種牡馬の種付け官能小説part3at EROCOMIC
種牡馬の種付け官能小説part3 - 暇つぶし2ch626:名無しさん@ピンキー
07/03/22 16:21:09 l9W6iaDg
>>625
うまいな。自分は人間と馬もいける。


627:名無しさん@ピンキー
07/03/22 17:03:08 NR921y4K
>>625
続き楽しみにしてるよ。
自分も人と馬は全然大丈夫だ。

628:名無しさん@ピンキー
07/03/22 23:48:28 bldoVfRT
>>625
全く問題ないよ

まったり頑張ってください。楽しみにしてます

629:名無しさん@ピンキー
07/03/23 20:54:45 wmVqyVCi
ラインクラフト大好きだったので続き期待しています。

630:名無しさん@ピンキー
07/04/01 02:06:40 +QPxcQLl
引退してもう1年半になる。
春の牧場は去年と変わらず、朝から自分たち種牡馬の元へ向かう
花嫁達を乗せる車が忙しく行き来する。
少女から熟女まで、緊張する馬から慣れた様子の馬まで
牝馬達が歩く姿をそっと遠方の木陰から眺めている時間など
種牡馬である自分には無いのだが、それでも動けずに居た。

「ハーツ。そろそろ行った方がいいんじゃないか?」
先輩であるが種牡馬としては同期となるリンカーンの声に
ハーツクライはゆっくりと振り返る。
「すみません、もう少しだけ…」
「…そう。俺と比べてお前は忙しいんだからさ、早くな。」
茶化すリンカーンは、ハーツを軽く小突くと軽快に去って行く。

一一あいつと比べりゃ忙しいとも言えないけど。

英雄、天馬と呼ばれたあの七冠馬と比べれば、忙しいと言うのはまだまだだ。
去年種牡馬として初めての仕事を行ったが、感想としてはこんなものかという程度であった。
セックスではなく血を残すという仕事。あくまで仕事だ。
その仕事相手となる牝馬達に、本来ならばこうして遠目で眺めるほどの
興味もないのだが、今年は別であった。

一一彼女が…来る。

去年引退した彼女が今年は花嫁としてこの牧場にやって来る。
忘れようにも忘れられない、その強気で尊大な女王様を
今でも鮮明に思い描く事ができる。

631:名無しさん@ピンキー
07/04/01 02:07:59 +QPxcQLl
「私ぃ、初めてなんだけど、相手はクリスエスさんって方なんですって!
先輩の話だとちょーカッコイイんだって!」
「うっそ、いいなぁ。私なんてさー…」
婿の元へと向かう繁殖牝馬達がにぎやかにざわめき、通り過ぎるのを
ただボンヤリ眺めていたハーツであったが、そんな牝馬達の中から
群を抜いて存在感露に姿を見せる牝馬に、思わず身を乗り出す。

一一スイープ…!

待ち焦がれていた彼女がやってきた。
つまらなそうに、憂鬱そうに黙々と歩いているが、
その美しさと威厳は何も変わっていなかった。

「スイープ……」
どれほど会いたいと願ったことか。離れ離れとなった今でも
一度だって忘れた事などない。ずっと昔からそして今でも彼女を想う。
ずっと好きだった、今でも好きな彼女は花嫁としてこの地にやって来た。

七冠馬の英雄の元へ。

国内では自分が土を付けた一敗のみのあの小さな英雄の元へ…

「……」
彼女が七冠馬の英雄に嫁ぐのは覚悟していたことだ。
だからこうして…そっと木陰から一目だけその姿を、
愛しいその姿を焼き付けようと、彼女をじっと眺める。

632:名無しさん@ピンキー
07/04/01 02:09:34 +QPxcQLl
一一また…会えたんだ。

一目その姿を見る事ができたのだ。
彼女が元気で幸せに過ごせるのなら、それだけでいい。
今日のこの彼女の姿を焼き付け、ただ彼女をずっと想い続ける。

「…良い仔を産んでくれよ。」

心底から願う。母子共に健康で、健やかに過ごしてほしい。
ハーツは小さく笑うが…

「…!!」
だが、驚愕で見開かれた彼女の美しい瞳が、真っすぐにこちらに
向けられていることに気がつき、硬直するように固まった。

一一ハーツ…!

遠方で立ち尽くすスイープの言葉は聞こえないが、
その口は確かに自分の名を呼んでいる。
驚きと激情に身体を震わせ、立ち尽くしながら。

「スイープッ…」
ハーツもまた激情に押され、思わず身を乗り出すが、
ふいに冷や水をぶっ掛けられたように足を止める。

633:名無しさん@ピンキー
07/04/01 02:11:01 +QPxcQLl
一一行って…どうするんだ?

彼女の元に駆けよってどうするというのか。
久しぶりと言葉を交わし、好きだと言ってそれから…

一緒に逃げようとでも言えというのか?

一緒にどこへ逃げろというのか。
彼女を巻き添えにしてどこへ逃げろというのか。
ハーツは首を振ると、静かにじっとスイープを見据える。

一一ハーツ…

彼女の口が再び動く。だが、それを聞くまいとただじっと
静かに憂いを帯びた瞳でスイープを見つめることしかできない。

一一…なんでよ…なんで…

こっちに来ないのか。彼女の表情は怒りと悲しみがごっちゃになるような
揺らぎへと変わり、それでもハーツを待つように立ち尽くしたままだ。

「スイープ……」
何よりも愛しい彼女に今、自分が出来ることは…
ハーツは地獄のような苦しみと悲痛に耐えるように、ぎゅっと口元を引き締めるが、
やがてにっこりと満面の笑みを彼女に向けた。
優しく、穏やかな笑みを。じっと立ち尽くしたまま。

634:名無しさん@ピンキー
07/04/01 02:12:10 +QPxcQLl
「……!」
ハーツのあまりにも優しい笑顔に、スイープの表情はみるみるうちに強張り、
絶望に打ちのめされるように、瞳を揺らがせ…
背を向け、振り返ることなく走り去っていく。
走る彼女の表情と心はどうなっているか…考えるにはあまりに辛すぎた。

近寄る事なく、最上の笑顔を向ける事しかできない。
自分にできることはそれしかない。
どれだけ辛く、身を裂かれそうに悲しくても。

「…そろそろ行かないとな。相手の牝馬達を待たせるわけにいかない。」
そろそろ血を残すという「仕事」の時間だ。
ハーツはぼそりとつぶやくと、じっと地面を見る。

一一スイープ…これからもずっと…
  君の側に居られない日々がどれだけ苦しくても…その苦しさから逃げたくなっても…

俺は君を忘れない。ずっと…死ぬまで君が好きだ。

ハーツは今一度スイープが居た場所に視線を送る。
そしてくすぶる未練を断ち切るように背を向けると、
仕事に向かうべく、ゆっくりと歩き去った。

635:名無しさん@ピンキー
07/04/01 02:32:58 +QPxcQLl
保守になればと考え投下。
次は是非ともエロを…七冠馬×スイープになってしまいますが。

636:名無しさん@ピンキー
07/04/01 03:02:02 tB4uwJHQ
イイ(・∀・)!!是非続きを!!
だがスイープタンって引退してたっけか?

637:名無しさん@ピンキー
07/04/01 03:24:41 YQQLRRlC
お疲れ様です。
さすがに来年ならスイープも引退しているでしょうね。
個人的な偏見だけどハーツっていじめたくなるようなタイプなんで
ディープにならともかく、幼なじみのダメジャーにスイープもってかれて感情の行き場をなくして身悶えする様子も見てみたかったり……。
妄想たれ流し申し訳ない。
エロ楽しみに待ってます。

638:名無しさん@ピンキー
07/04/02 00:48:08 bUHoJiV/
乙!!ハーツ切ないなあ・・・

>>637
ダンムーも身悶えすんだろうな。
ライバルだった同期のスイープにダメジャー持ってかれたらw

639:Days Past
07/04/02 19:35:32 nbVbHRKi
答えて下さった方ありがとう。苦手な方ごめんなさい。
>>625からつづきます

「人間、ですか」
驚きを隠せないという声。それも無理はない。

「夢を見たの」
遠くに揺れる木を眺めながら、私は口を開いた。
「私は人間になって、あの人と一緒に小道を歩いている」

今朝食べたご飯の話。くだらないジョーク。自分の好きな音楽―
彼の他愛もない話に、私は笑顔で頷く。ふたつの足はふわふわと地面を捕らえる。
彼を真横から見上げた。普段はあまり見れない横顔がよく見えて、胸が弾む。
そうだ。人間が手を繋いでいるのを見たことがある。あれは、愛情の証なのだ。
自分の手を絡めようと、彼に近づく。そっと、手を伸ばす。
触れた瞬間、ぱちん、と弾けるように、目が覚めた。

「素敵な夢だった…」

少年は目をパチパチさせて私を見ている。変な女だと思われたのだろう。
一笑に付されるかと思ったが、そうはせず、まじまじとした顔で訊いてきた。

「その人は、姉さんの大切な人なんですか?」
「ええ、それはもう。私は、彼の為に走っているの」
「俺は人間なんて想像したことないですけど」
「ごめんなさい。私、ちょっと変よね」

少年は空を仰ぎ、でも、と続けて凛とした声で言った。
「大切なひとの為に走るっていうのは、わかる気がします」

この子にも、大切なひとはいるのかしら。

640:Days Past
07/04/02 19:40:28 nbVbHRKi
ふと、既視感を覚えた。
先ほどから目にしていた木。新緑が風にさざめいている。
記憶と現在が繋がる瞬間。
あれは、桜だ。
今はもう花は散ってしまって、その面影はない。
だが、心臓は知らずと速くなる。
私の心にあの日のことが輪郭を持ち、鮮明に蘇る。

桜の花びらの舞い落ちる中、
猛追する漆黒の馬を振り切って、私は先頭でゴールを駆け抜けた。
沸き起こる大歓声に包まれて、私は幸せの絶頂にいた。
鞍上には、彼がいた。

私は舞い上がっていた。
ユーイチとGⅠを勝った。何より、彼が自分を選んでくれた。
それが本当に嬉しかった。

その想いを抱くようになったのは、いつ頃からだろう。
笑い話としか思わないだろうけど、私は本気で彼が好きだった。
彼に見合う馬になりたい。私は日々調教に励んだ。絶対に、なってみせる。
そして、桜花賞馬の座についた。
次走NHKマイルCも、牡馬たちに混じりながら優勝を掴んだ。
自分は彼のベストパートナー、そう自覚していた。

その幻想は粉々に打ち砕かれた。
桜花賞2着の、シーザリオ。

彼女はオークスを豪快に勝つと、続く米国の地でユーイチを背に圧勝した。

641:Days Past
07/04/02 19:47:17 nbVbHRKi
日本馬として初の快挙、噂は栗東に広まった。
ユーイチのコメントを、僚馬は何気なく口にした。
「今までで、最高の馬だ」と。

最初に沸いた感情は、孤独感だった。
私はひとりで喜んでいただけで、本当は桜花賞だって、
ユーイチはシーザリオに乗りたかったのではないか。
やがて様々な想いでいっぱいになり、私は人知れず泣いていた。
彼はもう遠い人のように感じられた。

そして、シーザリオは怪我を負った。
ユーイチは、秋も私に乗り続けることになる。

心のどこかで、喜んでいる自分がいた。そんな自分に吐き気がした。
吹っ切れるために、私はひたすらに勝利を目指した。
ユーイチの一番になれなくても、勝つことで彼が少しでも喜んでくれれば、それで良い。
だが勝ちきれないレースが続く。私は焦っていた。勝たなければいけない。
無茶なローテがたたったのか、年末のレースは惨敗した。

最優秀3歳牝馬は、シーザリオが受賞した。


「姉さん?」

はっと我に返った。
「ごめんなさい、ボーッとしちゃって」

少年は不思議そうに私を見ていたが、やがて何かに気づいたかのように顎を引いた。
振り返れば、綺麗な顔立ちの女の子が、むすっとして立っている。

642:Days Past
07/04/02 19:51:56 nbVbHRKi
「っと、ヴィクトリアマイル、ですか?」
「ええ」
「頑張ってください。俺、応援してます」

少年は焦ったように足踏みして、早口でまくし立てた。

「ええ。あなたも」

少女のもとへ駆け寄っていく少年の後ろ姿を見送って、
私は再び桜に視線をうつした。爽やかな風が吹き抜け、葉が大きく揺れた。



――…‥

カツン。カツン。
蹄の音が厩舎の通路に響く。
その音すら、疲労でくたびれているように聞こえた。

なぜ、負けたのか。
自分でも不可解だった。あの瞬間、身体が言うことを聞かなくなった。
まさか、私の勝利への意志が足りなかったとでも言うのだろうか。

表札のかかった馬房の前で足を止める。
「ラインクラフト」
私の名前が書いてある。

馬房に入ると、あまり慣れない匂いが鼻についた。
気にかける余裕はもはや無い。
見慣れた場所のはずなのに、どこか新鮮に感じるのは、心が憔悴しきっているせいかもしれない。

643:Days Past
07/04/02 19:54:58 nbVbHRKi
ふうっと大きく息を吐いた。
思い出すのは、やめた。今日はもう寝よう。
目を閉じて、寝藁に身体を横たえようとした。

「おつかれさん」

ビクッと身体が震えた。
声が聞こえた。
咄嗟に振り返ると、そこには確かに影があった。

全然気づかなかった。疲労のせいだろうか。

「負けたらしいな」
少し首をもたげて、驚く私を見やる。
その姿は朧気で、本当は自分の影なのではないか、と錯覚する。

「ずっとここにいたのね」
私は声を取り戻して、やっとそう言った。
無防備な姿を晒してしまったことに、身体が熱くなる。

「俺も暇でね」
さもつまらなそうに言うと、欠伸をした。
この馬は、あまり走ることに興味を持たない。
それはつまり、生きることに関心がない。
必死に走る馬たちを、一頭冷めた目で見つめている。

644:名無しさん@ピンキー
07/04/02 23:45:01 AneAodoI
うまい!続き気になります
マイペースでがんばってください

645:名無しさん@ピンキー
07/04/03 02:04:34 jkpMinkw
尻に敷かれてるムーンにワロタ。続き半裸で待ってる。

646:名無しさん@ピンキー
07/04/05 08:29:24 T5OUTF6o
どっちも(・∀・)イイ!!
続き待ってます。

647:名無しさん@ピンキー
07/04/11 02:15:57 R3DnOmVb
続き続き(・∀・)

648:名無しさん@ピンキー
07/04/13 21:55:52 WmW0RYHy
期待(・∀・)

