恋姫†無双~ドキッ☆乙女だらけの外史演義~ 19at EROG
恋姫†無双~ドキッ☆乙女だらけの外史演義~ 19 - 暇つぶし2ch850:名無しさん@初回限定
09/12/23 21:55:29 dUKsExeR0
>>846
桂花はドMという強い個性があるからそれでもいいけど
簡単にあしらわれてしまったらツンキャラとしての魅力は半減だろ
理不尽なのが苦手?逆だよ、理不尽だからこそいいんじゃないか
その理不尽が封じ込められたり、非難されたりするのが問題なんだ

851:名無しさん@初回限定
09/12/23 22:08:24 sgx/E/bV0
>>849
うまいこと言ったなw

852:名無しさん@初回限定
09/12/23 22:44:10 rI5sn/a3O
>849
座布団3枚

853:名無しさん@初回限定
09/12/23 23:22:07 J5EUQm3i0
>>849
洛陽を割譲しても良いレベル

854:名無しさん@初回限定
09/12/24 04:55:59 EJ0YXCkLO
>>844
>>850
同じベースソンでも恋姫無双より、春恋乙女の方が向いてるんじゃないか?
ハーレムゲーのスレに来てハーレム苦手って言われても

855:名無しさん@初回限定
09/12/24 09:21:51 gxK8J44y0
書くのが難しい・苦手って意味じゃないのか?

856:名無しさん@初回限定
09/12/24 09:53:15 C8jjj/pG0
無印は個別エンドもあるしハーレムってことはあまり気にならないからな
でも真やって、やっぱハーレムは苦手だな~と思った
だから真に準拠すると全然人間関係をイメージできなくてさ
他の作者さまの真似して長編とかも書こうとしてみたけど
なかなか難しくて、ちょっと手に負えないような気配が……orz

857:名無しさん@初回限定
09/12/24 10:00:01 CjmDnGVR0
そういうの愚痴るのはせめて避難所でやろうぜ。

858:一刀十三号 ◆vgiLUhkT66
09/12/24 20:35:16 7YP3via6O
現在帰宅中
本日桃香予定の方居ますか?

859:名無しさん@初回限定
09/12/24 20:36:41 gP9J9ZVcP
ノシ

860:一刀十三号 ◆vgiLUhkT66
09/12/24 20:47:28 7YP3via6O
あなたはメーテル様でしょうか?

861:名無しさん@初回限定
09/12/24 21:29:52 beoNKB8P0
【遼来々】

霞「うおおっ!死ねや孫権~!」

蓮華「キャッ!」

思春「蓮華さま!お怪我は!」

霞「チッ…もう少しやったのに…」

思春「張遼!私が相手だ!」

霞「甘寧か!かかってこんかい!」

蓮華「……」

一刀「蓮華!無事か?!」

蓮華「か…一刀…」

一刀「蓮華…お、お前…」

蓮華「ち、違う!これは違うぞ!長江に落ちて濡れただけだ!」

孫権が恐怖のあまりお漏らしをしたかどうかは永遠の謎である…

862:名無しさん@初回限定
09/12/24 21:51:43 NxNuWZY3O
>>861
布教乙

863:一刀十三号 ◆vgiLUhkT66
09/12/24 21:54:21 7YP3via6O
帰宅中断、職質中(笑)
ギャー!もうこんな時間(;_;)
準備溺死だい、時間の都合上、非難所に桃香しようと思ってます。
そんなにイブに野郎一人は怪しいか警備隊隊長一刀!

864:メーテル ◆999HUU8SEE
09/12/24 22:15:46 w8aOeS4x0
わたしの名はメーテル……クリスマステキストを投下する女。

何事も無ければ22時30分より桃香予定よ、鉄郎。

865:名無しさん@初回限定
09/12/24 22:27:31 4XgpW3pQO
>>864
了解!
総員、支援砲撃用意!

866:真・恋姫無双 外史 「美羽と七乃と賛多黒臼」(1/8)
09/12/24 22:31:49 w8aOeS4x0
 美羽の朝はそれほど早くない。
 夜は早かろうが眠くなったら気ままに寝るのだが、朝は誰かが起こしに行かない限り、昼近
くまで起きてこないのだ。
 そして、そんな彼女を起こす仕事は、ただ起こすだけに終わらない。
 かの美少女君主様は、寝起きしばらくは「うにゅ」と鳴くだけの可愛らしくも無力な生き物
であるので、顔を洗う、歯を磨く、服を着替える、朝食をとる、その他さまざまな支度、これ
ら一切を世話してやらねばならないのだ。
 このなかなかに大変な朝のお役目は、以前は七乃が一人で行っていたものだが、今は月と七
乃が日替わりで交代して行っている。
 当初七乃は『お嬢様のお世話は私がするんですっ!』と言い張ったのだが、袁家を中心とす
る勢力の規模も大きくなっており、それによって仕事も増え、彼女自身相当に忙しい身の上に
なってしまっている。現実問題として毎朝の時間、美羽にべったりとくっついているのは難し
くなっているのだ。
 これはなにより、以前とは違ってその仕事をきっちり監視監督しているお目付の軍師もいる
のが大きい。
 それでも要領良くほどほどに手を抜きつつも、きっちり片付けて美羽に構う余裕があるあた
り如才ないのだが、やはり多忙には変わりなく毎朝美羽を起こすのは物理的に不可能だ。
(なお、彼女とは正反対に、真面目にかっちり仕事をこなすが故に、時間を上手にやりくりで
きないのが陳宮である)
 一方、月に関しては美羽自身も彼女のことを気に入っており、月も美羽のことを自分の妹の
ように可愛がっていることから、美羽の世話係としてはこれ以上望めないほどの適任者であっ
た。
 それでなくとも洛陽の都で窮地を救われ、その上生きていく場所まで作ってくれたことを、
月は深く感謝している。
 美羽に関する苦労なら、買ってでももしたいというのが正直なところなのだ。
 そういうわけで、月は多忙を押して世話する七乃と、交代で朝のお勤めを果たしていた。


867:名無しさん@初回限定
09/12/24 22:35:18 MJ11lzR60
F-2

868:真・恋姫無双 外史 「美羽と七乃と賛多黒臼」(2/8)
09/12/24 22:35:26 w8aOeS4x0
「何の音かな……?」
 月が疑問を漏らしたのは、そんな朝の勤めを果たすために彼女の部屋の前に来たときだった。
 普段なら朝のこの時間、シンと静まりかえっているはずの部屋の中から、今日はなにやらド
タドタと物音がするのである。
 これが戦慣れした武将たちであったなら不審に思うところであったろうが、月は特に気にす
ることもなく戸を叩いた。
「美羽ちゃん、起きてるの……?」
 月は声をかけてから遠慮がちに戸を少し開け、そこからひょっこりと顔を覗かせた。
 すると中にいた美羽から、元気良く声がかけられた。
「おお、月か。今日もおはようなのじゃ!」
 朝、部屋の中でこんなふうに美羽から挨拶されるというのが既に異常事態だが、月が目にし
た部屋の中はもっと尋常ならざる様相であった。

