10/01/29 04:38:22 4A6j680XO
だからマジやめてくれって…
俺へのレスを荒らし認定の口実にしないでくれよほんと凹むわ
651:名無しさん@初回限定
10/01/29 04:43:26 DT0pIm2kP
しかしなぜこんなに外史喰らいを許容する人が多くなったのか疑問だな
当初はオリ真名とかを批判する人多かったのに次第に許容する人に押されていったよな
本人もオリ真名には理由があるとか弁明してたが結局SS放置だし
652:名無しさん@初回限定
10/01/29 04:45:51 WEaInFR90
あぁ、もう気にするな>>650!
全部、慎重に書き込みしなかった俺が悪いんだから
お前は俺に怒る権利こそあれ、責められる必要など無いんだ!
というわけで、バカな俺が悪かったからもう終わりにしてくれよ頼むから
653:名無しさん@初回限定
10/01/29 04:46:54 blrikrWCQ
>>645
どうせ北郷帝を目の敵にしてるアンチだから相手するだけ無駄じゃね?
今回はIDをミスってないみたいだがいつもの荒らしでもあるってわかるしw
654:名無しさん@初回限定
10/01/29 05:07:21 mcoDCiYm0
だが、よくよく考えてみると荒れたり揉めたりする元になっている存在は北郷帝なんだよな。
これは紛れもない事実なんだから仕方がない。
いっそ北郷帝が消えてくれればここも平和に…おっと誰か来たようだ
655:名無しさん@初回限定
10/01/29 05:12:09 blrikrWCQ
はいはい自演乙、お前が消えれば?
656:名無しさん@初回限定
10/01/29 05:40:35 FqLVRdDa0
かまってちゃんにいちいちかまってあげるここの住人は本当に気のいい人ばかりだな
荒らしも荒らし甲斐があるだろうよ
657:名無しさん@初回限定
10/01/29 07:07:14 vJpstjCE0
まあなんでもいいよ
ここには蜀というか桃香アンチが沸かないだけ俺には居心地いい
658:名無しさん@初回限定
10/01/29 07:41:28 sysNgb7u0
>>651
許容する人が多くなったんじゃなく
許容する人だけが読んでるんでしょ
オリ真名っていう最初の関門があったおかげで
659:名無しさん@初回限定
10/01/29 07:51:31 plWGxP7K0
>>654
いや、もうここに投下してないじゃんw
660:名無しさん@初回限定
10/01/29 10:37:33 EJfzbX1m0
つまりは投下してないスレにすら影響を与えるってことになるな
661:名無しさん@初回限定
10/01/29 11:29:15 CessopJi0
>>658
あれだな、北郷帝のキャラ改変と一緒だな
一刀に違和感がでてきたとき、ヒロインがゲームと整合性取れなくなってきたときって感じで敬遠するようになった人もいるだろうからな
かくいう俺も一刀の違和感は散々話が出て信者の方々曰く成長したとあれば伸びしろが異常でも問題ないらしいわけで
それで納得出来ない気もするが我慢はしようと思ったんだ
だけど、ヒロインが物語に都合良くなるように性格やらなんやらを改変されまくってたのが発覚した時点でウンザリしたからな
さらに、そこに触れてもコメントし難い作者は別に仕方ないとしても今までちょっと意見をした人ですらムキになってさんざん叩きまくってた信者が何も言わなかったことで嫌になったね
いや、一度くらいは反論もあったな確か「北郷帝の○○はそういう設定、性格」だっけか、それじゃあ原作も愛してる人は納得出来ないわな
まぁ、そういうのがあって読む人が選別されていって北郷帝の読者数も初期と比べると初速で言えば半分近く減ったんだよな
個人的にはそういう読む人を選ぶっていう作品も悪くは無いとは思うし、好みでわかれることになるだけだから問題だって無い
ただ周囲の妄信的な奴らの言葉にゲンナリする、北郷帝は何も間違ってないというか正義であるとすら言わんばかりだからな
宗教だね、ありゃw
662:名無しさん@初回限定
10/01/29 11:30:15 8yZhs9al0
日本語で……
663:名無しさん@初回限定
10/01/29 11:37:16 CessopJi0
長文すぎたな
ゲームで出てないキャラの一面を出すのはいいと思うがゲームで明確に出てる部分を変えるのはさすがに駄目だと思う
どんなSSでも、その周囲の人間によってその他の人たちに歪んだイメージを与えやすい、また読者を減らす原因にもなる
外史喰らいも北郷帝も大分人を選ぶ作品だけどちゃんと読む人読まない人で分類されてる、ただ時折信者がいやで距離を置く人間もいる
以上の3つを主に言いたかった、あれ?すげぇシンプルにまとまってね?
664:名無しさん@初回限定
10/01/29 12:06:20 8yZhs9al0
>>661に至るまでの話の流れを読まずにレスしてた。
とりあえず何となく理解するも、>>661=>>663て言われるとよく解らん。話の主題が変わってる気がする。
なんというか>>661のかくいう~以降は蛇足なんじゃないか?
その辺りは一人一人の頭の中にあれば良いことで書く事じゃない気がする。
そういったキャラの受け取り方とかは、どうしても個人差があるから纏まらないし終わらない。
時間をかければ歩み寄りはできるだろうけど宗教や民族問題でもあるまいしやるほどのことでもないでしょ。
好きな人は自分の好きな作品が貶されれば擁護したくもなるし、嫌いな人からしたら擁護されてるのが納得できないから批判したくなるしでエンドレスエイトだから不干渉が一番だよ
665:名無しさん@初回限定
10/01/29 12:19:59 tN/idHVz0
ようするに長文を要約すると俺さまが気に入らないとなるような・・・更に言うと間違ってるとか間違ってないとかいう問題ですらないような・・・
666:名無しさん@初回限定
10/01/29 12:42:42 aD56VsdnO
>642
やっぱタイミング的に勘違いなされたか、すまない。
ID的にあなたは白なのだがそのちょい前が匂ったのでね。
667:名無しさん@初回限定
10/01/29 12:49:38 aD56VsdnO
今一通り見たが、荒らし大喜びだな。
やったな!
668:名無しさん@初回限定
10/01/29 13:22:52 2kW9HbJN0
主人公のキャラ設定崩壊、主人公チート、オリキャラあり
ここでいつもTinamiや理想郷の作品を嘲笑う要素全て北剛帝も含んでいるのにな。
それでも北郷帝だけは特別!とか言ってる原理主義者はマジキチ。宗教じみてキモすぎ。
作品自体を叩くつもりはないけど、信者が作品自体の価値を貶めてるとしか思えんわ。
669:名無しさん@初回限定
10/01/29 14:19:15 iZH2gesc0
>>668
嫌われる要素にオリ主が抜けてるよ
そしてオリ主はここでは一切許容されない
鬼畜王文台がいい例
670:名無しさん@初回限定
10/01/29 15:04:28 aD56VsdnO
IDは大丈夫か?
671:名無しさん@初回限定
10/01/29 15:32:48 FqLVRdDa0
おまえらまだやってんのか
いい加減避難所でやれや。作品投下されてると思ってwktkしたじゃねえか
672:名無しさん@初回限定
10/01/29 16:11:28 QidwtbAw0
>>668-669
クロスオーバーが抜けてるお前らを俺は認めない
673:名無しさん@初回限定
10/01/29 16:19:19 aaOdRYwxi
こういう流れに嫌気が刺して作者の皆さんが投稿しなくなるのだけが恐ろしいわ
確信犯の荒らしは救いようがないが自覚が無い人はそこの所考えろよ
674:名無しさん@初回限定
10/01/29 16:53:57 5BUHMa470
age
675:名無しさん@初回限定
10/01/29 18:17:42 p5ge7VYH0
まあ、個人的には別にオリ主人公だろうがクロスだろうが
一向にやってくれて構わんのだが、どうせここじゃ評価はされないし
無理にここでやる必要はないだろうな
676:名無しさん@初回限定
10/01/29 19:27:18 SJWLWT140
まあ待て、長引いたら外史食らい氏が投稿する時気まずくなるだろ
さ、避難所へ行こう?
677:名無しさん@初回限定
10/01/29 20:09:42 viMnkxvD0
一壷酒氏のとこの規制速くとけりゃいいのに・・・いい加減、こっちであのかたの名前がみたいでごわす
678:名無しさん@初回限定
10/01/29 20:35:51 sysNgb7u0
避難所でのレスをよく読むんだ
もうこっちには……
679:名無しさん@初回限定
10/01/29 20:36:00 rSiavBG60
今回のは作者がコテ付けたまま、言葉は悪いが出しゃばりすぎると碌な事にはならないという良い見本だったな
680:名無しさん@初回限定
10/01/29 21:07:31 viMnkxvD0
>>678
そ、そんな・・・確かに最近の流れは芳しくなかった
でも、土俵際の魔術師のようにぎりぎり一杯で切り返しの逆転をして欲しかったで・・・ごわす
681:名無しさん@初回限定
10/01/29 21:33:22 3e5RR4ZbO
>>679
粘着の自演くんが全部悪い
682:名無しさん@初回限定
10/01/29 22:04:15 /R56ycId0
全裸待機開始!風邪引き覚悟完了!
683:名無しさん@初回限定
10/01/29 22:30:16 a+s5oA6C0
避難所に書けよボケ!関係ないこっちに書いてんじゃねぇよks
684:名無しさん@初回限定
10/01/29 22:42:13 zXN8Jh0w0
なんやら言われてるようだが
【異世界タイムスリップ】【天の御遣いの預言】【異様にモテる】
原作設定がそもそもチートみたいなもんじゃねぇかw
今更ご都合主義の一つや二つで騒ぎすぎ
…まぁ、俺もオリ主は無いと思うが
685:名無しさん@初回限定
10/01/29 22:54:40 blrikrWCO
>>684
原作の時点でチート気味だからこそ、さらに追加する必要はないと、思うよ~はぁ!
686:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:00:49 40246R8TP
/) ,..-─-
///) /. : : : : : : : : : \
/,.=゙''"/ /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ
/ i f ,.r='"-‐'つ ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',i
/ / _,.-‐'゙~ {:: : : : :i '⌒' '⌒' i: : : : :} こまけぇこたぁいいんだよ!!
/ ,i ,二ニー; {:: : : : | ェェ ェェ |: : : : :}
/ ノ il゙ ̄ ̄ { : : : :| > |:: : : :;!
,イ「ト、 ,!,! ヾ: :: :i r‐-ニ-┐ | : : :ノ
/ iトヾヽ_/ィ"___. ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ
r; !\ヽi._jl/゙_ブ,フヽヾーtー:、__ ,r|、` '' ー--‐f´
687:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:01:04 x0TePgRq0
例え優秀な武将たちに拾われたとしても、戦乱の世に放り出されても死ぬことなく国を広げ、生き抜いたその「幸運」もチートだと思う。
688:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:05:10 plWGxP7K0
拾われる時点で幸運過ぎるw
689:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:06:43 kz4gD72d0
ここや避難所の書き込み見て思った
チートやオリキャラなんか別にいいじゃんってのが多いようだしもう解禁でいいじゃん!
そう、今こそオリキャラ、チートを解禁すべきである!これはレス数を見てもあきらかである!
もはや、古き時代の頭の固い連中など大して残っておらんのだ!
さぁ、オリキャラ、チートを携えたSSたちよ来るがよい!このスレに!
690:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:08:59 6htOWtTe0
読みたい人が読みたい物を読めばいい、それだけ。
他人があれこれ口出しするのは、いろんな意味でおかしな話ね。
とりあえず平和に、できるだけ他人に不干渉でいこうじゃないさね。
そして今は皆とりあえず全裸待機すれば、心も一つになるってもんさ。
691:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:14:17 D7OO06NC0
自演し放題のこのスレで解禁だ口出しおかしいとか言っても荒らしにしか見えん
692:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:15:47 I/tFmIkf0
そうだな、書きたい人はいろいろ書く。そして、読む人間は読みたいものを読めばいい。
今思えばこのスレにある暗黙の了解であった「オリキャラ、チートなどの使用は基本ナシの方向で」というのもきっと無理あったんだな。
今回の件でわかった。みんな実は何書いたっていいって思ってたんだな。
比率的には間違いなく多かったもんなオリキャラ、チート許容派。
でも、きっとこれでオリキャラやチートのあるSSが来ると掌返して批判が……おや、誰か来たようなのでちょっと失れ―
693:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:29:19 QaPIOtfV0
>>691
俺はどっちかといえば、なんでもかんでも安易に荒らし認定したり自演認定する無責任なヤツが最近は荒らしに見えるぞ
>>641の書き込みで一時、複数人が混乱状態になってたみたいだしな
で、本人は>>666まで自分の発言放り投げたままだ、ある種荒らしだろこれ
だから、さすがに認定しまくってるやつも荒らしと変わらなくなってきた気がする……というのは考えすぎだろうか
694:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:30:16 DT0pIm2kP
自分達の都合の良いようにしか物事を解釈しない
都合の悪いことは全て曲解して解釈
荒らしの定型のような書き込みだなおまえら
695:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:32:47 59dY4sTq0
荒らしだったら何なの?
何かしたいの?
696:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:33:04 59Trr3ZxO
なんか荒れてんなあ……
俺は落ち着いて全裸待機してるよ
697:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:33:37 MT2awv3O0
>>693
根拠も示さず認定する馬鹿は荒らしである事は間違いないな。
自演失敗等の証拠があるならともかく、勝手に認定して放り出すなんて無責任極まりない行動だし。
698:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:33:44 D7OO06NC0
>>693
どっちかとか考えるのが間違い、両方荒らしだろ
699:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:36:06 xdz0bB/o0
o
_△_
, ' / | `ヽ
{ 7 | ● } <おうおう、落ち着きな兄ちゃん達、水かけ論になってるぜ
ゝ/_|_ ノ
⊂/ ヘ⊃
/ ○ ハ
700:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:37:03 8yZhs9al0
極論としてオリキャラだろうがチートだろうが容認派だけど、面白い作品に限った話ね。
山もなく谷もなくただぐたぐたと会話だけで進むような作品はいらね。
701:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:38:10 QaPIOtfV0
>>698
その考えで行くと、つまりはなんでも荒らしとみなすYOUも細かいことに言及した俺も荒らしって事……なのか?
702:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:48:46 D7OO06NC0
俺が言ってる荒らしってのは普通にスレを荒らしてる人、荒そうとしてる人を指してる
なんでも荒らしとみなしてはいない
勝手に解禁だの口出し無用だの言って一個人の独断でオリキャラSS招き入れたら荒れるのは目に見えてるだろ
脊髄反射で認定してた奴も然り
703:名無しさん@初回限定
10/01/29 23:52:42 KvfYMmUS0
まぁ、なんだ、荒らしは放っておいて
SS書かない奴は職人に感謝しつつ感想をかきこもうぜ
荒らし扱いされた奴は気分悪いかも知れんがそろそろ通常営業に戻らんとレスが…
704:名無しさん@初回限定
10/01/30 00:38:30 mqZMFdsP0
>>702
なるほど、それも一理あるな
ただ、さっき>>689で書いたのは結構長いことやってるアレに関する論争におけるレスの比率を見た上で言っているわけなんだ
現に、過去レス……いや、ここの住人として言うなら自演しにくいから議論をするなら行けと言われる
信頼度の高い避難所でのレスを辿ってみれば
オリキャラ、チートを抑えるべしという意見に対してオリキャラ、チート別にあってもいい、というレスが複数ついたのは
確かな事であって紛れもない事実であったわけだ
そのことから、比率としてはオリキャラ、チート容認側が多いのは確かなわけで、決して俺が独断でそう決めたわけじゃない
まず、そこをわかってほしい
ちなみに、なかには面白い話ならなんて言っている人もいたりした
実は、それはとても不思議な発言なんだよな…なにせ、このスレではオリキャラ、チートは原則ほぼ皆無でとなっているのだからな
それなら、ここでSSを書く人は初めからオリキャラ、チートを極力使おうとはしないはずだろ?
どんな話であれ、少しならまだしも色んな人の目に付いたり他の人から意見が出る程にオリキャラやチートを使う人は
本来ならいないはずなんだよ…スレのルールをはなから守るつもりが無い者を除いてはな
つまり、オリキャラ、チートがあってもいいと言う彼らの言葉は実はこの外史スレを守ってきたルールすら否定しかねないものだと
思ったわけで、そんな人がたくさんいるならと>>689の通りにルール改変すべきでないかという意見を書いたんだよ
じっさい、このスレのルールを厳守する頭の固いヤツなら「オリキャラ、チートがあってもいい」…の後に「面白くて、ここじゃなければ」
とか続けてるはずだからな、現にそう書いてた老害ばりの頑固者たちが過去いたしな
にも関わらず、そう言わなかったということはここでは駄目という意思が余りないとも受け取れるわけで、彼らも然りと考えたのも間違じゃない
以上が、>>689を書いた理由だ
705:名無しさん@初回限定
10/01/30 00:42:33 /9D1Bm4X0
ここから追い出された作品の中でも例えば鬼畜王文台とかは駄作の極みだったからな…
オリ主じゃなくてもあのレベルじゃどっか行け言われて当然過ぎた。
作者の頭のいかれ具合も人間性も最悪だったしな
TINAMIでも評価低くて更新やめて逃げたっぽいがw
706:名無しさん@初回限定
10/01/30 00:43:20 loUiYxnV0
盛り上がってるとこ申し訳ないが避難所でやってくれ
707:名無しさん@初回限定
10/01/30 01:04:43 0EVKEXtk0
避難所で議論せずにわざわざココでやろうとする人は自演したいからやってますと言ってるうなもの。
件の荒らしが自演失敗した事で自演をする人がいるのが明白になったのに。
708:名無しさん@初回限定
10/01/30 01:52:42 uCHWGvGE0
流れぶった切るのにどうでもいい事書くけど、
桃香はさ、『子供たちに勉強を教えている器量の良い町娘』くらいがちょうどいいと思うんだ
709:名無しさん@初回限定
10/01/30 01:58:11 taEF3K0M0
教えてもらう方じゃないの?
いや、さすがに馬鹿にしすぎ……とも言い切れんか?
710:名無しさん@初回限定
10/01/30 02:01:22 OcWwMlKkO
「子供達と一緒に学んでいくやり方」とか
「人に教える事は自ら学び直す最良の方法」とか
上手い具合に言い換えればおk
711:名無しさん@初回限定
10/01/30 02:02:12 akNGcmuX0
平和な時代ならそれもアリだったんだろう。
けど時は乱世だったからね。
712:名無しさん@初回限定
10/01/30 02:03:27 27BBpWLu0
魏呉の頭と比べると半端なんだけど、そういう英傑らしくない人間ぽさが桃香の魅力だと思うんだ
713:名無しさん@初回限定
10/01/30 02:46:10 FKvu+FB10
なぜか
年老いて引退して私塾開いて子供たちに勉強教えるとっても幸せそうな桃香
を想像した
714:名無しさん@初回限定
10/01/30 03:18:43 Fxzcf82c0
桃香は猪々子と性格が似ていると思う
715:名無しさん@初回限定
10/01/30 08:19:26 5i+gl3KJ0
某ねこねこのポンコツ幼馴染役でおk
716:名無しさん@初回限定
10/01/30 10:41:51 PCdaiZpN0
>>707
昨日、避難所で議論中に自演扱いするバカが湧いてたが・・・なんでそれはスルー?
717:名無しさん@初回限定
10/01/30 10:43:55 KQ2ktu7H0
避難所の人たちはバカをスルー出来るのだよ
718:名無しさん@初回限定
10/01/30 11:10:51 a3s5Ctbr0
自演扱いも何もけっきょく自演で正解だったみたいだぞ
719:名無しさん@初回限定
10/01/30 12:29:59 Uj2UVv52O
まぁ、そうは言っても本当に自演なのかは俺らには知りようないけどなw
720:名無しさん@初回限定
10/01/30 12:33:53 C+pmmniXP
わざわざ中の人が注意してるってことは、そういう事だろ
721:名無しさん@初回限定
10/01/30 12:42:19 yRjFAYu40
もし、中の人が自演してたら・・・いや、邪推はやめておこう
722:名無しさん@初回限定
10/01/30 13:14:20 qsHFby6v0
そんなこと言い出したらいよいよシベリア出兵になるだろうがwww
723:名無しさん@初回限定
10/01/30 15:41:05 XMjm9JWW0
オリ云々に期待するなら理想郷行けという話なのになぁ。
724:名無しさん@初回限定
10/01/30 16:31:22 FKvu+FB10
いやいや、オリといえばTINAMIだろぉ
725:名無しさん@初回限定
10/01/30 16:32:41 SoQWB08I0
折角話題変わってたのに蒸し返すなよ
726:名無しさん@初回限定
10/01/30 17:31:04 +/OKzBTDi
またおまえらか
避難所でやれ
727:名無しさん@初回限定
10/01/30 17:36:41 99aWYNNT0
そしてまた避難所で中の人と共謀して自演扱いするんですね、わかります
728:名無しさん@初回限定
10/01/30 17:51:04 SoQWB08I0
結局何かしら槍玉に挙げて批判したいだけなんだろ
729:名無しさん@初回限定
10/01/30 20:22:53 xhBpnCUn0
マジキュー最新刊で一刀が
かぐや姫は月や詠がぴったりだと言っていたが
どちらかと言うと一刀の方がぴったりだと思う
月(天)から来て異性にモテまくり
満月の晩に月(天)に帰る
730:名無しさん@初回限定
10/01/30 20:35:01 9VvmFAqv0
>>729
別に無理難題出したりはしないけどなw
ある意味傾国の姫的な立場ではある。
731:名無しさん@初回限定
10/01/30 20:48:52 OcWwMlKkO
不死の妙薬ならぬ勝利を形見に残して…
ですね、分かります
まあ華琳様も不死の妙薬なんて焼き捨てちゃいそうだけどな
732:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(1/15)
10/01/30 21:00:46 taEF3K0M0
「ああぁぁぁぁあああああああああ!!幾千万の外史を巡り、無数のオノコの誘惑に打ち勝って、幾度も諦めそうになりながら!ついにこの貂蝉、あなたの元の辿り着いたわ、ごォォ主じ」
「寄るな」
取り敢えず、手近にあった薬箱で、顔面をぶん殴った。
「うう……酷いわ、ご主人様。こ~んなにもあなたを求めていた漢女のか弱いお顔を、そんな固いモノで打つなんて~……」
よよよ、と泣き崩れる真似をする貂蝉。
泣きたいのはこっちだ。違う外史まで来て、何でお前と再会しなくちゃならんのだ。
あと、木箱の角で顔殴られて平気な奴をか弱いとは言わない。
はあ、と大きく溜息を吐いて、天を見上げた。
恨むぞ、この外史の作者。
よりにもよって、何で貂蝉なんだよ。
第二話:「二つ。例え強大な病魔といえども、恐れるべからず」
着地の衝撃で無数の小さな傷が出来たと言うので、取り敢えず塗り薬の入った小瓶を放った。
「適当に塗っとけ」
「あら、あ・り・が・と」
受け取って、鼻歌まじりに貂蝉は薬を塗り始める。
正直、放っておいてもすぐに治ると思うが、医者になると心掛けた端からでは、妙に座りが悪い。
「それにしても、随分探したわよ?ご主人様から派生した外史は、本っ当に数が多いし……」
「あっそ」
「んもぅ、つれないんだからっ」
照れてるみたいに言うな。
733:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:04:00 CptII6N90
お、きた。
734:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(2/15)
10/01/30 21:05:01 taEF3K0M0
「ところで、こんなところで一人でどうしたのん?学生服も着てないし……背負ってたそれは、薬箱……?」
「ん、ああ。学生服は……まあ、燃やした」
「あーらら。何でまた」
「えっと、この薬箱とも関係してるんだけど、今は医者見習いやってて、それで血も付いたし、あんな目立つ服邪魔になるだけだし」
心情全部は気恥ずかしくて言えない。
「へえぇぇぇ……お医者様。道理で『天の御遣い』設定の無い外史にいる訳ね」
あ、やっぱり設定からして無かったのか。
まあ、それはいいや。さして気にする事でもないし。
「それで?医者見習いってことは、誰に師事してたのかしら?」
「してた、じゃなくて、今師事してる最中でさ―」
と。
「おーい、一刀!」
今しがた駆け降りた山の麓から、華佗があげた声を聞いた。
華佗はそのまま、こちらへ駆けてくる。
「あれが師匠。華佗って言えば分かるよな?」
肩越しに指さして言う。
「あ~ら、随分な有名人に弟子入りしてるのねぇ……」
頬に手を当てて、感心する貂蝉。
自分の師匠が褒められるのは、やはり嬉しい。
そうこうしている内に、華佗が到着した。微かに、表情が厳しい。
「はぁ……、いきなりどうしたっていうんだ、一刀?山道で急に走り出して」
さて、どう説明するか。
「えーと、な―」
「いや、それはどうでもいいんだ。ちょっとこっちに来て座れ」
「え?おい―」
腕を取られて、下ろしてあった薬箱の近くに強引に座らせられた。
「ああ、やっぱり。傷だらけじゃないか。足首も痛めてる様だし……まったく、山道を駆け降りるなんて馬鹿な事するからだぞ」
呆れ半分、怒り半分で言う華佗。
735:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:06:30 UHZ94A440
完全スルーで何食わぬ顔で雑談参加していきなり投下かw
こういう性格だから叩かれるんだろうなこの作者
736:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(3/15)
10/01/30 21:10:01 taEF3K0M0
「ほら、手当てしてやるから、腕を出せ」
「え、いいよ、そんなの。これぐらい放っておいても別に……」
「馬鹿な事を言うな。街の中でならともかく、山中での傷は、消毒を怠ると面倒な事になるんだぞ」
ほら、と催促が入る。
「分かったよ、頼む」
返事をして、まずは右腕を差し出した。
鍼を使う程のものではないらしく、華佗は傷口を洗って薬を塗っていく。
そこに、
「ちょ~っといいかしら?」
貂蝉が口をはさむ。が。
「悪い、ちょっと待ってくれ」
とだけ返事して、華佗は俺の治療を続ける。
………この様子じゃ、貂蝉が話し掛けたって頭に入ってないな。
そうじゃなかったら驚くし。あんなの見たら。
「お前は医者になるんだろう、一刀。それがこんなに傷を作ってどうする」
「そんな大きな怪我でもないし、そんな神経質になるなよ…」
「怪我の大小を問題にしてるんじゃない。考えてみろ、掛かりに行った医者が生傷だらけだったらどう思う?」
「あー……」
得心がいった。
「心配になるな」
染め屋の白袴、か。
「だろう?分かったら、次からはあんな馬鹿をするんじゃないぞ――ああ、顔にも傷がついてるぞ。ほら、こっち向け」
「ちょ、顔はいいよ。薬渡してくれれば自分でやるから」
さすがにそれは恥ずかしい。
「駄目だ。治療は最後までしっかりと受けろ」
「うー……」
渋々と顔を上向ける。
「仏頂面するなよ、薬が塗れないだろ」
「へーい」
眉間の皺を解いて、力を抜いた。
737:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:13:38 l93HAfPo0
おお、久々だな
738:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(4/15)
10/01/30 21:15:06 taEF3K0M0
薬を塗り終わって、華佗は手をはたき小さく息を吐いた。
「もうするなよ?」
改めて念を押してくる。
「分かった―あ」
頷いて、そこで貂蝉をほったらかしにしていたのを思い出した。
「華佗」
不本意ではあるが、一応知り合いだし、紹介ぐらいはしておいた方がいい。不本意だけど。
えーと、どう紹介するかな。貂蝉とは何も口合わせてないし、まともに言うべきか。……他人のふり出来そうにないし。
同類だと思われないといいなぁ……。
「紹介するよ」
たしかこういう設定だったよな。
「都で踊り子してる貂せ――んん?」
華佗に紹介しつつ、俺の後ろにいるはずの貂蝉の方を振り返ったところで、気が付いた。
何と言うか、こう、貂蝉から黒いオーラっぽいモノが出てる。いや、馬鹿げた表現だと思うけど、そう見える。
両手を見るようにうつむいて、「主人」だの「泥棒」だの「私の」だのぶつぶつ言ってるし、どうにも気味が悪い。
と。
「な、……何だ、これは……!?」
深刻な声で華佗が言った。
「馬鹿な……。この気配は確かに病魔のもの。だが、肝心の姿が……!」
「華佗?」
どうした?
