妃宮千早さんに、得票すべてを託したいと思います!」
きゃー!
先ほど以上にわき上がる大きな歓声。
これにより当代のエルダーが決まるというのだから、さもあらん。
「か、薫子さん!」
「ごめん、千早。でも私にはやっぱり無理なんだ。
それに千早に憧れているのは本当だから‥。」
そう真摯な視線で跪き。
千早の手を取り口づけをし‥かけたとき。
231:名無しさん@初回限定
10/12/27 21:54:16 +zlaov8yO
支援
232:名無しさん@初回限定
10/12/27 21:55:16 BdnqiBUC0
「待ってください! 私、妃宮千早は。
七々原薫子さんこそがエルダーに相応しいと思っています。」
きゃー!!
そうはさせじと声を張り上げ。
取られた右手を引き抜き、譲与の儀式を中断させる千早。
「なっ!」
逃げた手を追うように伸ばした薫子の腕を。
そっとつかみ、そのまま優しく引き起こす。
「薫子さん。あなたこそが眩しく、いつも輝いて見えます。
どう考えても私より薫子さん、あなたのほうがふさわしいのですよ。」
そうにっこり微笑み。
千早は逆に跪き、その手に唇を捧げた。
と思いきや。
「あいたっ!」
薫子の右手に寄せていた千早の顔が急に仰け反る。
なにが起きたかわからぬ壇上人たちが注視したその先には。
薫子の左中指が高らかにスポットライトを浴びていた。
***
233:名無しさん@初回限定
10/12/27 21:58:01 BdnqiBUC0
「でこぴんはないでしょう、でこぴんは!」
ひりひりと痛むおでこを庇いながら、立ち上がる千早。
「あぁ、ごめんね、千早。とっさのことでつい‥。
おでこ大丈夫だった?」
そういいながら、おでこを庇う千早の右手をそっとどけて。
薫子は赤くなってしまったその肌を優しく撫でる。
「あー、ごめん。ちょっと赤くなっちゃってるよ‥。」
「薫子さん‥‥。」
「えぇ。 本当にごめんね!」
そう小さく呟いた瞬間。
さりげなく確保し続けていた千早の右手をそっと引き下げ。
そのまま跪いて、譲与の儀式に持ち込もうとする薫子であったが。
ずびしっ!
壇上に小さく変な音が響いた‥‥。
「チョップはないでしょ!チョップは!」
「あら、ごめんなさい。咄嗟のことでつい習い覚えた護身術を使ってしまいまして‥」
涙目で立ち上がる薫子。
油断なく身構える千早。
壇上は緊迫した空気に包まれて。
「あ、あのー‥‥」
沙世子の戸惑った声が、微妙なハウリングとともに講堂内に響き渡っていた。
-----------------------------------------------------------------------
3部構成(?)の1個目です。あとは10本+10本くらい‥。 また明日夜あたりでもー。
234:名無しさん@初回限定
10/12/27 22:00:36 +zlaov8yO
続き楽しみにしてます
支援しようと思っても何故か書き込めなかった…
235:名無しさん@初回限定
10/12/27 23:34:46 ykRMoYBt0
乙
支援します。
前スレあたりに3連続コメ以上がヤバイって書いてあったような・・・
まぁ、細々と投稿するのがイイと思うよ
236:名無しさん@初回限定
10/12/27 23:48:28 YzaRJZdE0
これからが本当の地獄だ…
おつ
237:名無しさん@初回限定
10/12/28 00:13:43 TufeZan2O
確かに地獄だな
最近めっきり寒くなったし
全裸待機だと風邪ひきそうだ
238:名無しさん@初回限定
10/12/28 00:40:53 rXOi5JG40
>>242
「私、七々原薫子は…烏橘沙世子さんに全ての票を移譲します」
薫子はマイクを握っていない方の手を取りキスをした。パニックに陥っている沙世子に更に追い討ちをかけた者が居た。
「私、妃宮千早も烏橘沙世子さんに全ての得票を移譲します」