 部屋の中には、既に着替えを済ませた美羽の他に、
『はっ!』
『ほっ!』
『せいやっ!』
『そいやっ!』
 と、かけ声を出して作業する、屈強そうな体つきをした男たちが数名いたのである。
 彼らは、美羽の部屋の窓に何かを取り付けようとしたいたり、天井に何かを取り付けようと
している。
「えと……美羽ちゃん?」
「ん?……おおっ!」
 月がやや怯えた視線を男たちに向けていることに美羽が気づくと、コホンと一つ咳払いをし
てから説明を始めた。
「こやつらは七乃配下の、親衛隊の者たちじゃ。今朝は少々頼み事があって来てもらっておる」
『『『『はっ! 我ら袁術様親衛隊、〔内装†無双〕であります!!』』』』
 男たちは美羽の紹介に呼吸を合わせ、一斉ぐるりと顔を向けて、黄金色に焼けた顔に無駄に
白い歯を輝かせて月に笑いかけた。
「へぅ」
 それは月でなくとも、悲鳴を漏らしてしまうのは仕方がない不気味なマッチョフェイスであった。


869:名無しさん@初回限定
09/12/24 22:36:23 5M7Rsd+x0
支援

870:真・恋姫無双 外史 「美羽と七乃と賛多黒臼」(3/8)
09/12/24 22:37:36 w8aOeS4x0
 そして部屋の中。
 未だ男たちが作業する音がトンテンカンテン響いている。
 内装†無双の皆さんが作業する音をバックに、美羽と月は円机を前に並んで座っていた。
 円机の上には、美羽の朝食が並べられている。
 美羽の健康は勿論、目を楽しませることも考えられた、色とりどりのおかずが、何種類も少
量ずつ皿に乗せられている。
 無論、これらの献立を考えているのも七乃である。
「美羽ちゃん、今日は一人で起きられたんだね」
「うむ、今日はなにやら自然と早く目が醒めてしまってのぅ」
 それを聞いて月はにっこりと微笑む。
「うん、それはいいことだね」
 美羽が早く目覚めてしまった理由には月も心当たりがある。そこまで思い至って笑ったのだ。
月にとって美羽のこういう気質は実に好ましいものであった。
 だが、笑ってから思い出したように、部屋の隅で作業する男たちを見ながら月は問いかけた。
「……あの、それで、あの人たちは一体何なのかな……」
 美羽が早起きをした理由と、〔内装†無双〕の存在がどうしても結びつかなかった。
「うむ、こやつらは今晩の仕掛けを任せてあるのじゃ。次は卵焼きが食べたいの」
「仕掛け?」
 そう言って、月は箸で卵焼きを割ると、自分でまず一口食べて、何の問題もないことを確認
してから、残りを美羽の口元へ持っていった。
「あーん」
「はむ」
 毒味である。
 本来は毒味役が事前に箸をつけて、食膳に毒が盛られていないかを確認するものであるのだ
が、美羽の場合はこうして直前に毒味をするのが常であった。

871:名無しさん@初回限定
09/12/24 22:39:57 4XgpW3pQO
こんな所で朝飯はイヤだwww
支援砲撃!

872:真・恋姫無双 外史 「美羽と七乃と賛多黒臼」(4/8)
09/12/24 22:40:37 w8aOeS4x0
「今宵は大捕物があるのでな、その準備なのじゃ。次は魚が食べたいの」
「お魚だね。……はい、あーん」
「はむっ」
 加えて美羽は箸も持たない。
 流石にこれは甘やかしすぎかなと思わないでもないのだが、美羽自身別に箸を使うことがで
きないわけでもなく、他の者の目がある前では普通に食事を取っているので、別にこのままで
もいいのかなと最近は思っている月である。
「それで、大捕物って何をするの?」
「はむはむ……。今日は栗州升とかいう行事の日らしい」
「うん、そうみたいだね」
「一刀の奴の話では、なにやら栗州升の日に靴下をつっておくと、賛多黒臼なる怪人が真夜中
に部屋に忍び込み、密かに贈り物を置いていくらしいのじゃ! ……次は芋が欲しいの」
「はいはい」
 栗州升と賛多黒臼。その話は月も一刀から聞かされている。
 なんでも天の国の行事で、西の方で産まれた偉い人の誕生日を祝う風習らしい。
 天の国の行事をお気に入りの美羽が、今日それを言い出すのは予想の範囲内である。
「それでな、妾は気づいたのじゃ! 賛多黒臼を捕まえてしまえば、奴が配ろうとしている贈
り物を、すべて独り占めできるではないか! とな」
「……はぇ?」
 その言葉を聞いて、思わす掴んだ箸から美味しそうな芋の煮物がポロリとこぼれ落ちた。
「賛多黒臼は、靴下を吊した者、すべての前に現れるそうじゃ。つまり、き奴めを捕らえれば、
この世のありとあらゆるものが手に入るということなのじゃ!」
「えーと……」
 月は改めて、部屋の中を見回した。
 よく見れば、窓辺に設置されようとしているのは、侵入者の身動きを封じるトリモチではな
かろうか。
 よく見れば、天井に設置されようとしているのは、侵入者を捕らえる網ではなかろうか。
 そして更によく見れば、そんなものがこの部屋中、いたる所に設置されているではないか。
 その意味に気がついた月の笑顔が、小さく引きつった。


873:真・恋姫無双 外史 「美羽と七乃と賛多黒臼」(5/8)
09/12/24 22:43:27 w8aOeS4x0
 北郷一刀は確かに月に栗州升と賛多黒臼の話を教えていた。だが、月は美羽の口にした以上
の真実も聞かされていた。
 曰く、賛多黒臼の話は、子供だけが信じているおとぎ話なのだと。
 本当は賛多黒臼なんてどこにも存在しない。贈り物は親が賛多黒臼の代わりに子供に用意し
ているのだと。
 月はそれを聞いたとき、どうして子供にそんな嘘を教えるんだろうと彼に聞いたと。それを
聞かれた天の御使いである彼は、
『大人はさ、生きていくために嫌が応にも色んなことを知らなくちゃいけないんだと思う。だ
から子供の頃くらいは、夢を見た方が良いって思うんじゃないかな。そう思うから、昔子供だ
った大人は、子供のために幸せな嘘を教えるんだよ、きっと。今だけは、ってさ』
 そう答えて笑ったのを、覚えている。

 美羽はその真実に気づいていないようだった。
 彼女は無邪気に賛多黒臼が実在して、子供たちに贈り物を配ってまわるのだと信じている。
 そしてこのままいくと、罠に引っかかって捕まるのは、賛多黒臼ではない誰かに違いない。
 そのとき、美羽は一刀の言う『幸せな嘘』の真実を知るだろう。
 そこまで思い至ったとき、月は、
「あの……美羽ちゃん、そういうのは、いけないんじゃないかな」
 そう口にしていた。


874:真・恋姫無双 外史 「美羽と七乃と賛多黒臼」(6/8)
09/12/24 22:46:37 w8aOeS4x0
「うん? どうしてじゃ?」
「うーん。美羽ちゃんがそうやって賛多黒臼が捕まえちゃったら、贈り物をもらうはずだった
他の人たちは、どうなっちゃうのかな?」
「無論、妾が独り占めじゃから、何ももらえんじゃろうな」
「それって、もらえなかった人はとても悲しいんじゃないかな? 泣いちゃうんじゃないかな
?」
 心なしか責めるようになってしまった月の言葉。それを耳にして美羽は、はっとした顔にな
り、それから可愛らしく眉間にしわを寄せた。
「むぅ、それは確かに……、そこまでは考えておらんかったのじゃ」
「美羽ちゃんだって、誰かが独り占めしたせいでもらえなくなったら、嫌な気持ちになるでし
ょう?」
「む、むむむ……」
 諭されて、美羽が唸りはじめた。
 基本的に美羽はアホの子であるが、悪い人間ではない。
 言って聞かせればわかる程度の分別は持っているし、それを言うのが月や七乃なら尚更だ。
「確かに月の言うとおりじゃな……よし、決めたぞ! 月よ、妾は賛多黒臼を捕らえるのを辞
めるぞ!」
 拳を掲げて力強く美羽が宣言する。
 それを聞いて月もぱちぱちと小さく手を叩いた。
「うん、それが……」
 『いいね』、と言いかけたそのとき、月の言葉を遮って、突如として戸口がドパァンッ! 
と音をたてて開かれた。