649:名無しさん@ピンキー
07/04/14 01:45:50 0BjVOS65
634の続きです。




約2年ぶりのあの男はやはりいけすかない男であった。
七冠馬の花嫁としてやってきた自分に、残酷なまでに優しく笑いかけた男。

あいつの心境がどうかなんて知るもんか。

側に来てほしい。そして…そんな願いをあの優しい笑顔で打ち砕いた男。
どの心境がどれほど辛いかなど知りたくもない。
希望を打ち砕かれ、走り去る自分は泣いていたのかどうかさえ覚えていない。
ただ気がついたらこの薄暗い馬房に居た。

花婿を迎えるための馬房に居た。

「お久しぶりです。スイープさん。」

懐かしい声。軽やかだが自信に溢れる声色は何も変わっていない。
スイープトウショウは懐かしい声にゆっくりと振り返る。

「…そうね。一昨年の有馬以来ね。」
視線の先に映る懐かしい姿…現役時代は英雄と呼ばれていた
ディープインパクトに、スイープは極めて冷めた口調で応じるが、
これは内心の動揺を隠すためのものであった。

変わり者。我が侭。勝気な女王様。名牝のスイープでも
これから始まる交配という行為に、何も感じないわけがなかった。

650:名無しさん@ピンキー
07/04/14 01:46:50 0BjVOS65
「まずはお疲れさまでした。以前と何も変わってないですね。」
既に種牡馬としての貫録が溢れ出ているディープ。
それがかえってスイープを動揺させ、ますます突っ慳貪にさせる。
「あんたは太ったけどね。」
気を悪くするどころか、笑うディープに、
スイープは微かに気が緩むような、ますます引き締まるような奇妙な心境になる。

お前の初婿はあのディープインパクトだ。

常に言われていたことだった。自分の初婿はディープだと。
共に走ったのは有馬だけであったが、同じ栗東トレセンなゆえ、
何度も顔を合わせ、会話することもあった。まったく見知らぬ馬ではない。

「…ハーツさんと会ったんですか?」
低い、静かな声で尋ねるディープに、思わずスイープはハッと顔をあげる。
「様子がおかしいですから。」
「…見かけただけよ。向こうだって別に…側に来る事もなかったわ。
別にいいけどね、あんないけすかない男なんて…あんな…」
微かに声を震わせるスイープを、ディープはじっと見つめる。
「…遠くで見るだけ、ですか。ハーツさんらしい。」
そんなディープの声色は、どこか高いところから見下ろすように聞こえ、
スイープはカチンとくるように眉をひそめた。

「相変らず怒りっぽいですね。けどあなたらしくて結構です。
このまま話しているのも楽しいですけど、その前に…」
ディープはふいに目を光らせ、スイープの顔を覗き込む。

651:名無しさん@ピンキー
07/04/14 01:47:49 0BjVOS65
「やるべきことをやらないとね。」
軽口を叩くものの、ディープの表情からは先ほどまでの余裕は消えうせ、
何やら表現しようのないギラつく空気へと変貌し、
それはスイープに恐怖を感じさせる。

「…何、よ…こ、こないでよ…」
覚悟はしていた。だが、イザとなればたまらなく怖く、
また目の前のディープは今まで見たことが無いほどに恐ろしい。
スイープは後ずさるが、出口をディープに遮られてしまう。

「逃げてどうするんです?どうせ捕まって、逃げ出さないように
縛りつけられて…そんな恥ずかしい目に合うだけですよ。
まあ、そういうのがお好みならいいですけどね。」
小馬鹿にするような物言いに、スイープは怒りと恐怖が
織り混ざった表情で睨みつけるが、ディープはにこりと笑いかける。

「逃げてハーツさんに助けを求めますか?
…今頃、他の女と僕達と同じ事をしようとしているハーツさんに。」
そんな言葉にスイープは目を見開き、固まった。
もう一押し。ディープはスイープの耳元にそっと囁きかけた。

「僕とあなたは夫婦になる。あなたの心に誰が居ても…」
ディープが悲しげに瞳を揺らすのを見たスイープは、びくりと肩を揺らす。


652:名無しさん@ピンキー
07/04/14 01:49:54 0BjVOS65
分かっている。覚悟してたはずじゃないかとスイープは心で繰り返す。
これは引退後の第2の仕事。
あくまで仕事だと思い込もうとすればするほど焦り、悲痛になる。

一一ハーツ…

ハーツのあの笑顔。ディープの元へ向かう自分に向けたあの笑顔。
あの笑顔を思い浮かべると、再び心は打ちのめされ、
変わりに頭の芯から冷えるような感覚に陥る。

一一そう、よ。こうなる運命だったんじゃない。

ディープの花嫁となる自分に、愛しい男は笑顔を向ける運命。
それが今の自分だ。スイープはぎゅっと目をつぶった。

「スイープさん…いいですね。」
スイープを瞬く間に床に倒すと、ディープは首筋に柔らかくキスをする。
「え…!ぁっ…」
ディープの鼻先は首筋からスイープの敏感な秘所へと動き、身を強ばらせる。

「ひっ…!やぁっ…ま、待って…」
辛うじて触れてはいないが、熱い息が過敏な個所へ吹きかかり、
その緩くも確実に疼く感覚に、スイープは身を大きく反らす。
(嘘…何よ、これ…こんなの…)
じわじわと迫る甘い痺れにスイープは恐怖で思わず目をつぶる。
自分の心には未だハーツが居るのは事実だが、体はどうしても反応してしまう。

653:名無しさん@ピンキー
07/04/14 01:53:20 0BjVOS65
「…!!」
その瞬間、疼く秘所を熱い舌で舐めあげられ、スイープは大きく跳ね上がる。
「いやっ…そんなっ、とこっ…ああっ…んっ、ふっ…」
生まれて初めての感覚と羞恥に動揺するスイープだが、ぴちゃぴちゃと湿った音と
沿うように甘い喘ぎを漏らす。ディープの舌は容赦無くスイープの秘所の側面から
内部へと交互するように動かされ、責めあげる。

「あんっ…はっ…あ、ああっ…なに、これ…いや…」
体の芯から込み上げてくるような熱い昂ぶり…今まで味わった事もないような
得体のしれない感覚に怯えるように目を見開く。
「ディープ…」
熱に浮かされるようにつぶやくスイープであったが、再び襲ってくる波に目を閉じる。
ディープの熱い舌は容赦無くスイープの秘所をかき乱し、たまらず喘ぎだすと、
湿った音に反応するように、宙に浮いたスイープの脚も痙攣し始める。

「…そろそろ、かな。」
「え…?…ひぁっ!はぁっ、ん…ああっ!」
溢れ出る蜜はスイープの思考自体をドロドロに溶かすようであり、
もはや声にさえならない喘ぎ声のみが響きだす。
それにすっかり興奮したディープは、ぐいと体を押さえつけるが、
スイープは秘所に近づいてきたディープ自身に、戦慄くように後ずさる。

「い…いや!そんなの、無理に決まってるでしょ!
これ以上近づいたら、蹴っ飛ばすわよ!だから寄らな…!!」
熟れた秘所に埋め込まれ、下半身に痛いような何ともいえない感覚が走り、
スイープは声無き悲鳴をあげる。

654:名無しさん@ピンキー
07/04/14 01:59:12 0BjVOS65
「…大きく息を吐いて。力抜いてください。」
「やっ、動かないでっ…!いっ…ひぁっ!」
大きく首を振って悲鳴をあげるスイープを落ち着かせるように、
ディープは何度も首筋にキスをする。

スイープが処女であることは想像が付いていた。
ハーツは愛しいからといって、現役牝馬に手を出せる性格ではない。
そういう男だとディープは自嘲気味に笑いながら、スイープに耳打ちする。

「…力を抜いて…大丈夫ですから。」
「な、何が大丈夫…よっ…!な…に?…え…」
僅かに力を抜いた瞬間、不快感そのものだった下半身に熱い疼きが押し寄せ、
それはディープが己を動かすたびに増してくる。

「はあっ、ああっ…やっ…な…に?…なんかっ…くるぅっ!いやぁっ…怖いっ……」
甘く迫る痺れはとうとうスイープを飲み込み、スイープは大きく痙攣をする。
「!!あぁぁぁあっ…!!」
埋め込まれたディープが弾けた瞬間、スイープもひきつるように果てた。

「…スイープさん…」
快楽の波に飲まれ、呆然としたまま地面に身を投げるスイープを労るように、
ディープはそっとたてがみにキスをした。

655:名無しさん@ピンキー
07/04/14 02:01:31 0BjVOS65
「まあ、初めての割には落ち着いてた方ですよ。」
ぐったり横たわるスイープに、ディープはつぶやく。
そんな物言いは当然スイープの勘に触った。
「なによ…偉そうに。あんたなんか二度とごめんだわ。」
眉を吊り上げるスイープに、ディープは瞳を揺らすが、
すぐににやりと挑むような笑みを浮かべる。

「そうですかね?また僕と夫婦になれば、ハーツさんと会えますよ。」
皮肉たっぷりにつぶやくディープを、スイープはキッと睨みつける。
「本当ムカつく野郎ね。何が会えますよ、だか。
馬鹿馬鹿しい…どんな三文メロドラマよ。本当、馬鹿馬鹿しい…」
またあの優しい笑顔を向けられ、心を砕かれろと言うのか。
冗談じゃないとスイープは大きく首を振った。

「三文メロドラマでもいいから会いたいんじゃないんですか?」
食って掛るディープに、スイープはいよいよ癇癪を起こすように立ち上がる。
「あんたが私の事嫌いなのは分かったけど、いちいち喧嘩売らないでくれる?」
「……」
そんな言葉に、ディープは何とも言えない表情で黙り込む。
「な、なによ。何とか言ったらどう?」
てっきりまたイヤミでも言ってくるかと思ったのに。
肩透かしを喰らったように戸惑うスイープは、背を向ける。

「帰るわ。あんたも色々忙しいでしょうから。」
どうもディープという男はよく分からない。スイープはため息をつく。

656:名無しさん@ピンキー
07/04/14 02:05:15 0BjVOS65
「スイープさん。」
「何よ。」
去り際に声をかけてくるディープに振り返る。

「…良い仔産んでください。元気に走り回る、健康な仔を。
大事に育ててください。男の僕には何もできないから。」
「…ディープ。」
やっぱり分からない男だ。喧嘩売ったかと思えば、
こんなことも言う。スイープはゆっくりと頷いた。

「…分かってるわ。」
「ありがとう。まあ、スイープさんにちゃんと育児が
出来るかどうかちょっと心配ですけどね。」
そしてまたこんなイヤミを言うのだからわけが分からない。
スイープは再び癇癪起こすように、睨みつけた。
「本当、あんたなんか二度とごめんだわ。」
「そうですか?僕はまた会いたいですけどね。」
さらりと答えるディープに、スイープは戸惑うように大きく首を振る。

「あんたっておかしな男。…じゃあね。」
そう言うとスイープは背を向け、馬房から去っていく。
そんな後ろ姿を、ディープはじっと見送る。

「俺って結構ガキだったんだな…」
一人残る馬房の中で、ディープはため息をつく。
何であんなことしか言えないのか。
ここで優しく傷ついた彼女を慰めでもすれば…と思うのに
口から出るのは余計に傷つける事と、イヤミばかり。

657:名無しさん@ピンキー
07/04/14 02:08:52 0BjVOS65
「何であんなことばっか言っちゃうかな。」
トレセンで会うたびに、言葉を交わすたびにどれだけ嬉しかったか。
最後に一緒に走る事ができてどれだけ嬉しかったか。
「ハーツさんは立派だ。ガキの俺と大違い。でも立派だけど…諦めは愚か者の証だ。」
そして強く瞳を光らせる。

「俺だってずっと…だから俺は諦めたりしない。いつかきっと…」

その心も手に入れてみせる。
ハーツのようにただ愛する女の幸せだけを願うほど、
自分は立派でもなければ、愚かでもない。

自分だって彼女を好きだった。
だからハーツがあくまで立派な男を貫き通すというのなら、
それにつけ込むくらいの事をしなければ勝つことはできない。
自惚れではなく、彼女は自分の事を認めてはいるはずだ。
それをいかに男として意識させるかだ。

また彼女と再会する機会はあるはずだ。
自分達はそれ相応の実績の持ち主だ。

「もう少し大人になんないとな…」
今度会う時は、もう少し大人の対応をしたいものだ。
ディープは反省交じりの苦笑を浮かべ、スイープが居た位置を眺めた。

658:名無しさん@ピンキー
07/04/14 02:10:48 0BjVOS65
以上です。長くなったうえ、エロも控えめですみませんでした。

659:名無しさん@ピンキー
07/04/14 13:45:59 os8jRY0G
>>658
最高!待ってました。
もしよければまた作品が見たいです。

660:名無しさん@ピンキー
07/04/14 19:25:44 VDmogPXR
うまい!どうもありがとうございました

661:名無しさん@ピンキー
07/04/16 00:22:59 FQ2yRgqS
ディープとスイープかぁ・・・って思ってたけど上手い。良かったです。
もしよかったらまたお願いします。

662:名無しさん@ピンキー
07/04/16 11:52:43 RhBgk/rg
スイープカワエエ

663:名無しさん@ピンキー
07/04/16 19:14:54 IK6LiKPt
スイープがすきなので、いっぱい読めてとてもしあわせです。
みんないじらしくて、かわいらしい。
もともとだんぜん、ハーツ&スイープなのですが、なんとなくディープを応援したいかんじです。
ぜひ、また書いてください。まっています。わたしもがんばりたいです。


