10/05/27 21:01:06 t2vWhaOE
>>112
怒ったり笑ったりたいへんですね。
さてさてさて、>>36において
Oからみたある天体Pの位置ベクトルを[OP]と書き、Oを観測点とする。
いま、異方性のない現宇宙において各天体はOからの距離に比例した速度で後退してるのが判ってる。
つまり、OからみたPの後退速度(ベクトル)を{OP}と書くと、{OP}=a・[OP] (aはその比例係数)
ところで、他の天体Qでも{OQ}=a・[OQ]なので
{OQ}-{OP} = a・[OQ] - a・[OP] = a・( [OQ] - [OP] ) = a・[PQ]
即ち {PQ} = a・[PQ]
これは原点となる観測点を任意にとっても上の観測法則は変わらないことを示している。
これに則り、あらためて宇宙のある点を原点Oにとって各天体を見直すと、ある天体Pでは {OP} = a・[OP] と書ける。
距離と速さの関係から、単位としては a は時間の逆数になってるので、ここで 1/a を時間Tと見なすと
{OP}=(1/T)・[OP]つまり [OP] = T・{OP}
となって、どの天体も、たとえばPなら、ある時仮想の一点Oから等速度(1/T)・[OP]で走りTかかって今の地点Pに到達したともいえる。
大げさに言えばTは今の宇宙姿の年齢。
これは、宇宙が、ある時ある空間の一点からランダムな等速度での天体の飛散で始まりT後に現在の宇宙になったというモデルになっている。
ただし、どのように散逸速度のランダム性がもたらされたか、等方性が形成されたかは問えない。
また、このTと実際の時間との関わりはこのモデルからはなにもいえないので、うえの関係式はスップショット的にしか成り立っていない
可能性がある。
こうしておけばいい。
最小の仮定、いまの場合観測事実から論が展開できる。