「いけません美羽さまっ!!」


875:名無しさん@初回限定
09/12/24 22:49:52 SYXQ8Zm30
支援

876:真・恋姫無双 外史 「美羽と七乃と賛多黒臼」(7/8)
09/12/24 22:49:53 w8aOeS4x0
 放たれた鋭い制止に、思わず二人の目がそちらに引き寄せられる。
 そこには軍服風ではあるが、プリーツスカートにニーソックスという、決して軍服ではない
袁術親衛隊の服を着た女性が立っていた。
「七乃!?」
 そう、多忙を極めているはずの七乃である。
 二人が呆然としていると七乃はつかつかと中に入ってきて、胸の前で両手をきゅっと握って
左右に振る、『いやいや』の動作をした。
「いけません、お嬢様ともあろう方が、ただ贈り物を享受するだけだなんて! 全然、ぜんっ
ぜん! そんなのらしくありませんよ!」
「なんじゃとっ!?」
 その言葉に、雷に打たれたように美羽が硬直する。
「いや、だがしかしそうかもしれんっ……。七乃や、妾は一体どうすればいいのじゃ!?」
「きっともっと美羽さまに相応しい、冴えたやり方があるはずです!」
「なんとっ!?」
「……えぇとー」
 盛り上がる二人に挟まれて月が、声を漏らした。
 せっかく上手く治まりそうだったものが、ものの見事に台無しである。

「はっ!? そうじゃ、妾は思いついたぞ!」
「流石美羽さまっ! 思わず期待しちゃいますっ! で、何を思いついちゃいましたか?」
「うむ、賛多黒臼が独り占めするはずだった賛辞を、妾が奪うじゃ!」
「ええっ! そんな!?」
 さも驚いた風を装って言う七乃であるが、顔の方は実に楽しそうだ。
「妾が賛多黒臼の代わりに贈り物を配るのじゃ。さすれば何も知らぬ俗人どもは、本当は妾が
与えたものとも知らず、ただ賛多黒臼を褒め称えるに違いない! その実、妾を褒め称えてい
るとも知らずにの!」

877:名無しさん@初回限定
09/12/24 22:51:35 KoCUB/jd0
SHIEN

878:名無しさん@初回限定
09/12/24 22:52:44 NxNuWZY3O
十三号氏まだー????????

879:真・恋姫無双 外史 「美羽と七乃と賛多黒臼」(8/8)
09/12/24 22:53:51 w8aOeS4x0
「なあるほど! 美羽さま素敵です! 予算のことで後々詠ちゃんとねねちゃんが発狂する見
事にはた迷惑な思いつきですっ! しかもそれ、賛辞されてるの美羽さまじゃなくて賛多黒臼
なんですけど、面白そうだから言わないでおきますぅっ!」
「わはははっ! 良いぞ、妾をもっと誉めてたもっ!」
「いよっ、美羽さま! 三国一の策士っ!」
「そうじゃろうそうじゃろう。うはははは! よし、善は急げ、月も行くぞ! まずは配るも
のを集めるのじゃ!」
「へぅ……?」
「はぁーい。共犯者さま一名ごあんなーい」
「あ、あの……」
 おろおろとした月の手を、美羽と七乃が強引に引いていく。

 そんなわけで、袁仲はその日も平和であった。

 メリークリスマス!

880:名無しさん@初回限定
09/12/24 22:54:50 exVc9nii0
支援

>>878
いま避難所に投下中

外史スレと避難所に職人が同時投下ってすごいなw

881:メーテル ◆999HUU8SEE
09/12/24 22:59:47 w8aOeS4x0
わたしの名はメーテル……投下終了を告げる女。
クリスマスだけれども、今回もいつもの通り美羽と七乃よ。

さて、以前に予告していたようなしていなかったような「歌合戦」ネタなのだけれど、まさかのアニメ版とのネタ被りのため、公開を延期させてもらうことにしたわ……
手直しがすんだら、また報告に来るわね、鉄郎。

882:名無しさん@初回限定
09/12/24 23:00:21 4XgpW3pQO
乙でした~
続きが気になりますwww
外史スレと避難所行ったり来たりで大変だwww

883:一刀十三号 ◆vgiLUhkT66
09/12/24 23:05:19 7YP3via6O
すいません、ポカやりまして上の↑コテ廃棄します。間違って晒してしまいました。
非難所の桃香ごめんなさい、今日は桃香しただけで中断します。
寝かして下さい。
ごめんなさい。

884:メーテル ◆999HUU8SEE
09/12/24 23:07:30 w8aOeS4x0
わたしの名はメーテル……早速脱字を発見よ、鉄郎。

>>まとめさんへ
876 名前:真・恋姫無双 外史 「美羽と七乃と賛多黒臼」(7/8)[sage] 投稿日:2009/12/24(木) 22:49:53 ID:w8aOeS4x0
の3行目を
袁術親衛隊の服を着た女性が立っていた。

袁術親衛隊の制服を着た女性が立っていた。
に、修正して掲載してくださると助かるわ……

「服」と「制服」じゃ大違いね、鉄郎……

885:名無しさん@初回限定
09/12/24 23:10:51 982eNgcZ0
サンタクロースのおじさん一応三国志の時代にぎりぎりかすってるね
URLリンク(ja.wikipedia.org)


886:名無しさん@初回限定
09/12/25 00:03:13 9Kd00NlB0
しかし、投下してる側も支援してる側も
随分とさみしいクリスマス送ってるな……

887:名無しさん@初回限定
09/12/25 00:23:25 l02/LKPj0
11時まで試験管振ってましたがなにか?

888:名無しさん@初回限定
09/12/25 00:45:27 4KZZmwiu0
平日だからな


さぁ、今日も仕事だ……

889:名無しさん@初回限定
09/12/25 01:29:24 dgVLRdcZ0
おお、メーテル来てた、乙ー。
やっぱり美羽はかわいいのう。
そして、巻き込まれた月が大変そうだw

890:名無しさん@初回限定
09/12/25 11:37:07 K/loUsFvO
美羽分をしっかり補給させて貰いました、乙です

891:名無しさん@初回限定
09/12/25 18:09:45 kCXJFhFK0
今日はまた投下あるかなー?