ここから、くらいお話になります。しあわせになってもらいたくて書きはじめたのに…

664:Days Past
07/04/16 19:17:23 IK6LiKPt

嫌な静寂で馬房は満ちている。
ピンと張りつめた空気が、肌を刺激し、汗が滲む。

僅かに空気が震えて、牡馬が立ち上がった。
同時に、私の身体を見た。舐めるような視線に、私は嫌悪で顔を歪ませる。

「今日はもう、疲れてるの。帰って頂戴」
できるだけ冷たく聞こえるように言って、力無く顔を背けた。

聞いているのか、いないのか。
牡馬は悠々と外を眺めて、鼻歌を歌い始めた。

「…あいつの機嫌も悪いんだろうな」

むっとした。今、彼の話を出してきたのは、わざとだ。

「…興味ないわ」
反応してはいけない。牡馬の思う壺になる。

「強がるなよ。期待されてたんだろ?あいつに」
「…そうね」
「あいつもご苦労だったな。あっさり裏切られて。がっかりもいいとこだ」
「…何が言いたいのよ?」

気丈に聞き返したが、耳はぎゅっと絞っていた。
牡馬の言うことは真実だ。だから、こんなに胸が苦しいのだろう。

665:Days Past
07/04/16 19:20:22 IK6LiKPt
「あの女だったら、なんて思ったかもな」

牡馬は遠慮なく、私の心の琴線に触れてくる。

「お前も、そう考えていたんだろ?不安で仕方ない」
「…どうでもいい…」
「もし、あの女が戻ってきて、あいつに捨てられたら、なんてな」

ぷつん、と何かが切れた。

「黙って!!これ以上何か言ったら」
感情のままに叫んで、睨みつけようとバッと顔を上げた時、

触れるほど近くに牡馬の顔があった。

「きゃ…っ」
「言ったら?」

身をすくませる私を見て、牡馬は口角を歪め、喉もとを鳴らして笑う。
その笑みに温度は感じられない。本当に、生きているのだろうか。

「確かに、そんなことはどうでもいい。だろ?」

かさ、と寝藁が音を立てた。静かに、牡馬がこちらへ詰め寄る。
後ずさりしようとして、壁が当たった。
耳の奥で、心臓が早鐘を拍ちはじめた音がこだましている。

「忘れてるのか。…なら、思い出させてやってもいい」

ぐっと、さらに距離が縮まる。
私は小さな悲鳴をあげて、ぎゅっと目を瞑った。

666:名無しさん@ピンキー
07/04/16 19:27:30 IK6LiKPt


―何も起こる気配がない。

どうしたのだろう?これも、私を翻弄する罠なのか。
目を開けてはいけない気がする。そうした瞬間、きっと私は後戻りできない。

「どうしたの…?そこにいるの?」

視界が失われて急に不安が襲ってくる。

「いるなら言って…ねぇ…」
「…一度も」

牡馬の声が聞こえる。

「お前は俺の目を見ないんだな」

そう、だっけ…

「嫌か?」
「…別に…」
「なら、いい。100数えたら目を開けろ」

待って、と言いそうになった。
牡馬が行ってしまう。それがなぜか怖くて、胸が締め付けられる。

667:名無しさん@ピンキー
07/04/16 19:33:36 IK6LiKPt
牡馬は今、どんな顔をしているのだろう?
寂しげな子供のような、それとも、他人を陥れようとする狡猾な表情か。
どうであれ、牡馬が好きなだけ私を見れるのに、私は牡馬を見れない。
それは、不公平ではないか。

恐る恐る、私は目を開けてしまった。
本当は、知っていたのかもしれない。
牡馬がどんな顔をしているのかも、開けたら、どうなってしまうのかも。

牡馬と目が合った瞬間、記憶がフラッシュバックした。

668:名無しさん@ピンキー
07/04/17 22:58:35 BNgrJPRW
wktkが止まりません。
次も期待してます・∀・

669:名無しさん@ピンキー
07/04/17 23:07:54 uIw1paci
おー!続きが気になる。正座してまってます。

670:名無しさん@ピンキー
07/04/18 11:25:44 2OEg+j89
期待期待

671:名無しさん@ピンキー
07/04/19 11:45:56 fp62b3yU
ここで扱う競走馬は中央馬限定?

672:名無しさん@ピンキー
07/04/19 13:52:42 zkHEWFMY
競馬好きなら知ってるくらい有名なら海外馬もいいんじゃないかな。
コロネーションとその恋人(馬です)の逸話はかなり萌えた。
地方所属馬はネームヴァリューやコスモバルクが既に登場してるから問題ない。
ダート交流戦線の常連には牡牝問わずハァハァできるのが個人的には多い。

673:名無しさん@ピンキー
07/04/19 17:57:03 fp62b3yU
>>672
ありがとう。
同感、交流ダート路線の強豪地方馬は男前ですね。

674:名無しさん@ピンキー
07/04/23 17:03:40 vvb09g6M
保守代わりに投下させていただきます。
地方馬の話です。


675:名無しさん@ピンキー
07/04/23 17:43:15 vvb09g6M
北海道の空を見たのは、何年ぶりでしょうか。
母になるために、生まれ故郷に帰って来ました。
牧場の人も変わらず優しいし、ここから見える風景も、本当にいい所です。
私は、船橋という南関東の地方競馬場で、競走馬をしていました。
おとなしそうに見えるでしょうが、一応オープン馬です。

船橋という所は昔から、人材も馬も揃っている、と言われているそうです。
泣きたくなる事や辛い事も沢山あったけど、私は船橋が大好きでした。
私たち競走馬のことを本気で思っているからこそ、ゲキを飛ばす先生。
母のように優しい厩務員さん。
そして、同じ砂の上を走る競走馬たちの存在。
その中でも1頭、抜けた存在の馬がいました。

交流路線で無敵の強さを誇る牡馬。
彼は、南関東の王者として中央の競馬ファンにも知られた存在だと思います。
地方馬も、中央馬と対等に戦える。
結局私は交流競走の舞台に上がる事はありませんでしたが、
そんな希望を糧に、厳しい調教も頑張ろうと思えたものでした。

676:名無しさん@ピンキー
07/04/23 18:09:38 vvb09g6M
そんな事を思い出しながらぼーっとしていると、
牧場のおじさんが私を呼んでいるのに気づきました。
おじさんは私の引き手を掴みます。そのまま私は、馬運車に促されました。

着いた所は…なんとかスタッドという看板が見えます。
一瞬にして表情が凍りつくのが、自分でもわかります。
ここは種馬場。
これから私の身に起こる事は、容易に想像がつきます。
何も、言われていません。私が不安がるから?でも、心の準備が…。
母になって子を育てたい、そんな願望はありますが、それとこれとは話が別です。
いや、別じゃないのかもしれませんが、とても平常心ではいられません。

誘導された先の部屋で待っていると、一頭の牡馬が入ってきました。
私の相手となる種牡馬でしょう。
思わず脚が退いてしまいそうな威圧感。
確かに競走馬時代、牡馬はたくさん見ているし、一緒に走ったりもしていました。
でもハッキリ言って、種牡馬と競走馬は別の生き物にしか思えません。
半ば泣きそうになっていると、その牡馬は私の傍に歩み寄りました。
いきなり何をされるのでもなく、私の隣に。





677:名無しさん@ピンキー
07/04/23 18:37:27 vvb09g6M
牡馬は私の首の辺りを食みます。
何をされるんだろう…。
一瞬びっくりしましたが、その感覚に身体を任せました。
気持ちいいような、でもやっぱり怖いような、不思議な気持ち。
あ…なんだか全身の力が抜ける…。

「気持ちいい?」
「え…?」
「緊張で、それどころじゃないかな」
見た目よりも優しそうな口調。

私はその時初めて、牡馬に視線を向けました。
額に星を持つ、黒鹿毛の牡馬。
私よりは年上に違いありません。種牡馬としても、慣れているんでしょう。
精悍な顔だちに雄大な馬体。
頭絡の横には Adjudicating と書かれてあります。







678:名無しさん@ピンキー
07/04/24 21:10:39 wsnAjdPW
乙です
続きまってますよー

679:名無しさん@ピンキー
07/04/24 23:03:31 0jSrZJmw
船橋といえばあの馬か?

680:名無しさん@ピンキー
07/04/24 23:37:43 7RiZAoOf
アブクマポーロ最強!!……はおいといて、
アジュディケーティングは三白流星のちょっと派手なイケメン親父。
息子の方は見た目に色気があるせいか、濃いファンが多いイメージがある。

681:名無しさん@ピンキー
07/04/25 00:29:36 fcBGE7aa
息子は目線に色気がある。
父は見たことないけど、美形なんだろうな。
息子の濃いファンとして船橋の二文字は見逃さない。続きwktk

682:名無しさん@ピンキー
07/04/25 00:30:58 YZhjlIMZ
牝馬の語りがかわいいな
続きwktk

683:677の続きです
07/04/25 19:56:11 iToIqVPY
私の視線を感じたのか、
「どうした?」
と尋ねられました。
「い、いえ、なんでも」
こんな状況で目線が合うと、顔が熱くなってうまくしゃべれません。
しばらくタテガミや首の辺りを触れられていると、次第に身体が不思議な感覚に陥ります。
以前にも…以前にもありました。こんな感じ…。
「尻尾を上げてみてくれる?」
牡馬は穏やかな口調で言います。
つまりそれは、いちばん見られたくない場所を晒す事を意味するのでしょうが、
私は牡馬の言葉に従いました。
「素直だね」
牡馬はそこをじっと見ています。
あんまり見つめられると、恥ずかしくてたまりません。
刺さるような視線、ヘンな感じがします…。
「濡れてきてる。何かして欲しいの?」
牡馬は悪戯っぽい表情で笑っています。
「え…?」
よく意味がつかめないので返事に困りますが、
むずむずするような感じは治まりません…。


684:名無しさん@ピンキー
07/04/25 20:58:10 iToIqVPY
「初めてなのにそんな事言われても、わかんないかな」
そう言うと牡馬は、その箇所に舌を当てます。
その瞬間、全身が痙攣するような感覚とともに、
『以前にもあったこの感じ』がハッキリと思い出されました。

5月の船橋競馬場。地元の交流重賞、かしわ記念。
ゴール板を先頭で駆け抜けたのは、1番人気に支持された地元のエースでした。
その日、偶然にも洗い場で、レースを終えた彼の姿を目にしたのです。
当たり前の話ですが、つい先ほどの激走で、さすがに疲れた様子です。
タテガミを編んでいるのを解いてもらって、身体を綺麗に洗ってもらって…
特にその様子をじっと見ていたわけではありませんが、目が合った時には思わず目を逸らしました。
闘志を湛えた視線。
それは彼の強さを物語るに相応しいものでした。
偶然とは言え、一瞬視線が合っただけなのに、鼓動を抑える事ができません…。

フケに悩まされる事の少なかった私がひとりで『した』のは、その日の晩が初めてでした。
彼に、めちゃくちゃにされる自分を想像しながら。
寝藁に付いた透明の粘液―衝動の痕を見て、自己嫌悪に陥った事も覚えています。





685:名無しさん@ピンキー
07/04/26 15:22:59 6TCM/VmJ
これは牝馬の気持ちは複雑だろうな

686:名無しさん@ピンキー
07/04/27 14:49:14 LxzkjTCj


687:アジュディミツオー×トーセンジョウオー ◆JVPOhusRfA
07/04/28 11:09:30 eOEU/jTX
船橋所属のアジュディミツオー×トーセンジョウオー
全11レス予定。今回は前半だけです。
和姦ですが純愛かどうかは??? ミツオーがちょっとヘタレ。
お好きな方だけどうぞ



「ほんと、死ぬほど似合ってないよね~」
「うるせー、今日はお前がこうしろって……」

春爛漫。満開の桜がもたらす甘い香りが潮風に乗って辺り一面を包んでいた。
花に酔ったかのような夢心地のとろんとした表情の牝馬がのんびりと呟く。
それを聞いて彼女への愛撫の手を、いや口を止めた牡馬が反論しかけたがたちまち彼女に睨まれた。
「先輩、やめないでよ~」
「何で同じ歳なのに先輩扱いなんだよ」
「別にいいじゃん」
また怒られるのも癪なので首をすくめて再開する。
背から項にかけてすくいあげるように彼女のたてがみを口に含んで優しく引っ張りながら
その首筋を時折甘噛みし次第に自分の顔を彼女の頭に近付けていく。
並の牡馬なら小柄とは言いがたい彼女の頭のてっぺんに触れるのにも苦労するだろう。
たどり着いた先にあった彼女の耳先を歯が触れるか触れないかの慎重さで幾度か噛む。
その動き、そして彼の息遣いに合わせて彼女の身体がふるふると反応した。

見下ろした先で、溢れんばかりに大きくて黒い瞳と視線が合う。
彼女の特徴のある、それ自体が光を発しているかのような瞳に見つめられる、
いや睨まれるのは、それはそれで気持ちがいい。
彼女の遠縁で同期のG1馬もそんな瞳の持ち主だったが、差し当たりこの2頭には関係のない事だった。

また何か言いたげにしていた彼女の唇を噛みつくような勢いで塞ぐ。
「っ!んん……」
ほんの一瞬彼女が怯えるかのような表情を見せたがお構いなしだった。

688:アジュディミツオー×トーセンジョウオー ◆JVPOhusRfA
07/04/28 11:12:03 eOEU/jTX
先日行われた交流重賞マリーンカップを彼女は2年振りに勝った。
「やっぱり勝つのはいいね~」
今日はそのお祝いの<ご褒美>を彼から貰っている。
負けたところでご褒美が<お仕置き>になるだけなので、
結局やることは余り変わらないのだが。


ところで彼に死ぬほど似合ってないものとは何か。

中央所属だった彼女が転厩してきたのは今から半年ほど前だ。
『暦の上では秋』
天気予報で定型文のように言われる時季で、その日も厳しい残暑に見舞われていた。
この辺りはなまじ海に近い分、風がないの時の暑さは耐えがたいものがある。
真っ昼間ともなると人も馬も建物内に引き込もってほとんど外へは出てこない。
そんな中隠れるようにのそのそと洗い場に出た巨体の影がある。
彼は子供のように水遊びしながら涼むのが大好きだった。そして別の楽しみもある。

ばしゃばしゃと豪快に水を無駄使いしていると見慣れない馬がフラフラと歩いているのが目に入った。
ここは転厩してくる馬が多い。
それほど関心も持たずに、あの毛色(黒鹿毛)だと今日の陽射しは辛そうだな、
などと眺めているうちに
ゆらめく逃げ水の幻惑に打ち勝ち、本物の水音を聞きつけたその馬が近づいてくる。
―やべっ、こっち来んなあぁーー。
その自分とさして変わらぬ存在感のある馬体の持ち主が牝馬、
それもなかなかの美女なのを喜ぶ余裕もなく彼はパニックの真っ最中。
そんな事も露知らず、迷子になっていた彼女がすぐ近くまでやってきた。
道を尋ね、ついでに冷たい水の一杯でも貰おうかと彼を見やる。
「すみませ~ん、ここって……!?」

何を聞こうとしたかも忘れてぽかんと口を開け、しばし絶句する。
流しっぱなしの水の音だけがその場に流れた。お互いに固まって暑さも忘れてしまう。
その後の彼女の弾けるような笑い声はしばらくは止まらなかった。

689:アジュディミツオー×トーセンジョウオー ◆JVPOhusRfA
07/04/28 11:15:11 eOEU/jTX
ここ最近のレースの合間の気分転換にある物を集めるのが流行っていた。
特に彼は人気実力ともに抜群だけあってプレゼントも多い。
一頭だけの時にこっそりそれを身に着けて悦に入っていたのだ。
真っ白なメンコを。
白いだけなら良いが豪奢なフリルがふんだんに使われたラブリーな逸品だった。

