09/01/03 19:21:24 TpN0rOw4
>>232
直接の回答ではないけど、1の続きみたいな話を別の雑誌で読んだことがあるので
参考までに書いておきます(無関係かもしれないけど)。
山内和成「妖弧夜行」(FANTASY COCKTAIL'96/9月号)
【内容】
坊主と狐妖怪が廃屋に泊まる。坊主が名前を聞くけど狐妖怪はずっと一人
だったので名前が無いと言う。坊主は明日までに考えておくと言って別の
部屋で寝る。
狐妖怪が一人で寝ているところへ妖怪の「天井下がり」が襲ってくる。廃屋の
持ち主だった人間がとんでもない好事家で借金のカタにされた娘たちを
毎晩犯していたが、死んでもなお満たされない念から生まれたのだという。
物音で目が覚めた坊主が覗き見て「人を襲わないはずの天井下がりがなぜ。
助けるか?」と思うが、「毎晩あいつ(狐妖怪)の相手で疲れているんだ。
あいつも妖怪だから死にゃしないだろう」といって知らん顔して寝る。
好きなように扱われた狐妖怪だったが、最後に天井下がりの全精力を奪う。
翌朝、狐妖怪が坊主に昨晩ちゃんと寝てたか聞く。坊主が何かやったのかと
逆に聞き返すと、狐妖怪はあわててちゃんと寝てたとごまかす。坊主が狐妖怪の
名前を「桔梗」でどうかといい、狐妖怪が喜んで、坊主についていく
ところで終わり。