892:名無しさん@初回限定
09/12/25 23:20:57 5+go63ZR0
メーテル乙です。

>>886
24、25日は有給取って
無印、真(蜀√途中)やってたよ。
とても充実してたけど、
他人から見たら寂しいよなw

893:清涼剤 ◆q5O/xhpHR2
09/12/26 01:17:13 GVWl+yk+0
クリスマス終わっちゃいましたね……流れに乗り遅れちゃいました。
それでも余韻は残っていると信じて投下してもいいですかね?
ちなみに久しぶりに直投下しようと思います。

894:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:17:35 ZfKGUu2d0
おー、

895:清涼剤 ◆q5O/xhpHR2
09/12/26 01:19:22 GVWl+yk+0
問題がなければ30分頃から投下スタートします。

896:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:22:05 6kIwezn20
時差の分でロスタイムがあるさ

897:「無じる真√N-If End ver.christmas」(1/12)
09/12/26 01:31:29 GVWl+yk+0
 ―
 ―
 ――
 ――さよなら……白蓮。
 あの静かな夜、俺は彼女の……公孫賛こと白蓮の元を去った。
 そして、気がつけば元々いた世界へと戻っていた。
 そこは、俺がいなくなる直前とまったく変わらず俺に起こったことなどまるで夢だったか
のようにさえ思えてしまった。
 だが、わかる……夢ではあり得ない程に鮮明に記憶が残っていたのだから。
 二つの世界に渡って繰り広げられた俺の旅……その長い道のりとさまざまな出来事、そ
れらが嫌と言うほどしっかりと心の中に残っていた。
 それでも、俺はここに帰ってきてからただ以前同様の日々を過ごしていた……ただ黙々
と。
 正直、心ココにあらずといった様子が続いていた。ただ、向こうでの経験が役に立った
のか半分魂が抜け出ているような今の俺でもそう、失敗を犯すようなことはなかった。
 そして、今日も教室の席に座っている俺は窓の外に広がる景色へと視線を向け、特に
何も考えることなくため息を吐いた。
「なんや、また黄昏れとるんか? かずピー」
「…………はぁ」
「って、聞いてへんのかい!」
「ん? あぁ、及川か……どうした?」
「どうしたやあらへん! かぁーっ、すっかり忘れとるやん自分!」
「え?」
 目の前でいつぞやに似た反応を示す及川佑……一応俺の友人である。
 こいつとも随分と離れていた。もっとも、記憶から抜け落ちかけていたため向こうにいた
頃は、ほんの少ししか思い出すことはなかったが。
「かずピー、今日は聖戦に敗れた男たちが集うって言うといたやろ?」
「あぁ……そんなこと言ってたっけか」
 そう言われて、数日前にクリスマスまでに彼女を作れなかった、もしくは聖なる日を目の
前にして破局を迎えた者……そんな男たちを集めて大いに盛り上がる……そんなよくわ
からない会を及川が開こうとしていたのを聞いていたことを思い出した。

898:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:33:14 Q0TWjOgA0
うp板じゃないのか珍しいな支援

899:「無じる真√N-If End ver.christmas」(2/12)
09/12/26 01:36:06 GVWl+yk+0
「そう! 今宵は男たちの挽歌がクリスマスを吹き飛ばすんや!」
「というか、お前、あの……名前忘れたが、新しく出来た彼女はどうした?」
「うぐっ!?」
「おい―」
「やっかましい! どーせフられましたよ!」
「え……だって『クリスマスに独り身なんて死んでもお断りや』って言ってただろ?」
「そんときはそのはずやったんや……まさか、クリスマス前にフられるとは思っとらんかっ
たっちゅーねん!」
「わかった。わかったから……涙をふけ」
 目の前でさめざめと泣く及川にハンカチを渡す……などということもなく、袖でぐしぐしと
目元を拭くのを待つ。
「まぁ、そういうわけやから―今日は思いっきり盛り上がるでぇ!」
「……俺も行かないとダメか?」
「当たり前や! こんな日にかずピーを一人にしたら―えぇい! さっさといくで!」
 くわっと顔を強張らせて詰め寄る及川を宥めつつ教室を出て行く。その際に教室に残っ
ていた女の子たちから複数の舌打ちが出たように思えたが及川の剣幕と関係もないだろ
うと考えすぐにその疑問は除外した。
「で、このまま行くのか?」
 校舎を出た辺りでようやく落ち着きを取り戻した及川に声を掛ける。
「ん? そやなあ……一旦着替えとこか」
「わかった……じゃあ、また後で」
「あぁ、集合は―やから。ほんじゃ」
 そうして、及川と別れた俺はすぐさま準備を整えボロ小屋同然の男子寮を出る。
「お、待っとったで」
「って、集合場所にいるんじゃないのかよ」
「せやから言うたやん。かずピーを一人にさせとくわけにはあかんってな」
 口端をにやりと吊り上げながら俺を見据える及川。一体何故、一人の時間を作らせない
ようにしているのだろうか……さっぱりわからない。
「さ、行くでぇ……今日はこの無念を晴らすんや!」
「はぁ……やれやれ」

900:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:38:32 ZfKGUu2d0
お、及川だ!w

901:「無じる真√N-If End ver.christmas」(3/12)
09/12/26 01:39:39 GVWl+yk+0
 隣で騒ぎ立てる及川を横目に空を見上げる。日も沈み、先程まで赤く染まっていた空が
黒い闇へと変貌している。その暗き天井に白く輝く光が点々と散らばっている。
 そんな星々を見ながら思い出す……最後の夜を。
(白蓮……やっぱり、悲しんだのかな……)
 手を繋いだときの白蓮はただ黙って俺の掌から伝わる温もりを感じているだけのようだっ
た。だけど、同じように彼女の体温を掌で感じていた俺にはどこか彼女の手を流れる脈が
速く打っていたように思えた。
 結局、白蓮がどのような反応を示したのかはわからない……ただ、やはり彼女は涙した
のだろうか……そんなことをもう何度考えただろうか……この、フランチェスカの存在する
世界へと戻ってきてから幾度となく白蓮たちのことを思い出しては枕を濡らした。
 そして、何度もあの世界のことを考えた……何故あの"外史"に行くことになってしまった
のか、一体何が原因であの外史は産まれたのか……そして、その存在の意義とはどこに
あったのか……だが、それらはもう俺には知る術など無い。
「……ピー、かずピー、北郷サド左右衛門!」
「失礼な! 誰がサドだこの野郎」
 無礼な事を行ってくる及川に全力の拳をめり込ませる。
「いたた……かずピーが呼んでも返事せんからやないか。ひどいでぇ……このサド」
「あ?」
「い、いや……まぁ、えぇ。それより、ほれ、みんな集まっとるで」
 そう言って及川が指さす方へと俺も視線を向ける。そこにはいかにもと言った様子の男
たちが集まっている。
「みんな、この聖夜をぶっ飛ばすために集まった猛者や!」
「…………そ、そうか」
 男が集まるとここまでむさ苦しいものだったのか……今になって俺はそれを痛感せざる
を得ない。割と広めの一室を持つカラオケスタジオの中、野郎共の歌を聴きながらそんな
ことを思っていた。
 かれこれ、数時間。ぶっ通しで歌い続ける聖夜の戦士たち……その喉は強化されてい
るのか枯れることなくその怨念の強さを見せつけるように声を発し続けている。
「今日もひとり……あしたもひとり……あさっても、しあさっても。いつも孤独……俺は孤独
―」
「やれやれ」

902:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:42:23 ZfKGUu2d0
結構ゆっくりめで気をつけてるみたいだけど、一応、しえーん。

