10/06/13 18:00:17 sDWXTvOX
この後の予定
6月13日19時51分頃
高度約6万km、カプセルが秒速10cmのゆっくりした速度で切り離される。
この間、最後の最後の力を振り絞って機体を180度回転させ、地球の姿を撮影。
これが、イトカワの最後の仕事となる。
6月13日22時49分頃
高度約600km、ウエスタン・オーストラリア州上空からオーストラリア大陸へ、
地表に対する速度は秒速12km。
6月13日22時51分頃
高度200km、大気突入。地表面に対して10度程度の浅い角度で突入してくる
(まだ大気の影響は少ないので流れ星としては見えない)。
カプセルと「はやぶさ」本体は時間にして1秒以下、
距離で1~2km程度しか離れないまま地球大気に突入(ほとんど同時といえる)
6月13日22時52分頃
高度80~90km、カプセル/はやぶさ本体が流れ星として輝きだす。
高温により、全通信が途絶。
6月13日22時52分30秒頃
高度60km、最大の明るさに、マイナス5等(金星よりも明るい)「はやぶさ」本体は爆発しながらばらばらになって、溶融消滅する。
イトカワの最後の輝きは約1分程度見れるのではないかと推定されている。
その後、カプセルは高度約10kmでパラシュートが開傘、ゆっくりとウーメラの砂漠地帯に降下。