09/05/24 13:57:13 6Hilo4le0
>>216
>性道徳・性秩序と同レベルに保護すべき価値だと認識されれば、拡張できるのは当然ということになる。
判例はあくまで「最低限の」道徳秩序に関するものだし、君のあげた憲法学の教科書の解釈もそうだった。
拡張できるのは当然などとはいえない。
認識されれば、という仮定にはなんの意味もない。
現在の憲法の解釈体系の中で、「すべきでない」という論陣をわれわれは張っているのだから、
もし劇的な変動が起きたらという仮定は、もし今、現行憲法が停止されてファシズム体制に突入したら、
という仮定と同様に無意味だ。
>児童の権利を重視するという政治情勢になると思っている。
それは君の思い込み。
女性の政治進出は戦後、一貫して拡大してきたし、マドンナ旋風などもあったが、
わいせつ物三裁判と、暗黙のうちの表現規制の緩和は、そうした社会情勢を背景に行われてきた。
>しかし、10年後、20年後には、必ずや我々の正義が勝つと思っている
それならば、君はその正義とやらをわれわれに主張する必要があるんじゃないの?
思ってるのは、君が勝手に思ってるだけだから、反対派も別に止めないよ。
それこそ内心の自由だからね。
ただ、議論している以上、それが正義であることを体系的に述べる必要がある。
さっきから論文、論文と言われているのはそういうこと。
反対派の理屈は、別に憲法理論だけではなく、フォーマルな公共哲学や社会学、法哲学によって裏付けられている。
宮台のような国内のサブカル系の学者以外にも、
ドゥオーキンやロールズといった、基本的な法哲学を議論した学者の理論を引いてくることもできる。
表現の自由というのはそのぐらい、確固たる理念なんだが、
君が主張するような、立法府の専断で道徳の範囲を拡大するか、もしくは一般的権利の保護とやらは、
いったい、どんな理屈に裏付けられているんだ?