同じように沙世子の手を取りKissをした。
烏橘沙世子がエルダーとなったのであった。
239:名無しさん@初回限定
10/12/28 00:46:31 zvz8fZTu0
ヤマアラシの君誕生の瞬間か
240:名無しさん@初回限定
10/12/28 03:03:27 en6GTXtM0
なんというスケープゴート
241:名無しさん@初回限定
10/12/28 07:55:20 OeYLoj8m0
きっとたぶん、こんな続き。
「壇上は緊迫した空気に包まれていますが、ここで放送席のご紹介を。
実況は私、土屋さくら。そして解説は文芸部の宮藤さんにお越しいただいています」
「はい、文芸部 宮藤です。本日はよろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。いやぁしかし、思いも寄らぬ展開ですねぇ。」
「そうですねぇ。皆様もご存じかと思いますが、薫子お姉様は剣道3段の腕前。
また、所属はしていないものの、フェンシング部でも類い希なる実力を発揮している
との情報もはいってきています。
相対する千早お姉様ですが、ご幼少のみぎりから護身術を身につけているとのことで。
未確認情報ですが、とあるお嬢様の護衛を、軽くあしらったとの噂もあります。」
「ほほぅ。実力者同士の戦い、ということですね。」
「えぇ、まさに頂上決戦といえるでしょ‥あ痛たたたたたたたた!」
「ひーなーたー。なに馬鹿なことやってるのかしら?」
「おぉっと! ここで放送席に思わぬアクシデントが!
本日の放送はここまでのようです。皆さん、さようなら、 さようならぁ~!」
242:名無しさん@初回限定
10/12/28 10:11:28 +f2RTwcW0
30秒以上の 間隔を開けて
板全体で10レス中3レス以上が自分のレスにならないように
1時間に9回ほど投稿すればOK
支援貰える前提なら10分に1回投下で多分余裕
587 :名無しさん@初回限定[sage]:2010/11/08(月) 21:01:21 ID:ESEDsKK00
(中略)
>>586
timecount=10
timeclose=3
だから板の全スレで10回中3回が同じIPだったら連投ですか?のエラー
エロゲネタは確か連投時間が30秒以内ならエラー
さるは一般的に00分~59分までに10回だけどココはどうなんだろ
テストしてみるか誰か知ってる人に聞かないと分からないかな
一応こんなのもあるが
スレリンク(erog板:2番)
243:名無しさん@初回限定
10/12/28 21:30:57 /CkoA8er0
わるかない
244:名無しさん@初回限定
10/12/28 23:53:32 OeYLoj8m0
どうしよう。眠い。でも>>250の体調が心配。
支援もらっても1時間9レス、20貼るのに2時間かぁ‥。
>>255の「板全体で」ってことは、他スレも加味してってことなのね。
エロゲネタの書き込み頻度なんてさっぱり想像つきません‥。
1:00までに10本貼れるよう頑張ろう・・。
245:名無しさん@初回限定
10/12/28 23:54:52 OeYLoj8m0
>>246の続きを6分に1本くらいで頑張ってみよう。支援よろしくplz
-----------------------------------------------------------------------
それからしばし。
暴力はいかんと初音のお説教がようやく終わりを告げたとき。
前代未聞なエルダー選挙の第二幕があがった。
コホン。
マイクを受け取った薫子が、壇上から発言する。
『えー。お見苦しいところを見せて申し訳ありませんでした。
生徒会長より発言を許してもらった私 七々原薫子が。
どれだけ妃宮千早さんこそがエルダーにふさわしいか、皆様にお伝えしたいと思います。』
きゃー!