「っ下がれ、一刀!!―危険だ!!」
「―!」
反射的に薬箱を抱え、華佗の後ろに回った。
739:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:15:12 hVmiytDa0
つづけたまえ
740:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:16:32 0B0WBntB0
遅ればせながら一壷酒氏、玄朝秘史の投下乙です!
荊州の話は随分と凄いことにw列伝は思わずあぁ、うんうんとね、もうw
741:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:16:51 CptII6N90
こうして直にスレに投下ってのも久しぶりの気がするねw
742:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:18:03 l93HAfPo0
病魔扱いw
743:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(5/15)
10/01/30 21:20:03 taEF3K0M0
村で聞いた話を思い出す。
五斗米道を極めると、病気の元である「病魔」を視認できるようになるらしい。
そして病魔は、自分を消そうとする―つまり、病気を治療しようとする―者に、害を与えるそうだ。
大抵は「病気がうつる」形になるらしいが、極稀に、強力な力を持った病魔は、物理的な影響を与える事ができる。
つまり貂蝉は、
「強力な病魔に侵されている―?」
「そのはず、だ」
はず?
「強力な病魔の気配はするんだ、俺が診てきた中でも最強に近いぐらい強いやつが。……だけど、いくら集中しても、姿が視認できない……!」
華佗の頬に、冷や汗が垂れる。
「見れない……って、どうすんだソレ!?」
「分からない。けど、病魔に侵された人を見捨てて逃げる訳にもいかない。―何とかするさ」
腰のケースから鍼を取り出し構える華佗。やせ我慢だろうが、その顔は笑っていた。
「もう少し離れてろ、一刀。どういう動きをしているのかさえ分からないんだ。いざという時に、助けてやれる確証が無い」
「分かってる!」
両手をフリーにするために改めて薬箱を背負い、貂蝉から10メートルばかり離れる。
この距離なら邪魔にはならないだろう。
「いいぞ華佗!」
「よし……行くぞ!」
744:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:23:03 7khxpt7Y0
お医者様でも草津の湯でも治せない病魔じゃあるまいか
華佗逃げてえー
745:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(6/15)
10/01/30 21:25:10 taEF3K0M0
と。
「いかあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
「!?」
物凄い叫び声が聞こえた。
華佗と揃って、声のした方を見る。
そこに―――…………………………そこに、えっと、変態がいた。
性別は男で、身長は二メートルを超えるぐらいか。よく鍛えられた筋肉が、がっしりと付いている。肌は良い感じに焼けていて、頭の両脇で結った白髪を総の様に垂らしている。口元には立派なカイゼル髭が蓄えられていた。
それだけならいい。
どこが変態って、その男の服装だ。
まず下半身。白の捩り褌一枚である。
海辺、もしくは川岸なら納得できるが、生憎ここはユーラシア大陸のど真ん中である。当然、近くに川なぞ無い。
そして上半身。布面積が極端に少ない白のエロ水着(乳首だけ隠れる形だ)と、見せつける様に前を開いたマントだ。
どうみても変態である。
取り敢えず、変態その二と呼ぼう。
「いかん!!いかんぞ、貂蝉!確かに、愛するオノコを一人占めしたいと思う心は、漢女にとって大切なもの!しかし!その想いも度が過ぎれば心を病んでしまう!」
………しかも、貂蝉と知り合いっぽいし。ああ、類は友を呼ぶ、か。
「嫉妬の心に負けてはいかんぞ貂蝉!病んだ心に負ければ、小舟を褒める様なこととなってしまう!!そうなれば、愛するオノコをも傷付けてしまうぞ!!」
拳を握って、熱弁する変態その二。
しかし貂蝉は何の反応もしない。しかも、時間経過でだんだんと黒いオーラが濃くなってる気がする。
746:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:26:24 9VvmFAqv0
支援
747:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:26:56 l93HAfPo0
しえん
748:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(7/15)
10/01/30 21:30:03 taEF3K0M0
「ぬぅぅ!既にワシの言葉も届かぬか!?………かくなる上は仕方が無い。少々手荒になるが、恨むなよ貂蝉!!」
そう叫ぶなり、変態その二は胸の前で手を打ち合わせて、唸った。
「うぬぬぬぬぬ………………………はあっ!」
気合い一閃、変態その二が二人に分身した。
…………やっぱり人外の知り合いは人外か。そして、これで驚かない自分に少し自己嫌悪する。
分身した片方が跳び、地面から一メートルぐらいの高さで地面と水平に回り始めた。
首から下が、緑色の光に包まれる。
変態その二が叫んだ。
「漢女道が奥義!!」
「超救!」
「倭王!」
回っている方の叫びに呼応して、もう一人も叫ぶ。
「「伝影弾!!」」
掛け声に合わせ、立っている方の変態その二が回っている方を掌底で打つ。
その衝撃で、回っていた方が打ちだされ、
「伝心!!」
その勢いのまま貂蝉に抱きついて、縺れ合いながら三メートルばかし転がっていった。
うん。二メートル超えの筋肉ダルマ二人が半裸で抱き合ってるのは、さすがに暑苦しい。
しかし、今の技に何らかの効果があったらしく、貂蝉から湧き出ていた黒いオーラは霧散していた。
749:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:33:57 mW/4z7LN0
運良くリアルタイムに居合わせることが出来たので支援
750:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:34:01 CptII6N90
想像すると画面がもうw
751:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(8/15)
10/01/30 21:35:12 taEF3K0M0
「あら……?わたしは一体何を……?」
「おぉ、正気に戻ったか貂蝉!」
「卑弥呼…?どうしてこんなところに?」
ちょっと待て、今ヒミコつったか?
ヒミコって、やっぱり邪馬台国の卑弥呼だよなぁ……。はぁ、また「名前を借りた」クチか。
だから、せめて男から借りろよお前ら。
「イイオノコの匂いを探ってきたのだが、いざ発見すれば貴様が小舟を褒める寸前になっておったからの。少々手荒いが、治療をさせてもらったぞ」
「小舟を……それ程にまでなってたなんて……。感謝するわ、卑弥呼」
「う、うるさい!べつに、貴様のためにやったのではないぞ!あのままではイイオノコが怪我をしていたから、仕方なく助けたのだからな!」
「あら、そうなの」
「ニヤニヤと笑うでないわ!」
……………………。
二人でイチャイチャしてるし、今の内なら逃げられるかな?
抜き足差し足……と。
「おぉっと!わたしとしたことが、ご主人様を放ったからしだわ」
ち。
752:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:39:33 l93HAfPo0
紫苑
753:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:39:44 Fxzcf82c0
しーえんしーえん
754:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(9/15)
10/01/30 21:40:09 taEF3K0M0
で、その後同類と思われないか心配しながら華佗に貂蝉の事を嫌々紹介したり、
卑弥呼と華佗が微妙にズレた会話で納得し合ったり、
何故か懐かしい感じのおっさん三人を化け物二人が襲ったり、
この外史の紫苑……じゃない、黄忠と出会ったり、
みたいなことがあったけど、まあ、割愛する。
思い出さない方がいいことも世の中にはあるのだ、ということにしておこう。連中に関することは特に。
755:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:40:09 7khxpt7Y0
Nice boat.ならずw
756:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(10/15)
10/01/30 21:45:09 taEF3K0M0
「だぁりん、今戻ったぞ!」
「ただいまぁん、ご主人様」
筋肉ダルマ二人が帰ってきた。
「どうしたんだ、二人共?事情があるからしばらく別行動を取るんじゃなかったのか?」
「うむ。そのつもりだったが、予定より随分早く用事が片付いてな。だぁりんに会いたくて急いで戻ってきたのだ」
「そうか。まあ、用事が済んだならいいか」
うん、と頷く華佗。こいつら二人の服装の件といい、どうも細かいことはあまり気にしない性格らしい。
まあ、こいつらの動向に関しちゃ、俺も興味はない。
今の興味の対象は、通る街通る村で囁かれている反董卓連合だ。
「大丈夫かな……」
連合の結成、そしてその結果、董卓達がどうなるのか。
前の外史だと俺達がいたから偶然助かったけど、今回の外史じゃ………考えたくもない。
かといって、たんなる医師見習いに何が出来るという話だ。
「はぁー……」
大きく溜息を吐いた。
「あんらご主人様、そんなに董卓ちゃん達が心配?」
「………………」
人の心を読むな。
「心配にならない方がおかしいだろ?」
「大丈夫。今頃は仲良く涼州を目指してるはずよ」
「……何で分かるんだ?」
訊くと、貂蝉は得意げに笑った。
「ふっふん。私がどんな存在なのか、忘れたのかしらん?」
ああ、そういえば、外史の外の存在だとか何とか。
何かしらそういう情報を手に入れる、俺達には出来ない方法があるんだろう。
「そっか、無事か……」
安心した。呂布とはぐれてないなら道中も安全だろう。無事に涼州まで行けるといいな。
「サンキュー、貂蝉」
「気にしないで。私も気になってただけだから」
757:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(11/15)
10/01/30 21:50:01 taEF3K0M0
「……貂蝉。北郷一刀には、おぬしが董卓達を助けたと言わぬのか?さすれば貴奴も、少しはおぬしの事を見直すだろうに」
「い・い・の。たしかにご主人様は褒めてくれるでしょうけど、そんなことで気を引こうなんて思わないわ。恋は尽くすもの、見返りを期待しちゃ駄目なのよ」
「その意気や良し。されど、引いてばかりでは相手は靡かぬぞ。時に自ら主張することを忘れるなよ、馬鹿弟子よ」
「あら、心配してくれるの?大丈夫。ご主人様との付き合いは長いんだから」
「ほざきよったな?面白い、振られて錆びついたおぬしの心、どこまで通じるか見せてもらおうではないか」
758:名無しさん@初回限定
10/01/30 21:52:04 l93HAfPo0
しおん
759:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(12/15)
10/01/30 21:55:03 taEF3K0M0
「ここが魏の都か……大都会だな」
「うむ。……しかし、都、と言う割には、随分と空気が荒んでおるな」
「ん?……ああ、そう言えば…」
何と言うか、ギスギスしている。
厭戦の空気という感じでもあるけど、魏ならむしろ戦勝ムードで湧いてるはずだが……。
あと、どうも周りから注目されてる気がする。首都で旅人が珍しいってのも変だし、どうしたんだ?
「こ、ここですっ!!ここに変な人達がっ!!」
突然そんな声が聞こえた。
そっちを見ると、町人らしき人を先頭に、魏の鎧を着た兵士の一団がこっちへ向かってきていた。
「うおっ!何や、このごっついの!キモいにもほどがあるで!」
部隊長らしき女の子二人の内、大きなゴーグルを首から下げた子が叫んだ。
「誰がキモいですってぇぇ!カワイイが抜けてるんじゃないのさ!」
「どう考えてもその四文字はいらんやろ!」
うん、俺も女の子に同意する。むしろ、キモいで済んだことに驚く。
「と、とりあえずどうするの……?」
もう一人の、丸眼鏡をかけた女の子が、ゴーグルの子に訊く。
「とりあえず逮捕してから考えんで!こんな怪しい連中、野放しにできん!」
ゴーグルの子の号令で、兵士達が俺達の―正確には貂蝉と卑弥呼の―周りに展開した。
「……おい、剣呑な空気の原因、お前らってことじゃないのか?」
「失礼ね、ご主人様。そんなはずないじゃない」
じゃあ、この状況は何だ。
「お、おい……どう見ても良い雰囲気じゃないぞ。どうなってるんだ?」
華佗が不安そうに訊く。
「ふむ。華佗。おぬし、ここに仕事で来たのであろう?」
「そうだけど……」
「ならば騒ぎを大きくして、だぁりんの邪魔をするわけにはいかん!ここはひとまず姿を消すぞ、貂蝉!」
「分かったわ卑弥呼!」
「「とぉうっ!!」」
即決、筋肉ダルマ二人は頷き合って、すぐ横の民家の屋根に跳ぶ。
そこで何故かポーズを決めて固まった。ちょうど逆光になっていて、シルエット(のみ)がカッコいい。
「ふん!貴様らごときに捕まる我等ではないわ!」
「悔しかったら追って来てみなさぁい!」
760:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(13/15)
10/01/30 22:00:01 taEF3K0M0
そのまま要らない挑発をして、裏通りへ姿を消した。
……騒ぎを大きくしないんじゃなかったのか?
