08/12/04 00:57:51 vhbUWjIh0
>>165
まあ、契約次第なんですが、
アニメ化などの際は、一般的には、関連する版権(グッズなども含む)をまるごと
売り渡す形になります。数十万~数百万が一度に支払われますが、わりとはした金ですね。
その後、仮にその作品が大ヒットしてすごい利益があがっても、その分のバックは1円も入りません。
利益のバックをうけるには、直接的な出資者になる必要があります。これはあらゆる制作におけるルールです。
制作委員会に直接お金を出して出資する、版権料をうけとらずにその分を出資とする、
キャラデザ、脚本などを対価なしで提供してそれを出資とする、などなど方法はいろいろあります。
音楽関係だけは印税スタイルにするのが一般的ですが、アニメではゲーム原作の音楽を使うのは稀です。
単なる原作提供者ではなく、出資者として参加した場合は、利益に対して、出資した金額に
応じたバックがありますが、プロジェクトの採算がとれなかった場合は、このバックは0円になります。
ローリスク・ローリターンか、ハイリスク・ハイリターンかの選択になるわけです。
なお、版権をさっくり売った場合でも、その後のメリットがないわけではありません。
アニメがヒットすると、それがすごい宣伝効果になって、元の原作が
数千~数万の単位で売り上げを伸ばすことがあります。その分は当然
自社の利益になります。