わき上がる大歓声。
「ちょっ!」
叫び声を上げる千早のマイクは。
仕事のできる放送委員の手により、しっかりOFFにされている。
『お恥ずかしながら、私 七々原薫子は。言葉遣いも立ち振る舞いも。
皆様もご存じの通り、到底洗練されているとは申せません。
そんな中、今年から妃宮さんが入寮し、私はその優雅さに本当に見惚れてしまいました。
皆さんも感じたと思われます。千早さんのあらゆる面での完璧なる優雅さ。
これこそ、学院生が手本とすべきエルダーの姿といっても過言ではないと思います!』
おぉー。パチパチパチ。
賛同の声が講堂内に響く。
***
246:名無しさん@初回限定
10/12/28 23:56:49 7BeAGEx10
支援ですわ
247:名無しさん@初回限定
10/12/28 23:59:49 OeYLoj8m0
ふふん、と自信ありげに千早に視線を向ける薫子。
悔しそうな表情のまま、初音に発言を求める千早。
『同じく、さきほどお見苦しいところをお見せしてしまい、大変申し訳ありません。
薫子さんの代わりに、今度は私 妃宮千早が発言させていただきます。
このたび、エルダー候補として皆様にご支援いただき、
また過分にも投票していただいたこと、誠にありがたく思っております。
でも、私は今年転入してきた身であり、本学院の伝統なるものを理解できてはおりません。
1年の頃からこの学院に親しみ、また騎士の君との二つ名を持つに至っている薫子さんこそ、
エルダーにふさわしいのではないでしょうか!』
おぉー。パチパチ。
先ほどより若干控えめな声があがる。
(ちはやの方が拍手すくなかった‥)
(ふーむ。第一ラウンドは薫子お姉さま優勢ってところでしょうか?)
外野はのんきである。
***
248:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:01:54 /vBhU75S0
しおーん
249:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:03:54 PDnLxHgrO
しえん
250:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:04:30 fKCyt4Me0
『確かに、在学期間というのも一つの要素ではあると思います。
ですが皆さん。ただただ長く在学していればエルダーとしてふさわしいのでしょうか?
私はそう思いません。短い時間でも伝わること、理解できることはあると思います。
そして、そもそも千早さんの得票数が最も多かったことから
皆さんもそのようにご理解戴いているのではないか、と思います。
さきほどの千早さんの発言。まことに丁寧で、かつ相手への思いやりのある言葉遣いでした。
私自身、千早さんに無理にお願いしまして、淑女たる立ち振る舞いについて
この春から教わっている身であったりします。
師匠を差し置いて、弟子たる私がエルダーになれるわけがありません!』
おぉー。パチパチパチ。
(薫子さんったら、あそこまで話せるなんてすごいわ!)
(こよりさん。それは薫子さんに対して失礼ですよ)
(いや、本当に驚いた。薫子があんなに雄弁とは知らなかったよ)
(茉清さん!! 壇上にいなくていいんですか?)
(いや。さすがにもう私の出番はないだろうし。
それにこんなイベント、観客席でゆっくり楽しみたいじゃゃないか)
(ですよねー)
***
251:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:07:24 PDnLxHgrO
てか>>254だったのかw
252:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:12:20 fKCyt4Me0
『待ってください。エルダーとは学院生の見本となるべき姿。
そこには行動よりも重要なものがあると、私は考えます。
さきほどの薫子さんの発言。皆様はお気づきになられたでしょうか。
最初からすべてを身につけることなど、誰にもできません。
ただ、そこで諦めて現状に甘んじてしまうか、または地道に前を向いて歩き出すか。
そこが我が学院の学院生として、身につけるべき精神なのではないでしょうか。
いまだ未熟たる身であるこそ、それを真摯に受け止め、努力する。
まさに薫子さんが実践していこうとするそのものです。
私は、学院生の皆様にはそのような心構えこそ手本としてもらいたいと思います!』
おぉー。パチパチパチ。
(行動では勝ち目がないから精神で勝負か。千早も考えたものね‥)
(しかし、千早はそれすらも身につけているのだから、少々詭弁にも思えるね)
(ケイリ。終わっちゃうとつまらないから、もう少し黙っときなさいな)
***
>>264 さすがに本編には書けないじゃない!
253:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:13:53 fKCyt4Me0
『行動より精神、との発言が千早さんよりありました。
たしかに精神性も重要だと思います。
でも私自身は。エルダーシスターとしてのあるべき姿として。
どのように考えているか、ではなく、どのように行動したか。
なんのために動いたか、ではなく、何を成したか、が重要だと考えます。
皆さんも心当たりがあると思います。
朝もうちょっと早く起きれれば‥。寝る前に勉強しなきゃ‥。これを食べると太りそう‥。
思うだけなら簡単です。でも、それを行動に移すことがどれだけ大変か。
そして行動できる人がどれほどすごいのか。皆さんならわかってくれると思います。』
おぉー。パチパチパチパチパチ。
(なんか、そこはかとなく話がずれてきてますね‥)
(あえてずらす薫子の作戦なのか、本当にずれているだけなのか、これは判断しずらいな‥)
(でもでも、なんか皆さんの共感は得られているようですよ?)