風格のにじみ出る見事な肉体からぽたぽたと水滴が落ちる。
その格好良さを見事に打ち消す笑撃。
彼は彼女にとっての水も滴るいい男になり損ねたらしい。

これがその夏にレコードで帝王賞を制し
交流G1、実に5勝めを挙げた南関の王者と彼女との出会いだった。


彼女は正式に同厩馬になってからメンコの話を持ち出す事はなかった。
それを彼は今日着けている。勿論彼女の命令だ。
<死ぬほど似合わない>のは百も承知だったが
いつの間にか始まったお互いの奇妙な習慣のため逆らう事ができない。
それが傍目にどう見えようともう彼は気にしてはいなかった。

肌を許すようになってからかなりの日にちが過ぎていたが、
未だに彼女はキスするときに僅かだが抵抗の気配を見せる。
そのため彼はいつも強引に唇を奪う形になった。
顔を背けようとするのを押さえつけ、横になったその隙間に舌を侵入させる。
初めのうちは彼女に噛まれるのではないかと恐る恐るだったが
別に本気で嫌だというわけでもない。
強張った身体の力が抜けると同時に、彼女も舌を絡ませてきた。
舌先をつつき合うようにしてから少しだけ大胆にお互いを吸いあう。
どうもこれは何時まで経っても2頭ともうまくならない。
何故その時だけ体が固くなるのか、彼女自身にもよくわからないらしい。

690:アジュディミツオー×トーセンジョウオー ◆JVPOhusRfA
07/04/28 11:18:27 eOEU/jTX
「ふぁあ……んっ」
唇が離れた途端、名残惜しそうにしながらも彼女が一瞬だが
ほっとしたような表情を見せたのを見逃せなかった。
「相変わらずだな、お前」
「ごめん…ね」
その顔を見て何やらもの寂しい気持ちになりかける。
それを振り払うように彼女の背後に移動した。

背中から腰にかけて首筋の時よりも強く噛みながら進む。
鍛え上げられた尻の位置は彼よりも高いのかもしれない。
早くも汗で濡れ光る彼女の曲線が艶かしかった。
海からの水分を運ぶしっとりした風のせいなのだろうか。
その風を受けたかのようにゆらゆらと揺れる尻尾が彼を誘っていた。

甘い香りが、花に酔った彼女と同様に彼をも酔わせる。
吸い寄せられるままに舌を挿しいれた。ぬちゅ、とまだ粘度の高い愛液が絡む。
「ひゃっ」
彼女の入り口がびくりと反応する。緊張が彼にもはっきりと伝わってきた。
その舌がいきなり彼女の敏感な部分を捕らえる。
そこに触れた瞬間からそれまで穏やかだった反応が激しくなった。

「ああっ……そこ、いやぁ!」
感じすぎて辛いのか、尻っぱねまでして逃げようとするので
力ずくで彼女の後脚を押さえ込む羽目になった。
「動くなって」
彼を引きずってでも、という勢いで動くのでやむを得ず彼女の臀部に片方の前脚をかける。
お互いに危険なのでやりたくはなかった。
それでも周辺への愛撫はやめない。
「やだ……離してよぅ……あっ…ぁん」
「だったら暴れんなよ」
涙目で悶える彼女に無慈悲に言い放つ。
尻にのせた片脚をどけた頃には彼女は彼が与えるものを受け入れるようになっていた。

691:アジュディミツオー×トーセンジョウオー ◆JVPOhusRfA
07/04/28 11:22:05 eOEU/jTX
ゆっくりと全体を嘗め回し、ずいっと突き刺すように秘烈に舌を差し入れる。
何度か繰り返しているうちに、先ほどよりもさらりとした液体がぐしゅりとあふれ出てきた。
それがつーっと流れ落ちていくのにあわせて、彼の舌も動く。
そして再びそれが彼女の核を捕らえた。
「あぅっ……あっ、あっ……あぁん」
もう抵抗はない。

こころなしか大きくなってきたそこを包みこむように舌を這わせる。
「や…だめぇ……あっ、あっ」
次々に垂れてくる愛液を塗りたくるように細かく刺激した。
その動きにあわせるように、小刻みな嬌声が辺りに響く。
抑えの効かなくなった彼女の下半身がぶるぶると震えはじめてていた。
彼女はぐっと頭を下げて体内で巻き起こる噴流に耐えている。
その堤防が壊れる瞬間を見るのがたまらなく、いい。

最後に一押し、舌でそこを押し潰す。
「…わたし、もう……あっ…………あああッーー!!………………………………」
沈黙。彼女は上り詰めたとき、声も呼吸も完全に止まることがある。
初めて見たときはかなり驚いた。
失神するわけではないが彼女曰く、<無意識が吹っ飛ぶ>らしい。
良くわかるような、わからないような話だった。

「今日は早かったな」
荒い息の彼女にからかうように言う。
後脚は戦慄いているものの姿勢に乱れはない。流石だった。
「何か、無理やりイかされてない?」
彼女は責めるような、それでいて甘えるような言い方をする。照れ隠しなのかもしれない。
「あ、バレた?…でも好きなんだろ」
その途端少し恨めしそうな彼女の表情が一変した。
恥ずかしそうにこくりと肯く。

692:アジュディミツオー×トーセンジョウオー ◆JVPOhusRfA
07/04/28 11:51:24 eOEU/jTX
「嫌ってわけじゃないけど、でもこういうのはやめてよね」
「無理すんなって」

また強くなってきた風が彼らの周りに桜を撒き散らす。
軽口を叩きすぎる彼に、拗ねてしまった彼女はそっぽを向いてしまった。
普段は見せない幼いとさえ言えるそのしぐさ、
そして風に煽られてあらわになる濡れた秘所……。
彼もそれを観賞するだけでは既に済まなくなっていたが
ふと意地悪心が芽生えて、わざと何もしない。
といっても、
―潮風に当たり続けると身体錆びちまいそうだなー。
などと、くだらない事を考え必死に下半身の衝動を誤魔化していたのだが。

初めは舞い散る花びらをただ見つめるだけだった彼女も、
次第にいたたまれない様子になってくる。
不安、羞恥、怒り、困惑……くるくると変わる表情で心の動きが見て取れた。
それでも彼女は彼の方を見ようとはしない。
彼はただそれをじっと見ている。
―危ねぇ、牝馬を虐める奴の気持ちがちょっとわかってきた……。
良くも悪くも彼と彼女は公平だった。

出し抜けに、静寂を破る低い音が響く。
近くの大型船の汽笛だった。風のためかいつもより大きく聞こえる。
その音に促されるように彼女がこちらを振り返った。腹の据わったいい顔だった。
あっという間に彼がいささか恐怖を感じる勢いで飛び込んでくる。
汽笛はまだ鳴り続けている。彼の耳元でその音にあわせるような低い声で彼女は呟いた。
「来てよ、先輩」
「お前なあ……わざと言ってるだろ」
思わず彼女を抱きしめた。彼女は彼の名をなぜか呼ばない。
「先輩も無理はだめだよ~」
ささやかな彼女の意趣返しも、本当に嬉しそうなその顔を見てしまうと気にならなくなった。

693:名無しさん@ピンキー
07/04/28 12:39:03 bLSFbGOC
神様ありがとう。もう今夜は眠れません。
アジュディいいよアジュディ…。
かっこいいんだけど、可愛いメンコ想像して噴出w

694:名無しさん@ピンキー
07/04/29 21:55:14 nUkjOxpi
続きwktk

695:アジュディミツオー×トーセンジョウオー ◆JVPOhusRfA
07/04/30 00:18:46 Ay77KFzU
抱きしめた肌は浜風の匂いがした。彼女の中にずずっと彼自身が入り込む。
風に晒され続けた入り口はひんやりとしていたが中は逆に燃えるように熱い。
「あぁん……」
いつも彼女はその時うっとりとした表情になる。
「ほんと、挿れるときいい顔するよな」
「うん…そう…イクときより好きかも……」
振り返った彼女の顔がすぐそこにあった。
彼女の背が高いので伸し掛かるというよりも、背負われるような形になる。
ぴたりと密着するので体全体で彼女を感じる事ができた。

奥まで収まった後、もう一度彼の顔を見て彼女がにこりと笑う。
「何だよ、そんなに似合わないか?」
彼は例のメンコをまだ着けたままだ。
「………。でも、それ見るとほっとするよ」
フォローになってない。

気まずさを打破するかのように彼女が唇を押し付けてきた。
「!?」
かつてないことだった。彼が驚いている間にすぐに顔を背けて前を向いてしまう。
こんな時まで照れる彼女が可愛らしくも、もどかしい。
羞恥心が彼女の体内の熱を一気に外に押し出す。
その熱は彼の熱でもあった。

お互いに焦らし上手ではない。
「……我慢できない」
と消え入りそうな声で彼女が言った。同時に膣内が波打つように締まる。
それを聞いた彼の脳内が弾けそうになった。
彼女の言う、<無意識が吹っ飛ぶ>とはこういうことだろうか。

彼はすぐに抜き差しを開始した。

696:アジュディミツオー×トーセンジョウオー ◆JVPOhusRfA
07/04/30 00:19:24 Ay77KFzU
自分自身のせいとはいえ、待ちぼうけを喰らった彼は初めから彼女を激しく突いた。
先に達していた彼女もそれに強く応える。
「く…ぅん……あんっ、あんっ……」
次第に勢いに耐え切れなくなり、後脚を少し開いて彼に尻を突き出す。
彼女の背が少し低くなったおかげで動きやすくなった彼は、更に奥まで自身を突き入れた。
「ああっ!……あんっ、あんっ…あぁん!……」
ぐじゅ、ぐじゅと膣内をかき鳴らす彼の動きに共鳴するように喘ぎ声も大きくなる。

お互いの身体から汗が噴き出す。
それが交じり合ってどろどろに溶けそうな感覚だった。

「なんか、きつくなってないか?」
首筋に強く噛み付きながら聞いた。
「やんっ……違うよぅ……先輩のがおっきくなってるの~」
痛みと快感に身悶えしながらも彼女が答える。
それは彼自身の限界が近いという合図だった。

「先輩、だめっ……また…きちゃうよぅ……」
彼女がまた吹っ飛びそうになっている。
彼もまた、それを気遣う余裕がない。
悲鳴に近い嬌声を頭の片隅に留めたのみだった。

「くっ!」
まるで噛み付いてくるような膣内から彼自身が素早く引き抜かれる。
彼女の黒鹿毛の背に白濁液がどくどくとかけられ垂れていった。
抜いた瞬間に、彼女の姿勢が崩れてしまったので
勢い余って彼女のたてがみにも少しかかってしまった。

―しまったぁーー。

697:アジュディミツオー×トーセンジョウオー ◆JVPOhusRfA
07/04/30 00:19:56 Ay77KFzU
「悪いな、それ」
「いいよ。どうせ洗うんだし」
そのたたずまいは、無駄なものが削ぎおとされた彫像の冷たさを思わせた。
事が終わった後の彼女は普段以上にクールになる。
自分との間に見えない壁があるのを感じて彼はいつも暗い気分になった。
彼女にとって自分との関係は<無駄なもの>なのだろうか。

彼らがいるのは厩舎地区のやや外れだ。目立たない上に水場も近い。
そのため後処理にも便利で、今もお互い黙ったまま彼は彼女の身体を流した。
「今日はわたしが先に帰っていい?」
「ああ」
憚るような仲ではなかったが2頭一緒に戻るのはちょっと気恥ずかしい。
そうでなかったとしても仲良く帰る絵は想像もできなかった。


晩秋、いや初冬か。彼女が無事調教試験を突破した頃だ。
今まさに彼らがいるこの場所で、生気のない顔で彼女が佇んでいた。
前述の通りここは転厩馬が多い。環境の変化に戸惑う馬がこんな表情を見せるのはよくある事だった。
しかし今までの彼女は微塵もそれを表に出してない。
偶然外出していた彼はかねてから気になっていた彼女に引き込まれるように近付いていった。

「どうした?ぼーっとしちゃって」
「あ、メンコの先輩。すみません」
「メンコの先輩って、俺ら同い歳じゃんか」
「でも……ここじゃ先輩ですよね」
そう言って彼を見上げた形のいい黒い瞳はこの上なく寂しそうだった。

結果的にはその時の彼女の寂しさにつけこんで、身体の奥深くに触れたために
かえって彼女と心が触れ合うのが困難になった気がする。
当時の自分の行動に対して軽い後悔を覚えた。
認めたくはない、残念なことだが。

698:アジュディミツオー×トーセンジョウオー ◆JVPOhusRfA
07/04/30 00:20:29 Ay77KFzU
彼が物思いにふける間にとっくに帰ったかと思った彼女が立ち上がる。
ゆっくりと歩み去ろうとする、と思ったところで頭だけ振り返った。

「次走るの来月だったよね?」
質問ではなく確認だった。
「何もなければ多分そうだな」
人間の世界で言う端午の節句、その3日前に連覇がかかっているレースが待ち受けている。
「そっか~」
そのまま帰るのかと思いきや今度は彼女はこちらに向き直った。
やや傾いた日に照らされた身体が映える。
その表情が妙に初々しい。
彼は思わずどきりとした。

「ミツオー君、次はわたしが<ご褒美>あげたいな」

そう言うや否や彼女は翻って一目散に駆け去ってしまった。
どこにそんな力が残っていたんだというくらいの、力強い脚取りで。
海からの風はもうほとんど止まっている。
彼女の巻き起こした砂塵がしばらく同じ所を漂っていて
あっけにとられたまま彼はそこを眺めていた。

―名前を呼んでくれたのも初めて、か。
2頭の関係がこれから劇的に変わることはないだろう。
それでも嘘のように明るい気分になった彼もまた、帰途についた。

彼女がここに来てから彼はまだ一度も勝っていない。

これからが正念場だった。

699: ◆JVPOhusRfA
07/04/30 00:23:11 Ay77KFzU
以上。
読んで下さった全ての方に感謝。
かしわ記念前に終わって良かった。
ミツオースレの前スレを見て勢いで書き始めてしまった。楽しかったので反省はしたくない。
まあ信じる方はいないだろうが、フリルのメンコは実在しない(多分)
二頭揃って出走予定の帝王賞が楽しみ。

