05/11/29 00:20:30 XoQsxa+W
急激に込み上げて来る射精感。
「うあっ、スイープ…っ!おっ俺っ…っっ!」
「やっ…わ、私も…ダメ…っあああああああぁ!」
と、同時にきゅうっと締めつけられる。慌てて引き抜くと、勢いよく液体が流れ出た。
暫くは二頭共呼吸も荒々しかったのだが、さすがはG1馬といったところか。すぐに呼吸も整ってきた。
デンエンはスイープの隣へ行き、まだ言って無かったなと思いながら
「スイープ…好きだ。また一緒に走れたらいいな」
と言い、軽く汗ばんだ身体を舐めてやった。
それを聞き、笑顔になったスイープは
「うん、分かってる。私もデンエンが好きだよ。今度、また一緒に走れたら…その時も、する?」
「えっ……」
みるみる顔が赤くなってしまったデンエンを、可愛いと言うスイープ。
可愛いと言うのには慣れても、言われるのには慣れそうもない、とデンエンは思った。
そして、帰る時間が迫る。またね、と別れの挨拶をして。
次は負けないわよ、と去って行くスイープの後姿を見送りつつ、デンエンもその場を後にした。
もしも次に会った時に負けてしまったらどうなるんだろう、と考えつつ……。