10/06/29 11:46:16 EWEbKp7j
>>469
>ろくすっぽ使わないうちに故障したRWのことを言うなら分かるけども。
しかし、壊れるまで太陽を1周半して、火星軌道の外側まで「はやぶさ」の運行に使用された。
想定寿命よりはかなり短いかもしれないけど、2年間良い仕事をしているのも事実。
基本的に「壊れるまで進むのが宿命」のMUSES-Cに要求されたスペックが高過ぎるんだな。
冷戦期の人工衛星なら、「壊れたら再度打ち上げれば良い。」が普通で、
宇宙空間での長寿命が必須になってきたのはここ20年ぐらいの話。
RWの品質向上要求も工学実験衛星の残した無形の遺産。
(存在しなかった)国産の小型ホイールもH20から開発が始まったし、
安価衛星用にグッドリッチ(イタコ)製でなくて、英国製の半額ホイールも試験中。