(千早さんがこの流れに乗るか、軌道を修正するかはちょっと見物ですねぇ)
(あぁ、それは確かに。)
***
254:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:19:28 fKCyt4Me0
『そうですね。行動に移すこと。実際に行動できること。
その資質というものは本当に重要であり、また貴重なものだと私自身も思います。
皆様。薫子さんの二つ名はなんだったでしょうか。そうです。騎士の君。
その称号を得るために、薫子さんがどのような行動を成してきたか。
転入組の私よりも、皆様のほうがよくご存じだと思います。
昨年のエルダーである白菊の君、周防院お姉様の妹として。
薫子さんはこの学院内外で、正義感に満ちあふれた行動を取り。
そして、いつでもまっすぐに、凛々しく行動してきました。
だからこそ、皆様が二つ名で呼び、そしてそれが定着しているのだと思います。
皆様方がつけた「騎士の君」という二つ名こそ、
薫子さんの素晴らしさをまさに象徴しているのではないでしょうか。』
おぉー。パチパチパチパチパチ。
(さすが千早というか、よく調べてるわねぇ‥)
(ふむ。学院生自らが年来支持してきたという自尊心をうまくくすぐり。
そのうえ、さりげなく先代エルダーの妹であることを印象付けることも狙っているわけか)
(ふふっ。予想通り面白くなってきたね。)
***
255:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:23:39 fKCyt4Me0
『ちょっと、千早! 奏お姉様は関係ないでしょ!
千早がそうくるなら、あたしにも考えがあるわよ。
あー。皆さん。多少不適切な表現になるかもしれませんが、許してください。
あたし自身の本音を少しいわせてもらいます。
このような言い方はあとで千早に怒られるかもしれないけれど。
みんな、千早を可愛いとおもわない? 綺麗だとおもわない?
この輝く銀髪、不思議な色合いを湛えた双眸。整った容姿。
ぶっちゃけ、寮であったとき、あまりの綺麗さに見惚れちゃったわよ!
エルダーに憧憬が必要というのなら、それこそが素直なあたしの気持ちよ!』
きゃー!パチパチパチパチパチ。
(うわー。なんか急に歓声が黄色くなったような‥)
(でもまぁ、千早お姉様の素敵さは、その通りだと思います)
(はいはい。うたちゃんにとってはそうでしょうとも)
***
256:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:28:20 fKCyt4Me0
『ちょっ!
それをいったら、薫子さんだって綺麗で可愛いじゃないですか!
流れる黒髪。まっすぐな視線。すらっとした肢体。見事なスタイル。
皆さん、素敵だと思いませんか?』
きゃー!パチパチパチ。
『それに、えーと。すこし話を戻させていただきますと。
そもそも容姿に優れていればエルダーだ、というのは
本質から少しずれているのではないでしょうか。
やはり、その行動に源泉を求めるべきではないかと思います。
そうですね。
たとえば。それは今年の春。まだ私が学院に転校する前。
駅前にて見知らぬ男性に絡まれてしまったことがありました。
そのとき、学院生でもない見ず知らずの私を助けてくれた。それが薫子さんです。
その高潔さ。勇気。行動力。まさに騎士の名にふさわしい。
みなさん。こんな素敵な方をエルダーにしたいと思いませんか?』
きゃー!パチパチパチパチパチ。
(おぉ。さっきと同じ話なのに、ミーハー路線にも素早く対応するとは。
さすが千早お姉様、流れにうまく掴みますねぇ‥)
(ちはやも、かおるこも、かっこいい‥)
***
257:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:32:46 S7x5JFXK0
しえーん
258:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:32:59 rhxjBHqj0
紫苑
259:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:34:01 fKCyt4Me0
『待って!待って! 私なんて腕っ節に自信がちょっとあっただけ。
淑女としてちっとも相応しいことじゃないわ。
そうね。じゃあ優雨ちゃんが入寮してきたとき。
すこし身体の弱い優雨ちゃんは雨に濡れ体調を崩し、食欲がなかったわけ。
でも寮母さんはすでに帰られ、そのうえ、そのときの夕食は脂っこい感じだったのよ。
そんなとき、夕食までのたった20分の間に。優雨ちゃんの好みを聞き。
カボチャを裏漉しして、ミートソースを作り、オーブンで焼いちゃったのよ!