「あっ!逃げたの!」
「追うで!沙和!」
「当然なの!あんなこと言われて、黙ってはいられないの!」
ほら、案の定ヒートアップしてるし。
二人はそのまま兵士達を連れて、傍の通りから貂蝉達を追いかけていった。
「……………」
呆然とする華佗。
仕方ないか、この手の騒動は慣れてないだろうし。
「華佗」
「あっ、ああ!何だ!?」
妙にうろたえられた。
「この街での仕事ってのは?」
「あ、ああ。えっと、ある人に治療を頼まれたんだけど……」
「そっか。じゃあ、その人のとこへ行こう」
淡々と進める。
「……凄いな、一刀」
「ん?」
「いや、あんなことがあったのに冷静だから、さ」
「ああ……、まあ」
仕方ないことに、この手の騒動に慣れてるんで。
「あいつらなら大丈夫だろうし、それこそ騒ぎを大きくする訳にはいかないからな。早いとこ用事済ませちゃおう」
「そうか……そうだな、うん」
納得する華佗。
と。
「もし、おぬし」
背後から声をかけられた。
「ん?何だい?」
振り向く華佗に倣って、俺も後ろを見る。
鎧姿の、夏侯惇と夏侯淵がそろってそこにいた。
761:名無しさん@初回限定
10/01/30 22:03:49 l93HAfPo0
sien
762:名無しさん@初回限定
10/01/30 22:04:02 mW/4z7LN0
支援
763:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(14/15)
10/01/30 22:05:14 taEF3K0M0
「……!?」
思わず、眼を丸くした。
いや、そりゃ、魏の都で曹操も帰ってきてるんだろうからいるのはおかしくないけど、大将軍が二人揃って俺達に何の用だろう?
…………貂蝉達の仲間ってバレてて捕まるとか?
夏侯惇が口を開く。
「赤髪長身の、薬箱を持った男……五斗米道の華佗殿とお見受けするが、相違ないか?」
「違う!」
え?
「む。ならばすまなかった、人違い……」
「五斗米道じゃない!五斗米道だ!」
………おい、華佗。
「……ご……ごっと…べ?」
「発音が甘い!五斗米道だ!」
「ごっと……?」
「姉者、ごっとべいどーだ」
「それも違う!五斗米道だ!」
「ご、ごと……?」
姉妹揃って困惑顔だ。
まさか会う人会う人全員にコレやってるんじゃないだろうな?
764:男だらけの恋姫†無双第二話‐1(15/15)
10/01/30 22:10:03 taEF3K0M0
「あのー、ちょっといいかな?」
このままじゃ終わりそうにないんで、割り込んだ。
「む。何だ、貴様は」
「名前は北郷一刀。華佗の弟子だよ」
「そうか。それで、その弟子が何の用だ?」
「ウチの師匠、流派の読まれ方に凄くこだわりがあるみたいなんだけど、どうにも発音が難しいんだよ。だから、単に華佗ってだけ呼んでもらえないかな?……華佗も、それでいいだろ?」
「ああ!」
と、気持ちいい返事。
「…………」
「…………」
「…………」
三人そろって唖然としてしまった。こだわりがあるのは、本当に流派名だけらしい。
「……とりあえず、華佗よ。我らが主、曹孟徳がお待ちかねだ。一緒に城まで来てもらおうか」
「分かった!」
765:名無しさん@初回限定
10/01/30 22:16:32 l93HAfPo0
乙です
貂蝉は本当に性別以外はいい女だなー
766:名無しさん@初回限定
10/01/30 22:23:57 7khxpt7Y0
もしも貂蝉の身体が「純情可憐な男の娘」だったら、一刀の貞操も風前の灯だったろう。
767:外史喰らい ◆g3lwFV02dE
10/01/30 22:24:12 taEF3K0M0
今日の分は以上です。
時間軸は、原作第1章~第2章前半となります。
・原作第1章後半に当たる部分を書かなかった理由
自分の発想ではこの部分に一刀がいる意味があまり作れなく、原作とあまり変わらない展開になってしまったからです。
原作の展開を視点だけ変えた文章を書くぐらいなら、いっそ書かない方がいいと判断しました。
この外史の紫苑に出会って一刀が暴走しかける、というのは外史喰らい編の方でやりましたしね。
>>735
事前告知だけで十分だと思い、時間になったので投下してしまいました。
次からは事前告知にプラスして、投下前の一言があった方が良いのでしょうか?
支援ありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。
768:名無しさん@初回限定
10/01/30 22:27:02 Fxzcf82c0
乙~やはり漢女は無駄にテンション高くないとな
超救★倭王wお茶吹きそうになった
誰か偽劉備も呼んでこいよw
769:名無しさん@初回限定
10/01/30 22:27:05 2pxiMrz40
昨日荒れた原因の一端を担ってるのに素無視で投下というのはあまり良くないかも
以前オリ真名への指摘を無視して荒れた時と状況が似てるから心配になってしまう
770:名無しさん@初回限定
10/01/30 22:32:24 OcWwMlKkO
しかし昨日荒らしていた連中の中には「弁明はしたけどそれ以降放置」みたいに言っていた奴もいたし
リアクションしたらしたで叩く口実にする馬鹿が出るだけじゃないか?
771:名無しさん@初回限定
10/01/30 22:32:44 4QqzRXl80
外史喰らい氏乙です
投下直前告知は一応あった方がいいと思うよー
雑談とはいえ会話ぶった切られるのはやな感じはするから。
>>768
偽劉備はスレ違いじゃね?
772:名無しさん@初回限定
10/01/30 22:59:59 E5V76BTp0
外史喰らい氏乙です
事前告知はあった方がいいと思うが
>>769
お前が昨日避難所で自演失敗してた外史喰らい原因厨か?
773:名無しさん@初回限定
10/01/30 23:04:06 4QqzRXl80
ああもう、疑心暗鬼はやめようやキリがない
774:名無しさん@初回限定
10/01/30 23:09:22 OcWwMlKkO
予定時刻間際に雑談してた俺が言うのもなんだが元々今夜の投下だって予告出てなかったか?
775:名無しさん@初回限定
10/01/30 23:52:15 4QqzRXl80
>>774
事前予告はあったぞ
つ>>608
776:名無しさん@初回限定
10/01/30 23:54:46 LRgxZsXe0
>>767
毎日スレを覗いてる人ばかりではないし、特に今回は荒れたせいで事前告知がかなり追いやられてしまっている
難しい作業ではないのだし、直前告知は状況を見て臨機応変に対応した方が良い
777:外史喰らい ◆g3lwFV02dE
10/01/31 00:03:51 jlpfKKMV0
では、明日からは直前告知も入れていくことにします。
回答ありがとうございました。
778:名無しさん@初回限定
10/01/31 00:35:07 lzB6+0YIO
しかしマジで司馬懿がラスボスなのかな
なんか話自体がまだもうちっとだけ続くんじゃ的雰囲気なだけに気になる
まあ俺は魏延が出てくれれば文句ないけど
779:名無しさん@初回限定
10/01/31 00:43:18 lzB6+0YIO
ゴバーク\(^o^)/
780:清涼剤 ◆q5O/xhpHR2
10/01/31 02:00:15 kGObzP3G0
さて、そろそろ落ち着いてきましたかね。それ以前に誰もいなさそうですがw
というわけで、十分後ほどに専用板UPの告知をします。
781:清涼剤 ◆q5O/xhpHR2
10/01/31 02:16:57 kGObzP3G0
無じる真√N-32話&拠点25を専用板にUPしたので告知させていただきます。
※今回のURL欄はQ&Aにつながります。そちらにメールフォームへのリンクがあります。
(この物語について)
・原作と呼称が異なるキャラが存在します。
・一刀は外史を既に一周しています。
・後々、特殊な仕様が出てくる予定です。
・特殊なカラミや不快に思う可能性のある場面が出てくることもあります。
上記が苦手な方にはおすすめできません。
(注意)
・18歳未満にはよろしくない表現が出てくることがあります。
・過度な期待などはせずに見てやって下さい。
・未熟故、多少変なところがあるかもしれません。
・今回のURL欄はQ&Aにつながります。そちらにメールフォームへのリンクがあります。
メールフォームは必須項目を設けていません。ですので、意見、感想などはそちらからでも構いません
------------------------------------------------------------
少々、ボリュームに難がありますが楽しんで頂ければ幸いです。
URL:URLリンク(koihimemusou.x0.com)
782:名無しさん@初回限定
10/01/31 02:36:21 XwzITLsQ0
>>781
乙です
メインヒロイン・・・
783:名無しさん@初回限定
10/01/31 02:43:48 Jvr85UeP0
清涼剤氏乙です
それにしても、やっぱりメインヒロインは…
784:名無しさん@初回限定
10/01/31 07:56:39 krpm/IM40
清涼剤氏、乙でした。
メインヒロインは一刀説が有力候補。
そのうち『遥かなる無双の中で』とか出そうで困る。
785:外史喰らい ◆g3lwFV02dE
10/01/31 20:32:18 jlpfKKMV0
21時より、19レス投下させていただきます。
支援よろしくお願いします。
786:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(1/19)
10/01/31 21:00:25 jlpfKKMV0
「あなたが華佗?」
魏城の玉座の間で、曹操が華佗に訊いた。
「君が曹操か」
「こらっ!頭が高いわよ!」
謙りも気後れもしていない華佗に、荀彧が叫ぶ。
「構わないわ、桂花。私の困り事を取り除けるのなら、それなりの敬意は払うべきでしょう」
「困り事……その病の事で俺を呼んだのか?」
「そうよ。誰か説明してあげなさい」
曰く、以前からあった持病の頭痛が最近悪化したらしい。
それも、数日に一度程しかゆっくり寝られないほどだそうだ。
原因は袁紹の動きに対するストレス。
「この頭の痛み。あなたなら癒せると聞いたのだけど、どう?」
「任せておけ!我が五斗米道に治せぬ病などありはしない!」
自信満々に華佗は頷く。
治療を頼まれた相手って曹操か……何人もお抱えの医者がいるだろうに。
改めて、相棒の凄さを理解した。
「そう。なら、さっそく診てもらおうかしら」
「ああ」
返事をして、曹操へ近づこうと一歩踏み出した華佗を、
「ちょっと待て!」
夏侯惇が止める。
「何だ?」
「どうしたの、春蘭?」
「診察という事は貴様、華琳様の裸体を見た挙句、その汚い手で華琳様のお身体を触ろうなどと考えておるのではなかろうな!?」
「なんですって!」
激昂する夏侯惇と荀彧。
787:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(2/19)
10/01/31 21:05:02 jlpfKKMV0
が、当然ながらその他にとってはそれは当り前なことな訳で。
「……それがどうしたんだ?」
「それはそうだろう、姉者」
「当然でしょう?」
「な、何ですって!?」
「……また始まったか」
揃ってきょとんと訊き返した。俺のは呆れの独り言だけど。ああ、驚いてたのは当然荀彧だ。
「駄目……薄汚い男の視線に華琳様のお姿を晒させるだけでも屈辱の極みだというのに……!」
「桂花の言う通りだ!まして、そのお身体に触れさせるなど、他の何が許そうとも、この夏候元譲が許さん!!」
「私も許さないわ!」
……相変わらず愛されてるなぁ、曹操。
「薄汚い、って……まあ確かに、旅をしてきたそのままで謁見してるから、砂埃で汚れてはいるが……。じゃあ、どこか手を洗える所に案内してくれるか?」
「そういう意味じゃないわよ、馬鹿っ!!」
「……秋蘭、脱ぐのを手伝って」
「承知いたしました」
無視して診察をすることにしたようだ。
「「華琳様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」
情けない声で二人は請う。
と。
「桂花、姉者。いい加減にしろ」
夏侯淵が静かに言った。微妙に声が低い。
「華琳様の病気を治す為には、華佗に診てもらわねばならんのだ。二人共、華琳様が苦しんだままでもいいと言うのか?」
「まさか!そんなはずが無いだろう!」
「ならば少しぐらい我慢しろ。それに、華琳様が構わぬと言っているんだ。我々が騒いだところでどうしようもあるまい」
「「ううううぅぅぅぅ…………」」
788:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(2/19)
10/01/31 21:10:05 jlpfKKMV0
納得がいかないのか、二人はそれからもまだブツブツ言っていたが、一応は怒りを納めたらしい。夏侯淵が曹操の服を脱がしていくのを羨ましそうに見ている。
夏侯淵の手が、下着に伸びた時だ。
「待って、秋蘭!」
荀彧が叫んだ。
「そこのアンタ!何してるのよ!?」
「…………」
「聞きなさいよ!!」
「…………あ、俺?」
自分を指さして訊く。
完全に眼中に無い扱いをされていたたから、反応が遅れた。
「そうよ、そこのアンタ!何華琳様のお身体をじろじろ見てる訳!?」
いや、じろじろって俺の事気にせずに脱ぎだしたのは曹操なんだが。
「あら、そう言えばもう一人いたのね。秋蘭、彼は?」
「は。北郷という、華佗の弟子だそうです」
聞いた曹操の感想は「ふぅん」だ。まあ、今の俺の立場じゃ、その他大勢の内の一人だしな。興味は無いだろう。
「それで桂花。その北郷がどうかしたのかしら?」
「どうもこうも、華琳様の玉体を医者に見られるのでさえ屈辱だというのに、こんなどこの馬の骨とも分からない奴にも見せるなんて我慢できません!」
「……いや、だから華佗の弟子だって」
どこの骨かは分かってるだろ。
789:名無しさん@初回限定
10/01/31 21:12:10 P0jRdefv0
支援
790:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(4/19)
10/01/31 21:15:17 jlpfKKMV0
「アンタは黙ってなさい!そもそも、弟子ということは従者みたいなもんでしょうが!大人しく外で待ってなさいよ!!」
「いや、それは困る」
荀彧に反論したのは華佗だった。
「一刀には、治療の現場を少しでも多く見てもらいたんだ。知識だけじゃ医者にはなれない―医術ってのは、実践してこそ価値がある技術だからな。だから、治療を見せる貴重な機会を失わせたくないんだ」
「そう、なら許すわ。後続の教育、しっかりなさい」
「華琳様ぁぁ!」
はぁ、という若干疲れたような溜息が曹操の口から洩れる。
「桂花……あなた、そんなに私の治療を邪魔したいのかしら?」
「ち、違います……!華琳様のお身体が、あの汚らしい目で汚されるのが耐えられないだけで……」
「私が構わない、と言っているのよ?」
「ですが……!」
「いい加減になさい」
なおも食い下がる荀彧に、曹操は冷たい声で言った。
そりゃあ怒るよな。曹操にとってみれば、長い間自分を悩ませてきた病が治るかもしれないのだ。それをくだらない理由で止められれば切れもする。
とはいえ、荀彧の方もそうそう退けないラインだろう。
仕方ないか。
怒声に変わる前に割り込もう。
「いいよ曹操さん。俺が出ていくから」
これが一番手っ取り早い。
791:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(5/19)
10/01/31 21:20:19 jlpfKKMV0
「おい、一刀……!」
「あら、いいの?」
「そうすれば話は纏まるだろ?」
「纏まるでしょうけど……あなたの師の意向を無視することになるわよ?」
「治療を見る機会ならこれからもあるし、―なにより、このままじゃ治療の邪魔になる」
それこそ一挙一動全てに文句付けられるだろうからな。
「華佗から学べないのは嫌だけど、そのことで華佗に迷惑掛けるのはもっと嫌だからな」
「一刀……」
嬉しさと困惑の混じった様な顔で、華佗は俺を見る。
「って、訳だ。残念だけど、次回に期待するよ」
「だが………あ、そうだ―」
名案があった、というように、華佗は両手を打ち合わせる。
「ちょっと待っててくれ一刀」
薬箱の一番下の引き出しを開け、中を探りだした。
「えーと、確か赤い方だったよな……ほら、一刀」
ぽい、と赤い小さな巾着袋が放られる。受け取ると、お手玉の様な手応えが伝わってきた。中身は種か何かだろうか。
「何これ?」
「涼州のとある村に伝わっていた、解熱作用のある種だ。この街の、南門の近くに知り合いの医者が―薬の専門家なんだが―いてな。そういう、知らなかった、薬になる植物なんかを見つけたら届ける約束をしてるんだ。……すまないけど、使いを頼まれてくれないかな?」
「ああ、分かった」
いい暇つぶしになる。
薬の専門家か。現代で言う、漢方のエキスパートって感じかな?
