小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ~第15章~at EROCG
小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ~第15章~ - 暇つぶし2ch522:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:35:38 jyp1aBQL
『そうだな 確かにシワだらけの服じゃ旦那に知られちゃうもんな』
私が一旦離れると煮野はシャツとスカートを脱ぐと下着だけの姿になった
『どうだ?職場で下着姿になるのは?』『いつもより興奮するんじゃないのか?』
『そうね 少し変な感じだわ』

523:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:36:42 jyp1aBQL
素気ない返事をする煮野の手を引いて私の机の上に座らせ足を大きく開かせるとパンツをずらして
マンコを白日の下に晒します
『もう濡れてるね』
ブラインドが閉めてあるとは言え電灯に照らされたアソコは微かに湿り気を帯びてます
クチュッ クチュ……

524:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:37:30 jyp1aBQL
『アッ ウッ ウウン』『アッアッアッ アウンッ イッアッアッ』
濡れてるアソコに指を入れ膣壁を刺激すると煮野が声を上げます…ふと視線を移すと机の上には
様々な物が置いてある…
『アッ ウッウッ…エッ!?』『チョット…何?……アンッ!』
机の上に転がるサインペンを取ると溢れ出る愛液をたっぷりと絡ませると煮野のマンコに静かに
入れて行きます…

525:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:38:24 jyp1aBQL
『アッ そんな物…入れ…ちゃ……ダメッ』
既にびしょ濡れのマンコは難無くサインペンを受け入れ更なる刺激を求めてる様でした
『そんな事言ったってココは嫌がってないぞw』
『ほらっ これでどうだ!』

526:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:39:22 jyp1aBQL
『アッアッアッ ダメッ! そんなに激しくしちゃ…アーッ逝くっ イクイクイク アッアーー』
『ハァハァハァ……』
会社でのセックスで何時も以上に興奮してた煮野は大きな声を上げて逝くと肩で息をして呼吸を
整えます。

527:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:40:26 jyp1aBQL
『逝ったのか? じゃあ今度は俺の番だな』
たったコレだけで意味を察した煮野は机から降りると椅子に座る私の前に跪いてズボンのチャック
を下ろします…
『もう 大きくなってるわ』あむっ…

528:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:41:15 jyp1aBQL
チャックを開け、中のパンツをずらすと勢い良く飛び出した私のペニスを口に含みます
『ピチャ チュパッ んぐ ジュポジュポ…ンッ ハァ~』
『じゅる ジュパジュパジュパ ジュル』

529:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:42:04 jyp1aBQL
最初は下手だったフェラチオも時間を掛けて教え込んだので、今では随分と上手くなって
私の感じる所を中心に舐める様になった…
『あぁ 気持ち良いよ』

530:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:43:04 jyp1aBQL
素直に煮野を褒めた後、ふと視線を上げると其処には下ろされたブラインドが目に入ります
『アソコに場所を移そう』
煮野の手を引き窓際に場所を移します
『その前に着てる物はココで脱いで行こう』

531:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:43:49 jyp1aBQL
お互いに全裸で窓際に着くと立ったままの私の前に跪いて再び口に含みフェラチオを再開します
『ペロッ チュッ ジュルジュル シュッシュッ』
竿を舐め、玉を舐め、手で擦る…私が教えた事を自分なりに組み合わせて私を逝かせようと
一生懸命に頑張ります

532:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:44:52 jyp1aBQL
『フフw』
献身的にフェラチオをする煮野を見下ろしながら私はブラインドの操作棒に手を伸ばすと羽の
角度を少しだけ変えて煮野から外が見えるようにします
『どうだ煮野 外が見えるか?』

533:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:45:34 jyp1aBQL
『向かいのビルの奴らからは煮野がフェラチオしてる顔が丸見えだな』
実際には見える事は無いし、恐らくは誰も居ないでしょうが煮野は明らかに興奮したのでしょう
『ジュボッ ジュボッ うっう ジュッジュッジュッ』
視線を外に移した後は一層激しく私のを吸い上げます

534:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:46:18 jyp1aBQL
『ジュパジュパジュパ ジュッジュッジュッ シュッシュッ』
『あ~逝きそうだ! イクイクイク ジュポッ ウッウウ……』
逝く直前に煮野の口からペニスを引き抜くと、顔めがけて勢い良く射精をします…

535:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:47:00 jyp1aBQL
『ふ~…気持ち良かったよ』
1回目の射精は必ず相手に掛ける…何時もの事ながら興奮します
それが、相手が人妻なら尚更の事です…

536:司書教諭 ◆n2YA6/6dfo
08/01/25 14:47:42 jyp1aBQL
『チュッ チュパチュパ んー チュポ』
逝った後のペニスを口で綺麗にすると煮野は立ち上がりキスをして来ます
『チュッ…』
『給湯室で顔を洗おうな』

537:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 15:00:23 20tcWcwD
>だが、私は態と仕事を残し休日出勤する事を選んだ
「態」とは何でしょう? 誰かの名前でしょうか? 後から説明があるのなら先走ってごめんなさい。

「~だ」「~である」調と「~です」「~ます」調がごっちゃになってて読み辛いです。
どちらかに統一して下さい。

538:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 15:03:51 NVNdgsMB
『恥垢まみれの童貞チンコ』なのは私。

539:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 15:05:35 20tcWcwD
>司書教師氏
ごめん。「態と」で「わざと」と読むんですね。
知らなかった。恥ずかしい……。

540:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 15:07:08 20tcWcwD
     ∩___∩                     ∩___∩
    ♪   | ノ ⌒  ⌒ヽハッ    __ _,, -ー ,,    ハッ   / ⌒  ⌒ 丶|
        /  (●)  (●)  ハッ   (/   "つ`..,:  ハッ (●)  (●) 丶     今、どんな気持ち?
       |     ( _●_) ミ    :/       :::::i:.   ミ (_●_ )    |        ねぇ、どんな気持ち?
 ___ 彡     |∪| ミ    :i        ─::!,,    ミ、 |∪|    、彡____
 ヽ___       ヽノ、`\     ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●   / ヽノ     ___/
       /       /ヽ <   r "     .r ミノ~.    〉 /\    丶
      /      /    ̄   :|::|    ::::| :::i ゚。     ̄♪   \    丶
     /     /    ♪    :|::|    ::::| :::|:            \   丶
     (_ ⌒丶...        :` |    ::::| :::|_:           /⌒_)
      | /ヽ }.          :.,'    ::(  :::}            } ヘ /
        し  )).         ::i      `.-‐"             J´((
          ソ  トントン                             ソ  トントン


541:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 15:08:39 NVNdgsMB


542:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 15:10:20 20tcWcwD
>>541
一文字で笑うなよぉ。マジ恥ずかしいんだから。

543:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 15:11:26 20tcWcwD
不自然な文章というか、ただ単に下手糞なだけだろ
下手なりに最後までやり遂げるべし

544:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 15:12:28 20tcWcwD
>>541

ぷっ
こんな簡単なことで釣れるとは…
AAに反応する香具師なんてあいつしかいないよ(笑)

545:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 18:40:21 8gkgzxUy
いつかどこかで見たようなやり取りだな

546:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 19:17:00 3WucUT59
> いつかどこかで見たようなやり取りだな
一種のスレスト状態だな。
アク禁依頼もされてないようだし、これも住民の総意なんだろ。

>>544
「ネタだから間にうけないでねサクラフブキさん」ってことじゃないの?

547:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 20:47:26 sNuG05G8
住民にシカトされてるってわからない?

548:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/25 22:12:10 guYz6Lu3
>>547
なんでageるの?
ここにも大痛みたいなアホがいるんだよ?
こんなに荒れてるのにまだ満足できん?

549:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 01:10:36 WD3Imrvc
>>1のテンプレ
>5、煽 り 叩 き は 徹 底 無 視
寂しげに強調してあるのが泣ける

550:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 07:35:04 Wy4K9zha
>>545
>いつかどこかで見たようなやり取りだな

ワラタ

サクラフブキ◆emOEDOnvgc考察スレ
スレリンク(tubo板:100番)

で引用されてる

サクラ様・かむしょっと・自作自演考察スレ
スレリンク(tubo板:262番)

やなw

259 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2007/10/24(水) 22:03:28 ID:wnTHJU2D
>>256
ぷっ
こんな簡単なことで釣れるとは…
「桜馬鹿」なんて言葉に反応する香具師なんてあいつしかいないよ(笑)



完全童貞で包茎でホモで獣姦する香具師なんてあいつしかいないよ(笑)
感謝せいよ>完全童貞包茎ホモ獣姦バカw

551:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 07:35:51 Wy4K9zha
537 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 15:00:23 ID:20tcWcwD
>だが、私は態と仕事を残し休日出勤する事を選んだ
「態」とは何でしょう? 誰かの名前でしょうか? 後から説明があるのなら先走ってごめんなさい。

「~だ」「~である」調と「~です」「~ます」調がごっちゃになってて読み辛いです。
どちらかに統一して下さい。

538 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 15:03:51 ID:NVNdgsMB
『恥垢まみれの童貞チンコ』なのは私。

539 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 15:05:35 ID:20tcWcwD
>司書教師氏
ごめん。「態と」で「わざと」と読むんですね。
知らなかった。恥ずかしい……。

552:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 07:36:55 Wy4K9zha
540 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 15:07:08 ID:20tcWcwD
     ∩___∩                     ∩___∩
    ♪   | ノ ⌒  ⌒ヽハッ    __ _,, -ー ,,    ハッ   / ⌒  ⌒ 丶|
        /  (●)  (●)  ハッ   (/   "つ`..,:  ハッ (●)  (●) 丶     今、どんな気持ち?
       |     ( _●_) ミ    :/       :::::i:.   ミ (_●_ )    |        ねぇ、どんな気持ち?
 ___ 彡     |∪| ミ    :i        ─::!,,    ミ、 |∪|    、彡____
 ヽ___       ヽノ、`\     ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●   / ヽノ     ___/
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        し  )).         ::i      `.-‐"             J´((
          ソ  トントン                             ソ  トントン


541 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 15:08:39 ID:NVNdgsMB


542 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 15:10:20 ID:20tcWcwD
>>541
一文字で笑うなよぉ。マジ恥ずかしいんだから。

543 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 15:11:26 ID:20tcWcwD
不自然な文章というか、ただ単に下手糞なだけだろ
下手なりに最後までやり遂げるべし

553:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 07:37:26 Wy4K9zha
544 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 15:12:28 ID:20tcWcwD
>>541

ぷっ
こんな簡単なことで釣れるとは…
AAに反応する香具師なんてあいつしかいないよ(笑)

545 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 18:40:21 ID:8gkgzxUy
いつかどこかで見たようなやり取りだな

546 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 19:17:00 ID:3WucUT59
> いつかどこかで見たようなやり取りだな
一種のスレスト状態だな。
アク禁依頼もされてないようだし、これも住民の総意なんだろ。

>>544
「ネタだから間にうけないでねサクラフブキさん」ってことじゃないの?

547 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 20:47:26 ID:sNuG05G8
住民にシカトされてるってわからない?

548 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/25(金) 22:12:10 ID:guYz6Lu3
>>547
なんでageるの?
ここにも大痛みたいなアホがいるんだよ?
こんなに荒れてるのにまだ満足できん?

549 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 01:10:36 ID:WD3Imrvc
>>1のテンプレ
>5、煽 り 叩 き は 徹 底 無 視
寂しげに強調してあるのが泣ける

554:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 11:31:11 BjPip9jq
関係をせまると、あなたは紳士じゃないといわれる
関係をせまらないと、あなたは男じゃないといわれる

たびたび部屋を訪れると、もっと1人の時間がほしいといわれる
あまり部屋を訪れないと、二股かけているのかといわれる

はやりのカッコいい服を着ると、あなたって流行にふりまわされて軽薄といわれる
はやりのカッコいい服を着ないと、あなたってダサダサで恥ずかしいといわれる

話を聞きながら発言すると、黙って聞いてよといわれる
話を黙って聞いていると、なにか言ってよといわれる

待ち合わせに30分遅れていくと、30分も待たせるなんてひどいといわれる
自分が30分遅れると、30分ぐらいなによといわれる

やきもちをやくと、しばられるのはいやという
やきもちをやかないと、もう愛はないのかという

そうだねと賛成すると、自分の考えがない人ねといわれる
そうじゃないと反対すると、理解がない人ねといわれる

愛してるよと言うと 口の軽い人ねと言われる
大好きだよと言うと それだけしか言えないのと言われる

墓に供え物をすると 君は無視する
僕は泣いているのに 君は安らかに笑っている


555:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 12:18:37 HaF7MCX5
>>554
お前才能無いねって頻繁に言われてるだろ

釣りの才能も無いから俺一人しか釣れない。カワイソス

556:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 13:04:15 LsZpsIkL
>>555
うんまぁ仕方ないね。
>>554は頭悪い奴には理解出来ない感じの文章だから。

557:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 14:29:47 LATqI4ew
ふつうに良いんじゃないか
554みたいなやつも

最近、コピペ荒らししかでねぇから
オリジナルの文章が
新鮮に見えるわ

558:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 14:34:58 LATqI4ew
と思って、念のためにググってみたら
山ほど出てきた
554よおまえもか
(´・ω・`)

559:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 15:38:46 8YbFD8tn
オリジナル投下してんのは我々図書館ヲタだけですか。情けないですね。
では今日は歴史海賊物(16世紀くらいのイギリスとフランス)
エロ度はどうなるか未定(でもできるだけ)
てことで。

560:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:40:07 8YbFD8tn
空は色濃い闇の中に沈み、星さえも息を潜めているようだった。
予定通りならば、この船は明日の明け方にもカレーの港へ入るはずだ。
凪いだ海は、底知れぬ深さで死へと誘惑する。
いいや、そうではない。
震える膝をこらえ甲板に立つと、夜風が頬を撫で、髪を揺らした。

561:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:40:51 8YbFD8tn
生きるのだ。
何が何でも生きろ。
カレー迄なら泳ぎ切れる。
泳げ。

562:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:43:18 8YbFD8tn
暗い波間に、一つの影が落ちるのを、誰が気付いていただろうか。
ゆっくりと陰っていく月を波越しに見上げ、もう一度呟いた。
泳げ。生きるために、泳げ。

563:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:43:44 8YbFD8tn
故郷のヨークシャーを出立したのはいつだったろうか。
母の丹精した庭には季節毎にとりどりの花が咲き乱れていた。
中でもバラは母の自慢だった。ああ、そうだ、ヨークシャーを出る日にも、庭にはバラの香りが満ちていた。あのバラは今年も咲いただろうか。
いいや、きっともう無理だ。

564:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:44:21 8YbFD8tn
「ニコラス…」

ふと頭をよぎる懐かしい名前は、心を切なく締め付けた。
まだ何も知らず、幸せでいた日々…

565:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:44:42 8YbFD8tn
「愛しています」

優しい口づけも甘い囁きも、首筋を滑る骨ばった指の温かさも、みんなみんな置いてきてしまった。
「愛しています…リーズ」

566:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:45:09 8YbFD8tn
リーズ…もう還らない温かな日々…
すべて、あの朽ちたバラの園に葬るのだ。
今日より私はオリバーだ…リーズは…死んだ…

567:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:45:37 8YbFD8tn
腕が辛い。
港の灯がひどく遠く霞んで見えた。海の底から見えない何かが足を引っ張ってくるようだ。
いけない。
まだ、こんなところで…
薄れていく意識の中で愛しい過去が囁いていた。

568:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:46:03 8YbFD8tn
マリ・リーズル様…いいえ、あなたはリーズと呼んで。みんなはマリと呼ぶけれど、これはあなただけに許す特別な名前。
ニコラス…あなただけよ…私の味方は…

569:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:46:27 8YbFD8tn
日に焼けたニコラスの胸からは土の匂いがし、ささくれた指からはかすかにバラの香りがした。
生まれた時から同じ乳を吸い、同じ布団に眠り、時間と同じだけ、喜びも涙も分かち合ってきた乳兄弟…いいやもうそれ以上の存在だった。


570:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:47:06 8YbFD8tn
私はあなたと一緒になりたい…そう打ち明けた夜、ニコラスは悲しげに首をふり、ただ口づけだけを残し、二度と屋敷には戻らなかった。


「ニコラス!」

571:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:48:41 8YbFD8tn
日に焼けたニコラスの胸からは土の匂いがし、ささくれた指からはかすかにバラの香りがした。
生まれた時から同じ乳を吸い、同じ布団に眠り、時間と同じだけ、喜びも涙も分かち合ってきた乳兄弟…いいやもうそれ以上の存在だった。

572:司書 ◆lo0Ni729yM
08/01/26 15:49:11 8YbFD8tn
私はあなたと一緒になりたい…そう打ち明けた夜、ニコラスは悲しげに首をふり、ただ口づけだけを残し、二度と屋敷には戻らなかった。


「ニコラス!」

573:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 15:59:22 srb9fNKq
面白くないから、もう投稿しなくていいよ。

574:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 15:59:45 srb9fNKq
面白くないから、もう投稿しなくていいよ。

575:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 16:00:12 srb9fNKq
面白くないから、もう投稿しなくていいよ。

576:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 16:00:40 srb9fNKq
面白くないから、もう投稿しなくていいよ。

577:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/26 16:01:07 srb9fNKq
面白くないから、もう投稿しなくていいよ。

578:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 07:17:25 rPhdHm2o
完全童貞包茎ホモ獣姦バカ、2ちゃんでマジギレしてやんのw
ちゃんと埋めてやっからw
感謝せいよ>完全童貞包茎ホモ獣姦バカw

579:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 07:17:59 rPhdHm2o
554 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 11:31:11 ID:BjPip9jq
関係をせまると、あなたは紳士じゃないといわれる
関係をせまらないと、あなたは男じゃないといわれる

たびたび部屋を訪れると、もっと1人の時間がほしいといわれる
あまり部屋を訪れないと、二股かけているのかといわれる

はやりのカッコいい服を着ると、あなたって流行にふりまわされて軽薄といわれる
はやりのカッコいい服を着ないと、あなたってダサダサで恥ずかしいといわれる

話を聞きながら発言すると、黙って聞いてよといわれる
話を黙って聞いていると、なにか言ってよといわれる

待ち合わせに30分遅れていくと、30分も待たせるなんてひどいといわれる
自分が30分遅れると、30分ぐらいなによといわれる

やきもちをやくと、しばられるのはいやという
やきもちをやかないと、もう愛はないのかという

そうだねと賛成すると、自分の考えがない人ねといわれる
そうじゃないと反対すると、理解がない人ねといわれる

愛してるよと言うと 口の軽い人ねと言われる
大好きだよと言うと それだけしか言えないのと言われる

墓に供え物をすると 君は無視する
僕は泣いているのに 君は安らかに笑っている

580:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 07:19:00 rPhdHm2o
555 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 12:18:37 ID:HaF7MCX5
>>554
お前才能無いねって頻繁に言われてるだろ

釣りの才能も無いから俺一人しか釣れない。カワイソス

556 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 13:04:15 ID:LsZpsIkL
>>555
うんまぁ仕方ないね。
>>554は頭悪い奴には理解出来ない感じの文章だから。

557 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 14:29:47 ID:LATqI4ew
ふつうに良いんじゃないか
554みたいなやつも

最近、コピペ荒らししかでねぇから
オリジナルの文章が
新鮮に見えるわ

558 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 14:34:58 ID:LATqI4ew
と思って、念のためにググってみたら
山ほど出てきた
554よおまえもか
(´・ω・`)

581:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 07:19:47 rPhdHm2o
573 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 15:59:22 ID:srb9fNKq
面白くないから、もう投稿しなくていいよ。

574 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 15:59:45 ID:srb9fNKq
面白くないから、もう投稿しなくていいよ。

575 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 16:00:12 ID:srb9fNKq
面白くないから、もう投稿しなくていいよ。

576 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 16:00:40 ID:srb9fNKq
面白くないから、もう投稿しなくていいよ。

577 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/26(土) 16:01:07 ID:srb9fNKq
面白くないから、もう投稿しなくていいよ。

582:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 11:14:59 UWdEr/sZ
おまえら「ホモエロ……」の方も少しはかまってやれや。
レスもないのに延々書き続け、あいさつだの挿絵だのとハシャイでいて
見てて哀れをさそうわw
え? 俺がやれって? 俺はダメ。なんか罵倒か嘲笑レスしかつけられそうにないからw

583:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 11:35:48 FM0eHr2t
>>582
本人がアブノーマル路線って宣言してるんだから生暖かい目で見守ってあげろよ
肝っ玉の無い漢ダナ

584:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 11:39:00 SUWxh9pa
>>582
完全童貞作家だからな。
前は女が犬とじじいに犯される話だったよ。
どうやって抜けってのw

585:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 11:40:01 SUWxh9pa
>肝っ玉の無い漢ダナ

ワラタ

586:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 11:50:07 0xMd18Nn
すんげー排他主義だな
だつぼうです。まいりましたぁ~

587:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 11:52:34 9ABPqcrJ
>>586
肝っ玉の無い漢ダナ

588:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 11:58:58 13OBzwMX
作品に対する雑談はこちらでどうぞ
スレリンク(tubo板)
スレリンク(tubo板)

589:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:40:19 FSrgr9fL
>>582

ホモエロ小説を書くスレ一ページ目
スレリンク(erocomic板)

>>1 です。
呼ばれたんで出てきますた。

前スレである
スレリンク(erocomic板:715番)-766

からのコピペです。
確認ができるようでしたらで結構ですので支援おながいします。

590:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:41:01 FSrgr9fL
やあやあ。
書いていいのかな?

591:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:42:04 FSrgr9fL
作品名→bitter
作者名→sweet
【エロ内容】
ホモ
【ストーリー内容】
微妙な二人の関係。
【ターゲット属性】
BL・恋愛

592:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:42:40 FSrgr9fL
言っとくが俺はホモでは無い。
クリスマス。
彼女の居ない俺は一人暮らしのダチの家に遊びに行った。
ダチにも彼女は居ない。
奴は不思議な雰囲気の男だった。

593:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:43:55 FSrgr9fL
ダチは優しくて頼れる奴だった。
面倒見が良く、その上押し付けがましくなくて人当たりが良い。
俺よりはがたいが良かった。
長いまつげが印象的だ。

594:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:44:26 FSrgr9fL
ダチからは何故か良い匂いがする。
男のくせに男臭いのとは違う、そう、不思議な香りだ。

奴の部屋に遊びに行って、奴が扉の隙間から顔を覗かせた時も同じ、
鼻腔に漂ういつもの香り。

595:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:45:00 FSrgr9fL
奴は歯-白くて良い歯並びの-を見せながらにかっと笑う。
俺を部屋の中に誘う。

俺はこの屈託の無い笑顔が好きだ。

596:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:45:31 FSrgr9fL
部屋に上がると暗闇の中、奴の背中が見える。
奴の背中は広くて大きい。
俺が手に下げたコンビニのビニール袋のさらさらという音を立てると
それに気付いて、俺の手から貰うダチ。
中には缶ビールやらチューハイやら、酒の類が入っている。
冷たい缶の回りには水滴が滴っている、それが廊下に落ちる。
手渡しした瞬間に手が触れてしまったが、奴は気が付かなかった様だ。
俺は靴を脱いで中に、入る。

597:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:46:03 FSrgr9fL
こんな事があった。
バイト先で俺がミスってしまった時に、
ダチは真っ先に店長に頭を下げてくれた。
お陰で俺はまだそのバイト先に居続ける事が出来る。
あの時の必死な横顔と声は、今でも脳裏に焼き付いて離れる事が無い。

598:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:46:32 FSrgr9fL
部屋の中の様子は整然としていた。
シルバーの家具で統一されていて、ベッドとパソコン、
それからキッチンと風呂場とトイレ。
奴は俺をコタツに案内すると、先に飲んでるよう指示する。
CDラックにはJ-ROCKのCDがきちんと収まっていた。
こういうのが好きなのか…。

599:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:47:07 FSrgr9fL
キッチンを見やると奴は何やらリンゴを剥いていた。
器用に、手際よくリンゴがカットされていく。
鮮やかな手つきだ。
普段からこんな風にキッチンに立っているのだろうか。
白くて細長い手が真っ赤なリンゴと包丁の柄を包んでいる。
伏せられた目から長いまつげが伸びている。
奴はシャツのボタンを数個開けていて、腕まくりをしていた。
白い首筋が覗く。

600:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:47:34 FSrgr9fL
普段から何かと面倒を見てくれるダチだった。
世話を焼くのが好きなのだろう。
だらしの無い俺は奴が居なければきっと
一人では何も出来ない。
バイト先でのミスの時もそうだった。

601:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:48:03 FSrgr9fL
ミスの後も何かとフォローしてくれた。
励ましや慰めや叱咤激励、色々な感情が入り混じった言葉を聞かせてくれた。
その時だった。
俺が奴の香りに気が付いたのは。

602:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:48:30 FSrgr9fL
奴は俺より少し背が高く、髪の毛は黒だ。
丹精な顔立ちで、目は切れ長のいわゆる男前である。
鼻筋が通っていて、俺は特に奴の首筋が綺麗だと思っている。
顎から喉仏のラインがざっくりしているようで流麗だ。
それが俺を励ます時に肩を抱かれた際、目の前にあった。

603:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:49:00 FSrgr9fL
鼻を擽るような、くすぐったいような、甘いような酸っぱいような、
そんな匂いが俺の方へ香っていた。
同じか似た様な香りを嗅いだ時に、俺はいつもその時の事を脳裏に
思い浮かべてしまうようになってしまった。
何時でもその時の映像が鮮烈に目の前に浮かんでしまう。
そして俺は何故か-本当に何故か-勃起してしまうのだ。

604:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:49:29 FSrgr9fL
俺は勃起しないように留意しながらも奴のことを考えた。
俺には恋人が居ないが、奴にも居なかった。
考えてみれば、奴と己のセクシャリティについて深く語り合った事など無かった。
奴がそういう話題を避けるのが上手いのだろうか。
そんな気がする。

605:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:50:00 FSrgr9fL
俺はノーマルだ。
普通に女が好きだし、女の裸を見れば当然立った。
奴は男前なのにどうして女の気配がしないのだろう。
どんな妄想をし、どんなオナニーをして、どんなセックスをするのだろう。
俺は辺りに目を配った。

606:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:50:29 FSrgr9fL
床に散らばっているようなものは何も無かった。
普通男の一人暮らしなら、下着の一枚ぐらい放ってあっても
おかしくは無いのに、まるで生活感がしないほど、床には何一つ落ちていなかった。
きちんと管理された綺麗な部屋だった。
当然だがおかずにしていそうなものも何も無い。
奴は掃除も洗濯も料理も、全て一人でこなしているらしかった。
部屋の内装もシルバーの家具で統一されていて落ち着きがあり、洒落ている。
俺は偶然この部屋に遊びに来る事になった訳で、急いで片付けた雰囲気も無かった。
奴はこの部屋で独り、一体何を考えて生活しているのか。
俺の興味と妄想は膨らむばかりだ。

607:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:51:00 FSrgr9fL
出来たぞ。
突如声を掛けられた俺は思わず肩を跳ね上がらせてしまった。
いつの間にか開けてしまった俺の缶チューハイを見ながら奴は、
ペース早いな、と笑った。
綺麗にカットされたリンゴが出された。
俺はそれを頬張った。

608:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:51:32 FSrgr9fL
こんなもんしかねえけど、と奴は鰯の煮つけを小皿に盛って目の前に差し出した。
中には梅の果肉が入っているのだろうか、覗き込むと微かに梅の香りがする。
奴は一仕事終えたようにコタツの中に入って来た。
冷蔵庫から持って来た缶類をテーブルの上に並べていく。
水滴がこたつのテーブルを濡らした。
手際良く食事の用意がなされた。

609:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:52:00 FSrgr9fL
出された箸-奴も使っているのだろうか-で鰯を突付く。
小皿に少量盛って口に運ぶと、濃い味付けだった。
梅が鰯の臭みを取り除いているのだろう、俺は一口二口と口に運ぶ。
甘しょっぱいとでも言うのだろうか。味付けは濃かったが、
美味い。
酒の進む味だ。
美味いか?と聞かれれば、素直に美味い、と答えてしまう。
奴はまた綺麗な歯並びの白い歯を見せて屈託無く笑った。

610:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:52:30 FSrgr9fL
奴はビールを手に取って、小気味いい音を立てた後、
ぐいっと豪快に飲み干した。
俺の目の前で喉仏が上下に揺れている。
酒を飲む姿が綺麗だ。箸を咥えたまま、俺はそう思った。

611:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:52:59 FSrgr9fL
いつもどんなオナネタで抜いてるんだ?
と俺は小鰯を突付きながら聞いてみた。
そりゃ色々さ、と奴は答えた。
煮付けを多めに奴の皿へ運んでいく。
色々って?と俺は更に聞いてみた。
俺はいつも(某有名アイドルの名前)で抜いてるぜ。
すると奴は少し静かになってから、
腹減ってるか?と聞いてきた。

612:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:53:30 FSrgr9fL
減ってるけど、と俺は散漫に答えた。
肉じゃがあるんだが、食うか?
と奴は言った。
俺が無言で頷くと、奴はコタツから出て、肉じゃが二人分と
ご飯二人前をお盆に乗せて戻ってきた。
目の前に並べられている間、俺は美味そうだと思った。

613:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:53:55 FSrgr9fL
俺は素直に出された飯を食った。
奴の肉じゃがは天才的に美味かった。
ダシが聞いているのだがしょっぱ過ぎずくど過ぎず、
且つ材料の自然な甘味が引き出されている。
料理上手で家事上手、おまけに別嬪と来た。
嫁に一人欲しい逸材だ。

614:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:54:29 FSrgr9fL
しかしだからこそ、俺は本来の疑念が益々深まった。
年末にいつもやっているお笑い番組を見ながら
食事と酒を愉しんでいる奴に、
この部屋でセックスするのか?
と聞いてみた。奴は案外すんなりと
偶にな。
と答えた。

615:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:54:57 FSrgr9fL
女としかしないのか?
と俺は三本目の缶チューハイに指を掛けながら問う。
まあな。
一瞬の間があったような気がして、奴は答えた。
俺は何故か納得が行かなかった。

616:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:55:23 FSrgr9fL
奴もいつの間にかビールを三本も開けていた。
調子が良いようだ。
俺は上下黒のジャージだったが、上を脱ぎ捨てた。
暑いのか?と奴がこちらを見やりながら聞いてきた。
少し。
俺は答えた。
そうか。
と奴は言った。

617:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/27 13:55:50 FSrgr9fL
コタツの中で、僅かだが足が当たっていた。
奴は気にする風は無かったので、俺もそのままにしておいた。
暫く楽しい時間が流れた。
お笑い番組を見て二人で笑ったりネタを物真似したりしながら、
美味い酒と美味い飯を愉しんだ。
足りないものは何も無いような気がした。

618:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 14:03:57 pjjV2isK
も少しまとめてから投下したら? 5行や6行でちまちま入れてないで

619:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/27 22:05:56 gE0SF0mk
透明あぼ~んでレス番飛びすぎワロス
もしょさんまだ~?

620:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/28 07:29:04 ys0AxR2d
ワラタ

マジクソスレやなw
感謝せいよ>完全童貞包茎ホモ獣姦バカw

621:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/28 07:30:28 ys0AxR2d
582 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/27(日) 11:14:59 ID:UWdEr/sZ
おまえら「ホモエロ……」の方も少しはかまってやれや。
レスもないのに延々書き続け、あいさつだの挿絵だのとハシャイでいて
見てて哀れをさそうわw
え? 俺がやれって? 俺はダメ。なんか罵倒か嘲笑レスしかつけられそうにないからw

583 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/27(日) 11:35:48 ID:FM0eHr2t
>>582
本人がアブノーマル路線って宣言してるんだから生暖かい目で見守ってあげろよ
肝っ玉の無い漢ダナ

584 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/27(日) 11:39:00 ID:SUWxh9pa
>>582
完全童貞作家だからな。
前は女が犬とじじいに犯される話だったよ。
どうやって抜けってのw

585 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/27(日) 11:40:01 ID:SUWxh9pa
>肝っ玉の無い漢ダナ

ワラタ

586 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/27(日) 11:50:07 ID:0xMd18Nn
すんげー排他主義だな
だつぼうです。まいりましたぁ~

587 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/27(日) 11:52:34 ID:9ABPqcrJ
>>586
肝っ玉の無い漢ダナ

622:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/28 07:31:21 ys0AxR2d
588 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/27(日) 11:58:58 ID:13OBzwMX
作品に対する雑談はこちらでどうぞ
スレリンク(tubo板)
スレリンク(tubo板)

618 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/27(日) 14:03:57 ID:pjjV2isK
も少しまとめてから投下したら? 5行や6行でちまちま入れてないで

619 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2008/01/27(日) 22:05:56 ID:gE0SF0mk
透明あぼ~んでレス番飛びすぎワロス
もしょさんまだ~?

623:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/28 13:16:13 pBFk3g2h
>>618
やはり?50レスで終わる予定なんだが…

624:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:17:17 pBFk3g2h
俺はふと奴を支配したい様な、虐げたいような衝動に駆られた。
完全に己の物にしてしまいたい欲望。
俺は思いのままに奴のシャツのボタンに手を掛けた。
上から一つずつ外していく。
白い胸元が顕わになって行く。
奴の体は良く締まっていた。締まっていると言うより
痩せていると言った方が適切かもしれない。
臍の下の、腰骨の辺りが特に細くなっていて腰骨が浮き出ているのが
何とも言えずフェティッシュだ。

625:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:18:30 pBFk3g2h
しかし俺はこの先をどうしたら良いのかが全く検討が付かなかった。
服を脱がせただけでは奴を己の所有物にすることは出来ない。
次に俺は、奴を知ってしまいたい欲に駆られる。
奴が俺に嘘を吐いている所為だとか、無防備に寝ているからだとか脳内で色々
言い訳をしつつも、俺は奴の寝顔を間近で覗き込んだ。
気持ち良さそうに眠っている。肌が奇妙に生白い。
俺は己の唇を、奴の唇に押し付けてみた。

626:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:19:07 pBFk3g2h
奴を知らなければ、奴を所有する事は出来ないからだと
後から漠然と脳裏に思い浮かべた。
奴の唇は生暖かくて、女のそれとは少し違う。
しかし柔らかい。
この唇で一体何人の女とキスをして、身体を愛撫したんだろう。
奴の正体は知れば知るほど霞掛かって遠く消えていくような気がした。

627:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:20:09 pBFk3g2h
俺は奴の下半身に触ってみたい気がした。
俺が脱がせた所為で、白い体が外気に晒されている。
見るとベルトは止め具が外されていた。
その方が楽な所為だろう。
ズボンの端から少しだけ毛が見えていた。
俺は奴の身体の上を滑らせるように、ズボンの暗がりの中に手を滑り込ませてみた。

628:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:20:43 pBFk3g2h
アンダーの下を弄ってみる。
奴のペニスを指で辿ると、勃起はしていなかった。
呼吸する度に、下腹部が膨張したり、沈んだりしていた。
俺はその腹に口付けてみる。
やはり唇同様に生暖かい。
奴が身動ぎした気がしたが、俺は行為を止めなかった。

629:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:21:16 pBFk3g2h
いやむしろ、俺の中の変態が俺を突き動かしていた。
もう深海から引き上げられた奴の気配は感じていた。
俺は腹を舌を突き出して舐めた。
俺を庇う為に空気を溜めた筈の腹が、
俺と同じ物を入れこなしている筈の腹を俺は舐めている。
茂みの中で奴を少し、触ってみたりする。

630:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:21:56 pBFk3g2h
奴は動かなかった。
動けないのかタイミングを伺っているのか、
良く分からなかったが俺は奴を弄り続けた。
やがて唇が離れて、奴のペニスから手を引いて奴を見ると、
奴と視線がかち合ってしまった。
切れ長の目の奥の黒目が、鋭く俺の脳髄を射抜いている。

631:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:22:48 pBFk3g2h
奴は何事も無かったかのような所作で身体を起こし、
奴自身の、俺の唾液で濡れてひんやりとした下腹部に手をやりながら、
そこに視線を落としていた。
当然シャツの前が肌蹴ているのにも気が付いている。
奴はもう一度、真正面から俺を見た。
俺が視線を反らす事は無かった。
真正面から真っ直ぐに奴の瞳の奥を見つめ返す。

632:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:23:23 pBFk3g2h
奴は俺の肩を軽く抱き寄せてから、唇を重ね合わせてきた。
俺は抵抗しなかった。
さっきと違って、熱い吐息が俺に掛かり、混ざり合った。
奴は俺の首筋に口付けると、シャツの中に手を忍ばせ、
乳首を丁寧に弄んだ。
正直言って、気持ち良かった。

633:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:23:55 pBFk3g2h
奴が俺の上にのしかると、自然と俺は床に押し倒される形になった。
奴に服を剥ぎ取られながら、一体何人の女が、この綺麗な、
何も落ちていない綺麗な床で、こんな風に押し倒され、
奴とセックスしたのだろうと、またあの疑問が脳裏蘇った。


634:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:24:41 pBFk3g2h
奴は俺の陰茎を口に含んでフェラした。
電撃の様な何かが俺の中を駆け巡る。
上手い。
奴はこんな風に女からフェラされた事があるのだろうか。
俺はそんなことを考えながら、恥ずかしげも無く喘いだ。

635:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:25:32 pBFk3g2h
奴の巧みな舌使いと緩急に急かされる様にして俺は射精した。
精液が奴の、綺麗な顔に掛かった。
奴はそれを指と舌で舐め取ると、俺に口付けた。
舌を入れられて、口内では何だか良く分からない味がした。
俺も奴も全裸だった。
奴は勃起した立派な男根に、ゴムを被せる。
俺はそれをただ眺めている。

636:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:26:09 pBFk3g2h
奴が俺のアナルを指で解し始めた。
俺はアナルセックスは初めてだったが、
奴とのそれに、不思議と恐怖心は無かった。
それが信頼か信愛かは分からなかったが、
俺は俺を解き解す奴をただ、見つめている。
長い睫が伏せられて、開いたかと思うと俺を射抜く。
それだけで俺は達してしまいそうだった。
ただ俺の喘ぎ声と、淫猥な響きだけが部屋の中を満たしている。

637:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:26:46 pBFk3g2h
俺はすんなりと奴を受け入れた。
奴は始めはゆっくりと、しかし徐々に激しく腰を振った。
俺の体が前後に揺れている。
奴とのセックスは気持ちが良かった。
奴がヤリチンだったのかもしれない。
俺も喘いだ。
奴も喘いでいる。

638:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:27:26 pBFk3g2h
奴からは汗臭いような、エッチな様な匂いがした。
もう、あの良い香りとは違っていた。
しかしそれが俺の物なのか、奴の物なのかは解らない。
奴は俺の上で腰を振り続けた。
激しいセックスだ。
奴は俺を壊すつもりなのかもしれない。

639:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:28:22 pBFk3g2h
俺と奴は交合に、時に同時に達し合いながら
何度もイキ続けた。
もう何度イッたか解らなくなっていた。
奴はいつもこんな風に激しいのだろうか。
普段の落ち着いた物腰からは想像出来ないが、だから尚更興奮する。
雄同士で求め合いながら、お互いを掻き抱きながら俺たちは朝を迎える。

640:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:29:16 pBFk3g2h
朝。
疲れてぐったりして眠っていたが、お互いから離れる事は無かった。
俺は目を覚まして、身体を起こし、隣りで寝ている色男を見つめる。
俺は一体何時から奴を想い、行為を受け入れる程に思っていたのだろうか。
考えても答えは闇の中だ。
それかきっと、奴の胸の中に違いない。


641:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:33:37 pBFk3g2h
奴も目を覚ましたようだ。
俺と視線を合わせて、微笑を浮かべる。
また俺を、その広くて白い、綺麗な胸へと抱き寄せた。

642:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:34:13 pBFk3g2h
この後俺たちがどうなったのかは―ご想像にお任せすることにしよう。
何故なら俺たちの今夜の出来事は、俺たちだけの秘密だからだ―。


―了―

643:sweet ◆rMNMPSLh1Y
08/01/28 13:34:50 pBFk3g2h
あーやっと終わった…途中のレス抜かして一応全部で50。
もし全部読んで下さった方居たらありがとうございます
これでクリスマスにこんなエロ小説書いてる俺の身も救われます(半泣)。
まぁ…何と言うか…エロも小説も難しいね。うん。
はい。寝ますおやすみサンタさん。


644:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/28 13:43:40 zRwjwzsJ
乙。
メリークリトリス…と


区切り過ぎは別にどうでもいいが、
最初の方が『だろうか』ばかりで少しくどかったかも。

でもサラっとしたホモエロで悪く無かった。
しかし個人的に次はホモじゃないやつ期待。

次はバレンタインかの

645:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/28 13:44:54 zRwjwzsJ
セックス描写がくどくどしくないからその気がなくてもあっさり読めた
まぁなんだ、sweetさん、いいものをありがとう

646:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/28 13:45:54 zRwjwzsJ
ホモに女も足してくれ、出来れば。

647:...φ(・ω・`c⌒っ
08/01/28 13:46:32 zRwjwzsJ
脳内20分クンニも足します、出来れば。

648:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/02/12 00:38:16 0ZequYKF
「ヤッ!ハッ!!」
 開け放たれた窓のむこうから少年少女のかけ声と剣戟の響きが聞こえてくる。
 ヴァルデックは書類から目を上げると、頬杖をついて書斎の窓を眺めやった。
 爽やかな初秋の夕風が薄物をそよがせており、その向こうに赤みを帯び始めた空が見えている。
夕食を終え、若い二人がいつもの剣の稽古を開始したようだった。
 彼は書類に視線を戻したが、いくらもしないうちにそれを机の上に投げ出した。
 つい先刻彼の舌を楽しませた山鳩が腹をここちよく満たしており、とても仕事に打ち込める
気分ではなかったというのもある。
 ヴァルデックは窓辺に歩み寄り、窓枠にもたれかかって庭園を見下ろした。

 眼下ではコルデーリアとエーリヒが剣を交えていた。
 金の頭と真っ赤な頭がぶつかりあってはまた離れる。
 その光景にどこか懐かしいものを感じ、彼は目を細めて弟子と孫弟子の勝負を観察した。

 彼に挑んでくる時はひどく稚拙に感じていたが、こうして外から眺めてみると、コルデーリアも
そう筋が悪いというものでものない。
 まだ日は浅いというのに相手の呼吸を巧みに読んで、最も隙のある部分に剣を持って
いっている。このまま数年ほど続けて行けば、それなりの使い手として通用することだろう。
 しかし対するエーリヒのほうはどうだろうか。
経験の差が大きいため、今すぐにコルデーリアに負かされるということはなさそうだが、
手加減しているとしてもずいぶんと甘い剣さばきである。

「浮ついとるな。鍛えなおさねばならん」
 さて、自分もそのようなことはなかったか、そう記憶をたどるうちに、眼下の二人があの
皇宮の庭園で剣を交えた若き日の自分の姿に重なり、いつしかヴァルデックの心は過去の
思い出の中へと引き込まれていった―


649:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/02/12 00:38:56 0ZequYKF

「なっ……!!」
 彼が思わず息を飲み、現実に引き戻されたのは、それからずいぶんたってからのことだった。
 稽古を終え、二人は庭園の噴水の縁石に腰をかけて何やら話し込んでいる様子だったが、
しばらく無言で見つめあった後、エーリヒがコルデーリアを抱き寄せ、唇を重ねたのだった。
 夕日を受けて真っ赤に燃え立つ頭が黄金色の小さな頭を遮り、彼の視界に強く焼きついている。
 ヴァルデックはそれ以上眺め続けることは出来ず、両手で口元を覆ってよろよろと窓に背を向けた。

「―――」
 彼は深くため息をつき、頭を振った。
 二人はまだ若い。彼からすれば、幼いと言っていいほどだ。
 身近な異性と恋に落ちることに、何の不思議もない。ただの保護者である彼が衝撃を受ける
ようなことなど、何もないではないか。
 彼はそう思い直すと、自嘲気味に小さく笑い、長すぎた休憩を終わりにしたのだった。


 震える小さな拳が彼の寝室の扉をたたいたのは、その夜もふけた頃だった。




650:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/02/12 00:43:20 0ZequYKF
 剣の手入れも終え、簡単に就寝前の祈りも済ませたヴァルデックは、丁度寝台に潜り込んだ
ところだった。
「誰だ」
 起き上がって誰何する。気配からして家の中の者であるようだ。
「私―」
 少女のか細い声が耳に入り、彼の脳裏に夕刻の光景を蘇らせた。
 ヴァルデックは顎に手を当てて一瞬考え込んだが、すぐに立ち上がると扉へと歩み寄った。

「何だ」
「あの、私―」
 不安をはらんだ空色の瞳が彼を見上げている。
「入れ」
 ヴァルデックは彼女を寝室へと招き入れた。

「で、何の用だ」
 扉を閉めると、彼はすぐに理由を問うた。
「私―」
 コルデーリアは胸の前で両手を組み、床の一点を見つめて少しの間躊躇していたが、
すぐに意を決したようにきっと頭をもたげ、彼を見つめた。
「お願い、私を抱いて!」

「な―」
 どういうことだ、そう言おうとした瞬間、彼の懐に小さく柔らかな身体が飛び込んできた。
「お願い、私を抱いて!私は淫蕩な娘なのよ。男を誘わずにはいられない、淫蕩な娘なのよ!」
「何を馬鹿なことを」
 ヴァルデックは一笑に付そうとしたが、その瞬間に夕刻のあの光景が脳裏に蘇り、
彼から次の言葉を奪ってしまっていた―




651:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/02/12 00:44:06 0ZequYKF
 コルデーリアは焦っていた。
 稽古を重ねれば重ねるほどに、彼女は自分がいかに非力な存在であるかを思い知らされていた。
 師であるエーリヒは、稽古のたびに筋が良い、今日もまた上手くなったと褒めてくれたが、
技術を身につけるほどに、自分の能力はエーリヒにも遠く及ばず、さらにその師である
ヴァルデックには、到底敵いもしないものであること理解せざるを得なかった。
 それでもどこかで隙をつけるかと、様々に奇襲を仕掛けたりもしたが、そのたびに軽くあしらわれ、
近頃では彼を狙うことすら途方もないことに思えてきていたのだった。

 それに、この邸は、彼女にとってずいぶんと居心地の良いところになっていた。
 エーリヒは言うまでもなく彼女のために尽くし、門番の老夫婦は彼女を実の娘や孫であるかの
ように可愛がった。馬丁は相変わらず愛想が悪かったが、それはいつものことであり、仏頂面で
悪態をつきながら、力仕事を片付けてくれたりと、皆が彼女を愛し、彼女を支えてくれているの
だった。

 そして、かたきとして憎むべきヴァルデックでさえも、時として自分に優しい一面を見せることがある。
 ここに来るまで彼女が思い描いていた酷薄な人物像とは異なり、横暴でもなければ、残酷でもない。
普段は彼女に対して無関心を通しているが、時にねぎらいの言葉をかけたり、彼女を労わる行動を
見せたりする。

 皆が優しければ優しいほど、コルデーリアは焦った。
 ともすれば、ヴァルデックを憎む気持ちが萎えてしまいそうになる。
 朝晩家族の肖像画に祈りを捧げるたびに、彼女は自分の無力さに苛立ち、焦燥感を強めていった。




652:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/02/12 00:44:36 0ZequYKF
 そして夕刻のあの事件―

 その日の稽古も、いつもと同じように剣を弾き飛ばされて終わりを迎えた。
 日も随分傾いてきており、エーリヒは訓練の終了を宣言した。
「本当は夜戦を想定して、暗くなってからも稽古をする必要があるんだけどね」
でも君は、戦に出ることはないはずだから―と彼に言われ、コルデーリアは不満の声をあげた。
「必ずしもそうとは言い切れないでしょう?戦場に出なくたって、奥深く攻め入った敵軍に夜襲を
かけられるかもしれないもの」
「大丈夫」
 力強い声だった。
 エーリヒは噴水の縁石に腰掛けた。コルデーリアも並んで腰を下ろす。
「閣下がそんなことはさせやしないよ。閣下の目の黒いうちは、この国と民が危険にさらされる
ようなことは起こり得ない」
「そうかしら」
 気のない返事を返し、彼女はぼんやりと夕日に染まる邸のほうを眺めやった。
「どうしてそう焦るのかな」
「焦ってなどいないわ」
「そうかな、僕には君がとても背伸びをしているように見えるよ」



653:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/02/12 00:45:06 0ZequYKF
「ねえ―」
 おずおずと、エーリヒは切り出した。
「もう、終わりにしたらどうかな」
「稽古を?そんなに私は見込がないの?」
 慌ててふり向いたコルデーリアに、彼は苦笑して首を振った。
「違うよ。稽古はずっと続けよう。君は筋がいいって何度も言ってるじゃないか」
そうじゃなくて―
 エーリヒの声が慎重になった。
「閣下のお命を狙うことだよ。家族を殺されたことのない僕には言う資格がないかもしれない
けれど、憎しみにばかりとらわれて人生を過ごすなんて、とても悲しいことだと思うんだ」

「あなたに何が分かるというの!」
 コルデーリアは叫んだ。膝の上に置かれた手がぶるぶると震える。
「ごめん―」
 エーリヒは素直にあやまった。でもね―と言葉を続ける。
「君のおかげで、この邸はとても素晴らしいところになったんだ。君が笑顔で働いてくれるだけで、
皆が幸せになってる。閣下だってそうだよ。君が来る前は、国務のことにだけ目を向けて、邸にも
ただ寝みに帰ってくるだけという感じだったんだ。でも今じゃ、ちゃんと主としてこの邸に目を向けて
下さっている。君の作った料理を召し上がって、『美味い』ってお喜びになって、君の整えた寝室で
寛がれて、『あれは少しは上達したか、たまにはお前も鍛えてやらねばならんな』って僕にも稽古を
つけて下さる。だから、僕は、君がこのままここに居てくれたらって、復讐なんか忘れて、僕と一緒に
この家の子になってくれたら―って思うんだ」
 コルデーリアは熱心に言葉を紡ぐエーリヒを見上げた。
 夕日が赤毛をさらに赤く染め上げ、真っ赤に輝かせている。
「皆、君が大好きなんだよ―」
僕だけじゃない―
 小さな声でエーリヒはつぶやいた。



654:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/02/12 00:46:14 0ZequYKF
 夕日はコルデーリアも包み込み、金の髪を色濃く輝かせている。見開かれた瞳は深い空色に
彩られ、彼の姿をまっすぐに映している。
 その姿はまるで地上に舞い降りた天使であるかのように彼の心に捉えられた。
 この美しい少女を護りたい。懐深く囲って、微笑む姿をいつまでも眺めていたい。
桜色のみずみずしい唇が彼の名を呼び、楽しいことばかりを語るのを聞いていたい。
 そう想ううちに、エーリヒは彼女の細い肩を抱き寄せていた。
 そこから先はもう夢中だった。若い情熱に促されるままに、白い頬に顔を寄せ、柔らかい唇に
自らのそれを重ねる。

 コルデーリアは拒まなかった。
 早鐘のような鼓動が落ち着くまで、エーリヒはずっと唇を重ねていた。
 胸中の情熱の炎はまだ盛んに燃え上がっていたが、腕の中のコルデーリアが小さく身じろぎを
したため、やっと我に返って唇を離す。
「あ、その―」
 しかし言い訳の言葉を選ぶ前に、彼の目は見開かれたままの空色の瞳
を捉えていた。
 そこには、驚きの色に加え、深い哀しみが宿っていた。

「ごめんなさい―」
 先に謝られ、エーリヒは謝罪の言葉を紡ぐ機会を失った。
「ごめんなさい。私にはあなたの好意を受ける資格などないの。本当にごめんなさい」
 その理由を問うよりもはやく、彼の天使はその腕をすり抜けていた。足元に落ちていた稽古用の
剣を拾い上げると、一目散に邸へと駆け戻っていく。
「コルデーリア―」
 失意に沈む声は夕闇に吸い込まれた。
 夕日に輝く金の巻毛が邸の扉の奥へ消え去っても、エーリヒはその方角を呆然と眺め続けていた。



655:営業外 ◆GSqBjwF8d2
08/02/12 00:50:29 0ZequYKF
ずいぶんご無沙汰しておりましたが、少し続きが書けたので投下しました。
メインのシーンなどはちょこちょこ書き溜めてあるので、
つなぎが書けたらまた来ます。

気にかけてくださった方、スレを維持に心を配ってくださっている方、猫さん、
本当にありがとうございます。

656:営業外 ◆GSqBjwF8d2
08/02/12 00:55:16 0ZequYKF
すみません。誤字しました。

×スレを維持に→○スレの維持に

657:...φ(・ω・`c⌒っ
08/02/13 09:48:50 osB/e7wd
これは良いジラしですね。
続きはゆっくり待ってます


658:...φ(・ω・`c⌒っ
08/02/18 11:11:03 i+6rotld
これってなに?
URLリンク(entryplug.info)

