06/06/27 22:11:29 CbHgLAJJ
>>412続き
「やっ!やっぱりっ、…だ、だめぇ…っ!」
スイープは、必死に快感の波から逃れようとする。
しかし、意に反するかのように、その口が紡ぐのは弱くかすれる声のみ。
彼は、スイープの秘所から顔を上げ、後ろから覆いかぶさってきた。
「スイープ…」
唇が、首筋をかすめて上へ上へと移動していく。
耳たぶをやわらかく味わう。その一噛み毎に、スイープは反応する。
「だめ?…それとも、やめるの…?」
囁くように、わざと耳の奥へ、息を吹きかけながら彼は尋ねた。
「………やっ、やぁぁ…んッ」
スイープは答えない。
ただ、いやいやと駄々をこねるように首を振る。
「…っ、もしかし…て、カメハメハ…や、デルタのこと…気にしてる?」
思いがけない、でも心のどこかに引っかかっていた名前の登場に、スイープの身体が、ビクリ、と震えた。