「そこで薬草について学んでくるといい。今紹介状を書くから、少し待っててくれ」
792:名無しさん@初回限定
10/01/31 21:24:29 FuC6LDz/0
sien
793:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(6/19)
10/01/31 21:25:14 jlpfKKMV0
で。
そんな経緯で訪れた医者の家から、ほんの十分ぐらいで出てきた俺である。
華佗から受け取った赤い巾着もそのままだ。
「……案外抜けてるんだな、華佗」
大通りを城へ向かいながらぼやく。
手紙を見て、種を見て言った医者の言葉は、「違う」だった。なんでも、俺が預かった種は大陸全土で見つかるもので、そもそも効能も解熱ではないらしい。
華佗が勘違いをしたのかとも思ったが、この種は劇薬の部類で、使用量が多いと命に関わる様な物らしく、それはない、という事で意見が一致した。
そこで、そう言えば赤い巾着の隣に青い巾着があったなぁ、と思い至った次第だ。
どうせ後から華佗も来るんだし構わない、とは言ってくれたが、仕事もせずに報酬だけ受け取るのも決まりが悪かったので取って返って今に至る。
とりあえず城に戻ろう。
学んでくるといい、と言われたってことは、治療が長時間に及ぶ可能性もあるということだ。玉座の間に入ればまた夏侯惇と荀彧が五月蝿いだろうから、外から事情だけ言って袋を代えてもらおう。
既に治療を終えてるとすれば華佗と行き違いになる可能性はあるが、それはそれでいい。
なんたって「曹操」と「頭痛」と「華佗」だ。早く治るに越したことはない。
そこまで考えた時だった。
「もう、季衣!いつまでも食べてないで、早く行かなきゃ!!」
「ま、待ってよ流琉!今行く!……あ、おじちゃん、お代ここ置いとくね!」
前方から、元気のいい声が聞こえてきた。
片方は聞き覚えがある。
見れば、こっちの方へ向かって走ってくる女の子が二人いた。
片方は(こう表現すると本人は怒るんだろうけど)チマキのように髪の毛を二つに纏めていて、もう一人はおでこの上で前髪をリボンで留めている。
「季衣」ってことは、前者は許緒ちゃんか。この外史でも曹操に仕えてるんだろう。
手には馬鹿デッカイ肉まんを持っていて、二人の後方、今出てきただろう屋台には空の蒸篭が山になっていた。
794:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(7/19)
10/01/31 21:30:07 jlpfKKMV0
そう言えばそろそろ昼飯時だ。
「うぅ~。もうちょっとで記録更新できたのに~~……何でこんな時に出るんだよ!」
と怒りつつも、肉まんをつまむのを止めないあたりはさすがと言うべきか。
けど、さすがに危ないだろう。歩きながらならともかく、走りながら食べるサイズじゃない。
「おい、ちょっと危な―」
「うわぁっ!」
………ほら案の定。
注意しようとした矢先、足を滑らせて、許緒ちゃんは転んでしまった。
ショックで手を離してしまった肉まんが俺の方へ飛んできた。思わず受け止める。……ズシッときた。
「…………ほんっとに危ないな、これ」
下手したら薬箱より重たいかもしれない肉まんを手に、二人に近付く。
「あ痛たたた……」
「だから言ったじゃない、もう……」
大丈夫?、と声をかけると、―手に持った肉まんから俺がどんなことになったのかを判断したのか―リボンの子の方がすまなさそうに頭を下げた。
「す、すいません!お怪我はありませんか!?」
「ああ、幸いにも受け止められたから、大丈夫だよ。肉まんもキレイなままだし」
はい、と許緒ちゃんに肉まんを返す。
「あ、ありがと兄ちゃん。―痛っ」
ビクッと許緒ちゃんが身を竦ませる。
「ん?―うわ」
見ると、左膝を擦り剥いていた。傷口は浅くはあるが広く、だらだらと血が出ている。
土の地面とは言え、一国家の都なだけはある。試しに爪先で蹴ってみれば固い手応えが返ってきた。
こんなところで転べば、そりゃあこうなるだろう。石に当たらず肉が抉れていないだけマシ、というところか。
「ひどいな、こりゃ……ちょっと見せて」
言って、ポケットから包帯と塗り薬の瓶を取り出す。華佗と離れている時に怪我人と会っても簡単な治療ができるように、と分けてもらったものだ。俺の持つ医療道具の第一歩ってことになるんだろうか。
近くの民家から水を貰って傷口を洗い、薬を塗って傷口に三重に折った布を当て、その上から包帯を巻く。
治療と言っても、こういう簡単なのばっかり――じゃない、簡単なの「しか」できないだけか。
795:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(8/19)
10/01/31 21:35:09 jlpfKKMV0
「……よし、と。包帯は濡れたり汚れたりしたらその都度取り替えていいけど、その下の布は自然にとれるまで剥がしちゃ駄目だよ。無理に剥がずと傷口が開いちゃうからな」
「あ、うん。……兄ちゃんひょっとしてお医者さん?」
「いや、医者見習いだよ。師匠に付いて修行中の身だよ」
「そっかー。でも、兄ちゃんならきっとすぐにお医者さんになれるよ!」
「はは、ありがとう」
人懐っこさとか、その辺がなんとなく鈴々と似ていて、彼女と話している気になる。
それで思わず、褒める様に頭をポン、ポン、と軽く叩いていた。
「あ……っと、ごめん」
気付いて詫びる。さすがにそれは馴れ馴れしい。
「ん~……気にしてないよ。兄ちゃんいい人だし」
嫌がるどころか、むしろ俺の腕にぶら下がって遊ぼうとかする辺りも、やっぱり似ている。
「もう、季衣!ちゃんとお礼いいなよ、恥ずかしいなぁ!」
とくれば、恐縮至極、という感じでペコペコと頭を下げているこっちの子は愛紗ポジションか。
「気にしなくていいけど……何か急いでたんじゃないの?」
「「………………ああっ!!」」
揃って、思い出した、という感じで声をあげる。
「そうだった、早く行かなきゃ!―あ、そうだ兄ちゃん!変な怪物が暴れてるらしいから、気をつけてね!」
「怪物?」
ロクな予感しないぞ。
「はい。なんでも、大柄の人の様な外見をしていて、凄く気持ち悪いんだそうです」
「それで、滅茶苦茶強いんだって!『ふはは!』とか『うっふ~ん!』とか鳴くらしいから、その声聞いたら逃げてね!」
「…………ああ、分かった……」
まだやってるのか、あいつら。人から怪物になってる辺りは自業自得だろう。
「じゃあ、兄ちゃん。ボク達もう行くね!」
「季衣の足の手当て、ありがとうございました」
「うん、お仕事がんばってね」
そんで、出来れば連中を捕まえてやってくれ。一度ぐらい灸を据えたほうがいい。
796:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(9/19)
10/01/31 21:40:02 jlpfKKMV0
「やっと帰ってきたわね!!」
城に戻ると、玉座の間の入口の柱の前で待っていたらしい荀彧に怒鳴られた。
「どうしたの?」
待ってたって言っても、多分良い用事じゃあないんだろうな、荀彧じゃ。
「どうしたはこっちの台詞よ!説明しなさい、アレはどうなってるの!?」
「うぉっ…!?」
襟首を掴まれ、「華琳様の方を見たら殺すわよ!」との脅迫付きで、中を覗ける位置まで顔を突き出させられた。
「アレは何なの!?」
「あれって何だよ?」
「アンタの師匠がやってることよ!」
言われて、見る。
曹操放ったらかしで、暴れまわっている華佗が見えた。
「…………どうしたんだ、アレ?」
「私に分かる訳ないでしょう!何!?あれが五斗米道の治療だって言うの!?」
「いや、まったく違うけど……」
えーと、どういう経緯でああなったか訊いていいかな?
「あいつが華琳様のお身体を舐める様に見て、鍼を打とうとしたら弾き飛ばされた様に後ろに跳んだの。それからずっとあの調子よ!!」
「鍼を打とうとしたんだな?」
「そう言ったでしょ!」
つまり治療に取り掛かったってことだ。その後こうなったんだから………。
もう一度華佗の動きを見る。今度は「何かと戦っている」という仮定を頭に置いて、だ。
―――半身になって、叩きつけをかわした。
―――足払いを跳んで避け、
―――反撃で鍼を打ちこみ、
―――それが止められて、弾かれる。
「間違いないな」
華佗はちゃんと治療を継続している。
病魔と闘ってるんだ。それも、華佗が防戦一方になるぐらい強力な病魔と。
797:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(10/19)
10/01/31 21:45:11 jlpfKKMV0
「華佗はちゃんと治療してる。信頼してくれ」
「あれが治療だって言うの!?」
「そうだ」
「……………」
ハッキリ言い切ったら、荀彧は絶句した。
「前言は撤回する。あれが五斗米道の治療方法だ。あー………かなり特殊な部類に入るけどな」
そう言っておいた方がいいだろう。
「って訳で、助手として華佗の手伝いしてくる」
「ちょ、ちょっと、待ちなさい!」
「曹操の体は見ないようにするから!」
それだけ言って、玉座の間に走り込んだ。
そうだ、何が出来るかは分からないが、少しでも力になれるなら行動しなければ。
このままじゃ、曹操は治療できない。どころか華佗が病魔にやられる。
その後は曹操への詐欺罪で投獄・打首、ってところか。それは勘弁願いたい。
そして何よりも。
そんな強大な病魔に蝕まれている曹操を放っておくことなどできない。
「華佗!!」
病魔の攻撃に万が一にも当たらないよう距離を取って、背後から華佗を呼ぶ。
「一刀か!?何でここにいるんだ!?」
病魔の方を向いたまま、華佗は答えた。
「袋の中身が違ってたんだよ」
「げ。―やっぱり青い方だったか。次からは事前に確認するとしよう―とっ!」
前に駆けつつ、スライディングの様に姿勢を下げた。しゃがんでかわした訳だろうか。
「そうしてくれ――それで、苦戦してる様だけど、大丈夫か!?」
「かなり厳しいな……」
冗談めいた口調だが、軽く息があがっている。事実なんだろう。
「だがいいところに来てくれた。薬箱の予備の鍼に、金鍼が無いか確認してくれ!」
「キンシ……ああ!金の鍼だな?少し待ってろ!」
曹操を支線に線対称になる辺りに置いてあった薬箱に駆け寄る。
二段目の引き出しを開けた。中身は、ヘラや小刀なんかの治療具。
一番奥の、布紐で丸めてある布製の袋を取り出し、広げる。
いくつものポケットに収まっている細い金属から、目的の物を探し始めた。
798:名無しさん@初回限定
10/01/31 21:46:19 X3voN6dG0
支援
799:名無しさん@初回限定
10/01/31 21:54:55 lzB6+0YIO
しえーん
800:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(11/19)
10/01/31 22:00:28 jlpfKKMV0
「金……金……無いぞ、華佗!!」
一応逆順でダブルチェックを入れてある。
この中に金鍼は入っていない。
「何だって!?………くそ、このままじゃ……」
華佗の顔が曇る。
…………ん?…………あれ?………どこかで見たぞ、金色の鍼。
「えっと……」
出かかってる情報を整理する。
華佗が持ってて忘れてる、ってのは、ないな。
大切な物らしいから薬箱の中に転がってるはずもないし。
俺も鍼は持たせてもらってないからそれも違う。
となると……あん?