エロ読むの大好きだけどいざ書いてみるとほんとに難しい。
他の方の話も楽しみにしてます。

700:名無しさん@ピンキー
07/04/30 00:56:18 F3AZ3kev
ほんと上手いですね。
いい物見せてもらいました。ありがとう。

701:名無しさん@ピンキー
07/05/04 18:19:11 1dn5w2ma
hoshu

702:名無しさん@ピンキー
07/05/12 02:09:15 gFoiP3+1
ドキ!初夏の夢栗毛だらけのヴィクトリアマイルin2007

悲しむあの子を使い捨て ~サヨウナラ~
おカタいのが好き ~ディアデラノビア~
ひと夏の経験 ~アサヒライジング~
どうせ私は 噂の女 ~コイウタ~
無理矢理はイヤ!今度は自分でやらせて ~フサイチパンドラ~
中年(マイソ)殺しの調教王女 ~カワカミプリンセス~
元祖ツンデレ、ギョロリもあるよ ~スイープトウショウ~
いかせてあげる ~キストゥヘヴン~
熟女は責められ上手 ~スプリングドリュー~
そんなに濡らさないで ~アグネスラズベリ~
堕ちた優等生 ~ソリッドプラチナム~
女盛りの日々 ~ブルーメンブラット~
信じてくれますか? ~コスモマーベラス~
お気に召すまま・おっとり姫 ~アドマイヤキッス~
このままじゃ 壊れちゃう ~サンレイジャスパー~
勇気を頂戴 ~デアリングハート~
奥手なんて呼ばないで 私の上で踊りませんか ~ジョリーダンス~
愛の女神の誘惑 ~ビーナスライン~

今年は出走馬中半分が栗毛か栃栗毛。貴方好みの娘はいますか?
(昭和っぽいネタでまとめるのはつらい……。お目汚し失礼しました)

703:名無しさん@ピンキー
07/05/16 14:12:18 DynizWYb
どなたか前スレのログを持っていらっしやらないでしょうか。
みみずんだと途中までしか見られません。
よろしくお願いします。

704:名無しさん@ピンキー
07/05/19 11:31:11 9Wlozdy7
保守

705:名無しさん@ピンキー
07/05/24 13:56:17 YkKyWbae
捕手

706:名無しさん@ピンキー
07/05/28 22:50:29 l0z8w83b
ほしゅ

707:名無しさん@ピンキー
07/05/31 23:48:50 y67YE2AN
保守

708:名無しさん@ピンキー
07/06/02 02:33:23 uFkCni/c
ほぁしゅほしゅショートショート



自分で撒き散らしたそれを見て陥るのはいつも、自己嫌悪だ。

「あ゛ー」
俺はどうして、こうなのだろう。いつも何かに流されて、後悔してばかり。
なぜ、ここにいるんだ。そもそも、生まれてきたのがいけなかった。
こんな時はなぜか故郷の母が懐かしくなる。こんな息子でごめんなさい、母さん。

「変な声出さないでよ」
唇をきゅっと尖らせて、生意気な目で軽く睨みつけて牝馬が言う。
俺はガクッと肩を落とし、大きなため息をつく。一体、誰のせいだと思っているんだ。

「明日、追い切りなのに…」
「ちょっとした運動運動~」
明るい調子で、ねっ、と同意を求めてくるが頷く気になれない。

レースが近づくと鬱になるのはいつもの事だった。
そして、なぜかそっちの方向でそれを解消しようとしてしまう。
誘惑するコイツが何を考えているのかもさっぱりわからないし、
あっさり乗せられる俺は心底情けない。

「レース…レース…レース…」
ぶつぶつ呟く俺を見て、少し考える素振りをしてから、牝馬が言う。

「きんこしょう、だっけ?」
「何で知ってるんだよ」
「タローから聞いたもん」
叔父本人に何度となく言われているのに、その呼び方を一向にやめようとしない。

709:名無しさん@ピンキー
07/06/02 02:35:43 uFkCni/c
「ね、勝ったら、お祝いだよ。みんなでぱぁーっと」
「…正直、自信無い」
「なんで?前走も勝ったし」
「無理なんだよ。俺なんて、結局」

気付くと、覗き込まれていたので少し驚いた。
真っ黒な瞳に僅かな光を反射させて、少し首を傾げながら言う。

「クロイツは強いよ?」
その言葉に少しドキリとしてしまう。
「…何を根拠に…」

「初めて会った時から、私は知ってたんだもーん」

けらけらと屈託なく笑う。
急に思い出した。そういえば、初めて話したのも去年の金鯱賞の頃だったろうか。
笑うと、あの時から何も変わっていない。

『ね、クロイツ先輩。先輩が勝つ為なら、私、何でも手伝います。勝って下さい』

「なーに、真面目な顔しちゃってんの」
ぷぷ、と含み笑いされる。
少々むっとしながらも、俺は言わずにはいられなかった。

710:名無しさん@ピンキー
07/06/02 02:37:13 uFkCni/c
「なあ」

結局、勝利を挙げたのは今年になってからだ。
スランプ真っ最中の俺を、どんな気持ちで支えていたんだろう。

「何?」
「笑われるかもしれないけど…俺さ」

お前の為に勝つって言ったら…


「とりあえず」
俺の言葉を待たずに牝馬が切り出した。
「とりあえず?」

「もっかい、いこっかあ」

「俺、騙されてるよな?」
「そういうとこが好き」

711:名無しさん@ピンキー
07/06/02 02:50:32 S7OqhKeT
リアルタイムで見ますた。乙です!続きないのかな?木になる。

ラインたんやアジュディケーてぃんぐの続きも全裸で待っています。

712:名無しさん@ピンキー
07/06/02 05:57:19 ObNaXg01
ウオッカ×ダスカを書こうとしてますが、どうもエロに辿り着くまで長くなりそうです
それでも需要ありそうなら、追々うpしていきますが…どうでしょうか?

713:名無しさん@ピンキー
07/06/02 11:50:47 ajQrvVUa
>>712
すごく見たいです。

714:名無しさん@ピンキー
07/06/02 13:54:13 hqzv0hTx
>>708->>710
楽しい話ありがとう。ディープ以外の現5歳牡馬の登場は多分初めて?なので新鮮だった。
兄弟揃って故障で戦線離脱は残念だな。


715:名無しさん@ピンキー
07/06/02 16:12:57 xBkPuFsb
>>712
需要ありに一票

716:名無しさん@ピンキー
07/06/02 18:22:19 ObNaXg01
>>712です。
すいません。「追々うp」の予定だったんですが、
書いてる内にどんどん長くなってしまい、「SS」というよりは「短編」と言うぐらいの、
ちょっとここに書き込みの形で公開するのは憚られるらいの長さになってしまったので、
駄文ですが、ろだでまとめてアップすることにします。

それでもよろしければ、明日中に上げて夜11時頃にアップしますが、どうでしょう。
エロ、鬼少ないです。もう「キャラが勝手に喋る」状態になってしまってるのでw

717:名無しさん@ピンキー
07/06/02 21:05:08 CJ4n6sD0
ディープインパクト×アイリッシュダンスおよびハーツクライ×ウィンドインハーヘアを希望。

この二組が互いに近い場所で営んでる、って設定で(互いに見えても可)。

なにげにすごい酷いこと言ってる気がするけど、エロ板なんで多めに見て

718:名無しさん@ピンキー
07/06/02 23:05:03 rACcOGmL
現役時のライバルやその近親を犯すってのは、割と燃えるシチュのはずなんだが
ディープはダメジャー母やスイープ母も、現役時一緒に走って現在国内で繁殖入りした
唯一の非サンデー牝馬のオースミハルカもみーんな現実の交配相手。
エロ妄想の敵w
アイリッシュダンスが存命でもリファールのクロスがきついので普通はやらないだろう。が、ディープならやりかねんし。

>>716
20レスor30キロバイト超えそうですか?
エロ漫画小説板はエロパロ板に比べてスレ容量も連投も半分しか許容されていないので、長編を投下するのは正直厳しいですが
上記の量を超えないのならこちらで読みたいのが本音です。

719:名無しさん@ピンキー
07/06/02 23:46:50 CJ4n6sD0
そんなら、
スペシャルウィーク×ワキアおよびエルコンドルパサー×キャンペンガールでも可。

ディープ×Iダンスって、リファールの4×3か。昔はそうでもないけど、アウトブリード重視のいまじゃ
きつく見られるのかね。人間ならいとこといとこの子なんでそんなに問題ないと思うけど。

とりあえず、妄想なんで健在なのか否か、はあまり気にしてません。

720:名無しさん@ピンキー
07/06/03 00:14:39 z2VWMXWk
ウオッカ×ダスカは萌える

721:名無しさん@ピンキー
07/06/03 09:30:34 +63jiEvc
>>718
20レスは確実に越えると思います。半分で15レスぐらいだと思います。
もう一度、はじめから書き直してみている状況です。


722:名無しさん@ピンキー
07/06/03 15:24:20 horgUXLh
>>721
この板は連投は5回までOKです。
先ほど他スレで実験したところ(JaneStyle使用・他スレの人ごめんなさい)
5連投の後、『10分以上』間隔を空けると再度連投可になりました。
つい最近までさるさん規制がありましたが緩和されたんですかね。
●使いならまた条件が違うようです。

このスレの残り容量は170キロバイト余り、
エロ漫画小説板は1レスあたり2048バイト・32行まで(エロパロ板や競馬2板は4096バイト・60行まで)ですが
会話主体ならそれほど容量は食わないと思います。
ちなみにこのレス全文では654バイトです。

手前勝手な話で申し訳ありませんが、ここを携帯で読むことが多いのでなるべくならこちらで見たいです。

723:712
07/06/05 01:10:49 OO3nR7T9
ウオッカ×ダスカがどうしてもうまくまとまらないので、
保守代わりに、最初に書いていたもののアナザーストーリー的に書いていた、
ディアデラノビア×タニノベリーニ(ウオッカの兄)を投下します。
これもかなり長く、エロ少なめです。
ちょっと眠いので、今日のところはエロ無しの前半部分だけでご勘弁を。

724:ノビア×ベリーニ
07/06/05 01:13:50 OO3nR7T9
先ほどから、隣の馬房から微かに聞こえてくる甘い吐息に、ディアデラノビアはイラついていた。
誰が相手だか知らないが、どうやらウオッカもオトコを覚えたらしい。
しかし、それは別にいい。3歳はもう女だし、そういう事もあるだろう。
夜中にオナニーに耽ろうが別に責めはしないし、ウオッカがまだ2歳の頃ならともかく、
ダービー馬となった今となっては、もうそんなことを言える立場でもない。
だが、せめて最低限のマナーとして、隣に聞こえないようにしてもらいたい。
そっちはダービーを勝って、しばらくはお休み気分かも知れないが、
こっちは週末に大事なレースを控えているのだ。
しかし無視して寝ようと思うほど、ウオッカの初々しい喘ぎ声が頭に響く。
それを延々と聞かされるうちに、ノビアもすっかり妙な気分になってしまったのである。

ノビアには、男が足りない。牝馬とばかり走らされるため出会いもなく、
顔も身体も十人並みなのに、ロクな男が寄ってこない。
重賞勝ち馬のプライドから、寄ってくる半端な男達を片端から受け流していたら、
いつの間にか、男に抱かれることもすっかりご無沙汰になってしまった。
欲求不満が溜まっている結果が3着の連続なのだ、とノビアは考えていた。
「……ぁぁぁっ……!」隣の声が微かに高くなって弾けた。どうやら絶頂に達したらしい。
あんたは良いわよね、と心の中で軽く悪態をつく。
隣に聞こえない程度に、低くため息を付く。
このまま眠るような気分にはなれない。しかし、ひとりで慰めるのはもう飽き飽きだった。
……あいつに責任を取らせよう。この際、条件馬でも構わない。
ノビアは心を決めて、ゆっくりと立ち上がる。
こちらの気配を察して、隣の空気がぴりりと緊張するのを感じた。
「……全部聞こえてたわよ」口の中だけで小さく呟いた。

725:ノビア×ベリーニ
07/06/05 01:16:48 OO3nR7T9
通路に出ると、もうウオッカ以外はみな寝静まっているようだった。
なるべく足音が響かないように慎重に歩く。牝馬が集められた馬房と対角の位置にある、
牡馬用の馬房に向かう。そして、一頭の馬房の前で足を止めた。
『タニノベリーニ 父フレンチデピュティ 母タニノルション』
馬房をのぞき込むと、500kgを超える巨漢馬が、馬房の隅で縮こまるように眠っていた。
ノビアは、思わず深い溜息をついた。
妹はダービー馬になったというのに、この男は、いつまでもしがない下級条件馬。
彼と一緒に走っていたエリモエクスパイアとて、今はオープン馬になっているというのに、
その間にもこの男は、あそこが痛いだの、ここがだるいだのと駄々ばかりこねて
結局、もう一年近くレースから遠ざかっている。
入厩してきた時は、もっと大物になると思っていたのだが……。
自分の見立てに首をかしげながら、ノビアは壁をコンコンと叩いた。
「ベリーニ」押し殺した声で、呼びかける。
その声に、すっと目を覚ましたベリーニであるが、暗くてノビアの姿がよく見えないのか、
「ん、ノビアさん……ですか?」と、訝しむように言った。
「……ちょっと来なさい」
しかし、ベリーニは辺りをきょろきょろと見回し、まだ誰も起き出していないのを確認すると
「え、でも、練習の時間はまだ……」
「いいから来なさい!来ないとあんたが損するわよ!」
そうしてノビアはさっさと歩き出す。ベリーニは慌てて立ち上がり、その後を追った。


726:名無しさん@ピンキー
07/06/05 01:29:01 Gml6npCQ
これは続きが楽しみ

727:名無しさん@ピンキー
07/06/05 13:55:13 3nDHPW5R
よっしゃあー。614でディアデラノビアの話を熱望してた甲斐がありました。
性格キツいところがさらにいい!
ディアデラノビアには、弟のクルサードをいじめそうな怖い姉貴のイメージを持っていたので嬉しいです。
関係ないけどクルサードの名前って少しエロいよな。
続き楽しみにしてます。

