種牡馬の種付け官能小説part3at EROCOMIC
種牡馬の種付け官能小説part3 - 暇つぶし2ch795:ありま ◆BfiM6ssC2o
07/07/22 18:20:59 BQ22+JZL
ヤマニンアラバスタはガラスに映った自らの姿を見てため息をついた。
「また白くなってる……」
この芦毛が人からも馬からも人気があることはなんとなくわかっている。
しかし、彼女にとってそれは加齢を感じさせる要素でしかなかった。

同じ関東馬で親交のあったダンスインザムードや、同じ馬主のヤマニンシュクルはすでに引退した。
スイープトウショウは未だにG1で牡馬相手に戦っているし、
アグネスラズベリやジョリーダンスのように最近になって台頭してきた者もいる。
そんな同期たちのことを思うと、未だに現役で燻っている自分がひどく情けなくなってくる。

アラバスタには恋人がいなかった。いなくてよかった。
自分はアイドルなのだから、恋愛なんてしちゃいけないと思っていた。
気付いた頃には処女のまま6歳を迎えていた。
馬房に置かれている緑色のじょうろがアラバスタのおもちゃだった。


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