10/05/21 10:18:44 RsRaiD99
>>520 からつづく
〇悲惨な性的描写が対象--反対の声は多い
「『ドラえもん』のしずかちゃんの入浴シーンの可否などが取り上げられているが、それは対象外。
対象は、子供を暴行する場面が詳細に繰り返し描かれているなど、悲惨な性的虐待が描かれたものだけ。
私も表現者であり、自由を奪われたら困る。でも、表現の自由には責任が伴う」
--漫画やアニメなどにおける児童ポルノ拡大の背景は
「インターネットの普及とともに、売買、入手が容易になり、このネットワークが、子供を性的虐待する人の行動を正当化してしまった。
日本が漫画大国であることも背景にある。漫画には多くのすぐれた作品がある一方、
海外で禁止されている児童ポルノ漫画も含まれている。漫画=児童ポルノという印象が世界に広まっては困る」
--今後の議論は
「条例改正案は、子供を性的な道具として虐待しているポルノを、子供から遠ざけましょう、ということ。
そういう作品が、書店など子供たちの手の届くところに置かれている現状を多くの人に知ってもらいたい。
責任ある大人が、子供の権利、自由と責任について早急に考えていかなければ。
児童ポルノの問題は、子ども手当、公立高校無料化と同じくらいの重さがある」(宮田奈津子)
≪里中満智子さん≫
■誤解生むあいまいな条文--今回の東京都青少年健全育成条例改正案のどこが問題か
「子供を守りたいという目的自体にはまったく異存はない。問題は、“非実在青少年”に代表される、
表現規制にかかわるあいまいな条文だ。石原慎太郎都知事自身が、今月の定例会見で『誤解を受ける文言が悪い』と言っている。
都の青少年課は、条文への懸念はすべて誤解だと『質問回答集』で説明しているが、
それは担当者の解釈にすぎず、法的拘束力はない。たくさんの誤解を受けるような条文を通すべきではない」