728:名無しさん@ピンキー
07/06/05 15:50:22 3WMY2hLH
ノビア萌え
ひとりでするウオッカ萌え

729:ノビア×ベリーニ
07/06/05 22:13:47 OO3nR7T9
訳が分からぬままベリーニが連れてこられた場所は、
トレセンの北端にある、出張馬房だった。
ここは主に関西に遠征してくる関東馬のためのものだが、全ての馬房が埋まることは少なく、
ほとんど馬がいないこともある。そんな時、ここはにわかに欲情した牡牝馬の、
格好の逢い引き場所となっていた。
ノビアは適当に目星を付けた一棟をぐるっと一回りし、中に誰もいないことを確認すると、
その内の一室にベリーニを招き入れた。
ベリーニもここがどんな場所か知らないわけではない。
懐疑と期待の入り交じった表情で、馬房内を眺め回している。
月明かりが差し込む風窓を背に、ノビアはベリーニに向き直ると、
「何をしに来たと思う?」と顔をのぞき込んだ。
ベリーニは曖昧に笑いながら「いや、ちょっと……」と言葉を濁す。
ノビアはふん、と鼻を鳴らすと、軽く咳払いをするようにしてから言った。
「……あんたが期待してる通りのことをさせてあげる」
ベリーニがだらしなく顔をほころばせる。それを見てノビアはその脛を蹴飛ばした。
「全く、もっとキリッとした顔できないの?」
ベリーニは顔をしかめてうずくまりそうになる。その頭上から、ノビアが低い声で凄んだ
「……とにかく、あんた程度の馬に相手させるからには、
もし私が満足する前にイったりしたら、脛を蹴る程度じゃ済まさないからね」
その言葉に、ベリーニはやや怯んだように目を逸らす。
「……とにかく、あんたの妹のせいなんだから、責任取りなさい」
「え、ウオッカのせい……?」
きょとんとした顔になるベリーニをノビアはじろりと睨みつける。
「……さっさと始めるわよ。ほら」


730:ノビア×ベリーニ
07/06/05 22:15:19 OO3nR7T9
ノビアはくるりと反転すると、ベリーニに自らの秘部を突き出した。
愛液がまとわりついた陰核が、月明かりにぬらりと光る。ベリーニは呆然とそれを凝視する。
ノビアが挑発的に腰をくねらせる。
ベリーニのペニスは、もう、はちきれんばかりに膨張していた。
しかしそれでも、本当に触れてよいものかどうか、ベリーニは考えあぐねていた。
その様子に、ノビアが苛立たしげに言い放つ。
「どうしたの?ヤりたくないの!?」
するとベリーニは、我に返ったように息を吐くと、僅かに身体を震わせてながら、
まるで解き放たれた肉食獣のように貪りついた。
「あぅっ!ああぁ…っ!」
乱暴にしゃぶり付くせいで、陰核にベリーニの歯が触れる。
「んん…っ、ちょっと……もっと、優しく……っ」
肩越しに注意するが、ベリーニは改める様子はない。一心不乱に舌を巡らせている。
それが腹立たしいような、しかしどこか愛おしいような気がして、ノビアはベリーニを顧みる。
すると、ベリーニが突然顔をもたげ、たまりかねたように叫んだ。
「ノビアさん、俺、もう無理です!」
ノビアがそれに応える間もなく、ベリーニはノビアの上にのしかかる。
「えっ、ちょっと……」ベリーニの体重を受け止め、わずかにノビアがよろける。
ベリーニはもどかしそうにペニスを秘部に押し当てると、そのままひと息に腰を打ちつけた。
「あぁ…っ!はあぁぁ……」
ノビアが跳ねるように身体をしならせる。
全身を貫く快感を舐めるように、ノビアは唇を舌で舐めずった。
そう、ずっと、これが欲しかったのだ。思わず、顔がほころびそうになる。


731:ノビア×ベリーニ
07/06/05 22:16:06 OO3nR7T9
しかしその余韻に浸る間もなく、ベリーニは間髪入れずに激しい抽挿を開始する。
ベリーニが腰を打ちつけるたび、サディスティックな音が響いた。
想像以上に大きいベリーニのペニスが、肉壁を押し広げ、子宮を刺激する。
「あっ、ああっ!そうっ…!奥に、ひぁっ!打ちっ、つけて……っ!」
ベリーニの生暖かい息が荒く背中にかかる。
ぬらぬらとした愛液が内股を伝い、ポタッ、ポタッ、と地面に落ちる。
「あっ、あっ、あっ、あぅっ、あぁはっ!」
絶え間なく押し寄せる快感に、息をする間もない。
やがてノビアの身体がだんだんと緊張していき、肉壁がきゅうっ、と狭まっていく。
ベリーニの荒い呼吸が、喘ぐようなものに変わっていく。
「はあぁ、ノビアさん、オレ、もう、イキ…ます……っ!」
「ダメ…っ、もう少しで…はぅんっ…イ、クのぉ……っ!」
ベリーニは苦しそうに目をつぶり、ひときわ激しく腰を動かす。
ノビアの身体全体が、大きく前後に翻弄されていた。
「はっあっ、ベリー…ニ……イ…クぅぅ……ぁあああああっ!」
ノビアの身体が大きくそりかえり、肉壁がベリーニのペニスを急速に締め付ける。
「く……あっ……!」自らの物に電気が走るのを感じ、ベリー二は慌ててペニスを引き抜く。
大量の精液が放たれ、床に放置された古い寝藁を汚した。
ペニスが引き抜かれた陰部から、ボタボタッ、と透明な液体がが幾筋か垂れ落ちた。
「あぁぁ…はぁ…はぁ…はあぁ……」
恍惚の表情をたたえながら、ノビアはその場に倒れ込んだ。


732:ノビア×ベリーニ
07/06/05 22:17:21 OO3nR7T9
かすかに辺りが白み始めている。
「ノビアさん、今日追い切りじゃないんですか?」
横たわるノビアの傍らでベリーニがおずおずと言う。
ノビアは、ふん、と鼻を鳴らし、「条件馬に心配されたくないわよ」
ベリーニはむっとした顔になり、口をつぐんだ。それを見てノビアが鼻面を小突いた。
「ポップロックさんだって、去年の今ごろは条件馬だったんだからね。
あんただってやろうと思えばできるのよ。私だってあんたが入ってきた時は、
少しは期待してたんだからね」
ベリーニは押し黙っていたが、やがて神妙な顔で「はい……」と静かに頷いた。
ノビアはその横顔を見ながら、真剣な顔すればいい男じゃない、とひとりごちた。
「妹にからかわれるのが悔しかったら、早いところ復帰して、
重賞の一つや二つ勝ってみなさいよ。そうしたら……」
そこで言葉を継ごうとしたが、しかし思い直したように首を傾げ、ベリーニを見やった。
「……そうしたら、今日はなかなか良かったから、また相手してあげるわよ」
そう言って、ノビアはすくっと立ち上がった。
「……さてと、私はもう戻るからね。どうせあんたは今日も引き運動だけでしょ」
つかつかと扉へ向かう。と、「ノビアさん」ベリーニがその背中を呼び止めた。
ノビアはぴたりと立ち止まり、振り返る。
「俺……種牡馬になって、ちゃんとノビアさんの相手ができるように頑張ります」
ベリーニの告白に、ノビアはその唇に微かに笑みをたたえたが、
しかし、やはり「ふん」と鼻を鳴らして馬房を出て行った。


733:名無しさん@ピンキー
07/06/05 22:20:32 OO3nR7T9
以上です。全部読んで下さった方、お疲れ様でしたw
片手間に書いたものなので、かなり雑な部分が多いですが、
それでもまあ、楽しんでいただけたら幸いです。

ウオッカ×ダスカはこれよりはるかに長いという……

734:名無しさん@ピンキー
07/06/05 22:32:44 Gml6npCQ
ノビア最高です。
この上手さのせいで、よけいにウオッカダスカが読みたくなった

735:名無しさん@ピンキー
07/06/05 23:46:17 fiVJaGaa
デラデラ×ベリーニかなり良かった。ウオッカダスカも期待してるよ。

736:名無しさん@ピンキー
07/06/06 03:29:09 5fAxXdfB
ウオッカ×ダスカの需要に1票!

737:名無しさん@ピンキー
07/06/06 16:06:03 Ijn4XFBg
ノビア姐さん激萌え

次も楽しみにしてます


738:ユーキ
07/06/07 15:40:47 lFNu+GeG
最高。競馬ゲームで初の種付けを向かえたときに沸き上がった興奮が忘れられん。父親より年上とか普通やもんね。つぎは姐さんをまわしてほしいな。いや、馬関係なくなってくるか。

739:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:00:37 vcbI4EjN
角居厩舎の有力牡馬って最近帰厩したカネヒキリ以外は
厩舎一の暴れん坊で熊を倒したという伝説を持つ巨漢デルタブルース
そんなデルタにメルボルンCで体当たりをぶちかましたポップロック(安田記念前のデラデラの調教パートナー)
引退前に出た新聞記事の写真がチンピラ親父にしか見えなかったハットトリック(しかも可愛らしいダイワメジャーと同じ記事)
と、怖そうなオッサンばかりなんですが……。

740:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:15:35 AVpJMmz9
カネヒキリは強気な牝馬に犯されてる印象が強いww


741:名無しさん@ピンキー
07/06/08 00:39:02 ZNCLeAig
バトラー姐さんなんかどうだろ。
屈腱炎を克服した先輩だし、復帰後の路線もかぶるだろうし。

742:名無しさん@ピンキー
07/06/08 01:15:23 AVpJMmz9
>>741
想像できるw
ダート戦績では最強を誇るヒキリも、普段は頭が上がらなさそうw

743:ユーキ
07/06/08 09:48:30 SvNfAat0
いまごろつっこみ。
>>49 どこで「毎日」をつかってくるかワクワクしてたのに。
>>233 エアグルーブ編に続くなんて言ったらネタバレじゃ。

744:名無しさん@ピンキー
07/06/09 16:32:43 qbhc+61J
「はぁ、ったく一人で勝手にいってるんじゃないわよ」
「ご、ごめんなさい」
「JCダートとフェブラリーSを勝った子っていうから、どんなものかと期待したのに」
「だって・・・まだそんな」
「グズグズしてないで、ほら」


745:名無しさん@ピンキー
07/06/12 13:25:28 aw1ZgeMU
保守

746:名無しさん@ピンキー
07/06/14 23:50:06 t/x4axnl
突然だけど馬名は大切だよな。↓の文章でも


「姉ちゃんおかえりー」
「ただいま。ディオもう夏ばて?」
厩舎に戻ったバトラーに声をかけたのは弟のメイショウディオだった。彼女より二回り以上大きい。
バトラーに比べ彼は夏に弱い。
まだ夏至も来ていないのに汗だくだった。暑さに悶える巨体は正直かなり鬱陶しい。
「あちーよー。姉ちゃんは平気なんだね。そうだ、ホウオウさんから聞いたんだけどさ…」
「インチキ栗毛から?」
「姉ちゃんそれ言い過ぎ」
「ディオ、あんたにはメイショウホウオウ君が栗毛に見える?」
「……見えません。あ、栗毛って言えば」
同厩馬で話が脱線しかけるのをディオが慌てて引き戻した。
「カネヒキリが戻ってきたらしいよ」

「…へぇ、意外と早かったわね」
少しの間を置いてそう言ったバトラーが上気する。その表情はディオが見てもぞっとするほど妖艶だった。
―姉ちゃんがこんなになるのは見たくないな。
弟とはいえ普段は他馬の前で女の顔を見せないバトラーらしくない。
脇腹を暑さでないものが原因の汗が流れるのを感じながらディオは姉から離れた。
彼もまた牡馬だった。


似た名前の馬(フサイチホウオー)がいるのでくどい。

747:名無しさん@ピンキー
07/06/14 23:59:39 t/x4axnl
要するに何が言いたいかというと、

中途半端な珍名や冠名+親の名前の馬でエロ話を書くのは難しい。
ヤってる最中呼べないような名前は嫌じゃ~。

勝手な主張、誠に失礼しました。

748:名無しさん@ピンキー
07/06/15 01:36:33 hfSUfTzg
テスト

749:名無しさん@ピンキー
07/06/16 20:01:13 jOPgVZ3G
昼過ぎ、障害の練習を終えたタニノエタニティが厩舎に戻ってくると、
ライラプスが見慣れない牝馬を連れて歩み寄ってきた。
「エタニティさん、ちょっといいですか?」
「お、わざわざ美女のお出迎えか」
細面で品の良い顔を見ながら、エタニティが嬉しそうに笑う。
「いい加減腰が痛えなあ。あのカラジって爺さんは、一体どういう身体してんのかね」
ライラプスは愛想笑いをしながら、傍らの牝馬を見やって、顎で何か促す。
牝馬はおずおずと半歩、歩み出ると、
「今日からお世話になります、グリッターカーラです。よろしくお願いします」
と言って、ぺこりと頭を下げた。
「ああ、ええと、この子は―」エタニティがライラプスとグリッターカーラを見比べる。
「私の妹です。全妹」
「へええ、道理で。よく似てるな」
ゼンマイ、キリキリ、と、エタニティが駄洒落を言う。ライラプスの笑顔が引きつった。
カーラは理解できなかったのか、きょとんとした顔をしている。
「エタニティさんはスカーレットやホウオーのお父さんと同期の大ベテランで、何でも知ってるから、
何か困ったことがあったら―」そこでライラプスはちらりとフサイチホウオーを見やると、
「―男が言い寄ってきて困るとか、そういう事でも良いから、エタニティさんに相談しなさいね」
と言って、妹を見た。カーラはこくりと頷く。
すると、エタニティがひとつ咳払いをし、「いいか、お嬢ちゃん」とうやうやしく言った。

750:名無しさん@ピンキー
07/06/16 20:02:33 jOPgVZ3G
「俺の親父はラムタラっていう『神の馬』と呼ばれたヨーロッパの三冠馬、
祖父さんのニジンスキーはイギリスの三冠馬、母方の祖父さんは日本馬で初めて
ジャパンカップを勝った馬なんだぞ」
エタニティの高説を、カーラは目を丸くして聞いている。そしてにっこりと笑うと、
「スゴイんですね!」と大きく頷いた。
厩舎中にドッと笑いが起きた。ホウオーなどは腹をよじらせるように笑っている。
エタニティはちょっと困った顔をしながら「おめえ、何がおかしい」とホウオーに向けて怒鳴った。
「すいません」とホウオーが首を突き出すように頭を下げたが、笑い止む気配はない。
エタニティは舌打ちしながらカーラに向き直ると、諭すように言った。
「どうだ凄いだろ。でもな、レースになったら血統なんてものは何の役にも立たないんだ。
走って、ゴール板を駆け抜けた順番だけが全てなんだ。分かるか?」
カーラは一転、真剣な面持ちになってこくりと頷いた。その表情にエタニティは満足そうに笑うと、
「兄さんも姉さんも活躍馬で、プレッシャーもかかるかも知れないが、
まあ、あんまり気負わずに、まずは1勝を目標にな」
と穏やかにカーラの顔を覗き込んだ。緊張の面持ちで話を聞いていたカーラは、
ふっと表情を和らげると、大きな声で「はい!」と返事をした。
「―じゃあ、トレセンの案内をするから、来なさい」
そう言ってライラプスがカーラを促す。姉妹はエタニティに会釈をして、通路を歩いていった。