903:「無じる真√N-If End ver.christmas」(4/12)
09/12/26 01:42:50 GVWl+yk+0
 及川を中心に全員が束になってマイクに向かって大声を張りはじめているのを見ながら
一人ため息を吐く。見苦しい光景から目を離して窓から空を見ると、星の一つがキラリと
煌めいてどこかへと流れていった。
「―今日は僕がサンタクロース。ふざけたこといってんじゃない! ヘイ! ジングルベ
―」
 流れ星が少し気になり、拳を振り上げて派手な音に乗って叫ぶように歌う男たちを後に
部屋を出る。
「あれは……」
 フランチェスカの敷地へと流星が落ちた……そう見えた瞬間、すでに脚は走り出してい
た。
 イルミネーション煌めく街を駆け抜ける……目指すはフランチェスカ。
 街ではカップルたちが愛を誓い、子供がサンタクロースの話題に目を輝かせ、それを親
が微笑まし下に見つめている。
 また、そのサンタクロースという人物のトレードマークの一つと言える赤を基調としつつ
も袖などに白いファーのついた服を着た若い女の子が店の前でケーキを販売している。
「及川あたりなら……買いまくるんだろうな」
 友人の馬鹿な姿を想像し僅かに口元をほころばすが頭を左右に振ると思考を切り替え
て再び駆け脚の速度を一層増した。
 敷地に入る際、ついでに寮で制服に着替えておく……警備の人間に呼び止められて
もそれならば足止めを食らう確率が減るからだ。
 そうして男子寮を出た俺は流星が落ちたと思われる辺りへ向けて駆け出した。
「……確かにこの辺りに……」
 あの馬が荒野を駆けていた世界と違いしっかりと舗装された道を思い切り踏みしめなが
ら辺りを見渡す。
 異常なほどに高鳴る胸の鼓動、それに対して、息が乱れることはない。さんざん鍛練を
積んだ成果なのだろう……実際、このフランチェスカへと戻ってから体育の授業で疲れる
ことは無くなっていた。
 以前ならば、多少鍛えているとは言っても所詮現代っ子、僅かなりとも息が上がっては
いた。その頃と比べればそれなりに身体も頑丈になっていた。
 それが、今や俺の目的をいち早く達成するのに一役買っているのだからありがたいもの
ではある。
 そんなことを想いながら走り続ける俺の視界に二つの大きな人影が映り込む。

904:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:44:50 Q0TWjOgA0
支援

905:「無じる真√N-If End ver.christmas」(5/12)
09/12/26 01:45:26 GVWl+yk+0
「……ん? だ、誰だ!?」
「ぬふ、お主が北郷一刀であるな?」
「へ?」
 そこにいたのは白い髭を蓄え、先程街にいた女の子が着ていたような服装をした―。
「さ……サタン?」
「がははは! 我が美貌に対するあまりの驚きに呂律が回っておらぬわ!」
「え……いや……」
「我が輩は……そう、サンタクロースであるぞ!」
「い、いや……赤と白を基調とした服……白い髭……サンタの特徴は捉えているが……」
 何よりもさっきから俺の視線にちらちらと入りこむ白い布地……もとい、ふんどし。何故
か目の前の自称サンタクロースは先程の女の子同様、下のズボンは履いて居らずその
代わりに褌を締めていた。正直、気持ち悪い。
「これこれ、あまり漢女の股間を凝視するものではないぞ」
「こっちだって見たくて見てたわけじゃない……いや、それよりだ」
「む?」
「この辺に星が落ちてこなかったか?」
 目の前にある脅威……いや、驚異な変態を相手にしている時間がもったいないと思い、
俺は必要なことだけ聞くことにする。
 すると、変態は口端を吊り上げ渋い笑みを浮かべる。
「うむ、それならばまず間違いなく私のことだな!」
「…………いや、『漢女』って単語の時点で嫌な予感はしてたんだ……うん。まぁ、一応
聞くけど、外史やらなんやらとか、貂蝉とかの関係者ですか?」
「うむ、そのとおりだ。私はサンタクロース……もとい卑弥呼。貂蝉と同じ……いや、やつ
以上の漢女よ!」
「うげ……」
 さもありなんと言った様子で頷く卑弥呼に俺の気分が急降下する……出来れば漢女と
いう名の化け物には会いたくなかった。
「ちょっとぉぉおお! 聞き捨てならわねぇ!」
「む! もう来おったか!」
 突然、遠くから近づく地響きと叫び声……そろそろ警備の人間が来かねないのでは…
…そう思える程やかましい。

906:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:45:44 ZfKGUu2d0
サタンw

907:「無じる真√N-If End ver.christmas」(6/12)
09/12/26 01:48:51 GVWl+yk+0
 その人影に対して卑弥呼が構えを取る。相対する人影も瞳と思わしき箇所をギラリと鈍
く光らせて卑弥呼に飛び掛かった。
「ふんぬぅぅうう!」
「んふぅぅうう!」
 瞬間、辺りを衝撃波が襲う。二つの人影がぶつかり合ったことによる余波だった。俺もそ
の勢いに飛ばされ駆けるがなんとか堪える。
 そして、立ちこめる砂埃へと目を懲らすとそこには二つの影が何事もなかったかのよう
に立っていた。
「やれやれ……いきなり攻撃を仕掛けるとは……何を考えておる?」
「だってぇ~卑弥呼ったら、わ、た、し、のご主人様に嫌らしい視線を送っていたから……」
「何を言う! た、確かに良い眼をしたオノコではあるとは思いはしたが……べ、別に我が
だぁりんに負けず良いオノコであるとはお、思ってなどおらぬのだからな! そこのお主も
勘違いするでないぞ!」
「…………しねぇよ」
 頬を赤らめながらビシッと指さされたのに対して俺の口から出たのは不満の声だった。
「それで……なんでお前がいるんだ貂蝉」
「んふぅ、今のわたしはピンクのパンティのト、ナ、カ、イさんよ。うふ」
「おげ……」
 言われてみれば貂蝉の頭には二本の角が生えている……が、どう見てもその容姿はト
ナカイではなく鬼だった。
「はぁ……それで、そのトナカイとサンタのクリスマスコンビが一体何の用だ?」
「んふふ……それはのう、良いオノコにクリスマスプレゼントを贈りに来たのであるぞ」
「そういうこと……もちろん、ご主人様もその一人よん」
 巨体である二人に挟まれ妙な威圧感を受けながら話だけはなんとか聞く。
「そ、そうなのか……で、一体俺に何を?」
「んふふ……それはね」
 貂蝉が微笑みながら卑弥呼に目配せをする。それを受け手卑弥呼が背後から妙に巨
大な袋を取り出した。
(い、今まで気付かなかった……)
 卑弥呼と貂蝉の存在感が強すぎたためかあり得ない程巨大な袋に俺は全く気付かな
かった。

908:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:50:33 T/Op3jGW0
しえん~

909:「無じる真√N-If End ver.christmas」(7/12)
09/12/26 01:51:57 GVWl+yk+0
「というか……でかすぎだろ……何入れてんだよ」
「んふ、それは開けてのお楽しみよん」
「さぁ、開けるが良いぞ!」
 二人に促されるように俺は袋を縛っている紐を緩める……気のせいか先程からもぞもぞ
と中身が動いているのが怖い。
「ん……縛りが固いな……よっと……うし! ほどけた」
 そして、ついに袋を開けることに成功した。すると、中から複数の気配が俺の身体を捉
える。
「つ~か~ま~え~ま~し~た~ぞぉ!」
「ひぃっ……って、星!?」
「久しぶりやな……一刀」
「霞まで……」
 袋から飛び出したのは一人の少女の運命を覆したことで俺が退場することになった外
史で共に過ごした少女たちのうちの趙雲こと星と張遼こと霞だった。
「また、主と呑みたくなりましてな」
「酒好きを舐めたらアカンっちゅーこっちゃ。にひひ」
「まったくだな……あははは」
 俺の知っている、"いつも通りの"笑みを浮かべる二人に俺も自然な笑みを浮かべる。そ
れでも三人の目尻には光るものがある。
 と、俺と共にそんな感慨にふける二人に続いてまだまだ人影が出てくる。
「もぉ~せまぁい!」
「ちぃをこんなところに入れてただすむと思ってるのかしら……まったく」
「そ、それよりも二人とも目の前……」
「一刀ぉ!」天和と地和の声が重なる。
「よっ久しぶりだな……」
「一刀さん」
 瞳を潤ませた天和、地和、人和の三人に俺は手を挙げつつ声を掛ける。やはり一つ前
の外史にて出会った少女たちだった。
 張角、張梁、張宝の三姉妹……黄巾党の頭でもあった三人だ。

910:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:54:56 hJC58Nkw0
猛烈に支援

911:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:55:21 ZfKGUu2d0
それだけの人数入ってるとたいへんだなw
さすがだw

912:「無じる真√N-If End ver.christmas」(8/12)
09/12/26 01:55:56 GVWl+yk+0
「そっか……三人も来たんだな」
「うん、一刀に会いに来たの……」
「あと、天の世界でも歌で一番をとるためにね」
「まぁ、そういうことです」
「はは……そっか」
 どうやら、三人はこちらの世界でも歌でやっていくのだろう……きっとアイドルにでもなる
のかもしれない……その時にはマネージャーになるのもいいかも……そんなことを考え
てる俺の顔に誰かの足の裏がめり込む。
「ちんきゅーきーーっく!」
「ぐふっ」
「こら……め!」
「恋殿……しかし、こやつは恋殿を泣かせたのですぞ?」
「…………きっと、ご主人様も泣いたと思うから……あいこ」
「は、はぁ……というか、お前は何をにやついているのです! 気持ち悪いヤツです」
 懐かしのキックの感触に浸っていた俺に対してひどいことを言ってくる陳宮こと音々音
に恋のデコピンが炸裂する。
「あいたっ!?」
「…………だめ」
「むぅ……」
「まぁまぁ、それより二人ともまた会えて嬉しいよ」
「…………うん」
「ふん! 別にねねはそれ程でもないのです」
「そうか、二人は二人のままなんだな」
 僅かに笑みを浮かべながら二人の反応も仕方がないとも俺は思う。二人とは少なくとも
一つ前の外史ではしっかりと関係を築けていなかったのだから。
「ちょっと、速くしてよ! ボクたちが出れないじゃないの!」
「へぅ~何だか目が回るよぉ、詠ちゃん」
「次は詠と月か……」
 いつも通りむっとした表情のまま出てくる賈駆こと詠と、酸欠のためか、はたまた入って
いた袋が動いた影響か眼を回している董卓こと月。

913:名無しさん@初回限定
09/12/26 01:57:45 hJC58Nkw0
これは・・・現代編が猛烈に見たい・・・・

914:「無じる真√N-If End ver.christmas」(9/12)
09/12/26 02:00:41 GVWl+yk+0
「別にボクはあんたに会いに来た訳じゃないんだから……ただ、月と離れたくなかったか
ら来たんだからね」
「詠ちゃん……」
「いや、わかってるさ。詠が一番に思うのは月のことだってことくらいはさ」
 詠の言葉に僅かに衝撃を受けて顔を曇らせる。すると、詠が急に慌て出す。
「あ……いや、別にそんなつもりじゃ……ボ、ボクだって……あぁ、もう! そうよ、あんた
に会いたいと思ったわよ、バカ!」
「詠……」
「詠ちゃん……」
「そっか、ありがとな詠。そして、ごめんな月……約束守れなかった」
 そう、俺の中で心残りの一つだったのだ……月の元へ帰るという約束を守れなかったこ
とが。そして、それが申し訳なくて、何も言えなくなる俺に月がにこりと微笑む。
「ご、ご主人様が帰っていらっしゃらなかったからわ……ぐすっ、私の方から来ちゃいまし
た……えへへ」
「その……ただいま……で、いいのかな?」
「はい……私の元へ帰ってきてくださいましたから。ふふ」
「そっか……うん、ただいま。月」
「お帰りなさい、ご主人様」
 互いに微笑みあう。そして、そっと月を抱きしめようと俺が一歩踏み出すのと同時に詠
が飛び上がる。
「何してんのよ!」
「おぶしっ!?」
 ねねに蹴られたのとは逆の頬に蹴りを放たれた。
「え、詠ちゃん……?」
「まだ、先があるんでしょ……さっさと済ませなさいよ」
 そう言うと、二人の後から次の人物が出てくる。
「まったく、一刀……お前というヤツは」
「華雄……」
「たった一人しかいない私の真名を預けた相手が消えるとは、嫌味にしてはきつかったぞ」
「……それは、本当にごめん」
「まぁ、こうして再会できたのだ。それは潔く水に流そう……だが、この世界ではそう争い
もないのだろう?」

915:「無じる真√N-If End ver.christmas」(10/12)
09/12/26 02:04:11 GVWl+yk+0
「あぁ、そうだよ」
「なら、私の真名を呼んでくれ……その……わ、私が武人一辺倒である必要の無い世界
なのだからな」
「あぁ、わかったよ」
 照れくさそうに早口で述べる華雄を微笑ましく想いながら俺は彼女の真名を呼んだ。
「――っ!?」
「どうした?」
「う、うるさい。なんでもないわ! わ、私の番はここまでだ!」
 急に声を荒げると華雄は俺の前から離れる。すると、今度は三つの影が露われる。
「あれ……三人?」
「一体、なんなんですのここは随分と雰囲気が違いますわねぇ」
「そうっすねぇ……なんか金のかかっていそうな感じですね」
「あ、どうもお久しぶりです」
「あぁ、これはどうも」
 物珍しげに辺りを見渡す文醜と袁紹を余所にぺこりと頭を下げる顔良に思わず俺も頭を
下げる。
「というか、何故ココに?」
「それが……あの後降ったのはいいんですけど。関係者の皆さんがどこかに行くと知りま
して……そしたら麗羽さまが『んまぁ、わたくしを置いて面白そうなことをするなど許せませ
んわ!』って駄々をこねまして……」
「あぁ……成る程」
 顔良の説明で成り行きはわかった。恐らく無理矢理ついてきたのだろう……なんという
か、これまでの感動が台無しな気分だった。
「まぁ、わたしたちはこの世界のことはよく知りませんのでよろしくお願いしますね」
「あぁ……よろしくな」
「あら、あれはなんですの?」
「言ってみましょうか」
「あ!? ちょっと二人とも! それじゃあ、これで。待ってよ二人とも、勝手にどこか行っち
ゃ駄目だよぉ~」
「な、なんというか動じないなぁ……」
 別の世界に訪れたというのにまったく行動や思考が変わらない三人に思わず感心して
しまった。

916:名無しさん@初回限定
09/12/26 02:06:10 ZfKGUu2d0
麗羽様たちは和むなあw

917:「無じる真√N-If End ver.christmas」(11/12)
09/12/26 02:07:15 GVWl+yk+0
 と、俺が苦い笑みを浮かべていると袋から妙な声が聞こえてくる。
「う、ううぅぅうううう……」
「な、なんだ?」
 まるで地を這う怨霊のようなうめき声に思わず俺は後ずさる。
「うがぁぁああ!」
「うぉぉおお!」
 奇妙な叫び声を上げて飛び出したのは―。
「ぱ、白蓮!?」
「くそっ……あちこちぼろぼろだ」
 公孫賛こと白蓮だった……何故か体中に足跡が付いている。
「ど、どうしたんだ……それ?」
「いや、初めは他の連中同様袋の中に座るようにして並んでたんだがな……途中で位置
が乱れてな……全員の下敷きだ」
「うわぁ……」
 あまりに不憫すぎて俺の瞳からほろりと雫がこぼれ落ちる。と、そこまできて俺の存在に
気がついたらしい白蓮が全身を震わせ始める。
「か、かかかかかかか」
「Car?」
「一刀ぉぉおお!」
「うわぁっ!」
 俺のボケを無視して白蓮が胸へと飛び込んでくる。その瞳からはぼろぼろと涙が溢れ
出している。
「白蓮……また会えたな」
「うぅ……ぐすっ、そ、そうだな……」
「よかったよ……また会えて」
「あぁ、私もだ」
 俺たちの間にそれ以上の言葉は無かった。ただ、抱きしめ合い互いの存在を確認する
だけだった。
 それだけで、今は十分だった。
 そんな俺たちの背後から貂蝉と卑弥呼の声が聞こえてくる。

