09/07/04 13:30:48 Q+vC1PZ40
日本の福音派
1997年前述の宗教系保守団体「日本を守る会」と、保守系識者団体「日本を
守る国民会議」が合併し、「日本会議」が発足しました。
これにより、社会の保守化と併せて戦後生まれの保守系宗教団体の政治活
動が活発になりました。アメリカでも近年福音派の政治台頭が顕著ですが、似
たような現象は日本でも生じているわけです。
なぜ靖国参拝がかくも重大論点になるのか、理由の一端が伺えるのではない
でしょうか。
神社本庁・生長の家・仏所護念会・モラロジー・キリストの幕屋・国柱会・霊友
会・崇教真光・念法眞教・黒住教などが、日本会議を構成する主な保守系宗教
団体とされています。
現在の日本において実効性のある保守的社会運動は主として宗教系の活動
が多く、新しい教科書をつくる会・拉致被害者を救う会なども、保守系諸教団の
信者が多数活動しているとされます。(※注8)
夫婦別姓・女帝容認・代理母出産など、多くの国民が消極的に賛成である問
題がいつまでも進展しなかったり、有害図書・有害ゲーム・青少年健全育成条
例・性教育・ジェンダーフリーなど、大多数の国民が無関心な問題に対して近年
急速に規制が強まっているのはこれらの団体の動きと表裏一体です。
この宗教系右派に距離が近い議員は、文教族が多いとされています。これは
木村篤太郎の「日本青少年善導協会(現・日本会議)」以来の伝統です。
具体的に言うと、生長の家とは村上正邦・平沼赳夫、霊友会とは石原慎太郎・
小野清子・森善朗らが近いとされています。
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