751:名無しさん@ピンキー
07/06/16 20:04:05 jOPgVZ3G
入れ替わるようにして、今度はダイワスカーレットがやってきた。
エタニティは目だけで挨拶すると、首をすくめ、カーラとライラプスを見送りながら、
「はじめて血統を褒められたなあ」と照れくさそうに笑った。スカーレットもくすくすと笑う。
「私も言われましたよね。GⅠ勝ってるのは兄さんで、お前じゃないんだからなって」
その言葉に、エタニティはぐるぐると首を回しながら言った。
「いや、血統が良いのは悪いことじゃない。
素質がある馬はたいてい良血馬なもんだ。ただ素質にあぐらをかいてると―」
ぐるりと首を巡らせ、思い出し笑いをしている大柄な鹿毛馬に目をやる。
「ああなるんだ。あいつはこの先、苦労するぞ」
「水にウオッカの垢でも混ぜときましょうか」
スカーレットが笑うと、「そりゃ良い、もらっといてくれ」とエタニティも頷いた。
ウオッカの父・タニノギムレットは、エタニティのかつての同僚で、従兄弟にも当たる。
牧場の後輩でもあり、父の往事の話を聞きに足繁く厩舎にやってくるをウオッカを、
エタニティは同期生の娘であるスカーレット同様、自分の娘のように可愛がっていた。
「ダービーで大負けしたら、ここぞとばかりに叩かれるだろうな……」
険しい顔でエタニティが呟く。それを聞いてスカーレットが首を横に振った。
「大丈夫ですよ、ウオッカは根性が違うから……きっと勝ちますよ
少なくとも、あそこでゲラゲラ笑ってるヤツには負けないです」
「……そうか」その言葉にエタニティはわずかに安堵の表情を見せると、
「カントリー魂だな」と嬉しそうに笑った。


752:名無しさん@ピンキー
07/06/16 20:05:43 jOPgVZ3G
エタニティは大きく腰を伸ばすと「さて、昼寝でもするかな」と言いながらひとつ欠伸をした。
そうしてふらふらと自分の馬房に戻る途中、ホウオーの馬房に顔を出して、言った。
「おめえ、女に負けたら去勢するとか抜かしてたな。今のうちにせいぜいセンズリこいとけ」
そう言うと、高笑いしながらエタニティは自分の馬房に戻っていった。
ホウオーが低い声で「クソじじい」と悪態を付くと、今度はスカーレットが顔を出す。
「ふんだ。オーラよりウオッカの方が全然強いんだからね」
そう言い放って、スカーレットもさっさと自分の馬房に戻っていく。
「なんなんだよ!素直に同僚を応援できないのかよバカヤロー!」
ガン、とホウオーが水桶を蹴る音が響いた。

753:名無しさん@ピンキー
07/06/16 20:06:55 jOPgVZ3G
保守代わりの投下です。
エロ無しのくせに長くて申し訳ないですが、色々な話への繋ぎみたいな物だと思って下さい

754:名無しさん@ピンキー
07/06/16 22:58:05 F1EvCqH7
普通に面白かったです。エタニティさん良い馬ですね。
文体を見るにデラデラ姐さんの職人さんですよね?
ウオッカダスカも気と首を長くして待ってます。


755:名無しさん@ピンキー
07/06/16 23:13:24 JycwEqfn
十分オモシロイよ。
松国厩舎はいつでも役者ぞろいだよな。
如何様にでも繋がりそうで期待。

756:ユーキ
07/06/17 04:22:29 yA86Y6dX
ウイポで牧場開設後は生産馬一筋でプレイしていたけど、このスレ見てスイープやノビアを購入。すでに20歳前後。いい仔は産まれるか?

757:名無しさん@ピンキー
07/06/17 19:09:08 VXIgWlV/
>>756
配合しだいだろ。

758:名無しさん@ピンキー
07/06/17 19:48:29 yA86Y6dX
スイープ×ハーツクライ人気あるけど、配合理論悪いな。ってかクラシック路線で活躍してるマツシマって娘、ノビア姐さんの娘じゃんか。可愛い。

759:名無しさん@ピンキー
07/06/18 12:16:19 pBBwJwHl
松国厩舎の有力牝馬が厩舎の後輩の種牡馬とくっつきすぎてる件
(ここ最近の交配状況、不受胎含む)
ブロードアピール…2年連続キンカメ
フサイチエアデール…2年連続クロフネ
ゴールドティアラ…4年連続クロフネ
タニノディオーネ…2年連続クロフネ
ジョーディシラオキ…昨年はタニノギムレット
ミスパスカリ、シェリール、エルダンジュ…昨年(初交配)はキンカメ
オイスターチケット…クロフネ(シェルズレイ)・クロフネ・キンカメ・クロフネ

760:名無しさん@ピンキー
07/06/18 23:21:17 EgmIGhnT
>>758
ついでに言えばディープ×スイープも相性良くない。
スイープと相性良さげで、関わりある牡馬はちとノーザン濃いめだけどダメジャーだな。
でもこういうスレに配合理論はあんま関係ないしな…

761:名無しさん@ピンキー
07/06/19 00:53:38 oMjYLXN9
配合理論はともかくとして、現実に交配できないような極端な近親ものはいやだな~と考えると
SS系の馬ってほとんど選択肢がなくなってしまう。
(あくまで私の場合。ただし、ダメジャー&ダンムーくらいにネタとして必然性があるなら別)
そういう意味で今年の宝塚出走牝馬3頭は美味しい。
でもスイープやウオッカと違って、カワカミは人気ないのか?
例えばだが、厩舎の先輩のマイソールサウンドとの昼夜逆転調教物が読みたいアホは自分だけか?


762:名無しさん@ピンキー
07/06/19 01:30:58 RYB5aJHw
マイソ×カワカミイイ!! 
この厩舎が好きなのでマイソ×ラズベリとか考えてたけど、地味過ぎるかな・・・

763:名無しさん@ピンキー
07/06/19 12:31:05 EYn5W5Yf
マイソ×ラズベリは渋い組み合わせだけど結構いいかも。
ラズベリは戦績のわりにはネタが豊富で派手なほうだけど
マイソの地味さはむしろ彼の売り。
同期・同路線にファストタテヤマがいる時点で目立てるわけがないw
どうでもいいけどあの厩舎のメンコって、オーシャンやカワカミのような鹿毛馬には似合ってないような……

764:名無しさん@ピンキー
07/06/23 16:00:34 g87pCQif



765:名無しさん@ピンキー
07/06/27 02:46:11 e0Qs0LcN
保守

766:名無しさん@ピンキー
07/06/30 18:18:49 b2z2H+oA
保守

767:名無しさん@ピンキー
07/07/02 18:55:47 mVMmhBkm
ほし

768:名無しさん@ピンキー
07/07/04 00:29:13 9QvXtqZX
停滞気味だな

769:名無しさん@ピンキー
07/07/05 04:30:48 00mNG/xJ
バトラー姉さん勝ったね。
ヒキリタソも頑張れ

770:名無しさん@ピンキー
07/07/05 18:30:48 RxMdFfiO
メイショウバトラーとカネヒキリって鞍上同じで、ローテにも意見できる立場の人だし多分一緒に走らないだろ。

カネヒキリが武蔵野Sで復帰→その4日後バトラーJBC出走→前走大惨敗でなければヒキリはJCD・バトラーは使い過ぎ・距離適正などを理由に回避
→バトラー兵庫ゴールドトロフィー→その3日後ヒキリ東京大賞典 とかでさ

バトラーは同期の地味イケメンのブルコンを既に食ってそうだw

771:名無しさん@ピンキー
07/07/06 04:10:01 ka/noiY0
ブルコン実はイケメンなんだよねw
むしろバトラー姐さんがブルコンに食われてそう

772:名無しさん@ピンキー
07/07/06 23:32:18 IuG9ApXQ
バトラー姐さんはサムソンとも仲良いみたいだな。

773:名無しさん@ピンキー
07/07/07 00:49:33 01XmkqG2
バトラー×サムソンはちょっと考えた。
ダート戦線で絡ませようとすると、接点あってもよさそうなのは
リミットレスビッドぐらいしかいないんだよね。
でも8歳と7歳って、人間で言えば40前と30半ばぐらいでしょ?
なんかリアル過ぎるww

774:名無しさん@ピンキー
07/07/07 01:11:17 I9VDHk1T
サムソンはウオッカと一緒に渡欧するみたいね。

775:名無しさん@ピンキー
07/07/07 01:47:41 5dMqPaYK
旧齢×4でいくとバトラーは32~35くらいか。女盛りだな。
ところでメイショウカイドウってなにしてんの?

776:名無しさん@ピンキー
07/07/08 00:36:54 fvgc90l7
デラデラ姐さん負けちゃったね…

777:名無しさん@ピンキー
07/07/08 01:59:28 J9U9BI8t
>>775
メイショウカイドウは先月放牧先から帰厩し、あの小倉記念での復帰を目指し調整中
ボーラーも来月同じく九州で復帰予定、今年もメイショウの夏(秋)になるのだろうか。

ボーラーといえば現6歳世代のこの手のスレでの人気は異常だな。
他世代は賞金獲得10頭中ネタにされてるのはせいぜい3~4頭なのに、この世代の登場馬は8頭w

778:名無しさん@ピンキー
07/07/08 21:31:32 fvgc90l7
そろそろ新作投下期待

779:名無しさん@ピンキー
07/07/11 23:36:48 a0xBVQ0q
ほす

780:名無しさん@ピンキー
07/07/12 01:24:08 tBNAyTzD
>>774
ボストンクーラーが故障→抹消してしまい、ウオッカの帯同馬がいなくなっちゃった。
本当にサムソンとふたりきりの旅路になるかもしれない。
紆余曲折の果てに、3月のドバイ遠征組の〈飛行機内での監禁プレイ7時間〉のトラブルが再現されたら
このスレ的にはおいしい…かもね。

781:名無しさん@ピンキー
07/07/12 10:03:19 mp6lg6mL
ウオッカファン的にはサムソンでいいの?

782:名無しさん@ピンキー
07/07/12 20:37:15 rVs5MJFg
イメージ湧かないなあw

ウオッカとうんぬん以前に、サムソンに色気を感じない


783:名無しさん@ピンキー
07/07/12 23:49:57 ZLmO2hfu
>>782
サムソンは可愛いけど、わかるww
色気を感じる馬とそうでない馬がいるのは確か。
どこかにそのような話が出てたけど、アジュディミツオーなんかが前者。

784:名無しさん@ピンキー
07/07/13 02:12:32 q4zsLmoF
他スレ住人なんだが、
ここの人って馬同士がやってるのを想像してるの?
それとも姿形も擬人化してるの?
荒らしとかじゃなく、普通に疑問に思ったんだけど、どうなんですか?

785:名無しさん@ピンキー
07/07/13 02:35:37 qJM7Kl0f
>>784
自分は馬の姿そのままを想像してる。


786:名無しさん@ピンキー
07/07/13 18:11:29 qMuQ4Ws3
>>784
春先に話題になった『ダンスインザムードバイブ責め悶絶失禁』や昨年の官僚スレような
完全擬人化も嫌いではないが私も基本的には馬の姿かな。
ただ、行為時に完全に馬のままだと(特に前戯とかの表現に)限界があるので若干擬人化して考えてる。
牝馬を引きずり倒して後側位で犯す話を競馬板で書いたことあるけど、馬の体の構造上現実には無理。

牡馬萌え・牝馬萌え・カップリング萌え
後者になるほど擬人化の度合いが増すように個人的には思える。

>>783
ダート中長距離馬は相手がなかなかいないよな。
ミツオーは厩舎の後輩(グリーンベイとか)をおもちゃにしてそうに思えてならない。
ファンの人ごめん。

787:名無しさん@ピンキー
07/07/13 19:10:28 YaNQBUZl
>>781
バッチコイ

788:名無しさん@ピンキー
07/07/13 22:06:47 ybUbCUnj
>>784
自分も基本的に馬。
でも書く時は>>786さんと同じく多少の擬人化をしつつ、
馬体の構造上無理のある描写はあんまりしない。
でもそれだと、どうしても書いてる内に淡泊になってくるから、
なるべくキャラクターを立たせるように、心理描写とかを重視してる。
そうすると長くなって、あんまりエロ板には向かないんだけど。

789:784
07/07/13 22:30:10 q4zsLmoF
>>785
>>786
>>788
㌧クス
丁寧に答えてくれてありがとう。
なんていうか……人間の想像力って凄いな。
色々と感服した

790:名無しさん@ピンキー
07/07/14 03:24:13 2Dmnc/AN
>>牝馬を引きずり倒して後側位で犯す話を競馬板で書いたことあるけど、

それ読みたい・・・

791:名無しさん@ピンキー
07/07/14 03:36:12 /Deon+LM
>>290
同じく読みたい。

私は、自分が馬とする妄想もしてます。

792:名無しさん@ピンキー
07/07/14 13:55:50 I2fuo5Lq
>>790
>>592の下のスレにあるデュランダル×オースミコスモです。あまりエロくない。実は和姦w

……純愛書ける人がすげー羨ましい。

793:名無しさん@ピンキー
07/07/18 02:18:32 13Egks8W
書きかけの話が4つぐらいあるけど、このままではどれも完成しそうにないので
日曜までにどれかひとつを上げて投下するぞ!

と宣言して、自分にプレッシャーを掛けてみる。


794:名無しさん@ピンキー
07/07/18 03:22:17 YtgczeDW
>>792
十番勝負の人でしたか。当時密かにシーイズ編をwktkしてました。
よかったらまた書いてください。
>>793
正座して待っております!

