07/06/30 14:34:33 ydqsVX1a
「あれっ? 私、本当はロケ帰りのはずだったのに・・・」編(>>137の続き)
そのあともなぜか観光バスの後ろに付いて、高速道路をおりてしまいます。
温泉地に着いた恭子ちゃんご一行、もちろんさっきのビデオや写真をネタに、もう、親父たちの言いなりです。
「さぁさぁ、恭子ちゃんは裸をみんなに見せたいんだよねー。」
「じゃぁ、あそこの露天風呂に行こうかー。」
なんて言いながら、橋の下の柵も脱衣所も無い、野天風呂に連れて行きます。
親父達は回りの旅館や道路から見えることもお構いましに、素っ裸になって、お風呂に入っていきます。
「恭子ちゃんも早く来なよー」
昼間はほとんど誰も入っていない丸見えの温泉です。
いきなりの人だかりに道行く人たちも立ち止まってなんだなんだと集まってきます。
「こんなとこで脱げるわけないよ・・・」
恭子ちゃん、周りを見渡します。
橋の上では立ち止まって見ている人たちが10人くらいでしょうか?
両岸の旅館にももちろんちらほらと人が行き交う姿が見えています。
「タオルなら貸してあげるよー」
といって、一人の親父が手ぬぐいを投げてよこします。
「こ、これだけですか?」
恭子ちゃんが振り返ると、親父達がいっせいに色めき立ちます。
「いまさら恥ずかしがってどうするの?」
「さっきのビデオがどうなってもいいのかなぁ」
「今からここで上映会してもいいんだよ」
「わ、わかりました・・・。はいります・・・」
恭子ちゃん、意を決して着せられていた浴衣の帯を解きます。
下着は下しか与えられていなかったので、いきなり胸に外の風が当たります。
「ああ、本当に裸にならなきゃならないのね・・・」