初対面の娘への優しさもそうだけど、あの料理の手際はほんと見惚れるしかないって。
しかもそれがほんのり甘くて美味しいのよ、ほんとに。』
おぉー!パチパチパチパチパチ。
『季節の果物が余っていればデザート作ってくれるし、
試験前に作ってくれた夜食のサンドイッチなんて、ほんと美味しかったんだから!』
きゃー!パチパチパチパチパチ。
(史さん、そんなに千早お姉様の料理って美味しいんですか?)
(えぇ。正直、私の実力では千早お姉様には勝てないかと‥)
(きゃー!)
(私たちも食べてみたいですわ!)
(えぇ、ほんとに!)
***
260:名無しさん@初回限定
10/12/29 00:35:43 fKCyt4Me0
『確かにそんなこともあったかもしれません。
ですが、料理がうまいからエルダーというのは、あまりに短絡的ではないでしょうか。
では私からも薫子さんの素敵なエピソードをひとつ。
クラスメイトの方はご存じかもしれませんが、
ある下級生の方で薫子さんを慕っている方がいました。
その方は残念なことに少し前に転校してしまいましたが、
薫子さんはその方と、転校前に別れの場を設けていました。』
「ちょっ! ち、千早!」
慌てる薫子に、どんな意味を含めたものなのか、にっこり微笑み。
『様々な想いを胸に秘め、ただ涙するしかない下級生に対し。
皆様方であれば、どのように対応するでしょうか。
私であれば戸惑い、うまく言葉を口にすることができないかもしれません。
薫子さんは優しい言葉をかけつつも、ただその別れに対して、一緒に涙を流していました。
うわべだけの言葉ではなく共感しあう心。その涙の輝きこそ、薫子さんの純粋さだと私は考えます。
しかも。その方と別れたあと。私が話しかけた際。薫子さんはまた別の涙を流していました。
そのような事態になにもできなかった自分の無力さに。悔しさに。
薫子さん自身は何も悪くないのに、流せるんです。その涙を‥。』
今度は、歓声はあがらない。
でも、その静けさこそが、千早の伝えたかった想いが伝わった証跡であった。
(春美ちゃん、薫子お姉様とお話できたんだ‥‥)
(うぅぅ。本当によかったね、春ちゃん‥)
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第2部ここまでー。予想より早く貼れた。支援thx. 明日起きたら続き貼ります。
261:名無しさん@初回限定
10/12/29 01:12:48 S7x5JFXK0
乙ー
白熱した争いになってまいりました
262:名無しさん@初回限定
10/12/29 01:19:31 qZl5DnGz0
泥沼すぎるw
263:名無しさん@初回限定
10/12/29 01:24:50 87uH5+Db0
この場で
「僕は男です!!」
とぶちまけてしまえれば
どれほど楽かw
264:名無しさん@初回限定
10/12/29 01:41:08 MmSdEAej0
薫子お姉さまは気づいていない・・・!
「転入してから間もない私がエルダーなんて」という論法を見事打ち砕く前例があることを・・・!
瑞穂お姉さまの存在を!!
265:名無しさん@初回限定
10/12/29 02:34:35 PDnLxHgrO
まるで子供の喧嘩みたいになってきたな…いいぞもっとやれw
266:名無しさん@初回限定
10/12/29 02:56:55 /vBhU75S0
原作もここまでとは言わないが2,3言い合ってから初音がダブルエルダーの提案をすればよかったのに
267:名無しさん@初回限定
10/12/29 07:18:52 /xxjcNRe0
原作はもう無理だがアニメでは是非この掛け合いを実現してほしいw
268:名無しさん@初回限定
10/12/29 08:03:04 fKCyt4Me0
続き。
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さきほどの千早の発言後、静かにざわめいていた講堂内が
徐々に落ち着き始めたその時、初音が動いた。
「沙世ちゃん、ちょっとマイク貸してくれる?」
「え、えぇ‥」
『えーと。話の途中ですいません。
生徒会長である私、皆瀬初音から皆様にご提案があり‥』
『ちょっと待った!』
『え?』
そんな初音の発言をおもむろに遮ったのは薫子。
『なーに、すっかり部外者気分でいるのかしら?
