エロゲに関する悲惨な経験 その112at EROG
エロゲに関する悲惨な経験 その112 - 暇つぶし2ch1:名無しさん@初回限定
08/02/14 21:44:28 RHV3vwou0
――彼はいつも1人だった。

 わずかな時さえ惜しみ、二階の自室に篭った。
 忘れ去られ、ポスターとちり紙を胎に積もらせた直方体。

 殺風景でありながらどこか情趣さえ漂うのは、かつて称えられて
名作の箱が畳まれ、空間に薄く哀愁を添えているせいだ。
 過去の栄華に思いを馳せるように……見る者の胸を、打つこともある。

 若者たちは、しかし異なった所感を抱く。
 忘却された名作を、現実性なき駄作と受け止める。
 老いたものを、若者が忌み嫌い、排斥する。

 住人が連綿と繰り返してきた悲惨をなぞり、彼らはたまり場を得た。
 家庭でも世間でもない安息の場所。
 住人が《聖域》と呼んだ場所。

千々に撒かれた悲惨のピース。
どうか、優しく配列されますように――
引用文「最果てのイマ フルボイスver」

■前スレ エロゲに関する悲惨な経験 その111
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