659:...φ(・ω・`c⌒っ
08/02/20 13:09:18 ZVLKNvsg
パヴァリア、キター!!!
慮外なことが起きるものだなw嬉しいよ

660:...φ(・ω・`c⌒っ
08/02/28 00:11:58 41E3sgZX
ほす

661:...φ(・ω・`c⌒っ
08/02/28 19:05:58 sz7ikWbZ
女性の身体を洗い、マッサージをする仕事になります。
射精の瞬間を見たいという要望も多数あります。
fukugyouinfom@yahoo.co.jp

662:...φ(・ω・`c⌒っ
08/02/28 19:59:39 Syum6naN
日本語でOK

663:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:03:15 CY8D0W+a
 少女のほの白い裸体が闇の中に浮かび上がった。
 無用となった寝巻きがはらりと落ちる。
 動こうとしないヴァルデックに業を煮やしたか、彼女が自ら脱ぎ捨てたのだ。
 両腕で前を隠しはしたが、熱っぽく潤んだ瞳が彼を見つめて輝いている。
「お願い―」
 いまにもかすれて消えそうな声が哀願した。

 ヴァルデックはそれでも動かなかった。いや、動けなかった。
 ただ呆然と目の前に白く輝く裸体を見つめている。
―私は男を誘わずにいられない、淫らな女なのよ。
 先ほどの言葉と夕刻の光景が、ぐるぐると彼の脳裏を巡っていた。

 するり、とコルデーリアが擦り寄った。
 ヴァルデックは反射的に抱きとめたが、そのまま動くことが出来ない。
 楚々とした印象の彼女が、まさかこれほど露骨に情欲をあらわにするとは。
 しかしその腕の中で、コルデーリアは彼の胸板に手をかけ、子猫のように頬を摺り寄せた。
 かすかに甘い肌の香が彼の鼻腔をくすぐった。
 衣服の上から細い指がしなるように動き、彼の胸板をなぞり、下方へとゆっくり降りていく。

「よせ」
 強い言葉に、コルデーリアははっと顔を上げた。空色の瞳は悲嘆の色を浮かべている。
 しかしその言葉は、拒絶のために発せられたものではなかった。
 ヴァルデックは絡め取るように少女の肢体を抱き上げると、寝台に横たえた。自らも衣服を
脱ぎ捨てると、その上に覆いかぶさる。
 少女は一瞬息を飲んだが、彼の首に両腕をまわして受け入れた。
 白い喉を唇が這い、切ない吐息がこぼれ落ちる。


664:営業外 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:03:56 CY8D0W+a
 とろりと白い肌が男を誘っていた。
 始めて目にした時と異なり、健康を取り戻し、薄く脂肪を内包した肌はあくまでも滑らかで、
彼の指と舌を存分に愉しませた。
 ヴァルデックは小ぶりな乳房を何度も両掌ですくい上げ、唇と舌で首筋から耳元を丹念に
責め上げた。
 そのたびに艶めく桜色の唇が誘うようにわなないたが、どうしてもそれを奪う気にはなれ
なかった。

 コルデーリアはその肌の上を指が這い、唇が吸い上げるたびに、高い嬌声でもって応えていた。
 熱い掌の下の鼓動は限りなくはやく、敏感な肌は愛撫のたびに切なく震える。乳房をすくい上げ
られるたびに、自然に腰がくねって後方へと身体が逃げる。それを追って唇が舌が肌の上を這い
まわり、頂を含んで吸い上げる。
 いつしか彼女は寝台の上辺へと追い詰められていた。
 それは彼女の意識も同様であった。
 眩暈のようにぐるぐると視界が交錯し、背筋を悪寒が這い回っている。
もうこれ以上、耐えられそうにない―
 耳には切なげに届くあえぎの下で、彼女は密かにヴァルデックの動向を伺っていた。
 責めはいよいよ下肢に移り、下と唇が丹念に内腿を支配しつつあった。
 しかし名残を惜しむかのように伸びた腕が、形の良い乳房をなおも捕らえており、指先が
固くつぼんだ乳首をつまんでは弾き、掌は肌の感触を逃さぬよう、腹から胸元までをじっくりと
まさぐっていた。


665:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:04:33 CY8D0W+a
 コルデーリアの右手が密かに動いた。
 意識を保つことさえ容易ではなかったが、身体は彼女の望むままに枕元まで逃れてきている。
 ヴァルデックは彼女のみずみずしい肢体に耽溺しているようで、しゃぶるように内腿を舐め上げ、
その先にある花弁を伺っているかのようだった。
 彼女はじりじりと指先を動かし、羊毛を固めた敷床と寝台の隙間を探った。
 すぐに冷たく固い感触に行き当たり、指先でつまんで引っ張り上げる。
 それは小ぶりの短剣だった。
 よもや使うことはないだろう、そう思いながらも万が一に備え、彼女が以前から潜ませていた
ものだ。
 寝台を整えるたびにそれが在ることを確かめ、取り出してから突き立てるまでを、何度も脳裏に
描いてきた。

 コルデーリアは再度男の様子を伺った。
 相変わらず股の間には褐色の頭が存在しており、その表情はうかがい知れない。
 彼女は手の内のものを逆手にしっかりと握り締めた。
 枕元の手燭の微かな灯りを反映し、短剣の刃が宝石のように煌く。
 彼女はもうためらわなかった。悲痛にさえ見える強い決意をその表情に浮かべ、ヴァルデックの
首元めがけ、勢いよく刃を振り下ろす。


666:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:05:01 CY8D0W+a
 しかし次の瞬間、その場を制したのは真紅の血ではなかった。
「やはりな。そんなことだろうと思っていた」
 湿りを含んだ落ち着いた声がほの暗い寝室に響く。
 短剣を持った右手首は、ヴァルデックの左手に、しっかりと握り締められていた。
「色仕掛けとは妙案だったな。しかし、仕掛けるにはいささか幼すぎる」
「気付いて―」
「あたり前だ。色事に持ち込むにはあまりに唐突すぎる。せいぜい肉に溺れたふりをすれば、
案の定といったところか」
 手首はさらにひねり上げられた。少女の華奢な腕はいささかも耐えることができず、あっさりと
短剣を取り落とす。
「さて、続きはどうするか」
 ヴァルデックはそれを拾い上げると、眼前にかざして手の中で弄んだ。
「殺して!いっそひと思いに殺しなさい!!」
 コルデーリアは叫んだ。
 短剣を持つ彼の拳を両手でつかみ、そのまま自分に引き寄せて喉を貫こうとする。
「冗談じゃない」
 ヴァルデックはその手を易々と振り払った。その勢いのままに短剣を床へと投げ捨てる。
「そんな勿体無いことができるか。あと少しというところだったというのに」
 ふたたび少女に馬乗りになり、両腕を押さえつけて拘束する。
「な―」
「お前は抱いて欲しいと言っていたではないか。それを叶えてやるだけだ」
「あれは!」
「色仕掛けのための嘘か。俺を殺すのに失敗したから忘れろと?そんな虫の良い話があるか」
 圧倒的な力で少女をねじ伏せると、ヴァルデックはたたみかけた。
「約束は最後まで果たさねばならんな」


667:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:05:30 CY8D0W+a
「いや!やめて!離して!!」
 コルデーリアは必死で抵抗した。
 激しく身をよじり、彼の身体の下から抜け出そうとする。
 しかしそれは全く成果のない、虚しいものであった。
 ヴァルデックは彼女の膝の間に無理やり腰をねじ込むと、両腿を抱え込んで、一気に突き上げ
ようとする。
「いやあぁぁぁ――!!」
 少女の悲痛な叫びが寝室じゅうに響き渡り、石壁に弾かれてこだました。
 恐怖のあまりに意識が沸騰し、そして混濁する。
「いや……やめて――殿下……」
 空色の瞳は虚ろに見開かれ、ヴァルデックの姿を映してはいなかった。
「お許しください――」
 全身を震わせながらか細い声でそう呟き、そして彼女は意識を失った。



「やはり―」
 ヴァルデックはあっさりと身を起こすと、深い溜息をついた。
「なんと、むごいことを」
 彼の所業は本意ではなく、演技であった。
 この邸にやって来た夜、正気を失った彼女のつぶやいた謎の言葉。そして彼に向ける激しい
憎悪とその裏に潜む暗い影。
 その真相を確かめるため、あえて欲情に溺れたふりをし、彼女を襲ったのだった。

668:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:06:08 CY8D0W+a
 コルデーリアがクルムバハの後宮から解放されたのは、14の時である。
 それよりももっと以前に、年端も行かぬ少女の身体を弄んだ者がいたのだ。
 彼女の言動から察するに、おそらくそれは習慣的なものだったのだろう。
 殿下、と呼ぶからには相手はゲーザ2世の息子たちのいずれかということになる。
 
 彼の脳裏に、父母をもあっさりと裏切った、ゲーザの正妃の末子の下卑たにやけ顔が
よみがえった。
 退廃しきった後宮で、彼女はただ欲望の掃き溜めにされ続けたのだ。
 血を分けた弟の成長のみを希望として、生き地獄のような日々を耐えてきたのだ。

 その希望の灯を、一瞬にして自分の右手が奪ってしまった。
 恨み抜いても恨みきれぬほどの憎しみが彼女をとらえたのも無理からぬことだ。
 彼はもう一度深い溜息をつくと、寝台の端に蹴り寄せられていた毛布を手にとった。
 それで少女の裸身を隠そうとして、ふたたび息を飲む。
 その白い裸身は、先ほど以上に清らに見えた。
 少女の心からの願いをを現すかのごとく、みずみずしく滑らかな肌は無垢の輝きを
帯びていた。
 だがそれは男達の嗜虐心を限りなくそそる、危うく儚い輝きであった。
 ヴァルデックの胸は、握りつぶされんばかりの強い痛みに襲われた。
 彼は沈痛な表情を浮かべたまま、気を失った少女の身体にそっと毛布を被せた。



669:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:06:34 CY8D0W+a
 コルデーリアは目を覚ました。
 そこはいつもの自分の寝室ではなく、ヴァルデックの寝室だった。
 周囲を見回すと、床にうち捨てられたままの自分の寝巻きが目に入る。

 彼女ははっと息を飲んだ。気を失う直前の記憶がよみがえったのだ。
 思わず両腕で肩を抱き、おそるおそる周囲をうかがう。
 そこには、彼女以外に何者も存在していなかった。
 枕元の手燭の油の量から察するに、さほど時間はたっていないらしい。
 そして、前回と同様に、ヴァルデックは気を失った自分を犯そうとはしなかったようだ。

 コルデーリアは長く長くため息をついた。
 そろりそろりと寝台から降り、寝巻きを拾って身につける。短剣は片付けられたのか、
床の上には見当たらなかった。
 自室に戻ろうと扉を向いたとき、その扉は外から開かれた。

「目が覚めたか」
 湿りを含んだままの静かな声は、寝室の持ち主のものだった。
 コルデーリアは身を固くして立ち尽くす。
「ほら、飲め」
 ヴァルデックは手にした水差しから、銅製のコップに水を注ぎ、彼女に手渡した。
 金属を通して伝わるひんやりとした感触は、彼がわざわざ井戸まで赴いて水を汲んで来たことを
伝えていた。

 彼女は寝台に腰掛けた。
 ぴりぴりと貼りつくようだった喉を、ゆっくりと冷たい水が押しひろげる。
 冷たさが喉を下って胃まで落ちると、ざわざわと泡立つようだった胸中も、波紋が広がるように
静まっていった。


670:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:06:56 CY8D0W+a
「落ち着いたか」
 コップを持った両手が膝の上に置かれ、こわばっていた肩がゆっくり沈むまで待ち、
ヴァルデックは声をかけた。
 ゆっくりとした長い吐息が肯定の意を伝えている。
 ヴァルデックはしずかに歩み寄り、もう一杯、と水差しをかかげた。
 コルデーリアは小さく首を振り、差し出された手にコップを返す。
 彼はそれを受け取ると寝台から離れ、暖炉のそばの椅子に腰をかけた。
 コップに目一杯水をそそぎ、一気に飲み干す。そして大きな溜息をついた。

「もう、終わりにしたらどうだ」
 コルデーリアははっと顔を上げた。その瞳に強い光がよみがえる。
「俺が言うのもおかしな話だが―」
 コップを隣の机の上に置く。
「お前は俺を恨んでいない」
 コルデーリアは思わず立ち上がった。
 この師弟は、どうして揃いも揃って同じことを言うのだろう。
 ふつふつと湧き上がる怒りに身を震わせる。
 しかしヴァルデックは構わずに先を続けた。
「お前が恨んでいるのは、お前の身体を無残にも弄んだ男だ」
 彼女は息を飲んだ。足が震え、立つこともままならずに寝台にへたり込む。
「先ほどの様子で確信した。お前はゲーザの後宮で、いずれかの公子に辱めを受けていたの
だろう?それも一人ではない。おそらく複数の男共がよってたかってお前を慰み者にしていた」
「違うわ―」
 コルデーリアは彼から視線をそらし、力なく首を振った。その様子はまぎれもない肯定を
示していた。

671:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:07:22 CY8D0W+a
「しかし、生きることさえ辛くなるような苦しみの中、お前は耐え続けた。弟という希望があった
からだ。自分が自害すれば、誰が弟を見守るのか。そう思い、お前は生き続けた」
「違う―」
 消え入りそうな声で、それでも彼女は否定を続けた。
「その弟の命を、俺が奪ってしまった。お前は生きる希望を失った。自分に降りかかったすべての
苦しみは、俺への憎しみに変わったことだろう。だからお前は俺の命を狙った。だが、それは俺に
対する怒りではない。弟を奪われたことも苦しかろう。だがそれだけではない。お前は自分を苦し
めた男共への怨嗟をすべて俺にぶつけているのだ」
「違うわ!!」
 コルデーリアは両手で耳を塞ぎ、大声で叫んだ。
「言いがかりはよして!私はそんな目になど遭っていない!」

 ヴァルデックは追求をやめた。
 言葉では否定されたが、自分が真実を語ったことは瞭然である。
「すべて終わりにして、この邸で自分の人生をはじめてはどうだ?」
 彼は言葉を続けた。
「お前があくまで否定するなら、そのほうが良いかもしれん。俺も今言ったことをすべて忘れよう。
そうすれば、過去を知るものはもう誰も居なくなる。お前もすべて忘れて、年頃の娘らしい、平凡な
人生を生きてはどうだ。幸いにもエーリヒはおまえを気に入っているようだ。あれは明るく素直な
良い子だ。あれと一緒なら、お前もきっと希望に満ちた生活を送ることができ―」
「やめて!!」
 コルデーリアは再び叫んだ。
「知った風な口をきかないで!あなたに何が分かると言うの!」
男は皆、勝手なことばかり―
 そう小さな声でつぶやくと、彼女は駆け出した。
 寝室の扉を乱暴に開閉し、自室へと駆け戻っていく。


672:営業外 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:14:00 K8O8bfKd
セルフ支援

673:営業外 ◆GSqBjwF8d2
08/03/10 03:20:18 K8O8bfKd
もうちょっとあったのですが、
PCの連投が規制されてしまったみたいなので、また日を改めます。

674:...φ(・ω・`c⌒っ
08/03/10 09:01:01 PKT+U5lS
は、早めに宜しくです

675:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/11 01:28:45 Gxye1F5d
 遠ざかる小さな足音を聞きながら、ヴァルデックはまた溜息をついた。
 どろどろと胸中が渦巻いている。
 彼は棚から葡萄酒の瓶を取り出すと、どっかりと椅子に腰を下ろした。杯になみなみと注ぐと、
一気にあおる。
「勝手か」
そうだろうな―
 深い溜息とともに、酒気を吐き出した。
 一体自分は何をどうしたかったのだろうか。彼女を解放してやりたかっただけなのに、結局は
いたずらに傷つけただけのような気がする。
  胸の奥に澱のような苛立ちがどんよりと沈殿している。
それを押し流さんばかりに、彼は幾度も杯を重ねた。


 それからどのくらいたっただろうか。
 ヴァルデックは空の酒瓶が何本も立ち並ぶ机に、突っ伏すようにもたれかかっていた。
 意識は濁ってきていたが、手はまだ酒瓶を握り締めている。
 彼はそれをもう一度傾けた。
 しかし注ぎ口からは、数滴の酒がしたたったのみで、杯を満たしはしなかった。
 彼は舌打ちしてその一本を空瓶の林に追加した。
 杯を手にしたまま新しい瓶を取りに行こうと立ち上がりかけ、そのまま動きを止める。

 ヴァルデックの耳はかすかな足音をとらえていた。
 ひたひたと足音を殺した人物は、静かに彼の寝室に近付き、扉の前で立ち止まった。
 ヴァルデックは動きを止め、息をひそめた。耳をそばだてて寝室の扉を食い入るように見つめる。
 しかし扉は開かなかった。
 その者は扉に触れることさえせず、また静かに歩み始めた。
 元来た方向へは戻らず、彼の寝室の前を通過していく。
 ヴァルデックは身じろぎもせず、ただじっと耳をすましていた。
 そして足音が完全に絶えた後、彼は勢いよく立ち上がった―



676:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/11 01:29:12 Gxye1F5d
 コルデーリアは玄関の広間に佇んでいた。
 その身にこの邸を訪れた時と同じ、黒い外套を身に纏っている。荷物を入れた小さな袋を携え、
完全に旅支度を整えていた。
 正面の大扉ではなく、その横の通用口に近付き、閂を引き抜く。
 開かれた小扉から、ひんやりとした夜風が忍び込み、彼女の頬をなでた。

「どこへ行く気だ」
 突然背後から声をかけられ、彼女はびくりと立ち止まった。
 ゆっくりと振り返ると、暗がりの中にこの邸の主人が佇んでいる。
「あなたには関係のないことでしょう」
 コルデーリアは小さな溜息とともにその言葉を吐き出した。
「何故出て行く?」
「私にはもうここにいる理由はないわ。だって―」
 その声は静かで落ち着いていた。
「あなたの言うとおり、私はもうあなたを恨んではいないのだもの」
「だからといって、出て行く必要はなかろう。俺の命を狙わずとも、このままここにいればいい」
 コルデーリアはかぶりを振った。
「それはできないわ。ここにいると、どうしても怒りを抑えることができない」
「しかし、エーリヒが悲しむ」
「彼のことは言わないで―それに、私のような汚れた女は彼には相応しくないわ」
「あれはそのようなことを気にするほど器量の狭い男ではない」
「いいえ、『私が』気にするのよ―」
「……料理人が急にいなくなるのも困る」
「私より腕の良い料理人はいくらでもいるわ」
「腕の良い者は金がかかる」
「総督ともあろう人が何をしみったれたことを」
「それにお前でなければこの邸はうまく行かん」
「それはあなたにうまく行かせる気がないからよ」
「女の身で、その歳で、これから先どうやって生きてゆく気だ」
「簡単よ。生きてゆくことくらい」
―今までだって生きて来れたのだから。
 彼女は両肩を抱き、瞳を伏せて呟いた。

677:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/11 01:29:50 Gxye1F5d
 引き止める理由をすべて否定され、ついにヴァルデックは言葉を切った。
「どうしても出て行くのか」
「ええ―」
 さようなら、そう小さくつぶやいて、コルデーリアは彼に背を向けた。

 暁色の巻毛が、通用口をくぐろうとする。
 それを許せば、もう二度と彼の目に触れることはなくなるだろう。
 その瞬間、激しい喪失感がヴァルデックの胸を貫いた。
「待て!!」
 彼は駆け出していた。
 驚いてふり向いたコルデーリアの腕を掴んで夢中で引き寄せる。
 そしてヴァルデックは彼女を強く抱き締めた。

「一人に……しないでくれ」
 小鳥のような小さな身体が彼の腕の中で震えている。
 それは彼がずっと求めていたものだった。
 そしてコルデーリアは、逞しい腕に抱かれながらも
 その心はヴァルデックを覆い、その胸に抱きしめていた。
 彼女の中のヴァルデックは、母を求める赤子のようにその胸にきつくしがみついていた。


678:パヴァリア帝室録 ◆GSqBjwF8d2
08/03/11 01:30:21 Gxye1F5d
 ヴァルデックの指がコルデーリアの小さな顎をとらえた。
 やや強引に上向かせる。
 酒臭い息がかかったが、彼女はそれを気にしなかった。
 二人はもう何も言わず、ただ唇を重ねた。
 ヴァルデックの舌がやや強引に歯の間を割り、口腔へともぐりこむ。
 びくりと震える少女の舌にまとい付くと、熱情の赴くままに絡みつき、吸い上げた。
 コルデーリアははじめ緊張に身をこわばらせたが、やがて自分からもおずおずと舌を絡め、
彼の熱を受け止めていく。

 ヴァルデックは熱い口付けを交わしたまま、厚い外套ごしに腕の中の肢体をまさぐった。
 柔らかな腰、細い肩、すべてが彼にゆだねられているのを確認し、暁色の巻毛をかきあげる。
 二人の間からコルデーリアの荷物が滑り落ちた。
 頭がくらくらと痺れ、足がふらふついて立っていられない。
 コルデーリアは彼の胸にすべてを預けた。
 ヴァルデックは崩れ落ちそうになる少女の身体を軽々と抱き上げた―


679:営業外 ◆GSqBjwF8d2
08/03/11 01:33:15 Gxye1F5d
今回はここまでです。
読んでくださった方ありがとう。

680:...φ(・ω・`c⌒っ
08/03/22 10:34:15 4T2m/LRQ
パヴァリア読んでるよ。
続き書いて下さいね。

681:...φ(・ω・`c⌒っ
08/03/30 10:44:24 IS5R+Jo3
ここの嵐の軍団は消え失せたな。

682:尾ノ下菊之助 ◆hPHMlw6dp.
08/03/30 19:52:46 iuJu8HMz
いることはいるんですけどね

683:...φ(・ω・`c⌒っ
08/03/31 04:31:08 VAirBZYz
尾ノ下菊之助さんは45歳で童貞なんでつか?

684:尾ノ下菊之助 ◆hPHMlw6dp.
08/03/31 19:45:03 JVm2xS3S
>>683
嫁さんほしいけど
こういう趣味では
なり手がいませんしねぇ

って、なんで45才ですかw

685:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/01 05:51:55 wdK3QXHw
>こういう趣味では

キモいおっさんでつねw

686:尾ノ下菊之助 ◆hPHMlw6dp.
08/04/01 08:03:55 1M30w+BT
>>685
そうですねぇ


687:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/02 02:36:12 CNmGGrMk
作品を投下した後でもないのになぜコテを?
作者顔ばっかりしてると嫌われますよ




とは言っても貴方の作品は好きなので首を長くしてまってます。
続編でも新作でもいいので気が向いたらまた投下して下さい。
ネガキャンばかりやってるこのスレの住人に愛着があればの話ですが。

688:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/02 06:19:37 lE29faZN
あからさまな自演にワロタ

689:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/02 07:33:57 rSga64At
ネガキャンてか言い掛かりなw
ここ一、二年がおかしいだけで昔は全然まったりしてたぞ、このスレ

690:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/02 12:07:16 lE29faZN
自演の指摘をウザがる奴は図星指された奴だけだよw
的外れなら滑稽なだけじゃんw
マジレスする時点で黒ってことw

昔はここもまったりしてたよなw
三流エロを投下しては自画自賛w
童貞言われて筆折っちゃった中年携帯厨w
あのキモいおっさんが現れるまではねw


691:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/02 12:33:42 iu/sGPuu
>>688-691
ネガキャン乙
昔の事持ち出してる時点で過去志向丸分り
キモっさんの相手なんかしてないでパヴァリア応援したれや
営業外氏、続き期待

692:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/02 14:44:57 lE29faZN
過去志向て・・・w
今起きてることだからカキコしてんじゃんw
マジギレしたらなりすましがバレちまうしw
かといってスルーできないキャラだしw
キモいおっさんも大変だねw

693:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/02 18:11:03 lhKrvUzL
尾ノ下菊之助とかいう奴も嫌われてるねぇ
精々抜ける作品書いて嫌ってた奴を見返すんだな(笑)
そういや帝室録やっとこさエロパート(?)入ったね
ヴァルデックよりエーリヒの方が絵的には良かった気がするが・・・
まぁオヤヂらしいねっとりエッチに期待w

694:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/02 19:55:44 kNmHtpEC
行末に毎回wを入れるやつ
痛々しいのでやめないか?

695:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/02 21:58:42 lhKrvUzL
>>694
コテ名が現実にいる人と同じの架空の存在を煽ってるつもりなんだって
文末にw付けて煽るなんて使い古された方法だよね
せめて原点回帰で(笑)とかにすればいいのに

696:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/03 00:54:22 J7SPSGTO
まあ嵐はこのスレの自動保守機になりつつあるからな

697:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/03 10:13:49 EZw2p6c4
おっと!サクラフブキが煽られるたんびに突然現れては食い下がる住人たち後輪!
次の書き手が来るまでの見せ物として定着しつつあるみたいだなw
天然中年携帯厨のバレバレなりすまし自作自演ショーw
見てる方がはずかCでつw
キモいおっさんも大変だねw

698:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/03 15:29:58 qvywU1tC
>>696
>>697みたくageるのが少し迷惑だけどな
でもこのスレの憑き物と思えば許せるし無問題

699:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

700:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/03 20:08:04 YA9b9m03
これはいい必死の形相ですね

701:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/04 06:03:37 hFx7IzVf
言えてるw
キモいおっさんネタは★age★でヨロピクw
バレバレ自演ネタいつまでやんのw
汚い穴だのもしょだの早よ後輪せいやw


>>698
>でもこのスレの憑き物と思えば許せるし★無問題★


スレリンク(erocomic板:595番)
595 :サクラフブキ◆emOEDOnvgc:2007/09/01(土) 23:29:48 ID:2aSUtvEr
>>590あてのレスだから★無問題★>>594

つーか依頼出したとたんに投下してきたな<問題のスレ
スレ削除じゃなくレス削除依頼となると
どこまで削除になるかが微妙なんだよなあ。


702:700
08/04/04 12:30:56 Mj4Zdu08
1日1回は必ず★後輪★するんだな
なんか可愛げがあっていいな

703:うふ~ん
うふ~ん DELETED
うふ~ん

704:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/05 07:02:00 xgNjj3lI
今北専業

705:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/05 09:17:29 oPr/kcJs
>>704
専業って無理w

706:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/05 09:30:29 VW2kraSK
>>703
ワロタ
三流エロ私物化スレ立てといて汚い穴だのもしょだの後輪させる気ないんかw
早よ何か投下して住人の注意そらした方がいいんじゃねw >>700
キモいおっさんネタばっかになるぜw