何故か、街に入ってすぐの光景が思い出された。
逆光の中でポージングする漢女二人。
その、貂蝉の方。
日光が当たってないのにキラキラと光っていた……三つ…………編み…。
「あああああっ!!」
―っんの、馬鹿野郎!!
「華佗!金鍼があればその病魔、なんとか出来るんだな!?」
「ああ!あれならこいつにだって通じるはずだ!!」
「有りかに心当たりがある!すぐ取ってくるから待ってろ!!」
「―分かった!任せたぞ!」
力強い返事を背に、玉座の間を飛び出す。
荀彧が何か叫んでいたが無視だ。
とりあえず城から出よう。
で、騒ぎの大きい方に向かっていけば、多分その先頭にあいつらがいる。
そんで金鍼取り返して、余裕があったら一発殴る。
よし。それでいこう。
801:名無しさん@初回限定
10/01/31 22:01:00 QVIM8TLcO
しえん
802:名無しさん@初回限定
10/01/31 22:01:40 X3voN6dG0
しおん
803:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(12/19)
10/01/31 22:05:04 jlpfKKMV0
城の正門が見える位置まで来た時に、正門の向こうに肌色の巨塊が二つ見えた。貂蝉と卑弥呼だ。
噂をすれば影、みたいなものだろうか。
「まあ、いい」
探す手間が省けたし。
「おい、貂せ―!?」
叫びかけて、二人の後ろのそれに気付いた。
張遼さんを筆頭に、街に入った時のゴーグルの子と丸眼鏡の子、顔に傷跡のある子。さらにその後ろには、ドクロの入った鎧を着た多数の大男。
どう見ても魏軍の面々だ。
「まだ追われてんのかよっ!!」
「あら。ご主人様ぁぁ!!!」
「叫ぶな、手を振るな!!」
「まだ仲間がおったんか!?そこの、大人しゅう捕まれや!」
ああ、やっぱりこうなるか!
「くそっ!」
翻って、城内を逆走する。
そこに、漢女二人が追いついてきた。
「何やってるんだよ、お前ら!?大騒ぎになってるじゃないか!」
が、貂蝉は全く気にしていない様に訊いてくる。
「そんなことより、華佗ちゃんは大丈夫?」
「―そうだった!貂蝉、華佗の金鍼持ってってるだろう!?」
「キンシン……?ああ、これね」
はい、と手の平が差し出される。
その上には、金色に輝く細い金属片が乗っていた。
「それだ!華佗がピンチなんだ。それがあれば何とかできるらしい!」
「なんと、だぁりんが!?こうしてはおれん!行くぞ、貂蝉!」
叫び、一人速度をあげて卑弥呼は玉座の間を目指す。
804:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(13/19)
10/01/31 22:10:01 jlpfKKMV0
「だから要るのは金鍼だっての……!」
しかもお前らが一緒だと魏軍まで連れてくことに……。
「ああっ!あいつら玉座の間の方へ向かったの!」
「いかん!奴らの狙いは華琳様か!?」
「そうはさせるかぁっ!」
ああ、もう、クソッ!
最悪捕まろうが曹操暗殺を目論む連中だと誤解されようが、曹操さえ治療してしまえばどうとでもなる。
ならその治療を邪魔させないことだ。
「貂蝉、玉座の間で華佗を守るぞ!」
「了解よん、ご主人様!!」
二人で卑弥呼の後を追った。
「華佗っ!」
叫びつつ、玉座の間に走り込む。
「見つかったか、一刀!?」
攻撃を避けているのだろう、上半身を捻りつつ華佗が応えた。
「ああ!」
「よし、じゃあ、こっちに貸し―」
「待ちくされぇぇ!」
多勢を引き連れて、張遼達がなだれ込む。
このタイミングで追いつかれるか!
と、先に玉座の間に入っていた卑弥呼がこちらを向いた。
「夏候姉妹はワシがやる!貂蝉、貴様は軍を止めい!」
「おっけぇい!ご主人様はこーれっ」
金鍼を差し出された。
「ちゃんと届けてあげてね」
邪魔者は止める。だからしっかりと役目を果たせ。そういう意味だ。
「―ああ!」
頷いてそれを受け取る。
805:名無しさん@初回限定
10/01/31 22:13:45 X3voN6dG0
紫苑
806:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(14/19)
10/01/31 22:15:03 jlpfKKMV0
「ふっふぅ~ん!ここは通さないわよぉん!!」
入り口に立ち塞がったのだろう貂蝉の声を背に走り出す。
「止まれ!!」
警告と共に、夏侯淵が矢を番えるのが視界に入った。
だが止まらない。
俺達が捕らえられて事態が落ち着けば、曹操の治療などさせてもらえなくなる。
「ふっ!」
息を吐く音と同時、矢が放たれる。
が、それは俺の足を射抜く前に、卑弥呼に止められた。
「ふん!精度は申し分無いが、如何せん遅すぎるわ!」
片手の人差し指と中指で矢を挟み、卑弥呼は言い放つ。
外見も中身もロクでもないが、やはり戦闘能力は確かだ。
「ほうれ、返すぞ!」
挟んだ矢を反転させ、手裏剣の様に投擲する。狙いを寸分違わず、夏侯淵が持つ弓の弦を切断した。
「何だと……!?」
「元来、弓と言う武器はもっと遠距離で使用する物だ。室内で、それも投擲武器で反撃を許す様な距離で用いるなど、愚の骨頂!!」
「くっ……!」
役に立たなくなった弓を手に夏侯淵は歯噛みする。
そして、その攻防の間に、華佗の元に辿り着けた。
「待たせた!」
叫び、金鍼を手渡す。
「――よし、これさえあればッ!!はああああああああああああ!!」
華佗が金鍼に、気を籠める。
「我が身、我が鍼と一つとなり!一鍼同体!全力全快!必察必治癒……病魔覆滅!行くぞっ!!」
病魔がいるのであろう空間を睨みつけ、華佗は走り出した。
よし。
鍼は渡した。
張遼達、警備の兵は貂蝉が抑えている。
夏侯淵は卑弥呼が無力化した。
後は―
「させるかぁ!!」
807:名無しさん@初回限定
10/01/31 22:19:29 acpT/pJu0
F-2
808:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(15/19)
10/01/31 22:20:03 jlpfKKMV0
背後。大剣を手にした夏侯惇が声をあげた。
「なん―!?」
卑弥呼が何とかしたんじゃなかったのか!?
そう思い見れば、弓を捨て短剣を手にした夏侯淵と、警備兵の一団にいた傷跡のある子が卑弥呼と相対していた。
いつの間に……!?
「姉者、華佗を止めろ!」
「分かっている!」
応え、夏侯惇は華佗の背後を目標に跳び出す。
このままでは、華佗が病魔を倒す前に、夏侯惇の剣が華佗を両断するだろう。
そう考えた途端、薬箱を盾の様に左手に構え、華佗と夏侯惇の間に割って入っていた。
「―どけぇ!」
大上段に構え、夏侯惇が迫る。
どかなきゃ斬られる。けど、どいたら華佗が斬られる。
なら。
「行け、華佗!!」
「おおおおおおおおおおおお!!」
華佗の雄叫びを背に、殺気に震える脚に無理矢理力を込めた。
薬箱じゃ夏侯惇の剣は止められないだろう。
斬られるのは薬箱と――左腕一本か。
体が斬られないように注意すれば、死にはしない。
華佗と出会った時の村みたいに血は止めてもらえるだろう。もしかすれば、斬られた直後ならくっ付くかもしれない。
仮に隻腕になっても医者はできる。
腕一本と皆の命プラス曹操の治療――十分すぎる。
「邪魔だぁっ!!」
大剣が振り下ろされる。
そして。
809:名無しさん@初回限定
10/01/31 22:21:31 X3voN6dG0
紫煙
810:名無しさん@初回限定
10/01/31 22:22:32 lzB6+0YIO
試演
811:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(16/19)
10/01/31 22:25:06 jlpfKKMV0
ガキン、という、重い鉄塊がぶつかり合う音。
「………え?」
俺と夏侯惇の間に、二つの影が入り込んでいた。
一つは、けん玉を模した様な形の巨大な鉄球。
もう一つは、その武器の持ち主である少女。
「何故お前が邪魔をするっ、季衣!?」
許緒ちゃんが、己の鉄球で大剣を受け止めていた。
「駄目です春蘭様!この兄ちゃんは善い人なんですから斬ったら駄目です!」
「馬鹿を言うな!こいつ等は華琳様に害をなそうとしたのだぞ!」
「それはっ―きっと、なにかの間違いです…!」
反論が答えになっていない。
そう言えば許緒ちゃんも、貂蝉達を追っていたのだと思いだす。
それで玉座の間に入ってきた時、街で手当てをしてくれた人が何故か夏侯惇に斬られそうになっている。それを見て、思わず盾になってしまったんだろう。
「とにかく、そこをどけ!」
「ど、どいたら兄ちゃんを斬るんでしょう?なら、嫌です!」
「季衣!」
大剣を握る夏侯惇の手に力がこもる。
「そやつらに味方するというのなら、たとえお前でも―」
812:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(17/19)
10/01/31 22:30:03 jlpfKKMV0
「春蘭、季衣」
澄んだ声が、夏侯惇の言葉を遮った。
「武器を納めなさい」
壇上から、曹操は王者の風格で言う。
「か、華琳様!ご無事ですか!?」
安否を問う夏侯惇の言葉に、曹操は答えない。
「武器を納めろ、と言ったわよ?」
「し、しかし華琳様―」
「春蘭」
短く冷たい、絶対者としての言葉。
「私に三度同じことを言わせるつもり?」
びくり、と夏侯惇の肩が震える。
「も、申し訳ありません!」
アタフタと剣を下ろす夏侯惇を見て、ふう、と曹操は疲れたように溜息をついた。
813:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(18/19)
10/01/31 22:35:11 jlpfKKMV0
貂蝉と卑弥呼が俺達のツレだ、と説明して、魏軍の兵士達が玉座の間から去った後。
「華佗」
と、改まって曹操が呼び掛けた。
「治療、感謝するわ。噂通りの確かな腕の様ね」
「なに。患者が元気になったのなら、なによりだ。今日は早めに寝て、体力を取り戻すといい」
「そうさせてもらいましょう。……それで、報酬の話になるのだけれど、何か要求はあるかしら?」
「特には何もないな。四人分の路銀ぐらいでいいよ」
いつも通りの謙虚すぎる報酬の要求に、曹操は眉を顰めた。
「冗談でしょう?これほどの腕を持ちながら、治療費を請求しない、というの?」
「いや、だから路銀分程度の額で―」
「その程度の額がこの腕に見合うとは思わないわ。認めるべき才能に、それに相応しい報酬を渡さないのは侮辱以外の何物でもない。……渡せない側としても」
要するに、自分が礼を送らないと気が済まないから何か出せ、と言っている訳だ。
「……華佗。何か要求しないと終わらないぞ、コレ」
横から小声で助言を送る。曹孟徳としてのプライドの問題だ。まず向こうは引き下がらない。
「そうは言ってもな……金品も薬も、多く貰ったって旅の邪魔になるだけだし……一刀、なにか欲しい物無いか?」
「……無いなぁ」
正直、物欲低いしな、俺。
強いて言うなら医学書だが、それだって旅の邪魔だ。
華佗は貂蝉と卑弥呼にも訊くが、
「私が欲しいのは、ご主人様だけ」
「ワシらは何もしておらぬからな。受け取るべきはおぬしだろう、華佗よ」
と、役に立たない答えが返るだけだ。
「うーん……」
困り顔で華佗は腕を組む。
華佗も華佗で、高額の報酬を受け取らないことを己に課してる感があるからなぁ。
あげたいのと貰いたくないのとで、折り合いがつかなくなっている。
どっちも譲らないだろうしなぁ。
「……あ。華佗、こういうのはどうだ?」
「ん?」
と耳を寄せてきた華佗に、耳打ちをする。
814:男だらけの恋姫†無双第二話‐2(19/19)
10/01/31 22:40:05 jlpfKKMV0
「―なるほど、それにしよう。曹操、決まったぞ」
「そう。で、何かしら?」
「借りておいてくれ」
「…………借り?」
意味が分からない、とオウム返しにする曹操。
「ああ。そうまで言ってくれる以上、報酬を貰わないのは失礼だが、今すぐに欲しい物は無いんだ。だから、欲しい物が出来る時まで取っておいてくれ」
「……そう。まあ、いいでしょう。曹孟徳に貸しを作れたこと、自慢するといいわ」
「ああ!」
上手くいった、と頷く華佗を見て、「要らない事言いやがって」と言うような表情で睨まれた。
まあ、俺発案だってバレるよな。
「ただし、必ず請求に来なさい。踏み倒す気は毛頭ないから」
絶対返させろ、ってのも珍しい。
と。
「失礼します!!華琳様!」
切羽詰まった声と共に、髪を後ろで結った、武官らしき眼鏡の子が走り込んできた。
「騒がしいわよ稟。今は客が―」
「それどころではありません!」
曹操に駆け寄り、耳打ちをする。
文官の口が動く度、曹操の表情が険悪に変わっていった。
「――華佗。申し訳ないけれど、火急に対処しなければならない要件が入ったの。本来なら名医を持て成したいのだけれど……」
「気にしなくていいよ。そこまでされると、今度はこっちが窮屈になってしまう。ここで失礼しておくよ」
「ええ。貸しを引き取りに来る日を楽しみにしているわよ」
815:名無しさん@初回限定
10/01/31 22:53:22 QVIM8TLcO
支援
816:名無しさん@初回限定
10/01/31 23:03:37 71J6LSfu0
乙です
季衣はいい子だなぁ
817:外史喰らい ◆g3lwFV02dE
10/01/31 23:14:18 jlpfKKMV0
以上です。
途中(797と800の間)でさるってしまい、ご迷惑おかけしました。
原作第2章中盤~後半に当たる内容になります。
次回からなのですが、
どうも今の文章量だと、投下に2ヶ月以上かかってしまうようなので、
一回分を半分に区切って、前後編、という形で投下ペースを速めたいと思います。
「また!?男だらけの恋姫†無双」、次回は第3話「一つと八つ(仮)」になります。
外史喰らい編もきちんと書き進めていますので、そちらをおまちの方もご心配なく。
支援ありがとうございました。
818:名無しさん@初回限定
10/02/01 10:36:27 X32DzEkP0
乙、正直男だらけとか誰得と思ってたんだがw
意外と面白いな
819:名無しさん@初回限定
10/02/01 21:19:35 ujdFxxL1Q
外史喰らい氏乙
しかし、随分と閑散としてるな
本当に投下があった後のスレの状態かこれは?
