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【金曜討論】漫画児童ポルノ規制 アグネス・チャンさん、里中満智子さん
産経ニュース 2010.5.21 07:21
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
アニメや漫画での児童ポルノ的描写が蔓延(まんえん)しているとして、東京都が規制の強化を目指す青少年健全育成条例改正案。
青少年に健全な環境を与える“子育て条例”として改正案を支持する日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんと、
条文のあいまいさを指摘し表現の自由への侵害を懸念する漫画家の里中満智子さんにそれぞれ意見を聞いた。
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≪アグネス・チャンさん≫
■子供の手の届かない所に--今回の東京都青少年健全育成条例改正案をどのようにとらえたか
「この条例は“子育て条例”です。どうしたら子供に健全な環境を整えられるのか、というのがポイントになる。
現行の条例では、今までの“成人指定”の枠に入りきらない児童の性的虐待もあるので、定義を明確にして、
子供の手の届かない所に置いておきましょう、ということ」
〇表現の自由の規制ない--表現や創作活動の自由をめぐり、議論が紛糾しているが
「表現の自由は、今回は問題外です。規制もしていない。論点をすり替えられているのではないか。
有害図書に指定されたとしても、もし親が教育上必要だと判断すれば、買って読ませることもできる」
--“二次元児童ポルノ”と呼ばれたりするが、漫画などに登場する「非実在青少年」を対象にするのは難しい、との声もある
「子供に対する性的虐待を描いた漫画などを規制する際は、外国でも相当な議論があった。
しかし、2つの問題点が浮かびあがった。まず、子供を性的虐待の対象にしていいという誤ったメッセージにつながること。
そして、読んだ子供が、強姦(ごうかん)や虐待されても応じなければいけない、といった間違った認識を吸収してしまう危険性がある。
それで、二次元でも規制が必要、という結果になった国がある」