03/12/31 08:07 Fu9rTXMT
ある友人がいた。
彼は俺のダンゴムシの鈍く光るボディに憧れていたらしくいつもうらやましがっていた。
ダンゴなんか別に珍しくもないんだが、彼は人とかぶるのが嫌いな性質で、
俺とおそろいにはしたくなかったらしい。
で、ある日、「やっと俺の愛虫が手に入った」つって喜々として連絡してきた。
見に行ってみたら、フナムシ。
正直、あんまりいい趣味じゃないと思ったが、他人の好みに口出しするもんじゃない。
まあいいかと思ってそのままにしておいたんだ。
その時は。
1、2週間したころかな。ヤツの顔色がだんだん悪くなってきた。
大丈夫か、って聞いてもあんまり返事もしない。無口になってきた。
しゃべるときに口からなんだか腐ったような匂いが漂ってくる。
んで、その矢先に>>58の書き込みだ。
こりゃヤバイと思ってケータイかけた。
「今どこにいる?」
「ああ、・・・○○の海岸。」
「ちょっと戻って来い。今すぐだ。」
「・・・いや、仲間といるから・・・」
「いいから戻って来いって!・・・いい、俺が行く。詳しい場所は?」
「・・・」
「おい!」
「プツッ。ツー。ツー。ツー。」
そのまま電話は切れてしまった。
その海岸にいって、そこらじゅう探してみてもそいつどころか、仲間とやらがいた形跡も無い。
その後、そいつのケータイは連絡がつかなくなってしまった。
もちろんヤツも行方不明。
親御さんも警察に届けたが手がかり無し。
警察によると、こういう事件はたまにあるそうだ。
「フナムシだけはやめとけ」とその担当の人は言っていた・・・