10/01/16 21:49:22 yY6Tfik8P
■白光のヴァルーシア■+2,S,H1
嘘屋スチームパンクシリーズ第4弾。今回はアラビア風の砂漠都市が舞台。
ライターの桜井光は書くたびに成長を遂げている。
テーマは毎回ほぼ同じなのだが、それを感じさせないストーリー構成の上手さが光る。
同ブランド初のフルボイスや独自用語が多いため用語集を作った点も評価できる。
個人的にはスチームパンクはこれくらいにして次回作は別の世界観でやって欲しい。
■魔物娘との性活 ラミアの場合■+1,G,H5
公式サイト(URLリンク(www.vanadis-soft.com))を見てもらえば分かるがヒロインはたった一人。
しかもヒロインはラミアである。下半身が蛇なのである。こんなニッチなゲームを作ったこと自体をまず評価したい。
中身も人外スキーが求める基本的なプレイはほぼ完備してあり、制作者の並々ならぬ意欲が伝わってくる。
Mシチュが多いのもマゾ的に◎。意外と売れているようなので別キャラの続編にも期待したい。
■俺たちに翼はない■S,H2
ライターの独りよがりな文章が目立つ。
いくつかの小説の影響が濃すぎるなど不満点を言い出したらキリがないが、
それ以上にエロゲとしては斬新な世界観・シナリオを作ったことを評価したい。
また2章では「これぞ王雀孫」という掛け合いの数々に腹を抱えて笑わせてもらった。
■果てしなく青い、この空の下で…[完全版]■S,H3
00年の2chベストエロゲーでも投票1位を獲得している名作がフルボイスで復活。
無印をやった自分でも違和感なくボイスに馴染むことができた。
春夏秋冬1年を通したシナリオというのは今でも珍しいと思う。
田舎の閉鎖性と伝承が噛み合って良い味を出しており、古臭さをまったく感じさせない。
神樹や腐り姫と並ぶ伝奇ものの頂点。