11/01/14 23:10:11 H9ph/GSC
エロ=悪になったのは西欧文化流入後から、いろいろ調べると楽しいよ
1563年に来日、三十四年にわたって九州、近畿、北陸などでキリスト教の布教に 従事したイエズス会宣教師ルイス・フロイスは、1585年に著した『ヨーロッパ文 化と日本文化』(岩波文庫)に次のように記している。
「日本の女性は処女の純潔を 少しも重んじない。それを欠いても、名誉も失わなければ、結婚もできる」
昭和初期 に兵庫、大阪、京都などの農村を十年間歩いて性規範を調査し『夜這いの民俗学』『 村落共同体と性的規範』などの著作に記録した民俗学者の赤松啓介氏(85)は「夜 這い」が私事ではなくムラの公事として広く行われていた、と指摘する。
男女が十二、 三歳になるとムラの「先輩」の指導で、「筆下ろし」や「水揚げ」(初セックス)を する。
その後は若者グループ「若衆」内部で相手を代えつつ楽しむこともあれば「総 当たり」もあった。
結婚も形式的で、夫婦が別々の男女と夜這いをすることも普通。
女性は十代で母親になり、十人ぐらい子供を産むのが普通だった。