>>704
今までの経緯でつか?
書き手が現れるまでの憑き物としては許せるし無問題かもしれませんねw

707:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/07 15:45:16 iFlN0ORI
木村沙織のエロ小説書いてー

708:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/13 14:23:16 xQAUJz5D
URLリンク(premium-net.co.jp)

709:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/16 23:38:58 UJFjQ4XL
>>708

なんか★クソ★長いだけの三流エロがあっちで始まるみたいだぞw

710:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/17 10:17:44 63glVjWW
>>709
始まる前からクソとか三流とか
決めつけるやつは、
なま暖かい目でここから見守ろうな

711:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/21 08:52:03 25mxFQJz
また随分糞長い糞をひりだすもんだねぇwこれぞ女体の神秘w


















てか隔離スレが隔離になってねえw


712:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/22 11:47:01 bycQmh9r
言えてるw
申し分のない糞スレだねw
キモいおっさんの趣味にぴったりw

713:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/22 11:51:24 bycQmh9r
つーか、ちゃんとなま暖かい目でここから見守ってやってんじゃんw
★クソ★長いだけの三流エロ、いつになったら始まんのw

714:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/26 20:59:30 ehf9ICY9
まだかなぁ、新作

715:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/26 22:17:27 4RmMWgtG
>>714
夏の休みの海岸での続きマダー?(笑)

716:714
08/04/29 00:31:37 MDl1DaiT
 ̄/         /|               ::::::::::::::|
/  / /  :/  /:::::|   |\:::          ::::::::::::|
 :::/ :/::/ :// :/:::: :|  |::::::\:::::         ::::::::|
// /ヽ/ /:::| /::   :|  :| :::::::\:::::        ::::::|
../ ./ \|/ \| /:  U  \ |/ /\|\::::     :::::|
//|   /'\ |\     /\|/   ::::::::\::::: ___::::::::|
.  | ____ ||:   ||| _____::::::::::| :/:::::| :::|   三流エロじゃとぅ・・・・・・
.  |  ̄ ̄ ̄o ̄      ̄o ̄ ̄ ̄ ̄ :::::::::|::::|::__:::|:::::|   
.  |  \    ,/   ::::|\     / u ::::::::| ::|/::|:::|::::|   
   |    ̄ ̄:::/   U::::::|::: ̄ ̄ ̄ u ::::::::::|:::|::__| :|::::|
   |   U  ::/    :::::::::|:::U     ::::::::::::|:::|/::|:::|::::|
   |  /:::  (_   _:ノ:::    ::\:::::::::::|:::|:::::| :|::::|
..  |  ::____二二_____   :::::::| :|:__|::/::::|\
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..  |  ( ┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴ ) ):::u|/\  ::::|::
.   \  .──────:::::::/: ::::\::::|::
.     \      ___     ::::::::::/:::  ::::\|:::
. . .     \     ::::〓〓    :::::::/:::    :::::::\:
.         \________/::::


717:715
08/04/29 00:34:46 MDl1DaiT
   彡川川川三三三ミ~
   川|川/>>1\|~ プゥ~ン
  ∥|∥ ◎---◎|~        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  川川∥    3  ヽ~      <わしは >>714 じゃw
  川川   ∴)д(∴)~       \________
  川川      ~ /~ カタカタカタ
  川川∥    ~ /∥ _____
 川川川川___/∥  |  | ̄ ̄\ \
   /       \__|  |    | ̄ ̄|
  /  \___      |  |    |__|
  | \      |つ   |__|__/ /
  /     ̄ ̄  | ̄ ̄ ̄ ̄|  〔 ̄ ̄〕
 |       | ̄


718:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/29 15:22:20 1Vdf9h7j
なにをいう
714は俺だよ

719:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/29 18:42:17 HGSvgDCH
違う!
我こそが714だ!!!!!!111

720:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/30 19:40:06 uugR9qhv
俺が正真正銘の714なんだが
まあ、つまるところあれだな

みんな新作を期待して待ってるってことか

721:...φ(・ω・`c⌒っ
08/04/30 21:10:40 qsq2IjNt
★クソ★長いだけの新作をなw

722:...φ(・ω・`c⌒っ
08/05/11 20:23:55 BZVRbynm
透明あぼーんか?
レス番がおかしいぞ

723:...φ(・ω・`c⌒っ
08/05/12 22:15:22 Znm7FNcq
ペルベンシーが目を覚ました瞬間、唇で押さえつけられた。
「!?」
長い口付けの後、王は薄布を纏った彼女の美しい裸身をまじまじと見つめる。
「信じられぬ、あの勇猛果敢な黒騎士が麗しき歌姫だったとはな」
彼女は咄嗟に抵抗しようとしたがなすすべなく組み伏せられる。
例え武器があったとしても、この王の前に逃れる術など無かった。
「お前は治療を施されて万全な状態だが、私に抵抗すればせっかく治した身体に障るだけだ」
王がゆっくりと自らの逞しい肉体を露にする。
薄布を剥ぎ取られ、抱きしめられた。
これから我が身に降り懸かる事が容易に想像出来てペルベンシーは王から顔を背けた。
「どうした?」
ペルベンシーは答えない。
王はそれ以上追及せず、彼女を思う存分味わい、何度も彼女の中に放った。
全てが終わって。
初めて味わう心や身体の痛みに気を失っていたペルベンシーが目を覚まし、動こうとしたが力が入らない。
王はまだしっかりと彼女を腕の中に納めていた。
「気がついたか」
何か言う暇もなく唇を奪われる。
「お前は余の妃になるのだ。何人でも、元気な子を頼むぞ」
(略)
「何!?黒騎士が王の手に落ちた!?」
「そうとしか考えられないのです」
(略)
「妻よ。どうだ、我が子の様子は?」
「はい。穏やかに……」
「私とお前の子だ、男児でも女児でも優れた人間になるだろう」
生まれた男の子は美しく聡明で忍耐強く、厳しさと優しさを併せ持つまさに二人の良さを受け継いだ子どもだった。


724:...φ(・ω・`c⌒っ
08/05/13 22:46:10 H7EJurvm
>>723
どっかのコピペか?
続きキボン。

725:...φ(・ω・`c⌒っ
08/05/21 19:24:42 eRt9BCnJ
age

726:...φ(・ω・`c⌒っ
08/05/22 09:05:41 vtPEXFK6
>>724
即興じゃないのか

727:...φ(・ω・`c⌒っ
08/05/31 15:48:23 c3WKNsyh
>>726
いや、あの文才無しの馬鹿に即興は無理だ

728:...φ(・ω・`c⌒っ
08/06/09 03:07:59 GlHGY7Tu
お嬢様と執事のぬる~いエッチ話。

理名はソファーでふんぞると、口をとがらせて傍らの芝村を睨んだ。
「…おや、ご機嫌が悪いのですか」
あくまで紳士らしく、芝村は理名の可愛いらしい焼きもちも優雅にかわしてしまう。
(面白くない!)理名はますます頬を膨れさせる。
(何よ!あのメイドとは仲良くおしゃべりなんかしちゃってさ!私の前ではいつもすまして、あんな楽しそうな顔しないくせに…)
「お嬢様…」
「っ!」
すぐ側で屈みこまれ、顔を近付ける芝村に胸がドキリとはね上がった。
囁く芝村の低い声は甘く熱く理名の耳を溶かす。
「…もしかして、焼いてくださったのですか?」
意地悪く微笑む芝村に、恥ずかしさと怒りで真っ赤になった理名がとっさに手を上げるが、素早く芝村に手を掴まれてしまう。
「いけませんねぇ…レディがこんな乱暴な真似を…」
「いやっ…はなし…なさいよっ!キャッ…」
腕を頭の上に吊りあげられ、ソファー押し倒されてしまう。覆い被さってくる芝村に理名はパニックになって暴れる。
「いやぁっ!無礼者っ、な、何をするのよ…ムグッ」
目の前に芝村の顔のドアップがあって、唇はしっかり重なっている。

729:...φ(・ω・`c⌒っ
08/06/10 02:51:33 dVEKi2FX
>>728の続きです。途中で寝落ちしながら送信してました。すんません。

(…え、なに…これ、キス…してる?)
唖然として動けない理名の唇に芝村の人差し指が優しく入れられる。
「っ?…ふっ…んぐ!」
指で歯をこじ開けられると、今度は舌までが理名の口内に押し入れられる。
初めて味わう男の舌は熱く、そんなはずなどないのに濃いシロップを垂らされたように甘い。
両手を拘束された上にのしかかられて抵抗もできず、自らの執事にいいように舌を絡められる。
(…やだ!こんなの嫌…嫌なのに…っ)
クチュクチュと上顎をくすぐられ、理名は尿意をもよおしたような感覚に下半身をうずかせた。
芝村の下で無意識に腰をねじり、割れ目を自ら擦る。
「おや、お嬢様。おしっこでもしたいのですか?そんなにモジモジなさってはしたないですよ」
ようやく口を離した芝村の馬鹿にした笑い声に、理名は怒りと羞恥で真っ赤に染まった。
「うるさいっ!うるさいうるさいっ!馬鹿っ、変態っ!あんた自分が何やってるかわかってるの?」
理名はソファーから身を起こしながら喚き散らす。罵る内に涙がこみあげる。

730:...φ(・ω・`c⌒っ
08/06/10 03:05:54 dVEKi2FX
芝村は理名の言葉に、一瞬情けなく顔を歪めた。
「わかっていますよ…」
「わかってないわよ!あんたこんなことして…っ」
「タガが、外れたんですよ」
悲しそうに芝村は笑った。その穏やかで寂しい笑みに、理名は罵倒の言葉を飲む。
そっと割れ物に触れるように、芝村の手が理名の頬をなぞった。
その手を背中にまわし、優しく理名を抱きしめながら独り言のように呟く。
「壊れてしまったんです…。理性の壁が…。もう、何年も何年も…耐えてきたのに…」
何に対して悔しいか自分でも分からない。理名はボロボロと泣きながら芝村の広い背をだだっこのように叩いた。
「知らない…わよ…そんなの馬鹿っ!ば…か…!」
こんなに最低で、こんなにムカついて、自分のことを愛してくれてるのに、自分も大好きなのに。
「だいっ嫌い…」
破瓜の激痛に歯を食いしばりながら、理名は泣いた。



731:...φ(・ω・`c⌒っ
08/06/10 03:19:09 dVEKi2FX
>>728-730
必要事項貼ってなかった。今更でごめんなさい。

タイトル:タガ
作者名:728

【エロ内容】
微エロ
【ストーリー内容】
純愛?痴漢
【ターゲット属性】
お嬢様

732:...φ(・ω・`c⌒っ
08/07/23 18:12:30 2Cv0IjgJ
保守

733:731
08/07/24 14:56:18 J/XM4fIS
伝説から神話へ・・・
今後もサクラフブキをよろしくね

スレリンク(erocomic板)


734:...φ(・ω・`c⌒っ
08/07/27 18:43:11 IwEcUTb7
>>733
>スレリンク(erocomic板)


削除依頼ワラタ ↓

スレリンク(housekeeping板:39番)
>削除対象アドレス:
>スレリンク(erocomic板)
>削除理由・詳細・その他:
>(略)
>との事ですので
>URLリンク(set.bbspink.com)
>あたりに移動が適当と思われます。


>>731 さんよ、ここ、もう一ヶ月以上放置されてんじゃんw
そら勝手にこっちにスレ立てしたって誰もついて来ないっしょ、フツーw
伝説から神話へ・・・って喜んでる場合かよw

735:731 ◆rMNMPSLh1Y
08/07/28 03:19:18 +Z9UwCzP
>>734
>ずいぶん作品投稿の間が空いてるが
>執筆中の方達はどうなったのだろう

あれま、催促がいただけるとは思いませんでした。
ということで新作です。

【作品名】○マンコ
【作者名】731 ◆rMNMPSLh1Y

【エロ内容】
微エロ・痴漢・ペド
【ストーリー内容】
市民公園の公衆トイレで小学生に悪戯
【ターゲット属性】
ロリ
【リクエスト番号】
小説を書いてみたい奴と読みたい奴のスレ~第15章~
734

・原作の設定やヒントを得たインスパイア→尾ノ下菊之助作「約束」


736:731 ◆rMNMPSLh1Y
08/07/28 03:21:19 +Z9UwCzP
「…ったく、少しは遠慮っていうか、掃除する者の身になって使ってほしいもんだな」

 与吉は悪態をつきながら、悪臭の漂う小さな建物の入り口に『清掃中』の小さな立て看板を立てた。

 彼は市の清掃員。正確には市が外部に委託した清掃業者の従業員だった。
 場所はほとんど利用する者がいない、はずなのに滅法汚れている、市が管轄する公園の公衆トイレである。

 与吉も好きでやっている仕事ではなかったが、ゴミの収集や焼却、火葬に関する施設、大学病院に献体された遺体の保管施設など、誰もが望まない職は、労働時間に比較して収入がいい。
 こういった各公園を回る仕事にあたるとは意外だったが、汚い場所がきれいになった後はそれなりの達成感もあるし、悪態をつきながらも、明日にでもやめようという気は今のところなかった。

 与吉は各ブースのドアが開いていること、奥にある唯一、車椅子が利用可能な広めの引き戸式のブースが施錠されていないことを確認し、清掃用具入れに設置されている蛇口にホースをつないだ。