918:「無じる真√N-If End ver.christmas」(12/12)
09/12/26 02:12:18 GVWl+yk+0
「ふふ……まさに聖夜の奇跡ってやつよ」
「Merry Christmasだな……がははは」
 二人の声に俺たちは振り返る。そこには、すでにどこかへ行こうとするトナカイとサンタ
の姿があった。
「二人ともどこへ?」
「まだ仕事があるのでな。この外史を見届けてくれた良きオノコたちの元へいかねばなら
ぬ」
「わたしたちからのクリスマスプレゼントを贈りに行くの……届け終わったらご主人様の下
へ帰ってくるから……それじゃ!」
 気がつけば二人は空へと待っていた。月光に照らされた二人はまさしくサンタクロース
とトナカイだった……なんてことはなく、やはり不気味だった。
 不気味な影を見送った俺の頬に冷たい者が触れる。
「あ、雪だ……」
 俺と同じように冷たいものに気がついた白蓮がそう口にしたのを聞きながら俺はある単
語を思い浮かべた。
「ホワイトクリスマスか……」
「どういう意味なんだ?」
「まぁ、直訳すると白いクリスマスだな……クリスマスについては」
「貂蝉から聞いたさ」
「そっか……でも、雪が降らなくてもホワイトクリスマスだったな」
「どういう意味だ?」
「だって、"白"蓮のいるクリスマスだからな」
「なるほど、違いない」
 そうして、互いに可笑しそうに笑い合う。もうすぐ、散っていた他の面々も集まるだろう。
「そしたら、クリスマスパーティーだ!」
 俺は内心でパーティーの開催を決めた。それはクリスマス……だけでなく、再会を祝し
たパーティーだ。



 そして、言おう、「メリークリスマス! 聖夜の奇跡にありがとう」って……。

919:名無しさん@初回限定
09/12/26 02:14:27 hJC58Nkw0
乙です
続きが気になりますなぁ

920:清涼剤 ◆q5O/xhpHR2
09/12/26 02:19:52 GVWl+yk+0
以上で終了です。
こんな時間にお付き合い頂いた方々、どうもありがとうございました。

>>896
時差分のロスタイムが許されるということは
まだ漢女サンタが、このスレの方々を含んだ"この外史(SS)を見守ってくださった"
良きオノコ達の元へ行く可能性もあるわけですね。

では、これにて失礼します。

921:名無しさん@初回限定
09/12/26 02:22:22 ZfKGUu2d0
おつかーれ。
ああ、こういうエンドもありだよなあ。
どうしても続きが見たくなるけどw

922:名無しさん@初回限定
09/12/26 02:22:47 Q0TWjOgA0
おつ~

923:名無しさん@初回限定
09/12/26 02:28:22 6kIwezn20
>>920
乙です!白蓮はホントいい女の子だなぁ

プレゼントがあるなら甘んじて漢女サンタの襲撃も受けるか……ウワァー

924:名無しさん@初回限定
09/12/26 02:40:34 vAyoEm6C0
乙です

俺は漢女が認めるようなオノコじゃないから
漢女サンタは来ないな

925:名無しさん@初回限定
09/12/26 05:58:17 Zula2dXF0
>>920
乙ッス。あぁ、これはこれでアリだなと思ったッス
続き見てみたくもあるけど……>>813みたいになったらガクブル

ん?何だ、窓に角の生えたマッチョとサタンクロスが……うわっなにをするやm

926:名無しさん@初回限定
09/12/26 07:33:15 iAWJwNbcO
>>920
乙でした~。
この後及川から携帯かかってきて、みんなの事がばれる所を妄想したwww

927:名無しさん@初回限定
09/12/26 12:51:16 wtfTJupO0
>>920
雄つですた
白蓮はいいのう

928:名無しさん@初回限定
09/12/26 13:10:35 rBg3sFJD0
213

929:名無しさん@初回限定
09/12/26 13:55:04 8i4PuUzM0
メーテル、十三号、清涼剤、各氏乙です。
クリスマスは仕事で2ch開いてる暇なかった……

メーテル氏は、相変わらずキャラの魅力を引き出して書くのが上手くて、話も短い中にきっちり起承転結つめこまれてて、テンポもさくさく進んで読みやすかったです。
十三号氏は、たくさんのキャラが入り乱れてるオードブルみたいな豪華さがあって良かったです。
清涼剤氏は、クリスマスで無じる真が読めると思ってなかったので新鮮な驚きがありましたw こういうEndもいいですね。今後も頑張ってください。


930:名無しさん@初回限定
09/12/26 17:12:52 JlWTVe2cO
北郷帝が無い時点でくそだろこのスレ
というか糞SS書いてる馬鹿共は感想もらえたからって調子乗んじゃねーぞ!!
あと、糞に感想書いてるオマエラも糞だな。
いや、糞にたかるから蝿だなw

931:名無しさん@初回限定
09/12/26 17:20:04 Yd4fEZoB0
遅ればせながら各氏乙っすー

専ブラって便利だな

932:名無しさん@初回限定
09/12/26 19:54:24 rjpjMpwR0
皆さん乙乙

933:名無しさん@初回限定
09/12/26 23:01:14 xTEFLol20
いっそ北郷帝が終わればこのスレも安定するって事か?

934:名無しさん@初回限定
09/12/26 23:06:09 cHF9Nas60
投下が沢山で、クリスマス前後はパラダイスだな。

皆ちゃんと分かってると思うが>>930はスルーしろよww


935:名無しさん@初回限定
09/12/26 23:09:06 JlWTVe2cO
>>933
そういう不謹慎なことは書くべきじゃないよ。

936:名無しさん@初回限定
09/12/26 23:10:59 QLRhEvTa0
>>934
既にNGだから問題ない

937:名無しさん@初回限定
09/12/26 23:14:25 Wbhnvq4W0
なんでNGにアンカー打つんだよ。

938:一壷酒 ◆1KOsYU0skY
09/12/26 23:31:57 +RpQAYJY0
いけいけぼくらの北郷帝番外編『北郷一刀の消失』後編をお送りします。
最初に書いておきますが、今回のお話と、その中での人物たち、特に一刀さんの行動に関しては、
賛否両論あるものと思います。無印をプレイして以来やりたかったテーマなので書き手としては
後悔もないのですが、読む方には鬱々とした展開と受け取る部分があるかもしれないことを警告
させていただきます。
なお後編ですので、すでに外史まとめサイト様にて掲載していただいている前編を読んでから、
お読み下さい。(前編は URLリンク(koihimemusou.x0.com) にあります)

◎注意事項
・番外編のため、絶対に読まなければ本編のストーリーがわからなくなる、という性質のものでは
ありません。作中の登場人物や物語をより掘り下げるためのものとお考え下さい。
・魏ルートアフターの設定ですが、一部、二部と進んできておりますので、まずは、そちらをご覧
いただけると幸いです。今回は番外編ですので、普段とも雰囲気が違います。
・史実とゲーム内情勢に関する独自解釈があります。
・恋姫キャラ以外の歴史上の人物等に関しては、名前の登場はあるものの重要な役割はありません。
・呉勢以外の一刀の子供が出てきます。
・Up板にてメールフォーム及びメールアドレスを公開しています。ご意見ご感想等ありましたら、
どちらからでもお気軽にどうぞ。フォームのほうはお名前、メールアドレスの記入が必要ありません。

