07/09/26 13:55:54
>>649
ファーレイ・モウワット氏の報告より(カナダのオオカミ)
オオカミが鳥を狩ろうと狙うとき、わざと姿を現し、怪我をしたかのように演技をした。
鳥が安全な距離をとって観察するうち、オオカミはピクリとも動かなくなった。
好奇心に負けた鳥がオオカミの死体(のフリ)に近付いた瞬間、オオカミは跳ね上がり、鳥を咥え込んだ。
モンゴルの資源調査に行った日本人の体験(モンゴルのオオカミ)
ガイドのモンゴル人にオオカミがいるよと指摘され、初めて近くにオオカミがいることに気付いた。
オオカミは、木立ちの後ろに隠れていたのだった。四足で立っていると、前後に長い身体は見付かりやすい。
そこで後ろ足の二本立ちになり、木の幹に身体をぴったりと貼り付け、人間に見付からないように警戒していたのだった。
ガイドの話によると、こんなことはまだ序の口で、オフロードカーでオオカミを追っても、まず間違いなく撒かれてしまうという。
草原のちょっとした起伏、古いわだち、潅木の陰など、信じられないような小物を駆使し、巧妙に隠れてしまうのだと。
人間で言えば奇術師が行うようなトリックを、オオカミは普通に使っていると教えられ、驚いた。