795:ありま ◆BfiM6ssC2o
07/07/22 18:20:59 BQ22+JZL
ヤマニンアラバスタはガラスに映った自らの姿を見てため息をついた。
「また白くなってる……」
この芦毛が人からも馬からも人気があることはなんとなくわかっている。
しかし、彼女にとってそれは加齢を感じさせる要素でしかなかった。

同じ関東馬で親交のあったダンスインザムードや、同じ馬主のヤマニンシュクルはすでに引退した。
スイープトウショウは未だにG1で牡馬相手に戦っているし、
アグネスラズベリやジョリーダンスのように最近になって台頭してきた者もいる。
そんな同期たちのことを思うと、未だに現役で燻っている自分がひどく情けなくなってくる。

アラバスタには恋人がいなかった。いなくてよかった。
自分はアイドルなのだから、恋愛なんてしちゃいけないと思っていた。
気付いた頃には処女のまま6歳を迎えていた。
馬房に置かれている緑色のじょうろがアラバスタのおもちゃだった。

796:ありま ◆BfiM6ssC2o
07/07/22 18:21:33 BQ22+JZL
(あたしもえっちしたいなぁ……)
恥ずかしいところからぬるぬるした液体が分泌されているのを感じる。
空想の中でのお相手はいつでも黒い牡馬だった。
「しっぽ、上げろよ」
白い尻尾を上げると、ピンクの秘部が露になる。
黒い牡馬はその濡れた部分を舐める。
それに合わせて、アラバスタはじょうろの先端で割れ目をこする。
「あっ……ぁ……気持ちいい……」
ひんやりした金製のハス口が、アラバスタの熱い入り口を刺激する。
「あんっ、気持ちいい……んぁっ……あ、あん……」
アラバスタの頭の中には確かに黒い牡馬がいる。

一人遊びは我慢が利かない。
黒い牡馬は、早くもアラバスタに覆いかぶさった。
アラバスタは腰を落としてじょうろの注ぎ口全体を迎え入れた。
「いやぁぁんっ……あっ、あぁっ……らめぇっ……」
黒い牡馬が腰を動かすのに連動して、アラバスタも腰を動かす。
じょうろのハス口が否応無しに膣壁をひっかく。
「そ、そんな奥まで……こ、壊れちゃう……ひぃっ……」

797:ありま ◆BfiM6ssC2o
07/07/22 18:22:14 BQ22+JZL
アラバスタの陰部はじょうろに犯され、絶えず愛液を垂れ流している。
黒い牡馬は依然として腰を振っている。
「あっ、あぁん、いいのぉ……もっとぉ……」
腰をひねるようにして、一番気持ちいい場所にハス口を当てる。
「やっ、そ、そこっ……気持ちいいよぅ……」
あまりの快感に涙が出てくる。
「いいっ、いいのぉ……イッちゃう……イッちゃうよぉ……」
アラバスタは首を大きく仰け反らせ、頂点を迎えた。
寝藁にぐったり横たわると、じょうろの中に残っていた水が体内に流れ込んできた。
黒い牡馬も達したのだった。

「アラバスタ、愛してるよ」
「わかってるわ」

黒い牡馬も一緒に寝転がり、アラバスタの白いたてがみを撫でる。
もう少し頑張ってみようかな、なんて思いながら眠りに落ちる。

798:ありま ◆BfiM6ssC2o
07/07/22 18:24:39 BQ22+JZL
保守代わりに書いてみました。
アラバスタたん(;´Д`)ハァハァ

参考(?) URLリンク(ja.wikipedia.org)

799:名無しさん@ピンキー
07/07/22 22:18:43 uJZ9DxJ1
ありまさんの小説のファンです
また見られて嬉しいです

800:名無しさん@ピンキー
07/07/22 23:29:59 wXooSqB6
>>798
ありまさん、もしかして04世代好きですか?
エロ話の感想に書くべきではないかもしれないけど、すげー笑った、面白かった。どうもありがとう。

がんがれ、アラバスタたん!ハァハァ(;´Д`)

801:ありま ◆BfiM6ssC2o
07/07/23 19:03:20 m4om7+3x
>>799
ありがとうございます!

>>800
楽しんでいただけて何よりです。
お察しの通り04世代が大好きです。
だけどそろそろ下の世代を開拓したいところ。
なぜか関東馬に萌えます。次はピンカメあたりかなぁ。

802:名無しさん@ピンキー
07/07/26 03:09:51 Krto44x7
アラバスタたんカワユス。
いいもん見せてもらいました。ありがとう。

803:名無しさん@ピンキー
07/07/26 15:41:27 VEc5c07C
カワカミ骨折……。
もう引退かな。とうとうネタに上げられることもないままに……


804:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 07:58:17 7LdSHgTm
暑さで頭がおかしくなったせいか、ドロドロぐちゃぐちゃの輪姦物が読みたくなった。

―自分で書くしかないか……。

805:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 10:24:09 uKr4l2yw
>>804
wktk

806:名無しさん@ピンキー
07/08/01 16:58:00 KT5F/fGe
競馬2板の、『ズリネタにしたことのある牝馬』のスレがスレストを食らう。
半年以上前に立ってて最近はほとんど書き込みもなかったのに何故今更。
ここのリンクが貼られてたせいでもなさそうだし。

807:名無しさん@ピンキー
07/08/01 21:03:52 7ZZf0y3J
自分はあのスレでここを知ったので何となく残念。

808:名無しさん@ピンキー
07/08/02 13:38:19 YPat9uMD
俺あのスレよく見てたよw


809:名無しさん@ピンキー
07/08/03 00:06:12 xUY6Gart
スティル死んじゃった。・゚・(ノД`)・゚・。

810:名無しさん@ピンキー
07/08/03 03:23:38 IjHv6K0y
スティルたん…orz

811:名無しさん@ピンキー
07/08/03 17:36:35 PpayhcKb
スティルたんは前スレ以降間違いなくここの主役の一頭だった。
あなたほど多くの者に愛され、書き手から様々なキャラクターづけをされた万能牝馬は他にはいない。
皆のスケベ心を存分に刺激して止まなかったスティルたん。決して忘れない。
ありがとう。

812:ありま ◆BfiM6ssC2o
07/08/03 23:08:57 uHfLFgvs
スティル・゚・(ノД`)・゚・
>>616-619の続きは幻になってしまった…
キンカメも悲しんでいるにちがいない

813:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:25:54 0g1X/CQO
スティルたん安らかに…
無事なら今年もキンカメをつける予定だったとか言われてたね(ノД`)・゚・
最初で最後の夜を過ごした2頭に妬けるぜ。。

814:名無しさん@ピンキー
07/08/04 01:12:29 G70nHcdz
今年もキンカメつけたはず。スティルは(クラシック狙いの)種牡馬の選択肢があまりないからね。
現役時一番多く一緒に走った牡馬は確かタップダンスシチーだったと思うが
タップ×スティルだとセクハラ親父ネタしか思い浮かばんwww
何にせよ逝くの早すぎだよ。

815:名無しさん@ピンキー
07/08/04 01:50:59 HY/0j/HE
某スレに例のタップの股覗き写真がまたうpされてたけどw
・・・(´;ω;`)

816:名無しさん@ピンキー
07/08/08 00:57:41 6vEygq0K
>>619に涙

817:名無しさん@ピンキー
07/08/10 21:51:04 FEG8wlaH
保守

818:名無しさん@ピンキー
07/08/15 12:11:28 62FKY4Ix
捕手

819:名無しさん@ピンキー
07/08/18 02:19:34 M2twCPCE
ほしゅ

820:名無しさん@ピンキー
07/08/25 13:54:24 N1V7lET6
hoshu

821:名無しさん@ピンキー
07/08/28 13:38:58 859qkKN7
ホシュ

822:名無しさん@ピンキー
07/08/31 00:32:04 Pu4pvY1k
アグネスラズベリが可愛くてしょうがない。
妙に頭の高い走り方や、
四肢がまっすぐに伸びて華奢に見えるけどスプリンターらしくつくべき所に(特に尻ハァハァ)しっかりついた筋肉等、
伯母を髣髴とさせるバレリーナ型、
パドックでの落ち着きぶりを見ても、熟女というより淑女って感じがする。
そんな見た目や生まれの良さとは裏腹に、新馬戦でスイープの2着になって以降の周り道もいとおしい。

ただこの前の札幌で横断幕が一枚も出てなかったのが気になった。(勝馬が一番多かった)
人気ないとは思えないんだけどな。

823:名無しさん@ピンキー
07/08/31 01:56:20 pnXcvQ6I
アジュディミツオーファンなので、ミツオー×ジョウオーに萌えました。
残念ながら落ちてしまった「ズリネタにした牝馬」スレで見かけたSSにも…。


824:名無しさん@ピンキー
07/08/31 01:59:35 gt41YiUR
かわいいよねラズベリ。
函館SS時のphotoパドックに(;´Д`) ハァハァしたよ。
大型馬だけど女の子だな~って感じの体型だし。
寸足らずな名前やもどかしい戦績も含めてかわゆい。

825:名無しさん@ピンキー
07/08/31 21:31:41 lg/Whu4x
>>823
ズリネタ牝馬スレで見たSSって、ミツオーが夜這いをかけた話のこと?

826:823
07/08/31 21:49:17 pnXcvQ6I
>>825
そうです。

827:名無しさん@ピンキー
07/09/01 00:00:21 g/iTyJrt


828:名無しさん@ピンキー
07/09/01 01:10:34 dqcewKCT
>>827
作者様ですか?すごく良かったです。
文章もうまいし萌えました。またいつか作品を拝見したいです。
人違いだったらすみません。

829: ◆JVPOhusRfA
07/09/01 21:46:52 g/iTyJrt
人違いではないです。
文章の癖でバレバレかもしれませんが両方とも私が書きました。
全年齢板ではあれが限界とはいえ、思わせぶりで中途半端な短い書き込みをそこまで褒めて頂くと
恥ずかしいような申し訳ないような気持ちです。
でも嬉しかった。
本当にありがとうございました。

830:名無しさん@ピンキー
07/09/03 20:34:45 45xJ261s
フサイチパンドラが思いっきりネタを放ってくれたのに
相手が全く思い浮かばない。

831:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:08:28 hiwZO28N
パンドラはデカ牝馬だし気性もアレだし、ある程度大柄で包容力のある相手の方がいいと思うんだ。
SS系の牡馬を除いて考えると

◎アロンダイト(幼なじみ)
○メイショウボーラー(厩舎の先輩)
▲メイショウサムソン(同期)
△フェラーリピサ(厩舎の後輩、将来に期待)
×アサヒライジング(ハァハァ)

832:名無しさん@ピンキー
07/09/03 23:14:45 45xJ261s
>>831
ボーラーとピサは検討してみたんですが、帯に短し襷に長しって感じで……
そしてサムソンは別の組み合わせにとっておきたいw
相手さえ決まればすぐに上げられるくらいなんで、色々考えてみます。

833:名無しさん@ピンキー
07/09/08 22:18:43 Zjynwt9Q
昔の馬(90年代とか)はありかな?

834:名無しさん@ピンキー
07/09/09 06:22:55 jvQO5H6O
>>833
自分は読んでみたいな。

835:名無しさん@ピンキー
07/09/09 18:39:13 Rre09jwA
俺も読んでみたい(´∀`)/

836:名無しさん@ピンキー
07/09/10 02:15:51 Teqp/3FK
前々スレあたりまでは90年代の馬ばかりだ。馬なりの影響が強かったからだろうね。
できればでいいんだがあそこでネタにされてない組み合わせを見たい。

他人任せにするだけはまずいから、90年代最強の砂の女王ホクトベガの話でもと思ったが
厩舎の後輩のヒシアマゾンや、幼なじみでずっと一緒だった(お墓も)マックスジョリー…
いかん、散々既出の百合ネタしか出てこないぜ! orz

どうせなら更に昔の馬もいいな。
『永遠の恋人』カブラヤオー×テスコガビー、定番中の定番なトウショウボーイ×シービークイン←グリーングラス
自分の中では何故か凌辱物しか思い付かないホウヨウボーイ×プリティキャスト
『私の彼はサウスポー』ラグビーボール×ユウミロク、バンブーメモリー×パッシングショットもいいかも。


マジで頭逝っててすみません。

837:名無しさん@ピンキー
07/09/12 00:52:40 W3YItm2g
どんな世代でも読んでみたいです。

……今週のギャロの表紙のダスカが可愛すぎる。

838:名無しさん@ピンキー
07/09/14 20:23:17 VV1UMljg
先週の京成杯AH2着のカンファーベスト。
走る直前まで殺気立って按上がビビるほど他馬を威嚇しまくり。
何と装按所ではギンギンだった。(以上大スポより)

(以下妄想)
前のレースのニューマーケットCに出てたメジロトンキニーズ嬢にでも燃えてたんだろうか?
適性距離の関係上やたらと男あしらいがうまそうなトンキニーズ相手じゃ逆に欲求不満になりそうだが。
一緒に出ていたショウナンパントル嬢はそのとばっちりでさぞかし怖い思いをしたに違いない……。
と思ってたらパントル引退しちゃいましたね。


それにしても8歳なのにレース直前に馬っ気出すなんてこの世代の牡馬たち元気過ぎだよなw
これからもいろいろとガンバって欲しいもんです。

839:名無しさん@ピンキー
07/09/19 22:57:25 6JyXL7Z+
コウエイトライ姐さんハァハァ

840:名無しさん@ピンキー
07/09/20 20:43:05 +bYFE3Uq
俺もハァハァハァh

841:名無しさん@ピンキー
07/09/21 20:28:05 KaoYNUku
フミノトキメキ乙
(名前で誤解されるがれっきとした6歳の牡馬。2月の春麗JSで落鉄したコウエイトライの蹄鉄が飛んできて目の下に突き刺さって以来、
 彼女と一緒に走る時はいつもその尻を追いかけている)

牝馬戦などない障害のレース。
先行馬ゆえいつも牡馬達に視姦されながら走るトライたんハァハァ。

コウエイトライにはスプリングゲントが一番お似合いだと思うんだが残念ながら同父なんだよなあ。

842:名無しさん@ピンキー
07/09/24 02:40:38 MO1vd+hq
天才ジャンパーのコウエイ姐さんにも、女の子らしい一面があるんだろうなハァハァ

843:名無しさん@ピンキー
07/09/24 13:24:43 S7LIWeAw
どの馬が主人公でも良いから小説書いてくれハァハァ

844:ありま ◆BfiM6ssC2o
07/09/27 22:48:36 a6jyGa8f
寝藁にくるまって幸せ気分でうとうとしていたら牝馬の喘ぎ声が聞こえてきた。
現役の分際で交尾するなんてどこのどいつだと馬房を出ると、
声の主は隣の馬房の住人であることがわかった。
「あっ……んっ……」
覗いてみると、ピンカメが壁にお尻をこすりつけて悶えていた。
目はとろんとして、ひとりで快感に耽っているって感じ。
黙って見過ごしてやってもいいけど、あたしの安眠を妨げた仕返しをしてやろう。
「あんた何してんの?」
「っ!」
あたしが馬房に入っていくと、ピンカメは潤んだ目でこっちを見た。
「チョコちゃん……」
不安そうな表情がたまらない。カメラで撮ってばら撒いてやりたいくらい。
「何を想像してたのよ?」
ピンカメはうつむいて黙ってしまった。
「パパに言いつけるわよ」
「いやっ」
あたしのパパのブラックホークはピンカメのお兄ちゃん。
お兄ちゃん大好きなピンカメがそんなこと許すはずがない。
「正直に言いなさいよ。何してたの?」
「……ひとりで……エッチ……」
まぁそんなことはわかっていたんだけど。


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