08/02/04 22:14:40 9Z80Vvbp0
節分
冥夜「タケル。今日は節分の日だが、そなたの家では豆を撒かぬのか?」
武「あ~そういや今日か…昔はやってたけど最近はやらねえなぁ…」
冥夜「そうか…タケル…豆撒きしてもよいか?その…そなたの一年の無病息災を願いたいのだ」
武「…いいぜ。そういう事なら俺も節分したいな。だが、俺んちの節分はお前んちと異なるけど、それでもいいか?」
冥夜「うん」
武「うしっ!じゃあまず目を閉じてくれ」
冥夜「分かった」
―ちゅ~
冥夜「!?んっ……ん……」
武「…………」
冥夜「っんは……た、タケル?」
武「どうだ?これが俺んちの節分だ」
冥夜「ば、ばか……これは接吻ではないか……」
武「いいんだよ。キスしながらお互いの無病息災を願えばいいんだし」
冥夜「…………」
武「なんてな。ただ単に俺がキスしたかっただけだよ。豆なら確かあった筈だと思うんだが…どこだったかな?」
―ぎゅっ
武「お?」
冥夜「豆撒きは…撒かれた豆を自分の歳の数だけ食べるのだ…私はまだ、一回しか致してないぞ…」
武「…そうだな。残り18回、ちゃんとやらないとな」
冥夜「タケル……ん……」
―今年も、冥夜(タケル)が健康でいられますように…―
その後、キスをし終えた二人は自室に戻り
タケルちゃんは冥夜の豆を、冥夜はタケルちゃんの恵方巻きを美味しく頂きましたとさ