10/06/19 22:42:21 bdHKkkqV
>「はやぶさ」はあくまでも工学実験探査機です。宇宙探査機の開発を行う場合、
>1.構想・開発・設計
>2.構想・開発・設計が正しいか確認するための工学実験探査機(試験機)
>3.2に基づき改良された理学探査機(本番) という順序をたどり、今回の「はやぶさ」はあくまでも試験機です。
>「はやぶさ」の目的は惑星探査のための様々な技術を検証することです。
>サンプル採取の成功・失敗は「はやぶさ」にとって重要ではありますが、
>「はやぶさ」自体の成功・失敗には直結しません。
この主張が正しいとすると、仮にサンプルリターンに成功してカプセルの中に
イトカワの破片が入っていても、あくまで工学実験探査機であり、重要なこと
ではない、ということですね。
また、工学実験衛星としては、あれほどの故障を引き起こしたということは
失敗と言って良いのではありませんか。
四気筒の自動車を初めて作るときに、四気筒のうち3気筒が故障してしまい
さらに最後の気筒も止まってしまったけど、セルモーターで運転して何とか
帰還したので事故に至らなかった、という場合、機転を利かせてセルモーター
で回避した試験ドライバーは偉いけど、実証実験としては失敗ですよね?