09/05/18 22:42:55 p6hHTXVA
自信のないところもあるけど投下。誤訳あったらスマン。
>>338和訳 *参考文献>>350san
すまん、数日の間ネットから遠ざかってた。金曜の朝友人が彼のアパートメントの前で殺されてしまった。
マニラでの死亡事件は(事後処理が)長引くし、ややこしいんだ。
その朝私が自分のオフィスにつき、中に入ってエアコンのスイッチを入れたとき、彼の妻が電話してきた。
「マーティンが襲われたわ!こっちに来て頂戴、助けて」
私はすぐにオフィスを出て、電話をかけなおした。
「医者を呼ぶんだ。私がつくまで少しかかる」
「彼死んじゃったわ!」
私が現場に到着したのはちょうど朝の7時前だった。
黒山の人だかりが異様な好奇の目を以って、警察が遺体の処理をしてるまわりに集まっていた。
警察は事件のことを聞くために彼の家族と私とを警察署に連れて行った。事情聴取は滞りなく進んだ。
また事件の目撃者がいたので、警察は犯人の容貌を詳しく知ることができた。
私たちは10時半に署をでた。私は彼の妻と母を家に送った。
ドイツ大使館に彼の死を知らせに寄ったが、大使館は金曜日には半日しか開いてない。
私が着いたのは大使館が閉まったあとの12時30分だった。
守衛は親切にも緊急連絡先の電話番号を教えてくれて、私はオフィスに戻りそこに電話した。
ドイツ人というのはこのようなときに効率的に動く。
私は彼の母の電話番号は知ってはいるものの、彼の本国の家族への連絡先は知らなかった。
大使館はドイツ警察に連絡し、すぐに彼の家族に彼の死を伝えてくれた。
>>339和訳
マーティンにはまた日本に住む家族(=子供)が2人いる。彼らとは連絡手段が無い。
彼はいつも彼らのことについて私に話してたし、日本にいるその子供たちがたいそう恋しいと言っていた。
私はどこで彼らが育ったのかを知っていた。そこは日本のとある地域で、私にも馴染みの場所だ。
私はそこの近くに住むある友人に電話してみた。彼はその子供たちの居場所も人物も特定できた。感謝してる。
子供たちがこのニュースをうまく受け入れられなかったことを私は聞いている。申し訳なく思う。
いつか彼らが私に連絡をくれて、
彼らが父親と最後に会った後に父親が何をやっていたのかを私が彼らに語ることができるのを願っている。
私は遺体がどこに運ばれたかを知るために警察に電話した。
警察は私にある葬儀場の名前を伝えた。そこで私はその葬儀屋の場所を調べ始めた。
この間中、彼の飼っていた犬は彼のアパートメントに閉じ込められ、散歩もなし餌もなしだった。
葬儀場に行く途中で、彼の妻の姉妹を拾って、犬の世話の為にアパートメントに行った。
犬は美しい雌のドーベルマンで、家の中で暴れた形跡は無かった。
彼女(犬)は彼の妻の姉妹を中に入れさせなかった。
しかし私は彼女と馴染みの関係であったから、彼女は私が彼女を外に連れ出すのにおとなしく従った。
道に出ると、彼女はすぐに違和感を感じたらしく、マーティンが撃たれたまさにその場所から長い間動かなかった。
ようやく、ちょっと尿を出してその場所にマーキングすると、
(アパートで)残りの雑用をするために私が彼女を引いて道を歩き出すのに従った。
次に私たちは、彼の遺体を修復して葬式が行われる場所に運ぶ手続きをするために、葬儀場内のquick stop(受付?)に向かった。
>>340和訳
このとき、だいたい午後2時だった。
しかし遺体はここになく、驚いたことに悪徳葬儀屋のところに送られていて、私たちには場所が分からなかった。
再び警察署に行って、遺体の場所を探す助力を求めた。
私たちが朝に会話した感じのいい警官たちはもう交代していて、違う警官の集団が署にいた。
この人たちはもっと優先すべき仕事があり、遺体の場所を探すことを手伝うことに関心はあまりなかった。
結局、午前1時半になって、私たちは交渉し、金を払って死体を返してもらった。
彼の遺体は私が彼らに金を払うまで基本的に人質だったのだ。
とても暑い金曜日で、すでに急速に腐敗しかけていた。
私たちが彼を運んだ葬儀屋は親切で有能だった。彼らはその状況をきれいにするために最善を尽くし、またはなはだ熟練していた。
もしあなたがマニラで死んだら、私は彼らの店を勧める。Sanctuarium(葬儀屋名?)に電話しなさい。
彼らは完璧なサービスを提供する。この葬儀屋はプロの第一級の環境だ。
時ここに至って、犬にとって一日中食事も水も満足でなくきつい日だったことに気がついた。
そこで私は彼女を家に連れ帰り、長く悲しい一日を終えた。