感想すらろくにないとか寂しいなぁ、おい
直投下後くらいはなんか反応しようぜ、専用板組と違って読まれてるかわからないんだしさ
これじゃあ投下側もしがいがないだろ
820:名無しさん@初回限定
10/02/01 21:42:01 ScjFpZ/h0
気持ちは分らなくもないが、何度も言われているように反応は強要するものではないだろう。
821:名無しさん@初回限定
10/02/01 21:42:16 MZr58JjE0
まとめサイトで作品だけ呼んでてスレの方には数カ月ぶりに来てみたけど、人いなくなってる?
なんか北郷帝の人も来なくなってるみたいだし、なんかあったのか
822:名無しさん@初回限定
10/02/01 21:54:10 l/RyqFlo0
北郷帝信者大暴れ
スレ崩壊
作者、避難所へ
823:名無しさん@初回限定
10/02/01 21:54:24 ujdFxxL1Q
>>820
専用板組はそれでもいいだろうな
読まれてるか知れるんだから
だけど、直投下してる作者はスレの反応だけが頼りなんだぞ
なのに、それを訴えるのもだめってのはさすがに非人道的すぎやしないか
824:名無しさん@初回限定
10/02/01 21:57:27 6Ehzjm15P
作者に迷惑掛かるだけだからその辺でやめておけ
825:名無しさん@初回限定
10/02/01 22:00:33 MZr58JjE0
>>822
なるほど。サンクス
俺もファンではあるけど、信者すぎるのはちょっとなーとは思ってた
アンチすぎるのも同様だけどさ
ひきつづきまとめサイトのほうだけで読むことにするよ。みんなの作品だけに集中できるし
826:名無しさん@初回限定
10/02/01 22:02:23 ujdFxxL1Q
ごめん
外史喰らい氏がなんかかわいそうでつい…
外史喰らい氏、応援してるひとはいるからね
827:名無しさん@初回限定
10/02/01 22:05:01 hTSVphcL0
今日も荒らしが大暴れ、と。
828:名無しさん@初回限定
10/02/01 22:06:05 6bGWLJFL0
>>825
まぁ、>>822で北郷帝原理主義の連中がもこうに行ったからある意味ではスレは正常になりつつある
829:名無しさん@初回限定
10/02/01 22:59:46 EKH7PBmxO
応援したいなら自分の感想だけ書けばいいんだ
他人にレスを要求する(ととられる)ような真似をすれば「○○信者はウザい」と反感を買う恐れがあるんだし
830:名無しさん@初回限定
10/02/01 23:23:39 jTcH3mPH0
>>827
荒らし乙
首つって氏ね
831:名無しさん@初回限定
10/02/02 00:57:11 a0ESph4r0
>>817
外史喰らい乙
こういう話もありだなwいがいと面白かったぜ!
話の形としてもなんかいいな、一刀の新たないかしかたって感じに思えた
これから、一刀がどう作用していくのかを楽しみにしてるぞ
追伸
西涼、色々見させてもらったんだがなんか怪しいものを見つけたぞ
あんた何という本を持ってんだw
832:名無しさん@初回限定
10/02/02 23:35:46 kAZb3pin0
>>781
>>817
一壺酒氏への避難所の反応と比べてお前らの人気の無さといったら・・・(´;ω;`)ブワッ
833:名無しさん@初回限定
10/02/02 23:39:21 Esac3xSl0
>>832
人気っつーか規制にかかっただけだろ、反応が少ないのは。
早とちりよくないよ
834:名無しさん@初回限定
10/02/02 23:50:00 DvPa8kke0
>>833
荒らしに反応するなよ 一壺酒氏を引き合いに出す時点で確定だろ
835:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:02:06 xtwvBJZ+0
>>832
荒らし乙
何も言わずに消えろ
836:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:15:42 DfwdXQJT0
>>833
そんな都合良く規制にかかってる人ばかりなわけない
外史喰らいについてだけ言えば何度か言われてるが
かなり人を選ぶ趣向なために反応する人も他に比べて少ないだけだろう
837:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:18:31 jPCCK1oJ0
もっともらしい理由つける必要もないだろ
どっちも需要がないだけ
838:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:29:50 0LLYwJDv0
>>833
もっともらしい理由つける必要もないだろ
どっちも需要がないだけ×
どっちも需要が少ないだけ○
839:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:33:05 jPCCK1oJ0
>>833
もっともらしい理由つける必要もないだろ
どっちも需要が少ないだけ×
どっちも需要が皆無なだけ○
840:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:51:18 P3rlgmFL0
しかし、よくまぁいまだに書き続けてるよなどっちも
需要が無くなった時点でふつうはTINAMIとか理想郷とか他のどっかにいどうするだろうに
需要が無いところに供給するのは馬かの極だが、こうなる前に教えてやらなかった俺らにも罪はあるのかもな
841:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:51:34 O3z+jXOf0
はいはいおしまいおしまい
ここからは桃香の魅力についてでも語ろうぜ
842:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:53:11 t3v12Fa50
桃香の理想がよくわかりません。
843:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:53:27 Gt68b6in0
桃香の魅力はおっぱいである。
しかし、ゲームではおっぱいぷれいがなかったことに遺憾の念を禁じえない
844:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:55:38 DfwdXQJT0
話題変えるにしても外史スレでやる話題でもない気がするが
845:名無しさん@初回限定
10/02/03 00:57:14 t3v12Fa50
いや、きっと、桃香の魅力を深く深く理解して、SS書いてくれるんだよ。 >>841がw
846:名無しさん@初回限定
10/02/03 01:03:40 P3rlgmFL0
こうやって話を濁してきたのがいけないんだって
ちゃんと、もうこのスレにお前の投下を期待してる人間なんて全然いないからさっさと余所に行った方がいいって勧めるべきだったんだ
外史喰らいにせよ清涼剤にせよな
どっちも今では新参とは言えないから意見もしづらいのはわかるけど言わなきゃどっちも不幸になるだけなんだ
新参の人には親切に言ってあげたんだから二人にも言わないと駄めだ
外史喰らい&清涼剤
もうここに投下は止めるべきだし余所行った方がいい
今一度本当に自分のSSがここに必要かどうかを考えてみろ
847:名無しさん@初回限定
10/02/03 01:20:31 z6lGXVKA0
>>846が、自分の意見がスレ住人の総意の如く講釈垂れてますが
皆さん、いかがですかー?
誰か、この寂しがり屋のかまってちゃんに温かい言葉をかけてあげてー
848:名無しさん@初回限定
10/02/03 01:23:24 pR9PcBuW0
まぁ、いなくなっても一壷酒氏の玄朝秘史がカムバックすりゃスレの住人不足もどうとでもなるからな
この際、長く勘違いしてる書き手にも忠告していいというのを広めるという意味も込めれば二人への退去勧告も意味あるだろうし>>846に同意しておく
849:名無しさん@初回限定
10/02/03 01:38:42 uzYY1Yj00
全然いないとか皆無という言葉の意味を辞書で調べてから書き込めよリア厨
皆無だったら一個も乙なんて付かないんだよチン毛ハゲw
850:名無しさん@初回限定
10/02/03 01:40:02 O3z+jXOf0
>>844
じゃあどういう話題ならいいんだ?っていうか
桃香の魅力について語ることの何処がこのスレに相応しくないんだ?
>>845
いや、俺もわからんから聞きたかっただけだよw
851:名無しさん@初回限定
10/02/03 01:43:33 kK+6dmyS0
>>849
そうだな、皆無ではないな
"ほぼ"皆無なだけだw
>>850
そういう話題がしたけりゃ、総合スレにでもいけ
852:名無しさん@初回限定
10/02/03 01:47:41 uzYY1Yj00
>>851
お前の崇拝する北郷帝はもうここにはUPされないらしいぞ?
避難所へ移動して崇め奉って来いよリア厨w
あぁ、だけど北郷帝には18禁描写があるのでチンコに毛が生えてから読みましょうねw
853:名無しさん@初回限定
10/02/03 01:55:24 1jDvQhkFO
てす
854:名無しさん@初回限定
10/02/03 01:56:14 kK+6dmyS0
>>852
荒らしもどき乙
お前がボキャ貧のバカだということはわかったから避難所にでも引きこもってろ
それと北郷帝と自分の気に入らないレスをした人間を結びつけるなどっちも迷惑だ
855:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:03:17 z6lGXVKA0
>>839-851
自演さんがボロ出したぞw
お前みたいなのがいると信者とか信者を偽装したアンチとか信者嫌い>>852とかが湧いてくんだよ
そして、空気悪くなって避難所に行く職人が増えるんだよ…ワロス…
IDはともかく文面でモロバレ。
もう帰れよ、レスせずにまとめサイトに齧りついとけ
856:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:04:19 uzYY1Yj00
>>854
北郷帝狂信者マジキメェw
ほぼ皆無とか寝言レス付けてる自分が荒らしだと自覚無いんだろうね…北郷帝信者はw
まぁ、毛が生えて剥けて一人前になってから噛み付いて来たまえw
857:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:06:11 5DcJaoD+0
>>282-283
282 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2010/01/08(金) 23:15:59 ID:dl3nVvQt0
うっせぇちんかす野郎
北郷帝以外はくずだってわからないのは社会の底辺
283 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2010/01/08(金) 23:17:28 ID:dl3nVvQt0
>>282
まったくもってその通り
これが大多数の意見だってわからないやつ多すぎ
この誤爆をやらかしたやつが帰ってきたか。
858:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:08:07 kvKWaI3y0
あれ、バカみたいなヤツが急増してる?
859:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:10:23 z6lGXVKA0
>>858
熱くなってたみたいだ、正直スマン…
860:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:28:48 8NHKVifP0
さすがにこんだけ荒れたんだから原因である清涼剤も外史喰らいも立ち去るべきだな
かといって避難所はもう一壷酒氏や新しい書き手たちで容量オーバー気味だろうから
行くべきではない
そうなると、やっぱ余所行くべきだよな・・・
861:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:34:14 Bv37+4By0
荒らしが消えるわけでもないから無意味
北郷帝が続く限り永遠に荒れ続けるよ
862:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:39:17 gTWClcjr0
ならいっそ玄朝秘史以外の作品が消えればいいね
863:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:42:21 Bv37+4By0
そうだね
このスレは北郷帝専用で他は全部避難所行けば荒れないかもね
864:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:44:22 133G/9Jm0
どうでもいいけど、玄朝秘史って言おうぜ
865:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:46:10 iHaHZch00
>>863
そうだな、正直外部との繋がりのあるスレに置くべきは玄朝秘史のような作品であるべきだからな
それと、もうスレ名を次からは「恋姫†無双~ドキッ☆乙女だらけの玄朝秘史~」にして専用スレとして
避難所も玄朝秘史スレ避難所にしよう
866:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:48:27 iHaHZch00
書き忘れ
避難所は規制くらった人が感想書く、もしくは一壷酒氏が規制くらったときに投下する場所にしよう
後は、玄朝秘史のSSというかSSSを誰かが書いて投下する際の場所にしよう
867:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:50:40 Bv37+4By0
三次創作なんて元ネタが穢れるだけだろ
868:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:51:31 jCTAbMcW0
>>860
原www因wwwww日本語でおkwww
>>862-866
つーか何で一壷酒氏が避難所行かないといけなくなったか理解してるか?