いつも通り、本編はtxtで専用UP板にアップしましたのでご覧ください。
URL →  URLリンク(koihimemusou.x0.com)

そういえば、北郷帝では初の季節ものですかね。イベントごとにあわせてネタを考えるというのが
うまくないのでこれまでやってきませんでしたが、さてさて今回はどうだったでしょう?
さて、こうして番外編も終わりましたので、そろそろ本編再開となります。本編につきましては、
第三部第一回を、2010年1月2日投下予定です。
皆さん覚えてますでしょうかね、華琳さんと一刀さん達が叛乱軍に囲まれている状況からスタート
ですよ、はいw
それでは、またお会いしましょう。

939:名無しさん@初回限定
09/12/26 23:52:56 JlWTVe2cO
>>938
乙です。
やはりこれがなきゃ外史スレに価値はありませんね。

妄想のスペシャリスト……それはこのスレの住人でわw

940:名無しさん@初回限定
09/12/27 00:01:16 cNv5UPjF0
>>938
乙かれ
白蓮がらしすぎてなんか笑った


941:名無しさん@初回限定
09/12/27 00:43:34 wMN6DBK30
>>938
乙です
良いお年をお迎えください

942:名無しさん@初回限定
09/12/27 00:43:41 UmBPVHaA0
>>938
あーそういえば、まだ囲まれてましたっけ
すっかり勝ったつもりでいたw その後の葬儀には蜀の面々も来るのかな?
これからじっくり読ませてもらいます、乙でした

943:名無しさん@初回限定
09/12/27 01:17:45 lLgxi3YX0
>>938
乙でした。
未定と書いてありましたがもしかしたら…!と思いつつ来てみたら。
華琳との夢での邂逅に、何だか泣けてしまった

いやいやしかし、清涼剤氏の無じる真も投下されていたし、SSがたくさんあって幸せです

944:名無しさん@初回限定
09/12/27 01:54:32 IBGi97oC0
清涼剤氏・一壺酒氏乙です。

あとメーテル誤字報告と感想。
誤字報告
874「美羽ちゃんがそうやって賛多黒臼が捕まえちゃったら」の部分、2回目の「が」は「を」だと思う。

感想
美羽の姉的ポジションになってる月が良い味だしてたw
良い姉=月 駄目な姉=七乃 って感じで、IF√の醍醐味が出てて楽しかった。
次も期待してます。

945:名無しさん@初回限定
09/12/27 01:59:00 1C8XetOq0
>>938
一壷酒氏乙です。
白蓮は大成功してるよりほどほどに上手く行ってる方が信じられるし落ち着くんだろうなあw
華琳のパートは魏√後一刀が戻らなければああなる可能性もあるんだろうな。
しかし今回の話で一刀は更に覚悟を背負った感じだなあ。
第三部も楽しみにしてます。

946:名無しさん@初回限定
09/12/27 04:06:58 y5JzxmZm0
北郷帝マジオモシロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
他マジ糞すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

947:名無しさん@初回限定
09/12/27 04:40:03 heB5pgVmP
>>933
何言ってんだお前……むしろ北郷帝以外がいなくなればいいに決まってるだろ
ようするに董ルートはもう今月で終わりらしいからいいとして他の奴らもさっさと打ち切るなりして終わらせろっつー話だわな

948:名無しさん@初回限定
09/12/27 05:07:16 ODvCuFVx0
>>947

949:名無しさん@初回限定
09/12/27 05:07:50 ODvCuFVx0
>>947
同意
北郷帝以外イラネ

950:名無しさん@初回限定
09/12/27 05:18:35 YKSaz+Os0
だよなぁだいたい他のSSも楽しみにしてるとか言ってるヤツはただの八方美人か偽善者なんだよな
ま、そんなやつも少数派で実際の割合で言えば北郷帝さえ投下されてりゃいいって人が多くを占めてるわけなんだよな
そんな数も少ないうえに殆ど虚偽同然の楽しみ発言に乗せられてSSを書き続けてるバカm9(^Д^)プギャーーーッて感じだよなw

951:名無しさん@初回限定
09/12/27 05:30:51 mJufuNOy0
>>947
北郷帝が終わればお前みたいなカスが沸かなくなるって事だろ


952:名無しさん@初回限定
09/12/27 05:35:26 AdBVDSJA0
自演するならするでもうちょっとバレないように努力をしようとは思わないのかなあ。

953:名無しさん@初回限定
09/12/27 05:42:14 y5JzxmZm0
>>951
終われば~なんて事滅多に書くもんじゃないだろ

954:名無しさん@初回限定
09/12/27 05:44:47 hS62UELEO
もう飽きたしさっさと終わらせて欲しい。
そうすりゃいつもの北郷帝ファン装った自演君もいなくなるしな。

955:名無しさん@初回限定
09/12/27 06:03:37 m+isj2z40
>>954
いい加減にしろよ自演野郎!
お前はどうせ作品を見たこと無いからそんなこと言えんだろうが!
あの文量がどんだけ凄いかわかってるのか?
あれだけの量、そしてクオリティのものを慈善で俺らに恵んでくれてるんだぞ!
お前の発言はボランティアで配給してくれてる人たちに配給食飽きたからもっと別のを食わせろって言ってるようなもんだぞ!わかってんのか?
あれだけの内容を考え文章化するのがどれだけ大変かお前にわかるか?
一度考えてみろ・・・そうすればもう変な荒らしはしようとは思わないだろうからな

956:名無しさん@初回限定
09/12/27 06:23:40 AjQjXd2y0
はいはい自演乙

957:名無しさん@初回限定
09/12/27 07:26:55 PN0qrA1R0
年の瀬のお忙しい中、投下して下さった方々、誠におつかれさまでした。
色々と余裕の無い生活していても、このスレを眺めてるだけで
心癒されております。
これからも、ご自身に無理をかけない範囲で、頑張ってください。


958:名無しさん@初回限定
09/12/27 07:49:24 PN0qrA1R0
>一壷酒さん乙です。
各々が夢から醒める様子が凄かったですけど、特に最後の一刀が目覚める
辺りで背筋がゾクゾクしました。
たしかに、外史から外史へ渡った一刀は、あの世界からすれば奪われた
ようなものですよね。
ただ、一刀は自分の意思で立つべき世界を決めた。いわば独り立ちしただけ。
どうか、彼の決断が彼と世界を救う物である事を祈ります。

それはともかく、この呪いの実行者への裁きは、自業自得なんでしょうけど
思わず同情しそうなほどのとんでもない目に合うでしょうねw


959:名無しさん@初回限定
09/12/27 08:11:54 EfxAD/Pd0
>>一壷酒さん乙です。
番外編とは思えない程面白かったです。
今後も頑張ってください
それこそ、他のくだらないSS作者が北郷帝と同じスレに投下するのもおこがましいと自覚するくらいに!

960:名無しさん@初回限定
09/12/27 08:22:49 S2X35KIz0
北郷帝乙
あぁ、次の投下が待ち遠しい……出来れば余計な投下が無いといいなぁ

961:名無しさん@初回限定
09/12/27 08:26:22 RSCF67XK0
北郷帝はやっぱり一線を画してるなぁ……最初のあのキャラの表現といい
番外編なのにドキドキと胸を高鳴らせる感じとかたまりません

北郷帝があるからこのスレを見るようなものです、これからも頑張ってください


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