 カランをひねると、ホースの口から勢いよく水が噴き出し、薄汚れた足跡だらけのタイルを濡らしていく。

「やれやれ…また新しい落書きか。なんで女のほうもこんな汚いかね。自分の担当以外の女性用トイレにあちこち入って回ったことがないから知らんが、もし全部がそうなら、女のトイレはきれいってのは幻想だと思い知ったね」

 ゴシゴシとデッキブラシでタイルの足跡を消しにかかる。
 今日の担当箇所はここが最後。終われば、備え付けのチェックボードにある、清掃箇所やペーパーの補充、備品の在庫などの確認項目にチェックを入れ、日時と担当者のサインを書いておしまいだ。

「あの……」

737:731 ◆rMNMPSLh1Y
08/07/28 03:22:32 +Z9UwCzP
 与吉の背後から遠慮がちな声がしたのは、女性用のエリアが大半片づいた頃だった。が、作業に集中していた与吉の耳にはそれが入らなかったらしい。

「あのぅ……」

 ふと気がついた与吉が振り返ると、入り口の『清掃中』の看板の向こう側にいたのは、黄色い制帽にピンクのランドセルを背負った可愛らしい女の子だった。身の丈は140cmあるなしといったぐらいなので、高学年に入ったあたりかもしれない。

「ん……? ああ……おじちゃんのお掃除が終わるまでガマンできそうにない?」

 与吉の言葉に少女は辛そうに目を閉じながら小さくうなずいた。

 中年のおばさんが図々しく大声で呼びかけてきたなら、心の中で嫌みの一つも言いたくなるところだが、きれいな黒髪を水色のゴムバンドで左右に垂らしたその女の子は、本当に申し訳なさそうに、上目遣いで与吉を見上げてくる。
 最近、学級崩壊を起こすほど躾のできていない子供たちの話を聞くが、目の前の少女を見るとそちらの話のほうが嘘のように思えた。

 意地悪く断ったら、失禁するまで従順にそこでそうしていそうに見えたため、与吉はできるだけ優しい笑顔で声をかけることにした。

「そっか。じゃあお嬢ちゃん、下が濡れてるから滑らないように気をつけて入っておいで」
「あ、ありがとう、おじちゃん…!」
 少女は与吉に許可をもらうと、苦渋の表情を大きく和らげ、そろそろと入ってきた。

 パタンとブースのドアが閉まり、施錠の音がすると、つづいて衣擦れの音がしたが、与吉は気にせずに奥で消耗品のロールペーパーの在庫を数えていた。

チョロチョロチョロチョロ……

 ドアが閉まったブースから小さな水音が聞こえてくる。
 やがて水音がやみ、ペーパーのロールが回る音、洗浄音、開錠の音が聞こえた。

738:731 ◆rMNMPSLh1Y
08/07/28 03:23:35 +Z9UwCzP
「(すんだかな)……?」

 チェック表から目を上げながら、与吉は無造作に見やったが、そこにいた少女の頬は真っ赤に染まっていた。

「お、おじちゃん……も、もしかして聞こえてた?」
「え、あ、いや……その……」 
「………!」

 少女は一気に顔中を真っ赤にし、脱兎のごとく与吉の前から逃げ出すと、与吉が追いかける間もなく公園の外へ駆け出していった。

「まずかったかな……もうあの頃から気にするものだったか」
 まあ、二度と会うこともないだろう。と、与吉は清掃用具を片づけ、公園を後にした。

----------

 翌週、与吉は再び増えたトイレの落書きに悪態をついた。とはいえ犯人がわかるでもなく、もう激怒するほどの元気もないので、ただの愚痴として口に出すだけだ。
 正直、タイル磨きや消耗品の点検・補充より落書き消しが一番手間暇がかかる。だから与吉もそれは最後に回すことにしていた。ベンジンや薬用アルコールを含ませた雑巾で何度も擦るうちにだんだんと落書きが薄くなってくる。

「あの……」
 聞き覚えのある遠慮がちな声を聞いて、与吉は内心の驚きを見せないよう、何気ない素振りで振り向いた。
「おや…お嬢ちゃんは……」

 案の定、そこには髪をゴムバンドでお提げにした、可愛い少女が入り口のところで立っていた。ただ違うのは、今日は最初から少女の頬が赤い。

「あの……きょ、今日は……その…だめ?」
「え……あ、いや…だめじゃないけど…」
「そ…それじゃ………」

 少女は与吉と目を合わさないように足早に入ってくると、目の前を通り過ぎてパタンとブースの中に入った。
(前のことがあるし…ここはまずいか…)
 与吉は掃除の手を止めると、『清掃中』の看板をまたいで表の公園にでた。

739:731 ◆rMNMPSLh1Y
08/07/28 03:24:42 +Z9UwCzP
 しばらく待つと、洗浄音が聞こえてくる。
「お……おじちゃん?」
「ああ、おじちゃんはこっち。ずっとここにいたから」
 外から声をかける。
「あ……」
 とたんに少女の表情が暗いものになった。
「…あれ、どうかした…?」
「…あ…と…お仕事…邪魔してごめんなさい! 次から、お仕事、止めなくていいから……」
「………………次?」
「あっ………な、なんでもないです! さよなら!」
 与吉はまた逃げるように駆け出していった少女を見送るしかなかった。

----------

 その次の週、与吉は体調を崩し清掃当番を代わってもらったため、いつもの担当箇所にやってきたのはさらに翌週だった。
 だが、与吉はいつもより早めに作業を終わらせ、いかにも掃除をしているような「振り」をして時間をつぶしていた。
「あの……」
(来た………)

 入り口付近からかけられる遠慮がちな声に、与吉はわざと何気なさを装って振り返る。

「や、お嬢ちゃん…」
「あ、その……入っていい?」
「ああ、もちろんダメなわけないさ」

 そそくさと少女が入ってきて与吉と体を入れ替える。
 その時、与吉はポン、と少女の肩に手を置いた。
 びくっと少女が驚きに体を震わせる。

「先にちょっとだけ聞いてもいいかな…?」
「え…?」
 思わず少女は与吉を見上げたが、嘘がつけない性格なのか、既に咎めだてに対する不安な表情になっていた。

740:731 ◆rMNMPSLh1Y
08/07/28 03:25:14 +Z9UwCzP
「おじちゃん……先週、お仕事休んだんだ」
「………」
「先週は代わりのおばちゃんが来たよね?」
「…………」
「おばちゃん言ってたよ、掃除中に女の子が来て、『おじちゃんは?』って聞いてきたから、お休みだって答えたら、何もしないで帰ったってね」
「………」

 見る見るうちに少女の顔が赤く染まっていく。

「おばちゃんがいるときは……何もしないんだ……」
「………」
「今日は……おじちゃん、ここにいようか?」
「……!」

 少女は羞恥の余り、泣き出しそうな表情で懇願した。

「お願い、おじちゃん……だ……誰にも言わないで……さよ(まなみ)、変なの。おじちゃんに初めておしっこの音、聞かれた時から……後で思い出すたびに、勝手に…その…胸がどきどきってなって……恥ずかしいのに……ずっとどきどき…」

 少女の正直な告白に、与吉はむくむくと意地悪な悪戯心が湧き上がるのを感じた。

「へぇ……そう……そっか。うん、このことは二人だけのヒミツだ。さよちゃんはおじちゃんにおしっこする音を聞かれると、どきどきするんだね?」

 わざとらしく確認し、赤面したままの少女をうなずかせる。

「じゃあ、聞かれるだけじゃなくて、見られると、もっとどきどきするかな?」
「……え?」
「さよちゃん、おじちゃんの見てる前でおしっこしてみるかね?」

 突拍子もない提案に少女は驚きの目を見張った。

「…そ…そんな……そんなこと……」
 言下に否定しようとするが、胸を押さえたところを見ると、先ほどより見た目にわかるほど動悸が速くなっているらしい。

741:731 ◆rMNMPSLh1Y
08/07/28 03:25:48 +Z9UwCzP
「さよちゃん、どきどきすることはね、悪いことじゃないよ。どきどきはね、気持ちいいこととお互いに繋がっているんだ。
気持ちいいとどきどきするし、どきどきするのは気持ちよくなりたいからなんだ。いまさよちゃんがどきどきするのは、もっとどきどきして最後に気持ちよくなりたいからだよ。
気持ちよくなりたいのは誰でも……おじちゃんだって一緒なんだから、ちっとも変なことじゃないんだ」
「………変じゃ………ないの? ほんとに?」
「ああ……ほんとだとも。だからもっとどきどきしてみよう」
「で…でも……恥ずかしいよぉ…」
「恥ずかしいのと一緒にどきどきは……する?」
「………するぅ」
「どきどきが大事なんだ。恥ずかしいだけのときはダメだよ。いっしょにどきどきする刺激なら、きっと最後に気持ちよくなれるからね」
「さよも……気持ちよくなれる?」
「ああ……さよちゃんが望むなら、おじちゃんがそうしてあげる。さ、恥ずかしいのは我慢して、ドアは開けたまま、そこにまたがってごらん」
「……うぅ~…」
「嫌かい…?」
「だ……だって……」
「……ふん……そっか、じゃあ帰るかな」

 与吉はわざとらしくため息をつくと、残念そうに一歩あとずさった。

「え……!?」

 少女は押されていたような雰囲気から肩すかしをくらい、逆に不安な表情になる。

「どきどきの話はおしまい。おじちゃんは帰るから、誰もいないところで、さよちゃんはさっさとおしっこしてお帰り」
「そ…そんな…………おじちゃん、ほんとに帰るの?」
「おじちゃんはさよちゃんのどきどきのお手伝いをしてあげようと思っただけだから、さよちゃんが嫌ならしょうがないよね。」
「…………」
「……それじゃ…」
「あっ………おじちゃん……さよ…………し、します……だから…」

742:731 ◆rMNMPSLh1Y
08/07/28 03:26:17 +Z9UwCzP
「ほら……スカートめくって…」

 さよがおそるおそる与吉の指示に従うと、スカートの下から綿生地に動物の絵柄がプリントされた少し小さめの下着が現れた。
 少女が自らその下着の左右に親指をかけて、じわじわとふくらはぎあたりまで引き下ろすと、女を思わせるふくよかな肉付きはないが、白くて丸い、小さなお尻が露わになる。

「シミひとつない……きれいだね……」
「……おじちゃん、恥ずかしいよぉ…」
「じゃあ、早く終わらせないと。はい、しゃがんで…」

 言う通りにさよはお尻を向けたまま、和式の便器をまたいでしゃがみ込むが、しばらく待っても一向に排尿が始まる気配はなかった。

「だめぇ………さっきまでしたかったのに、おじちゃんが見てると思うと、出ないのぅ」
「でも……おしっこ出るまでおじちゃんに見られてるの恥ずかしいだろ?」

 言葉で肯定するのがつらいのか、少女は無言のままうなずく。

「そっか、さよちゃんが一人でできないのなら、おしっこ出易くなるように、おじちゃんがほぐしてあげるしかないね」
「ほ……ほぐす?」
「さよちゃんがおしっこするところを、おじちゃんの指で撫でたり、揉んだり、ひろげたり、かきまわしたりするんだ」
「………!」

 さよは与吉のあからさまな言い様に思わず絶句した。

「そんなHなこと……」
「恥ずかしいとどきどきするんだろ。だったらHでもそれが一番効果的なんだ。そうだな、いっそのことさよちゃんからお願いしてごらん」
「え……で、でも………」

 さよは戸惑いを見せたが、与吉の提案にあからさまに呼吸が荒くなっている。

「さあ、どうしてほしい?」
「……………………」
「……おじちゃんがいったことくり返して…」

743:731 ◆rMNMPSLh1Y
08/07/28 03:26:42 +Z9UwCzP
「………ま、さよの…………さよのおしっこするところを……おじちゃんの指で……………」
「…指で…?」
「その…………」
「……………」
「…さ……さわって……」
「どんなふうに…?」
「な…撫でたり……揉んだり……その……」
「…………嫌そうだね…帰ろうか……」
「………! し………して………ほしい……で…す…」
「よくできました……ご褒美だよ」
「ひゃうん!」

 さよはまだ何も生えていないつるつるの双丘にそっと指をあてがわれ、びくっと小さく体を震わせた。

「…あっ……あ……おじちゃん………あ……」
「さよちゃんのココ、柔らかくて温かいな。それに指に吸いついてくるみたいで可愛いよ」
「あううぅぅ…」
「もう一回おねだりしてみようか……」
「お……おじちゃん……さよのそこ……そこを……もっと……」
「もっと……こう?」
「ああっ……!」
「おっと……この時間が滅多に人が来ないと言っても、あんまり声が大きいと誰かに聞こえちゃうかもしれないよ。おじちゃんだけに聞かせてほしいな」
 与吉は誘導と確認を交互に繰り返し、さよの秘部をお尻の下から丁寧にまさぐった。
「あっ……あっ……おじ……おじちゃあん……!」
「もうそろそろ……おしっこ出そうかな?」
 さよは小さくかぶりを振った。
「も、もう…いいの……おじちゃんに…おしっこするところ…見られるより、さわって…もらうほうが…ずっとどきどきする。こっちで……いい……ううん……こっち……して…」
「じゃあ、したくなったらいつでも言うんだよ」
「う、うん……でも………おじちゃん……さよ…へん…へんなのぉ……こんなの初めて……」
「嫌なのかい……?」


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