初音。あなたもエルダー候補の一人でしょ?
そもそも。
生徒会長であり皆の尊敬を受けている初音さんは。
実は寮監もやっていて、本当に寮ではいろいろお世話になってるのよ。
初音会長の人望については、みんなのほうがよく知っていると思うけど。』
『え?』
269:名無しさん@初回限定
10/12/29 08:04:51 T9bvEfm+0
支援
270:名無しさん@初回限定
10/12/29 08:04:53 fKCyt4Me0
『そうですね。私も転校してすぐ、右も左もわからない頃に
初音さんにはいろいろお世話になりました。
様々な問題を真摯に受け止める胆力。そして他人の問題も受け止めてくれる包容力。
初音さんこそ、エルダーに相応しいのかもしれませんね。』
『え?え?』
さきほどまで敵対していた薫子と千早だというのに、見事に息が合っている。
『皆さん。先ほど辞退をしていた皆瀬初音さんも
十分、エルダーとしての実力があるかと思いますが、どう思いますか?』
お? おぉ? おぉー! パチパチパチ!
『えー!! 薫子ちゃん、ちょ、ちょっと待って!』
慌てる初音を尻目に、今度は千早が宣言する。
『先代、琥珀の君たる上岡生徒会長の妹でもあり、
またその生徒会運営を1年の頃から支えてきた皆瀬初音さん。
その運営手腕について、皆様もご理解いただけると思います』
おぉー。パチパチパチ!
部活・委員会の運営に関わっている学院生から支持の声が上がる。
(あはー。予想外の展開ですぞ。面白くなってきたぞ、こりゃー)
(つっちー。楽しむな。)
(そうはいうがな、ややぴょん。うまく持って行けば会長がエルダーになれるんだぞ)
(おぉっ!?)
***
271:名無しさん@初回限定
10/12/29 08:14:56 fKCyt4Me0
生徒会役員がそんな会話をしている最中。
壇上ではさらに話が進みゆく。
『というわけで、生徒会長。皆瀬初音さんこそが
エルダーに相応しいと思いますが、皆様、いかがでしょう!?』
おぉー!パチパチパチパチパチ。
『では、全会一致ということで!
そういった感じで、本日のエルダー選挙はこのあたりでお開きに‥』
『ま、待って!待って!
無理!無理! 薫子ちゃん、私には無理ですよぉー。
薫子ちゃん、千早ちゃん、勝手に進めちゃだめー!』
(ちっ!×2)
なし崩し大作戦は惜しくも失敗に終わった。
だがしかし、そんなことで千早はくじけない。
『でも、初音さんの生徒会長としての実績については
皆さんも異論がないと思っているようですよ? ねぇ、皆さん?』
おぉー!パチパチパチパチパチ。
『そうそう。これだけ支持をもらっているのに、
引き受けないなんて初音らしくないって。うんうん。』
おぉー!パチパチパチパチパチ。
いまが踏ん張りどころと、嵩に懸かって攻め立てる二人。
***
272:名無しさん@初回限定
10/12/29 08:18:58 fKCyt4Me0
『い、いやでも、無理、無理ですよー!
だって、千早ちゃんのほうが綺麗じゃないですか!
薫子ちゃんだって、すらっとしててかっこいいしスレンダーですよ!
眼差しもきりっとしてて、せくしーじゃないですか!
私なんてタヌキですよ、タヌキ。無理ですってー!』
♀ Σ♀♀
人 人人
動揺のあまり、不思議なことを口走り始める初音。
(初音‥か、かわいい‥! ///)
(あらら。副会長は戦力外ですかのー)
『あー。えーっと‥。
ほ、ほら。千早! なんかいって!』
『って、そんな無茶な‥。
えーと‥。
そ、そうです! 見てください。皆さん。
初音会長の動揺するこの可愛らしい様を。
我らが生徒会長をエルダーとして、今後も引き続き 愛でてみたいと思いませんか?』
おぉー!パチパチパチ。