07/03/18 10:14:05 q6PehZgS
今日もいつものように仕事場に向かう。
別に種付けは嫌いじゃないけど、こう毎日やらなきゃならないんじゃさすがに疲れる。
オレがサンデー産駒だったらもう少し楽できたんだろうか。
あくびをしながら種付け場に入ると、栗毛の牝馬が笑ってオレを見ていた。
「お疲れさま。私のこと、覚えてる?」
「わっ」
思わず声が漏れてしまった。忘れるはずがない。
「お、お久しぶりです。スティルインラブさん」
「いいよタメ口で」
去年256頭種付けした中で、ほとんどの牝馬のことは忘れてしまった。
だけどこの牝馬だけは別格だった。
実績、ルックス、セックス、どれをとっても完璧だった。
「無事に出産したんだよね?」
「うん。栗毛の男の子。将来は3冠馬ね」
きっと彼女に似て綺麗な顔なのだろう。
「とってもかわいいのよ。子供を産めない牝馬もいるのに、私は幸せだわ」
スティルは去年見たときよりふっくらして、穏やかな表情になっている。
「今年もよろしくね」
オレのほうはすぐにでも挿入できる状態に近かったが、ぐっと我慢した。