お前のせいだよw
これだけ諸氏に迷惑かけて反省の色無しとか…荒らしにしても酷過ぎる
869:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:57:55 iHaHZch00
>>868
いや、大元はもうここでは大して読まれてもいないSSを投下してる二人に忠告があったのが始まりだから二人と言えば二人だろ
それと一壷酒氏が避難所行くことになったのはアンチ共が訳の分からんことをほざいたからだろ、マジでアンチ氏ね
>>868のように草生やしまくってるような頭の緩いやつだったんだろうなあのクソ荒らしのばかアンチは
870:名無しさん@初回限定
10/02/03 02:59:21 1jDvQhkFO
なにやら荒れてるようだな
871:名無しさん@初回限定
10/02/03 03:09:14 iHaHZch00
荒れてるというか、玄朝秘史アンチがスレの代表として発言した>>846に絡んで話をややこしくしただけ
何にせよ清涼剤と外史喰らいはどうすべきか考えるべきだということだ
後、玄朝秘史はあのSSの持つ人を惹きつけるだけの魅力を存分に発揮するためにもこっちでやるべき
そして今まで以上にここに人を集めて貰うべき
872:名無しさん@初回限定
10/02/03 03:22:50 JtXXLN6F0
そんなことよりSS書こうぜ!
873:名無しさん@初回限定
10/02/03 03:24:07 jCTAbMcW0
>>832-837-839-840-846-848-851-860-861-862-863-865-866-867-871
は全部同一人物
そして>>872には全面的に同意しておく。
874:名無しさん@初回限定
10/02/03 03:26:21 rWu3Xk720
>>873
>>868と>>873も加えとけ
そして>>872には全面的に同意しておく
875:名無しさん@初回限定
10/02/03 03:30:28 gTWClcjr0
>>872
玄朝秘史の足下くらいには追いつくのが出てくるといいなw
876:名無しさん@初回限定
10/02/03 03:34:34 bjJejozc0
いつの間にやら800超えてる、いったい何があった
877:名無しさん@初回限定
10/02/03 03:36:33 pR9PcBuW0
外史喰らいと清涼剤
いろいろあって
ここを去る
878:名無しさん@初回限定
10/02/03 03:48:33 VWZ7WO6d0
ちょっと待て、一言もそんなこと書いてないじゃないか。
普通に外史喰らいと無じる真の続き待ってるんだが?
勝手に排斥しないでくれよ
879:名無しさん@初回限定
10/02/03 03:59:49 WH+OSsdS0
>>878
触るなただの構ってチャンだから
880:名無しさん@初回限定
10/02/03 04:05:36 pR9PcBuW0
>>878
だから、そう言うのは少数派なんだって
そういうこのスレで多くに求められないようなSSはいっそ余所でやった方がいいって話をしてたんだよ
よく見直してみ、二人のSSを待ってるような人間は少数派だってことについては誰も否定してないから
881:名無しさん@初回限定
10/02/03 04:29:20 VWZ7WO6d0
むぅ、しかし規約的にここでしかできん表現もあるし
何より少数派は消えろっていうのは暴論だろう
このスレに書き込んでないからって待ってる人がいないというのは飛躍しすぎ
実際に俺はちょっと前まではまとめで読むだけだった
882:名無しさん@初回限定
10/02/03 06:48:05 z8NKMZuX0
スルー検定試験落第者ばっかだな
883:名無しさん@初回限定
10/02/03 07:20:45 Gq2HEaBL0
お前は随分冷静だな。
俺は正直、リアルタイムでいたら書き込んでたな。
なんせ、遅れて見たにもかかわらず腹が立つ。二人の作者のことをなんだと思ってるんだ?
人間だってわかってるのか?SSを書くマシーンだとでも思ってるんじゃないのか?
俺はスレの治安よりも作者の心配を優先したID:VWZ7WO6d0に感謝するね。俺の気持ちを代弁してくれてありがとう。
スレのこと考えてスルーするのもいいが、これで作者二人が書くのを止めたら元も子もないからな。
二人の作品を待ってる立場としては二人のことを優先的に考えてしまうってもんだ。
まぁ、二人のうちどちらも待ってないだろう>>882にはわからんだろうな。
過度な持ち上げだったら俺もスルーだとは思うけど、さすがに他人をも巻き込んで貶しまくっててその他人もスルーは見てられん。
無言は肯定って言葉があるくらいだからな、>>846のような意見が主流だと作者に伝わる可能性は0じゃないからな。
884:一壷酒 ◆1KOsYU0skY
10/02/03 08:53:17 1mW8XxuG0
こうして書き手が出てくるのに批判もあるでしょうが、少しだけ。
わかっていながら誤解されている方がいるようですが、私は二度とこのスレに投下したり投下告知をする予定はないし、
そのつもりもありません。見ての通り規制解除されていますが、関係ありません。
スレが荒れていようが静かだろうが、関係ありません。
(そんなものが本当にいるかどうかは知りませんが)アンチだか信者だか、それも全く関係ありません。
避難所に行かなければならなかったというのも、帰ってくるというのも的外れです。
私は好きで避難所で投下告知をしているのです。
私は作品を書いている書き手ですから、作品に対する反応は全て真摯に受け止めさせていただきます。しかしながら、
他者は当然にそれを許容するいわれはありません。
他者に自分の考えを押しつけるのは、非常に傲慢なことです。
以上の前提で、ごく個人的な『意見』を一つ。
一つのなにか(拙作も含めて)にかこつけて、他のものを攻撃するような行為は、どんな意図があろうと下品で下劣であり、
私はそれを軽蔑します。
お目汚し失礼いたしました。
885:名無しさん@初回限定
10/02/03 09:57:13 Rm1UI6h40
URLリンク(koihimemusou.x0.com)
………買わずに待っていて良かった
あの無駄にでかいパッケージはどうにかして欲しかったからな
886:名無しさん@初回限定
10/02/03 11:13:00 Kcwi7hgj0
>>884
何故一壷酒氏も反応するかな・・
ここはもう作品なんかそっちのけで荒らしたい人とそれすらスルー出来ない人達が多くいるんだから
特に今後こちらで作品の投下等されるつもりも無いのであれば、なおさら放っておくべきだと思います
他人に諭された位で荒らしもスルー出来ない人も居なくなるのなら、こんな状況になってないでしょうし
887:名無しさん@初回限定
10/02/03 11:14:09 VWZ7WO6d0
これで、静かになってくれればいいんだけどね
888:名無しさん@初回限定
10/02/03 16:25:25 UaVkwb5L0
規制解けてたら今から何か作って投下する
889:名無しさん@初回限定
10/02/03 16:40:18 8NHKVifP0
一壺酒氏、ごめんな
俺、しばらくここには来ない!避難所で声かけるだけにするよ
890:名無しさん@初回限定
10/02/03 20:42:18 z8NKMZuX0
ID変わってるかもだけど882です。ちょっと長文かも。
なんか883に叩かれたが個人的には作者様はどの方も尊敬してるし
少なくともこのスレと避難所で連載してくれている作品はすべて
楽しく読ませて貰ってます。
まずはこれは大前提として知ってて欲しい。
で、>>883
こう言っちゃなんだけど作者様がやる気がなくなって連載終了は俺ら
読み手がどうこう言える問題じゃないでしょ。
確かに投下しやすいスレにするべきってのはあるけど、
荒らしなんてしょせん愉快犯で触られれば楽しいような奴等、
思い通りにスレが荒れればさらによし、でしょ。
愉快犯なんてそいつにとって楽しければ何度でも再犯するだろうし
根本的にはスルーしか対応手段はない物と考えてるから朝の一言書かせていただいた。
そもそも作者様2人に対してマシーンじゃない、人間だとか言ってるけど
その言葉自体作者様はこの程度の荒らしの自作自演も見破れない人だ、って
言ってるとしか俺には思えないんだが。
これで883が実は自作自演の1レスだったら、とか考えちゃったがあえて投下。
スレ汚しすまん
891:名無しさん@初回限定
10/02/03 21:07:15 zfJivNXMO
>>890
ちょっと気になったが何を根拠に自演だと言ってるんだ?
自演を証明しないといまいち言葉に説得力がない気がするんだが。
アンチが群がった可能性だってあるし、もちろん素で書いてることだってありうる。
それに書き手達がどの可能性を重く見るかなんて本人以外にはわからないんじゃないか?
もしかしたら真摯な態度でスレと向き合っててああいうのを意見の一つとしてとらえてるかもしれないだろ。
そういう書き手がいたら>>890の昨日の流れをマジで見てるやつは愚かみたいな発言にショックを受けかねないんじゃないかと思う。
まぁ、言わんとすることは概ねわかるんだけどね。
だけど、ちゃんと言葉の裏付けや選抜をしないとそれだけ熱心に書いても信憑性や誠実さが欠けて見えかねないぞ。
892:名無しさん@初回限定
10/02/03 21:48:22 0DQCeznC0
久しぶりに春蘭の拠点見直したが
初めては、華琳たち無しの二人っきりの方が良かったと思う・・・
893:名無しさん@初回限定
10/02/04 00:20:13 PTHUN2h+P
次の投下に向けて全裸待機
誰が来るか今のうちに妄想していようかな
894:名無しさん@初回限定
10/02/04 07:59:04 L5SISkLz0
4レスくらいのネタが出来たんだけど投下するべきか否か・・・
895:名無しさん@初回限定
10/02/04 08:18:10 G6WbAHF60
こっちに投下を悩むならあっちに投下してみれば
896:名無しさん@初回限定
10/02/04 14:27:31 4w6fJTBJ0
もうすぐバレンタインSSの季節だけど
チョコレートってあの時代の技術でも作れるのかな?
897:名無しさん@初回限定
10/02/04 14:46:13 PRI1PQ1r0
まずカカオを入手できるかが問題だ
898:名無しさん@初回限定
10/02/04 14:51:57 G6WbAHF60
松の木の皮から代替品を作ろうと思えば出来るが
あっちに松ってあったっけ?
899:名無しさん@初回限定
10/02/04 15:29:38 4w6fJTBJ0
カカオは無理だろうなぁ
でも松はいけそうな気がするな、松自体は中国にもあるし、いつからあるのかはわからんが
900:名無しさん@初回限定
10/02/04 17:37:59 lGZKIFNC0
うっかり逆チョコを教えてしまった一刀が大変な目に・・・・
901:名無しさん@初回限定
10/02/04 18:11:23 b2FdSbRs0
一刀「俺がいた世界ではバレンタインデーに女の子が男にちょがつくものをあげてたんだ」
ヒロイン「へぇー」
貂蝉「どぅふふふ、それはちょ、う、せんよん」
ALL「!?」
902:名無しさん@初回限定
10/02/04 20:30:30 fK5rax5+0
「ちょ」が付くのは意外に多いけどなw
903:名無しさん@初回限定
10/02/04 21:20:01 Y9bma5BA0
>>901
鈴々「ならお兄ちゃんには鈴々をあげるのだー」
季衣「なにおー、兄ちゃんはボクが欲しいんだよね?」
翠「な、なら私もご主人様に★■※@▼●∀っ!?」
星「ほほぅ、では私もこの身、差し上げねばならぬかな?」
霞「一刀ー、ウチのこともらったってー」
七乃「私のこの身はお嬢さまのものですから~」
天和「一刀~」
地和「ちぃたちを」
人和「あ、あ・げ・る♪?」
テラカオスw
904:名無しさん@初回限定
10/02/04 21:23:55 b2FdSbRs0
>>902-903
なんかオラわくわくしてきたぞ!
905:名無しさん@初回限定
10/02/04 21:27:12 PRI1PQ1r0
愛紗と焔耶も字にちょが入ってるな
906:名無しさん@初回限定
10/02/04 23:35:09 Jxo+xwGu0
>>905
焔耶「何故貴様なぞにワタシをくれてやらねばならぬ!ワタシは桃香様に食べて頂きたいのだ!!
・・・・・が、ど、毒見と言うならし、仕方あるまい・・・」
907:名無しさん@初回限定
10/02/04 23:44:42 G6WbAHF60
>>906
焔耶「北郷のところで粗相があってはなりません
・・・毒見は私が・・・」
908:名無しさん@初回限定
10/02/05 00:11:19 k0ctyPkP0
>>907
いきなり桃香の毒味になる経緯が意味不明だぞw
909:名無しさん@初回限定
10/02/05 03:21:54 zNnz4k38P
結局誰も愛紗の小ネタは書かないんだなw
910:名無しさん@初回限定
10/02/05 09:24:04 pJjryJP30
>>909
愛紗はすでに食べられてたんだよ
911:名無しさん@初回限定
10/02/05 10:03:16 tV6ndv8q0
カカオは新大陸原産だからあの時代の中国には存在しないはずなんだが……
作中で新大陸原産のトウガラシ(しかも"唐"辛子の呼称で)が登場しているからあると考えても良いかも
912:名無しさん@初回限定
10/02/05 10:44:36 AHftZ0Oo0
んなもん突っ込んでたらあの時代スカートなんかねえよ
913:名無しさん@初回限定
10/02/05 10:57:01 AWBNdBhW0
そもそも、あやつらがガバガバ飲んどる茶だって当時は高級品だぞ
茶葉を仕入れる事態が結構大変でな
まぁ、結局はだな……
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914:名無しさん@初回限定
10/02/05 12:34:51 +hag49Nu0
いやいくら外史だからって調達、作成が無理なものだって本編中で出てきてるんだから
なんでもかんでもこまかいことにするのは浅はか
915:名無しさん@初回限定
10/02/05 12:37:46 SK75o7u20
当時存在しないはずの食材で商売して大成功してそのお金で世界を変える、とかだと大問題
でも飯ウマーなら特に問題ない気がする
916:名無しさん@初回限定
10/02/05 12:42:30 6x+WEztMP
んなこといっても何が可能か不可能かなんて結局データがないんだからどうしようもないだろ
だったら、各外史ごとでその辺が違う程度に考えときゃいいだろ
別に、俺らがあれがあるのはおかしい、これがあるべきとか言う必要はないだろ
そもそも、本編でだって本来存在しないようなものが出てる
そんな作品の小道具を実際の時代と照らし合わせるほうが無理がある気がするんだがな