10/03/22 20:44:18 lic9DAyI
その髭面の指示は、彩の耳にも残酷に響いた…
「やあッ!やだあッ…」
彩は、拘束される恐怖に手足をジタバタと暴れさせる。
しかし…髭面に背中を踏み付けられていては、逃げることも、起き上がる事すらもできない…。
そんな、身動きができない彩の耳に、
ガサガサと不気味な物音が聞こえてきた。
『いやあ…怖いよぉ…』
それは茶髪がベッドの近くに置いてある、大きな箱の中を物色している音だ。
その大きな箱の中には、何種類ものバイブやピンクローター、蝋燭や鞭、等々
様々な責め具が備えられていた。
「へへ!あった、あった。コイツで…」
その箱からロープを取り出すと、茶髪はベッド上の彩へと向かう。
茶髪が近付く気配に、彩はビクッと怯えた…
『ああ…助けてぇッ…』
茶髪は、踏みつけられている彩の身体を跨ぐと、
彩の太腿の上に、ドカッと尻を下ろし馬乗りに座った。
「いやああああッ!」
そして乱暴に、彩の手首を掴む。