08/12/03 23:56:20 4y3aTbfG
小説、藤沢周平の蝉時雨は寝取られとは違うのだろうが、
妄想してみたら意外に好きな感じだ。
あらすじが苦手なので書かないが、
物語そのものは主人公と相手のすんげーサクセスストーリー。
ただ、二人は結ばれないし、恋の駆け引きがあるわけでも無し。
当然、描写は一切無し。
直接会話するのは序盤と終盤のみ。
その意味では妄想がすべてとも言えるか。
でも小説が主人公の半生を描くので、
女は妊娠したり主人公も結婚してる。
出来事の描写はないが、物語の要には女が絡んでくるし、
気持ち描写はあるにはあるんだが、
主人公がいいやつすぎるのがなあ。
ねちねちと思い続けていたら最高なんだが、
主人公、いい思い出として処理しちゃってる感じはある。
昭和終わりの作品。