10/05/22 21:27:45 sdOR98Bf
書けるうちに書いておこう(今月前半のレビューも規制巻き込まれで書けずorz)
睦茸「あまみドコロ」コアマガジン
話○+ 抜き○+ 消し極小 個人的総合○+
「ホットミルク」に掲載された表題作3話短編1話、および「メガストア」掲載のカラー6P「あまみドコロR」、
同じく「メガストア」掲載の短編5話、描きおろしおまけマンガ12P「あまみドコロS」を収録。消しは女性器
尿道付近トーン線(下の線の見分けはやや困難、カラーページはバッチリ)。
キス魔で定期的にキスしてないと禁断症状が出る(ホントに出る)ヒロイン・甘美と幼なじみのシンイチとの
これでもかラブいちゃ話。なんかこう身体の線崩れてるな~、と雑誌掲載時には思っていたのだが、描き
おろしの入浴シーン見て「なるほどわざとか」と納得。クーデレキス魔・甘美が初めて可愛らしく思えた
(いまひとつ股間に響かなかったのは着衣H主体だったから、と単行本買ってやっと気付いた)。
消しは小さいのだが抜きより雰囲気の本。
東雲龍「神篭りの少女」オークス
話◎ 抜き◎ 消し小 個人的総合◎
「XO」掲載の、熊本県の架空の村を舞台に繰り広げられる日常と退魔のお話。消しは女性器中心部分を
精液描写で消し(事実上の白消し、消しなしに見えなくもない)。
一見普通の女子高生が実は身体を張って退魔を行う「孕み巫女」という設定、熊本弁がバリバリ出てくる
ことによる日常感の演出、両者がいいバランスで組み合わさって面白いし抜ける。話がキチンと終わっていれば
太鼓判を押せたのだが「XO」休刊によりそれはかなわぬこととなった。残念。個人的に「ねぇね」(松文館)より
断然好み。どちらを選ぶかはお好みで。