08/12/20 18:46:06 V9ePDwGd0
>>285
メーカー側の解釈によってまちまち。
基本ラインはメロディーや作詞などの原著作権に関しては作家に帰属していると考える。
それを元にできた音楽原盤はメーカーに帰属すると考える。
作家がジャスラックに信託契約しているとやっかいなので、そうではない人か、名義を変えてもらうことは必須。
演奏家(ヴォーカリスト)の権利は原盤の制作費に含まれる。
基本的には音楽チームに丸投げして原盤を納品してもらう。
原盤に対する対価は買取の場合と、ロイヤリティーに分かれる。
厳密な意味での印税とはジャスラックに通す場合を指し、ロイヤリティーとは厳密には違うので注意。
ロイヤリティーは販売量に連動する報酬のことで、その起算方法は自由だが、ジャスラックの印税は厳密に式が決められている。
ゲームにおける音楽の著作権の扱いは普通のCDと違って、メロディーや詞を直接管理するのではなく、
あくまでも仕上がった原盤(録音物)を指すので、この違いは音楽家とメーカーの間の大きな意識の差を生むので要注意。
契約書を作る場合も録音物に対して作るのがベスト。下手に著作権契約書を作ると無効になりかねないので注意。
(著作権契約書には一般的に金を払う側に開発義務(その曲を広く営業する義務)が伴うがメーカーには普通それはできないから)
契約書に関しては一般的な請負のものでも十分だが、下記のような流用に関してあいまいになる。
あいまいなほうがかえって得というケースが多いため、通常の請負契約書が多い。
質問には著作権と聞かれていたので、上記のように答えたけどね。